48 / 59
第四十八話 本屋の仕切りの間はアレ・・・。
しおりを挟む
二人は、刀を直して貰える刀鍛冶に向かった。まあ、歩いて10分程度かかるところだろう。近くにあった書物問屋なぜか寄ってしまったようだ。
「確か、ここにあったよね」
「そう。ここだったような気がする」
少し歩くと
「あ……本の看板があるからここだ。」
「そうだね。さすがレン君だぁ。意外と大きな場所だね。二階建て―三階建て―まあ、いいとしよう」
「そう。まあ、入るか」
中に入ると本日のおすすめの本が並んでいた。例えば、「二週間で覚えれる!!簡単に刀を扱う方法」など役に立つようなものから「視点を変えた源氏物語その二」また、大人気だと呼ばれるのが「南総里見八犬伝 」である。そのほかにも様々な本が置いてある。レオンが少し目に止まってしまったのが「春画」である。これは少し高く値段が設定されており、子供が手を出せないようになっていた。でも、買ってもなんの問題にもなりません。家に帰ったら隠す必要はある。見つかると―
「レン君。なにみているの?」
「やばっ。こんなところを見られてしまったら―店の中をぐるりと回ろうと思って」
「なるほど。私もついてくわ」
「まじかよ―いいよ。」
「どっちから行く?私はどちらでもいいよ」
「こっちから行こう」
「分かった。」
なんと女性向けの「春画」が置いてあったが、彼女は素通りだ。興味はないらしい。さすが貴族の子供と言ったところだろうか?
「ここも魅力ある本が沢山あったね。」
「そ、そう。この世界にも春画があるとは知らなかった。あまり、紙の技術が発達していないようだからこっそりでも教えに行こうかな」
「なんか言った?」
「いや何でもない」
どうなるだろうか
隣の店には、貸本問屋があった。問屋である必要性はわからないがまあ本を買う必要はなく一週間程度で返す必要はある。値段としては「南総里見八犬伝」は普通なら銀貨一枚と銅貨五〇枚。だが、貸本問屋であれば、銅貨七十枚となる。とてもお値打ちだ。
★★★★★★★★★★★★★
書物問屋を出て、少し歩くとギルドの職員が紹介した刀を治してくれる場所だ。
「ここだね。なんか静かだね。」
「そうだね。まあ、お願いしてもらおう。」
「すいません。刀を直してほしいです。」
「おう。いらっしゃい。どっかから盗んだのかい?今回は見逃すから返しなさい」
「いやいや。盗んでいません」
「そんなわけねぇーだろ。刀は大人でも買えない代物だぞ。ひとつ、100金貨だ。子供は絶対に無理だ。盗むしかあり得ん」
「そ、そんなに高いのですか。でも、これは僕のですよ。ここに印がついているじゃないですか?」
「ほ、本当だ。疑ってすまない。それでこれを直してほしいか。どれどれ」
東の国では、刀はとても貴重だ。金貨100枚でも安い方と言われ、高い物であれば白金貨2枚というやつもある。
「うーん。これは凄いな。作りがしっかりしていてうちらではできない代物だ。修理ぐらいならできると思うぞ。」
「そうですか。僕も、少しだけ刀を作ってみたことはありますが、なかなか難しかった。」
「え。やったことあるのか。―」
店主は固まってしまった。
「確か、ここにあったよね」
「そう。ここだったような気がする」
少し歩くと
「あ……本の看板があるからここだ。」
「そうだね。さすがレン君だぁ。意外と大きな場所だね。二階建て―三階建て―まあ、いいとしよう」
「そう。まあ、入るか」
中に入ると本日のおすすめの本が並んでいた。例えば、「二週間で覚えれる!!簡単に刀を扱う方法」など役に立つようなものから「視点を変えた源氏物語その二」また、大人気だと呼ばれるのが「南総里見八犬伝 」である。そのほかにも様々な本が置いてある。レオンが少し目に止まってしまったのが「春画」である。これは少し高く値段が設定されており、子供が手を出せないようになっていた。でも、買ってもなんの問題にもなりません。家に帰ったら隠す必要はある。見つかると―
「レン君。なにみているの?」
「やばっ。こんなところを見られてしまったら―店の中をぐるりと回ろうと思って」
「なるほど。私もついてくわ」
「まじかよ―いいよ。」
「どっちから行く?私はどちらでもいいよ」
「こっちから行こう」
「分かった。」
なんと女性向けの「春画」が置いてあったが、彼女は素通りだ。興味はないらしい。さすが貴族の子供と言ったところだろうか?
「ここも魅力ある本が沢山あったね。」
「そ、そう。この世界にも春画があるとは知らなかった。あまり、紙の技術が発達していないようだからこっそりでも教えに行こうかな」
「なんか言った?」
「いや何でもない」
どうなるだろうか
隣の店には、貸本問屋があった。問屋である必要性はわからないがまあ本を買う必要はなく一週間程度で返す必要はある。値段としては「南総里見八犬伝」は普通なら銀貨一枚と銅貨五〇枚。だが、貸本問屋であれば、銅貨七十枚となる。とてもお値打ちだ。
★★★★★★★★★★★★★
書物問屋を出て、少し歩くとギルドの職員が紹介した刀を治してくれる場所だ。
「ここだね。なんか静かだね。」
「そうだね。まあ、お願いしてもらおう。」
「すいません。刀を直してほしいです。」
「おう。いらっしゃい。どっかから盗んだのかい?今回は見逃すから返しなさい」
「いやいや。盗んでいません」
「そんなわけねぇーだろ。刀は大人でも買えない代物だぞ。ひとつ、100金貨だ。子供は絶対に無理だ。盗むしかあり得ん」
「そ、そんなに高いのですか。でも、これは僕のですよ。ここに印がついているじゃないですか?」
「ほ、本当だ。疑ってすまない。それでこれを直してほしいか。どれどれ」
東の国では、刀はとても貴重だ。金貨100枚でも安い方と言われ、高い物であれば白金貨2枚というやつもある。
「うーん。これは凄いな。作りがしっかりしていてうちらではできない代物だ。修理ぐらいならできると思うぞ。」
「そうですか。僕も、少しだけ刀を作ってみたことはありますが、なかなか難しかった。」
「え。やったことあるのか。―」
店主は固まってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる