【改稿版】人間不信の俺が恋なんてできるわけがない

柚希乃愁

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最終章 幸せのかたち

第96話 彼女が心から安心できるのは彼の傍

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 春陽、雪愛、麻理、悠介、美優、朱音、詩那に加え、沙織を含めた八人はフェリーチェに集まり、今日起きたことについて話し合っていた。

 悠介の怪我については集合してすぐに春陽が気づいたのだが、それを悠介に訊くと悠介は笑って誤魔化そうとした。
 けれどそこで、朱音が悠介の怪我は名誉の負傷だと言い、その言い方に悠介が若干照れるものだから、春陽には詳細はわからなくてもそれが麻理のためだったということはわかり、悠介の肩を軽く叩き、ありがとな、とお礼を言った。春陽にとっても麻理は大切な人だから。
 悠介も春陽の言葉に、おう、と答えるだけだった。
 春陽が雪愛のところに行く前に話していたこともあり、二人の間ではそれだけで十分だった。

 ちなみに、朱音の部下達はこの場にはいない。
 そして沙織には麻理から連絡した。
 詳しくは電話で話すことではないと判断し、大丈夫だと、無事だと前提を伝えた上で、掻い摘んで事情を話したところ、家にいた沙織はそれでも顔色を悪くし、慌ててフェリーチェにやって来たのだ。
 娘に起きた出来事を考えればそれも当然のことだろう。

 そうして詳しく話を聞いていくうちにその顔色をさらに悪くしていった。
 自分の知らないところでそんなことが起きていたなんて。
 皆が無事で本当によかったと思う。隣に座る雪愛の頭を優しく撫でる。
 どれほど怖い思いをしたことか。
 それを思うと胸が張り裂けそうになる。
「雪愛、本当に無事でよかった……」
 そこで初めて雪愛は春陽の肩口から顔を上げる。
 その目には薄っすらと涙が溜まっていた。
 そう、雪愛は雑居ビルからここに来るまで、そして皆で座って話し始めてからもずっと春陽の腕を取り、春陽の肩口に顔をうずめていたのだ。
 後から後から恐怖が波のように襲ってきて、安心できる春陽から離れたくなかった。
 雪愛の経験したことを聴いた全員が今の雪愛の状況を見て、そうなっても仕方がないと温かい目で見守っている。
 春陽もそれは同じ気持ちで、だからこそ、沙織の前ではあるが、されるがままにしていた。
「母さん……」
 続いて沙織は春陽に視線を向けた。
「春陽君、雪愛を助けてくれて本当にありがとう」
 そう言って頭を下げる沙織。
 春陽がいてくれて本当によかった。
 雪愛を助けてくれたことも、その後もこうして雪愛を安心させてくれていることも。
「いえ、そんな。当然のことをしただけですし、俺と付き合い始めたことが原因の一つでもあるようなので……」
「春陽くんは悪くないよ!」
 雪愛は春陽の言葉を強く否定すると、再び春陽の肩口に顔を埋める。
 そんな雪愛に春陽と沙織は視線を交わし、互いについ苦笑を浮かべてしまう。
 そして、続けて詩那、そして部下を行かせてくれた朱音に沙織はお礼を言った。

 雪愛側の話が終わった後は、美優側の話だ。
 美優がどうしてここにいるのかわからなかった春陽達だったが、話を聴くにつれその目を大きくしていった。
 まさか工藤のところに美優が捕まっていたなんてと初めて知った春陽達は一様に驚き、美優を心配した。
「姉さん、俺のせいで怖い思いをさせて本当にごめん……」
 中でも春陽の落ち込みは誰の目にも明らかだった。
 美優は自分のせいで工藤に狙われたのだ。
 春陽の心の痛みは相当なものだった。
 だが、そんな春陽に美優は明るく笑って見せる。
「私は大丈夫。皆が助けてくれたから。何かされた訳でもないし安心して?」
 実際はぎりぎりのところではあったが、美優はそのことは伏せた。
 これ以上春陽に負い目を感じてほしくない。
 それに工藤と関わりを持ってしまったのは元はと言えば自分なのだ。
 麻理がそんな美優をぎゅっと抱きしめ、背中を摩る。
 美優の救出に行った麻理達は知っている。
 助け出したとき、美優が震えていたことを。
 顔色も悪く、怖い思いをたくさんしたのだろうとわかるのに十分な様子だった。
 それでもすぐに春陽達を心配していたのだ。
 この姉弟は本当に優し過ぎるくらい優しい。

