END-GAME【日常生活編】

孤高

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最終章

犯人

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とりあえず花を起こすことに成功した

花「お腹すいた…」

集「朝ごはん、何しようか?」

その言葉にピクリと反応する花、

花「おにぎり。」

花は僕が握ったおにぎりが大好きなようで、おにぎりでこんなに喜ぶ人はそういないだろう

集「了解」

台所に行くと、早速調理を始める

花「まだ?」

集「ちょっと早い早い」

笑いながら冗談で言っている
はやく作らないと
3分後

集「お待たせ、花」

花の座るイスの前のテーブルの上に置く

花「いただきます」

おにぎりを両の手でとり、目を輝かせている。ピンク色の口が開き

花「あ~…ん」

むしゃりと一口、頬袋が小刻みに動いているのが愛らしい。そして次々と手に取り頬張る

集「どうだったかな?」

花「おいしかった」

集「それはよかったよ」

花「私もしゅうの朝ごはん作る」

集「あ、いや、自分はまだお腹すいてないかなぁ?ありがとう」

花「そう?」

ならしょうがないか、と言わんばかりの顔になる

集「ちょっと待ってて!少し探し物をしてくるね」

花「私も手伝うよ」

集「大丈夫大丈夫、ちょっと行ってくるだけだから」

花「一緒にいたい…」

集「うっ…」

花にこんなことを言われると断れなくなる

集「いいよ、一緒に行こう」

花「やった!」

というわけで、探し物=花を酔わせた犯人を探す

花「何を探しているの?」

集「人だよ、花を酔わせた人」

花「え、私酔ってたの?」

集「昨日の夜ね」

花「ごめん…なんにも覚えてない…」

集「しょうがないしょうがない、犯人を探そうってね」

花「昨日は確か…お腹すいたから食堂に行ったらヘブンズさん達とヴァーチェさんがお酒飲んでいてクラダスさんが止めに入ってたような…」

集「その中に犯人がいるんだ…大体予想ついたけど…」
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