189 / 201
決着の始まり
完敗
しおりを挟む
(圧されてる……? オレが……!?)
振り下ろされた火の聖剣が爆炎を放つ。
たとえ躱したとしても、爆風に飲まれ、全身を炎を熱で覆われてしまう。
「このっ!」
熱さに耐え、隙をついて拳を叩き込む。
その一撃は確実にリンを捉えていた。
「……それが本気か?」
「なっ!?」
まるで効いた様子はない。
硬化した身体ツヴァイは砕く事が出来なかった。
「チッ!」
後退して距離をとるが、リンが土の聖剣を地面へ叩きつけると、地面から無数の岩の槍がツヴァイを襲う。
現れた岩へ蹴り込み、粉砕するがその先にリンかが待ち構えていた。
(いつのまに!?)
「あの時の俺と思うなよ!」
紅蓮の炎を纏い、ツヴァイを斬りつける。
「ガァ!?」
初めて戦った時と威力がまるで違う。
動きは洗礼され無駄がなくなり、ツヴァイの動きに追いついている。
「まだ……まだぁ!」
痛みを堪え、拳に力を込めて殴りかかるのたが、全て避けられてしまう。
動きを完全に読まれている。そして思い知った。
(オレより……強い)
力の差が逆転した。
あの頃の戦いに不慣れだった聖剣使いはもういない。
今目の前にいるのは、数々の戦いを乗り越え、全ての聖剣を受け継いだ『聖剣使い』だった。
「でも……楽しいな!」
手加減の必要などありはしない。全力で力をぶつけても、応えられる相手とこうして巡り会えた。
「楽しいよ本当に! オレより強い相手が敵にいる! 最高じゃんか!」
振り下ろされた聖剣を掴み取り受け止める。
炎が燃え上がり、ツヴァイの手を燃やすが、そんな事は関係ない。
「お前は本当に戦いが好きなんだな」
「当然さ! 何も考えずただどっちが勝つか決められるんだからさ!」
掴んだ聖剣ごとリンを持ち上げ、投げ飛ばす。咄嗟の事であったが、リンは空中で態勢を立て直して着地に備える
すると投げると同時に落下地点まで走っていたツヴァイが、その場に待ち構えていた。
「コイツ!?」
「あの時と違うんだろ!? だったら何が違うか沢山見せてみなよ!」
蹴り落とし、体勢が崩された事で地面に叩きつけられる。
「もらった!」
「……俺もな」
「なっ!?」
持っていた聖剣が形を変えて、弓の姿となっていた。
(いつのまに!?)
「零距離で受けてみろ」
火の矢がツヴァイの腹部へと直撃する。
意表を突かれ回避は間に合わず、そのまま壁まで吹き飛ばされてしまった。
「そうだった……そんな事もできたんだった」
「まだやるか?」
「やるよ……終わらせられないよ!」
リン目掛けて一直線に走り、リンはそれに立ち向かう。
「聖剣射出! 『ガイアペイン』」
矢の代わりに、土の聖剣を番えてツヴァイを射抜く。
「当たんないよ!」
見切られ、紙一重で躱した。
次は自分の番だと突き抜けようとしたとき、ツヴァイの躱した先に『もう一射』放たれていた事を、気付いていなかった。
「『烈弓 天照』」
土の聖剣を射出してすぐに、炎の矢は番られていた。
(今のは聖剣がおとりだったのか!)
気付いた時にはもはや手遅れである。
ツヴァイを捉えていた一撃は、再び直撃した。
「一矢報いるってヤツさ」
「うっ……うぅ……」
魔王三銃士の一人であるツヴァイを、リンは圧倒する。
拳が届かない。届いたとしても、リンには効かない。
「強くなったね……期待以上だよ」
勝てないのだと悟った。
「でも……勝ちたい!」
自らの存在意義、それは『戦い』の中にしか無い。
己の力しか、それしか無いからこそ、ツヴァイは自らを奮い立たせた。
「オレの居場所は『ここ』なんだ! 魔王やドライは難しいこともできるけどオレには『コレ』しか無いから! だから絶対に負けられない!」
傷ついた身体で立ち上がり、もう一度構える。
全身全霊を懸けた事で拳に力込め、リンへと立ち向かう。
「……戻ってこい『ガイアペイン』」
放ったれていた聖剣を呼び戻し、手に握られる。
「うおおおおおおあっ!」
それでも構わず拳を振るった。
土の聖剣を振るったリンに対し、真っ向からぶつかり合う。
「ぐっ!」
「ぶっ飛べえ!」
聖剣ごと吹き飛ばし、リンを壁まで吹き飛ばしてみせた。
「やられたやり返すってねえ!」
「……流石だよ」
「まだ始まったばかり! だからもっと戦おうよ!」
「残念だが……俺にはやらなくちゃいけないことがある」
「何もかも忘れようよ! 今が楽しいならそれでいい!」
「その『今』の為にも……『今』頑張るんだよ」
リンの周りに炎を纏わせる。
赤き炎は『蒼』に染まり、更に熱く燃え上がらせた。
「もっと考えろ! 自分の選ぶ道を! その先にある未来の為にも! 選べなかった道の為にも! 大事なことを見落とさない為に……死ぬ気で考えろ!」
選べる選択肢は無限では無い。
限られた選択肢の中で、後悔しない為に、今できる最善を尽くして掴み取るしかない。
「負けられないのは俺もさ だから……俺が勝つ」
背負ったものの大切さを知っている。
忘れてはならない。この日の為に頑張った日々を。
「今度こそ……全力で勝つ!」
リンがこの世界の為に戦っているように、ツヴァイもまた魔王の為に戦っている、
だからこそ互いに目の前の『強者』を倒す為、真っ向から力をぶつけ合う。
突きつけられた拳に対して、リンも本気で応える為に聖剣を戻して『拳』で応え、ぶつけ合ったツヴァイの拳は打ち砕かれる。
(オレの手が!?)
