女勇者、バウンティハンターになるってよ

藤原 司

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聞いてないわよ!?

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「アタシ 勇者辞めるから」

《いや わけ分かんないッス》

 魔王討伐の為、立ち上がった勇者『テイル・ドレッドノート』はそう告げた。

 この世界の脅威である『魔王』が聖剣使いに討たれたと知らされ、勇者もとい、"元勇者"であるテイルは、御役御免となってしまったのだ。

 そして秩序機関"ギアズエンパイア"という場所に所属していた彼女は、この世界ではまだ珍しい機械技術である通信機を手に取り、通信機越しに勇者の称号を返上しようとしていた。

「勇者の時代は終わったのよ! 魔王亡き今アタシは転職するて決めたのよ!」

《転職って……何始めるんスか?》

「"賞金稼ぎバウンティーハンター"よ!」

《金に目が眩んだんスね》

 ギルドと呼ばれる場所に集められた仕事をこなし、報酬を貰う仕事である。
 依頼にもよるが、内容次第ではかなりの額を稼げるのは確かではあった。

 報酬額が高い程、達成は難しい。大抵の場合、それらは『魔物』の討伐依頼であり、命懸けの仕事となるからだ。

「アタシならどんな依頼だってお茶の子さいさいよ! これ以上無い天職に転職だわ!」

《がんばってくださいね》

「応援感謝するわ! アタシの華々しい活躍に期待なさい!」

 オペレーターに冷たくあしらわれているのにも気づかず、言葉通りの意味合いで受け止めてしまうテイルだった。

《じゃあ何かあったらご連絡を》

「あら早速活躍を聞きたいのね? 良いわよ良いわよ! 今日だって大変だったんだから!」

《いや誰も訊いて無……》

「あれはそう──今居るこのギルドで 結構お金になる仕事の依頼を見つけた時の話よ」

《アンタ喋りたいだけでしょ》

 絶対に長くなる武勇伝に、通信を切ってしまおうかと考えるオペレーターだったが、後が怖いので黙って聴く事にするのだった。




「ん~! 風が気持ち良いわね~!」

 日差しから身を守る為サングラスをかけたまま、木々は枯れ、岩が転がる殺風景な荒野を、テイルは颯爽と駆け抜けて往く。

 無論、徒歩などでは無い。

 彼女が跨っているのは、ギアズエンパイアが総力を結集し、馬に代わって戦場を駆け巡る為造られた移動兵器、『機馬キバ 威風イフウ装甲ソウコウ先駆センク』である。

 通称『馬威駆バイク』と命名されたこの兵器、実戦投入が期待されてはいるのだが、残念ながら実現の目処は立っていない。

 何故なら一つ造りあげるのに相応のコストがかかるのは勿論、最高速度700kmを叩き出すモンスターマシンである事。
 それに加えて馬の手綱を握るのとは違う、全く別の操縦をしなくてはいけない為、誰にも乗りこなす事が出来なかったのだ。

「駆け抜けなさい"スフィア・ドラグーン"! アンタの奔る音を轟かせるのよ!」

 だが、ここに例外はいた。テイルのみがその性能を十全に発揮し、乗りこなしてしまったのだ。

 性能は申し分無い。が、実質専用機と化してしまっている今の現状では、汎用兵器としての道のりは険しいとされ、現在調整中である。

「はぁ……でもちょっとパワーが足りないのよね」

 流石と云うべきか、それとも呆れたと云うべきなのか、本人の評価はコレである。
 とにかく規格外の彼女からすれば、只でさえ暴れ馬と評されているにもかかわらず、どうやらまだ物足りない性能らしい。