「……本当にごめん。ありがとう。皆も姉さんを助けてくれて本当にありがとう」
 春陽のお礼に対し麻理達は当然のことだと言って笑みを浮かべる。
 そこで美優が空気を変えるように明るい調子で朱音に訊いた。
「そういえば、朱音さん達、どうしてあのとき倉庫の電気切ったり、暗い中で的確に動けたりしたんですか?」
 あのときは呆気にとられていたが、思い返してみれば実に見事な手際だった。
 そのおかげで美優は傷つけられることなく助かったと言っても過言ではない。
「ああ、それはね。あそこが工藤のアジトだってわかってたから事前に調べてたの。だから電源の場所もわかってたってわけ。暗い中ってのはあいつらずっとサングラスかけてたからね。僅かに漏れる日の光だけで十分なくらい暗闇に目が慣れてたの」
「そうだったんですね」
 朱音の種明かしに感心したように美優が言う。
「そこまでわかってて注意もしてたのに助けに行くのが遅くなってごめんね」
「いえいえ!助けていただいて感謝しかありませんから」
 朱音に謝られてしまい、美優が慌てて改めてお礼を言う。

 その後もしばらく皆で話をして、解散することになったのだが、雪愛が春陽からどうしても離れたがらなかった。
 そんな雪愛の様子を見て、沙織が春陽にお願いする。
「春陽君、本当に申し訳ないのだけど、今日は家に泊まってくれないかしら?」
「は?い、いえ、さすがにそういう訳には……」
 沙織からのまさかのお願いに春陽は戸惑う。
 なぜ沙織がそんなことを言い出したかはわかるつもりだ。
 雪愛のことを想ってのことだろう。
 だが―――。
「そこをなんとかお願いできないかしら?」
 言葉を重ねる沙織。
 そこで春陽は視線を感じそちらを見る。
 すると、雪愛が春陽のことを見つめていた。
 その瞳は明らかに春陽が家に来ることを期待している。
 そんな目で見られたら春陽が断るのは難しい。
 雪愛にはとことん弱い春陽。
 それに今の雪愛が心配な気持ちは春陽も同じなのだ。大分不安定になっている。
 春陽は一度、気持ちを落ち着けるために、小さくため息を吐いた。
「……わかりました。お邪魔させていただきます」
 こうして春陽は雪愛の家に行くことが決まった。

 一方、美優も不安な様子だった。
 一人で家に帰るにはあまりにも凄絶な体験をしてしまっている。
 今は誰かと一緒にいたい気持ちが強いのだろう。
 それを放っておく麻理ではなかった。
 麻理は美優に今日は泊まっていくように勧めた。
 美優もこれにはほっと安堵し、美優は麻理のところに泊まることとなった。

 今回怖い思いをした雪愛と美優。
 二人の心を癒していきたいというのはここにいる全員の共通した思いだった。

 フェリーチェで皆と別れ、雪愛と沙織の二人と一緒に白月家にやって来た春陽は、三人でリビングでまったり過ごした後、夕食をいただき、お風呂をいただくことになったのだが、ここでちょっとした問題が発生した。
 雪愛が春陽を放してくれないのだ。
 どうやら目に見える範囲にいる分にはいいが、姿が見えなくなると心細くなってしまうらしい。
 これには春陽も本気でどうしたものかと内心で頭を抱えた。
 沙織も色々と言ってくれたのだが、雪愛は渋り続けていた。
 今の雪愛は春陽に対してかなりの甘えん坊状態になっている。
 その理由をわかっている春陽と沙織はあまり強く言うことができなかった。

 しかし、この問題は沙織の次の一言であっさりと解決した。
「そんなに離れたくないなら雪愛も一緒に入ってくれば?」
 ぎょっとして沙織を見る春陽。
 何を言い出すんだこの人は……。
 春陽がそんな風にして固まっていると雪愛に劇的な変化が起こった。
 放そうとしなかった春陽の腕を解放したのだ。
 消え入りそうな声でここで待ってるね、と言う雪愛の顔は誰が見てもわかるほど真っ赤になっていた。
 どうやら沙織の言葉にその様子を想像して、いいなぁと思ってしまった自分にいっぱいいっぱいになり、逆に少し冷静になった、らしい。
 春陽にはそこまではわからなかったが、沙織は雪愛の気持ちを正確に理解し、くすくすと笑いながら、春陽に今のうちに入ってきて、と言うのだった。