「コイツで……終いだあ!」
蒼き炎を纏った拳がツヴァイの顔面へと叩き込まれ、ついにその場へ倒れ込む。
倒れた事で目に入った天井を見て、ようやく自分が倒れている事に気付かされた。
「負けって……ことかな?」
出せる力は出していた。
慢心などせず、全力を出したにもかかわらず、自分が負けてしまったツヴァイ。
「潔く認めてくれよ?」
「そこまでマヌケじゃあないよ……負けたんだね」
立ち上がる力は無かった。
全力を出しても、今の聖剣使いには勝つのは不可能だと思い知ったからだ。
「これでお役目御免ってヤツかな? 魔王に合わせる顔無くなっちゃたなあ」
三度目の敗退。これで魔王にも見放されてしまったのだと、ツヴァイは諦めを込めた溜め息を吐く。
「一緒に謝ってやるから魔王の場所教えてくれ」
「ハハハッ……そんな事はしなくても教えるよ……ここを進んだ先の階段を登ったら魔王の間がある」
指を指したその先の扉があり、その先へと進んだ階段を登れば魔王の間があるのだと教える。
「案外あっさり話すんだな」
「魔王はキミと戦いたがってるから……でも階段の先には多分ドライが待ってるからそっちが先かな?」
リンは木の国ド・ワーフで『アイン』を倒し、そして今ここでの戦いでツヴァイを倒した。
最後の魔王三銃士『ドライ』が、この先に待ち受けているのだとツヴァイは教える。
「ドライか……ちょうどいい 聞きたい事もあるしな」
「ドライは強いよ? そもそも倒せるの?」
「どうだか……自信は無いな」
「オレに余裕で勝ったんだからもっと自信持ちなよ」
「……敵に励まされるとはな」
「あら心外 結構キミのこと気に入ってるんだよ?」
「そりゃあどうも 悪いが急がせてもらうぞ」
早くこの戦争を終わらせなくてはならない。
魔王を倒し、約束通り元の世界に帰る為、何よりもこの世界の為に、決着を付ける為に先へと急ぐ。
「……俺が言うのもなんだけどさ」
扉の前でリンは一旦立ち止まり、ツヴァイの方へと振り向いて言う。
「お前のところの魔王は……お前を用済みだからって処理するようなヤツだったか?」
「え……?」
自らが仕える魔王は、ツヴァイが負けた時切り捨てる魔王だったのかと、そんな事を聞かれた。
ずっと側にいたからこそ、断言出来る。
「なんだよ……敵を励ますなって」
ありえないと。
「お返しだ」
たとえ負けたとしても、おそらく魔王は気にとめたりはしないであろう。
魔王三銃士であるツヴァイだからこそ、それがわかる。
「完敗だよ……正真正銘」
そんな単純な事を気付かされてしまった。
「じゃあな もう悪さするなよ」
「それは魔王に勝ってから言ってね?」
今度こそリンは扉を開いて先に進む。
「はあ……リベンジ失敗か~」
一人残されたツヴァイは部屋で呟く。
「次は……少しぐらい考えて戦おうかな」
リンに言われたように、今だけを見るのではなく、先を見ていれば変わっていたのかも知れない。
目を逸らさず、しっかりと選ぶべきだった。
「魔王……アイツ勝てるかなぁ」
世界征服という、後戻り出来ない道を選んだ魔王を想い、戦ったツヴァイはせめてもと、魔王の勝利を願い、目を閉じた。
振り下ろされた火の聖剣が爆炎を放つ。
たとえ躱したとしても、爆風に飲まれ、全身を炎を熱で覆われてしまう。
「このっ!」
熱さに耐え、隙をついて拳を叩き込む。
その一撃は確実にリンを捉えていた。
「……それが本気か?」
「なっ!?」
まるで効いた様子はない。
硬化した身体ツヴァイは砕く事が出来なかった。
「チッ!」
後退して距離をとるが、リンが土の聖剣を地面へ叩きつけると、地面から無数の岩の槍がツヴァイを襲う。
現れた岩へ蹴り込み、粉砕するがその先にリンかが待ち構えていた。
(いつのまに!?)