「まあガソリン? ってやつも出回って無いみたいだし 我慢しなきゃわよね アタシってばなんて我慢強いのかしら~」

 そんな自称我慢強いテイルの向かう先は、この辺りに出没する"岩兵 ゴーレム"の退治である。

 岩で出来た巨体に剛力。その上群れで行動する事が多く、移動の際に近くの村や畑を荒らしてしまうとの依頼であった。

「困った人を助けるのは元とはいえ勇者の役目よ……お金たんまり用意して待ってなさい!」

 どちらかといえば後者が本音である。

 報酬は倒した分だけ増えていくと書かれていたので、今回は特に気合いを入れ、ゴーレムを狩り尽くすいう野心を抱いていた。

「──報酬ゴーレム発見!」

 前方に一匹、岩で出来た巨体が、大きな足音を立てながら歩いているのを確認する。
 情報通りの巨体。ここまで足跡を辿っていたが、漸く本体を捉えたのだ。

「このまま轢き殺してあげ……いや ちゃんと斬り倒しましょ」

 最高速で突撃すれば、いくらゴーレムであってもタダでは済まないだろうとも考えたが、バイクが壊れた時を考えてやめた。

「──武装展開 声紋認証開始……我が名は『テイル・ドレッドノート』である!」

 その代わり、愛用の剣で斬り伏せる事を選ぶ。

 テイルは走行しながら、積んでいたアタッシュケースに手を伸ばし、施錠を解除した。

「出力最大展開── "勇猛なる騎士を此処に再現する"ッ!」

 中には、テイルの愛用する剣が眠っている。

 テイルは真正面からゴーレムを斬り捨てる為、減速するどころか更に加速し、一気に距離を詰めた。

「"擬似聖剣解放イミテーション 黄金を纏う不屈の剣デュランダル"ッ!」

 刀身が黄金に輝き、すれ違いざまに斬り払い、ゴーレムの身体を一刀両断してみせる。
 岩の身体を容易く斬り裂く斬れ味。それだけの力を持つ"伝説の聖剣"を、再現する機械剣。