 春陽がお風呂に行き、リビングで母娘二人きりになった。
「母さん、私が本当に春陽くんと一緒に入るって言ったらどうするつもりだったの?」
 沙織にジト目を向けて雪愛が問う。
「春陽君がいいって言うなら入ってよかったわよ?」
 さらりと言う沙織。
「……母さんの前でそんなことできるわけないじゃない」
 言いながらぷいとそっぽを向く雪愛。
 それはつまり二人きりなら、と言っているようなものだった。本人は気づいているのだろうか。
「ふふっ。ねえ、雪愛。本当に好きな人には積極的になってもいいと私は思うわ。自分で言うのも何だけど、私だって洋一さんには随分積極的だったもの。男の人って意外と奥手だったりするものよ?まあ、だから何が言いたいかって言うとね、後悔しないようにした方がいいってこと」
 それは最愛の人を突然亡くした沙織の心からの言葉だった。
 自分のようなケースは稀だとしても、雪愛が自分の素直な気持ちを後回しにして後悔することがないように、と。
「……うん。ありがとう、母さん」
 沙織の気持ちは確かに雪愛に伝わった。

 雪愛のことが心配なため、早めにお風呂から上がる春陽。
 来ているのは洋一のパジャマだ。
 寝間着なども持ってくることができなかった春陽は洋一の使っていたパジャマを借りることになったのだ。
 沙織は男性用がこれしかなくてと申し訳なさそうにしていたが、むしろ申し訳なく思っていたのは春陽の方だった。
 大切なものであるはずなのに、それを自分に貸してくれたのだから。

 春陽がリビングに戻ると雪愛は随分といつもの調子を取り戻していた。やはり自分の家で母親と一緒というのはそれだけ安心できる環境なのだろうと春陽は安堵する。
 雪愛と沙織もお風呂に入り、リビングでゆっくりしていた三人は、色々あったし少し早いがそろそろ休もうということになった。

 そして今、春陽は雪愛の部屋で横になっている。
 室内は暗く雪愛の寝息が聞こえる。気恥ずかしさは大分和らいできた。欲求を抑え込んだ春陽は褒められるべきだろう。
(本当に雪愛が無事でよかった……)
 雪愛が近くにいる、そのことに何度目ともわからない安堵をした春陽は心からそう思い、自分も目を閉じるのだった。

 なぜこんなことになっているのか。
 それは春陽の寝る場所が決まったところまで遡る。 
 てっきりリビングや空き部屋があればそこで寝ることになると思っていた春陽だが、布団が敷かれたのは雪愛の部屋だった。
 春陽が思ったことをそのまま伝えるも、それは白月母娘に綺麗にスルーされてしまったのだ。

 雪愛は春陽と二人で部屋に入ると、再び甘えん坊雪愛になった。
 電気を消して、互いにベッドと布団に入った二人だったが、しばらくして雪愛は自分からベッドを出て、春陽の布団に潜り込んだのだ。
「雪愛!?」
 雪愛の行動にボリュームを抑えながらも驚きの声を上げる春陽。
「今日はこうして寝たいなって」
 言いながら春陽の腕を取り胸元に抱き寄せるようにする雪愛。
 春陽は男としてあまりにも無防備な雪愛に言いたいこともあったが、ぐっと堪えると、雪愛の方に体の向きを変え、空いている方の腕で自分からも雪愛を抱き寄せるようにして雪愛の頭を撫でる。甘い香りが鼻腔をくすぐった。
 雪愛はそれが嬉しくて、春陽の腕を抱く力を強める。
 どれくらいそうしていただろうか。
 間に何度か唇を重ねた二人。
 撫でられるのが心地よかったのか雪愛が微睡み始める。
 肉体的にも精神的にも今日一日の疲れがあったのだろう。
 雪愛の身体から力が抜けていくのを感じた春陽が笑みを浮かべて雪愛に言う。
「おやすみ、雪愛」
「おやすみ、なさい…、春陽くん……」
 半分寝た状態で返す雪愛。

 こうして二人は一つの布団で眠りに就いたのだった。
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