「あの時の俺と思うなよ!」
紅蓮の炎を纏い、ツヴァイを斬りつける。
「ガァ!?」
初めて戦った時と威力がまるで違う。
動きは洗礼され無駄がなくなり、ツヴァイの動きに追いついている。
「まだ……まだぁ!」
痛みを堪え、拳に力を込めて殴りかかるのたが、全て避けられてしまう。
動きを完全に読まれている。そして思い知った。
(オレより……強い)
力の差が逆転した。
あの頃の戦いに不慣れだった聖剣使いはもういない。
今目の前にいるのは、数々の戦いを乗り越え、全ての聖剣を受け継いだ『聖剣使い』だった。
「でも……楽しいな!」
手加減の必要などありはしない。全力で力をぶつけても、応えられる相手とこうして巡り会えた。
「楽しいよ本当に! オレより強い相手が敵にいる! 最高じゃんか!」
振り下ろされた聖剣を掴み取り受け止める。
炎が燃え上がり、ツヴァイの手を燃やすが、そんな事は関係ない。
「お前は本当に戦いが好きなんだな」
「当然さ! 何も考えずただどっちが勝つか決められるんだからさ!」
掴んだ聖剣ごとリンを持ち上げ、投げ飛ばす。咄嗟の事であったが、リンは空中で態勢を立て直して着地に備える
すると投げると同時に落下地点まで走っていたツヴァイが、その場に待ち構えていた。
「コイツ!?」
「あの時と違うんだろ!? だったら何が違うか沢山見せてみなよ!」
蹴り落とし、体勢が崩された事で地面に叩きつけられる。
「もらった!」
「……俺もな」
「なっ!?」
持っていた聖剣が形を変えて、弓の姿となっていた。
(いつのまに!?)
「零距離で受けてみろ」
火の矢がツヴァイの腹部へと直撃する。
意表を突かれ回避は間に合わず、そのまま壁まで吹き飛ばされてしまった。
「そうだった……そんな事もできたんだった」
「まだやるか?」
「やるよ……終わらせられないよ!」
リン目掛けて一直線に走り、リンはそれに立ち向かう。
「聖剣射出! 『ガイアペイン』」
矢の代わりに、土の聖剣を番えてツヴァイを射抜く。
「当たんないよ!」
見切られ、紙一重で躱した。
次は自分の番だと突き抜けようとしたとき、ツヴァイの躱した先に『もう一射』放たれていた事を、気付いていなかった。
「『烈弓 天照』」
土の聖剣を射出してすぐに、炎の矢は番られていた。
(今のは聖剣がおとりだったのか!)
気付いた時にはもはや手遅れである。
ツヴァイを捉えていた一撃は、再び直撃した。
「一矢報いるってヤツさ」
「うっ……うぅ……」
魔王三銃士の一人であるツヴァイを、リンは圧倒する。
拳が届かない。届いたとしても、リンには効かない。
「強くなったね……期待以上だよ」
勝てないのだと悟った。
「でも……勝ちたい!」
自らの存在意義、それは『戦い』の中にしか無い。
己の力しか、それしか無いからこそ、ツヴァイは自らを奮い立たせた。
「オレの居場所は『ここ』なんだ! 魔王やドライは難しいこともできるけどオレには『コレ』しか無いから! だから絶対に負けられない!」
傷ついた身体で立ち上がり、もう一度構える。
全身全霊を懸けた事で拳に力込め、リンへと立ち向かう。
「……戻ってこい『ガイアペイン』」
放ったれていた聖剣を呼び戻し、手に握られる。
「うおおおおおおあっ!」
それでも構わず拳を振るった。
土の聖剣を振るったリンに対し、真っ向からぶつかり合う。
「ぐっ!」
「ぶっ飛べえ!」
聖剣ごと吹き飛ばし、リンを壁まで吹き飛ばしてみせた。
「やられたやり返すってねえ!」
「……流石だよ」
「まだ始まったばかり! だからもっと戦おうよ!」
「残念だが……俺にはやらなくちゃいけないことがある」
「何もかも忘れようよ! 今が楽しいならそれでいい!」
「その『今』の為にも……『今』頑張るんだよ」
リンの周りに炎を纏わせる。
赤き炎は『蒼』に染まり、更に熱く燃え上がらせた。
「もっと考えろ! 自分の選ぶ道を! その先にある未来の為にも! 選べなかった道の為にも! 大事なことを見落とさない為に……死ぬ気で考えろ!」
選べる選択肢は無限では無い。
限られた選択肢の中で、後悔しない為に、今できる最善を尽くして掴み取るしかない。
「負けられないのは俺もさ だから……俺が勝つ」
背負ったものの大切さを知っている。
忘れてはならない。この日の為に頑張った日々を。
「今度こそ……全力で勝つ!」
リンがこの世界の為に戦っているように、ツヴァイもまた魔王の為に戦っている、
だからこそ互いに目の前の『強者』を倒す為、真っ向から力をぶつけ合う。
突きつけられた拳に対して、リンも本気で応える為に聖剣を戻して『拳』で応え、ぶつけ合ったツヴァイの拳は打ち砕かれる。
(オレの手が!?)