 これこそが、あらゆる聖剣魔剣宝剣妖刀の力を再現出来る決戦兵器。『マーベリック』である。
 
「よーしコレで一匹! 証拠の破片も拾って……じゃんじゃんかかって来なさいな!」

 このまま調子良くゴーレムを狩ろうとしたのだが、肝心のゴーレムの姿が他に見当たらない。

「……おかしいわね 一匹だけだなんて」

 バイクを停め、辺りを見渡す。すると、今まで目に入ってはいたが、気づかなかった物があった。

「この岩って──"ゴーレムの残骸"!?」

 荒野だから岩ぐらい転がってても普通だろうと見過ごしていたのだが、どうやら散らばっている岩の正体の殆どが、既に何者かに倒されたゴーレムだったのだ。

「成る程……同業者の仕業ね」

 決めつけるのは早計ではあるが、おそらくはそうであろうと目星をつける。
 報酬額はゴーレムを倒した分だけ上がるとなれば、皆こぞって参加する筈だからだ。

「でも変ね? 受付は誰もやりたがらないって言ってたのに……」

 当然それ相応の実力を持つ者で無ければ、参加しようとは思わない。

 魔物退治は命懸け。中でもゴーレムを相手に単身で挑むなど、本来であれば有り得ない事である。

「まあ良いわ! 他のエリアを探すだけよ!」

 諦めの悪いテイルは停めていたバイクを再び奔らせ、残りがいないかを期待して探索する。

 途中で居合わせた適当な魔物は轢き潰しつつ、とにかく目的のゴーレムにのみ集中するも、あるのは残骸ばかりであった。

「──漸く二匹目!」

 散々探し回って見つけた、念願の二匹目である。もしかしたら周りに生き残りがいるかもしれないと期待し、抜刀した直後に気づいた。

「あれって……!?」

 テイルは驚いた。ゴーレムの目の前に"少年"が立っていたのだ。

「危ない!」

 少年に振りかぶったゴーレムの腕を斬り飛ばし、瞬時に少年を小脇に抱えて、その場を離れた。

「大丈夫かしら少年!?」

「……誰だお前は?」

「第一声がそれなら大丈夫ね!」

 口の悪い子供だと思いつつも、心配無さそうだと安堵する。

「お姉さんがあのデカブツ退治に来たからにはもう安心よ!」

「別に期待してないが」

「助けるんじゃ無かったかしら?」

 白髪色白の美少年だと思っていたら、可愛気の無さに少し不満が出るも、まあ良いかと後ろに乗せ、バイクを加速させた。

「お姉さんに掴まってなさい! 振り落とされたく無かったらね!」

 先程仕留め損なったゴーレムの元へ戻り、今度は腕だけでなく、胴体ごと切断してトドメを刺す。

「ほう? 中々やるな」

「お目が高いわね なんたって元"勇者"なんだから!」

「──勇者?」

 忘れないように破片を拾い、次のゴーレムを求めバイクを奔らせる。

 テイルはどこか少年を安全な場所に降ろそうと考えていると、意外にも『勇者』というワードに反応された。

「聞いてはいたな 魔王軍を脅かす存在がいると……聖剣使いが現れる前は」

「余計な覚え方しないでくれる?」

 気にしている事を残酷にも突きつけられ、子供の素直さにテイルは傷つけられてしまう。

 またしても聖剣使いにお株を奪われていた現実に、怒りが込み上げてくるが、テイルはグッと堪え、少年について訊ねた。

「それで? なんだってこんな所にいたのかしら?」

「……ゴーレムが出ると風の噂でな」

「危ないわよ 興味本位で魔物をみようだなんて」

 物珍しさに忍び込んだのだろうと、危険地帯に足を踏み入れた少年を叱る。

「お姉さんぐらい強いなら良いんだけどね もしかしてお仲間がいたりとか?」

「二人だけな この辺りにいるとは思うが今は別行動だ」

 なんて無責任な保護者なんだとテイルは怒りを覚えるが、とにかく今は保護者を探すと決めた。

「何処でも良いから降ろせ 俺は一人でかまわん」

「ダメに決まってるでしょ」

 ここで放置したとなると、今後罪悪感で眠れない日々が続くかもしれない。
 そう考えると、テイルも見過ごすわけにはいかなかったのだ。

「幸いゴーレムの数が少ないから良かったけど こんな所に子供が一人は流石に危ないわよ」

「子供扱いするな」

 そういう年頃なのかと受け流し、テイルは一旦荒野を抜けようと、加速させた。

 あと少しすれば村がある筈と、先の事を考えていた時である。

「──なっ!?」

 前方に突如、地面からゴーレムが湧いて出たのだ。

(このままだとぶつかる!)

 テイル一人ならどうとでもなるが、今は少年を乗せている為、迂闊にぶつけるわけにはいかない。

 だがブレーキは間に合わない。テイルは頭では状況を理解しているが、行動に移す為の時間が足りなかった。

「──そのまま突っ込め」

 少年がそう言った直後、テイルの頬を"何か"が掠める。

「え──?」

 それは『魔法』であった。

 少年の手のひらから光の魔法が放たれ、現れたゴーレムを破壊したのだ。

「前方注意だ自称勇者 危うく事故となるところだったぞ」

 今の光景を見てハッキリとした。この場所にゴーレムがいなかったわけを。何故子供一人でこんな場所にいた理由も。

「アタシの獲物減らしたのアンタだったのね!?」

「報酬が目当てなら残骸だけ貰えば良いだろう」

「イヤよ! アタシのプライドが許さないんだから!」

 なんて面倒くさいヤツなのだろうと思いつつ、少年は空気を読んで何も言わなかった。

 一方のテイルも、無駄な心配で終わって良かったと、内心ではホッとしているのだった。





「一応礼は言っておこう」

「別にいらないわ それよりここで良かったの?」

「問題無い」

 少年の実力を目の当たりにした今となっては、あまり心配はしていないが、テイルの僅かばかりの良心が痛む。

「なにかあったら呼びなさい──"恐れ知らずのテイル・ドレッドノート"をね!」

 自らの異名と共に名乗りを上げ、テイルは荒野を去っていく。
 最低限の依頼を達成し、報酬を貰う為に。そして新たな依頼を受ける為に。

「あれが勇者……か」

 その場に残された少年がそう呟くと、突如背後に二人の男が現れた。
 姿を隠し、今までの動向を窺っていたのだ。

 そして、一人の男が少年を呼ぶ。

「──魔王様・・・

 男は膝をついて頭を下げる。もう一人の男は頭の後ろに手を組み、頭を下げる男に注意した。

「ダメだよドライ? オレらもう魔王軍じゃないんだから」

「そうでしたねツヴァイ……申し訳ございません」

 テイルは知らなかった。

 この少年こそ、世界を脅かしていた魔王『サタン』であるという事を。

「──世界は……広いのだな」

 駆け抜けて往くテイルを眺めながら、元魔王は満足そうに微笑んでいた。





「そんなわけで! 流石勇者は格が違ったってわけよ!」

《元ッスけどね》

 そんな事とは露知らず、テイルは今日あった出来事を自慢気に話すのだった。

「ハッ!? よくよく考えたら魔王を倒した聖剣使いを倒せば……アタシがこの世界を救ったようなものよね!?」

 全くもって理屈の通らない理論を展開し、既に誓っていた想いを更に強固に志す。

「待ってなさい聖剣使い! アタシの戦いはこれから何だから!」

《あ~……非常に言いにくいんッスけど》

「何よ? 歯切れの悪い?」

 口籠るオペレーターに痺れを切らしたテイルは、早く言えと催促する。

《いや文句は無いスんけど……テイルさんがご執心の聖剣使いは──》

 伝える当の本人が早く言えと言うのだからと観念し、テイルにある事実を伝えた。





帰りましたよ・・・・・・ 元の世界に》

「なっ……ななな……なっ──っ!?」

 これは仕事案内場のギルドにて、叫び声を上げる五秒前の溜めである。

「なんですってぇーっ!?」

 どうやら奇跡でも起きない限り、元勇者と聖剣使いの二人が出逢う事は無いようだ。
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