「コイツで……終いだあ!」
蒼き炎を纏った拳がツヴァイの顔面へと叩き込まれ、ついにその場へ倒れ込む。
倒れた事で目に入った天井を見て、ようやく自分が倒れている事に気付かされた。
「負けって……ことかな?」
出せる力は出していた。
慢心などせず、全力を出したにもかかわらず、自分が負けてしまったツヴァイ。
「潔く認めてくれよ?」
「そこまでマヌケじゃあないよ……負けたんだね」
立ち上がる力は無かった。
全力を出しても、今の聖剣使いには勝つのは不可能だと思い知ったからだ。
「これでお役目御免ってヤツかな? 魔王に合わせる顔無くなっちゃたなあ」
三度目の敗退。これで魔王にも見放されてしまったのだと、ツヴァイは諦めを込めた溜め息を吐く。
「一緒に謝ってやるから魔王の場所教えてくれ」
「ハハハッ……そんな事はしなくても教えるよ……ここを進んだ先の階段を登ったら魔王の間がある」
指を指したその先の扉があり、その先へと進んだ階段を登れば魔王の間があるのだと教える。
「案外あっさり話すんだな」
「魔王はキミと戦いたがってるから……でも階段の先には多分ドライが待ってるからそっちが先かな?」
リンは木の国ド・ワーフで『アイン』を倒し、そして今ここでの戦いでツヴァイを倒した。
最後の魔王三銃士『ドライ』が、この先に待ち受けているのだとツヴァイは教える。
「ドライか……ちょうどいい 聞きたい事もあるしな」
「ドライは強いよ? そもそも倒せるの?」
「どうだか……自信は無いな」
「オレに余裕で勝ったんだからもっと自信持ちなよ」
「……敵に励まされるとはな」
「あら心外 結構キミのこと気に入ってるんだよ?」
「そりゃあどうも 悪いが急がせてもらうぞ」
早くこの戦争を終わらせなくてはならない。
魔王を倒し、約束通り元の世界に帰る為、何よりもこの世界の為に、決着を付ける為に先へと急ぐ。
「……俺が言うのもなんだけどさ」
扉の前でリンは一旦立ち止まり、ツヴァイの方へと振り向いて言う。
「お前のところの魔王は……お前を用済みだからって処理するようなヤツだったか?」
「え……?」
自らが仕える魔王は、ツヴァイが負けた時切り捨てる魔王だったのかと、そんな事を聞かれた。
ずっと側にいたからこそ、断言出来る。
「なんだよ……敵を励ますなって」
ありえないと。
「お返しだ」
たとえ負けたとしても、おそらく魔王は気にとめたりはしないであろう。
魔王三銃士であるツヴァイだからこそ、それがわかる。
「完敗だよ……正真正銘」
そんな単純な事を気付かされてしまった。
「じゃあな もう悪さするなよ」
「それは魔王に勝ってから言ってね?」
今度こそリンは扉を開いて先に進む。
「はあ……リベンジ失敗か~」
一人残されたツヴァイは部屋で呟く。
「次は……少しぐらい考えて戦おうかな」
リンに言われたように、今だけを見るのではなく、先を見ていれば変わっていたのかも知れない。
目を逸らさず、しっかりと選ぶべきだった。
「魔王……アイツ勝てるかなぁ」
世界征服という、後戻り出来ない道を選んだ魔王を想い、戦ったツヴァイはせめてもと、魔王の勝利を願い、目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる