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38歳。オタク女子。 婚活始めます。②
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こんな私でも婚期はあった。
24歳から9年間同棲を続けた彼がいた。
9年たって33歳になり、結婚を意識するようになった時、彼に結婚という2文字を催促するようになった。
30歳という年齢になり、焦っていたのだと思う。
しかし、9年も一緒に住んでしまっていた事が悪かった。
彼にとっては結婚しようがしまいが紙切れ1枚。してもしなくても何も変わらない。もうどうでもよくなっていたのだ。
いくら私が
「結婚しようか。そろそろ。婚姻届出しに行こうよ。」と言っても
「うん。そうだね。まぁ、後で。」と言って面倒くさがる。
数日たつ…
また言ってみる。面倒くさがられる。
の負のループの繰り返しになってしまっていた。
そんな時、ふと思ったのだ…
【あれ、結婚ってこんな感じでする物なのかな。】と
私のオタク的、理想の中では…
彼がシャンパンの中に婚約指輪を入れてサプライズしてくれたり、
最上階のおしゃれなレストランでプロポーズされたり、
そしてそれを涙ながらに「はい。よろしくお願いします。」と言って受け取る私がいて…
回りから拍手で祝福される2人…という幸せな結婚のイメージがあった。
でも、夢と現実は違うしね……
いや、違い過ぎないか!?
指輪もなく、プロポーズもなく、面倒くさがって出される婚姻届で果たしていいのだろうか。
結婚という大切なイベントをこんな感じで終わらせていいのだろうか。
結婚しないでこのままでいるという選択肢もあったのかもしれない。
でも私には耐えられなかった。
子供も欲しかったし、皆に名字が変わった事を幸せいっぱいに報告したかった。
毎日が楽しい新婚生活を送りたかった。
これ以上、一緒に居てもそれは叶えられないと思って彼とは別れる事にした。
24歳から9年間同棲を続けた彼がいた。
9年たって33歳になり、結婚を意識するようになった時、彼に結婚という2文字を催促するようになった。
30歳という年齢になり、焦っていたのだと思う。
しかし、9年も一緒に住んでしまっていた事が悪かった。
彼にとっては結婚しようがしまいが紙切れ1枚。してもしなくても何も変わらない。もうどうでもよくなっていたのだ。
いくら私が
「結婚しようか。そろそろ。婚姻届出しに行こうよ。」と言っても
「うん。そうだね。まぁ、後で。」と言って面倒くさがる。
数日たつ…
また言ってみる。面倒くさがられる。
の負のループの繰り返しになってしまっていた。
そんな時、ふと思ったのだ…
【あれ、結婚ってこんな感じでする物なのかな。】と
私のオタク的、理想の中では…
彼がシャンパンの中に婚約指輪を入れてサプライズしてくれたり、
最上階のおしゃれなレストランでプロポーズされたり、
そしてそれを涙ながらに「はい。よろしくお願いします。」と言って受け取る私がいて…
回りから拍手で祝福される2人…という幸せな結婚のイメージがあった。
でも、夢と現実は違うしね……
いや、違い過ぎないか!?
指輪もなく、プロポーズもなく、面倒くさがって出される婚姻届で果たしていいのだろうか。
結婚という大切なイベントをこんな感じで終わらせていいのだろうか。
結婚しないでこのままでいるという選択肢もあったのかもしれない。
でも私には耐えられなかった。
子供も欲しかったし、皆に名字が変わった事を幸せいっぱいに報告したかった。
毎日が楽しい新婚生活を送りたかった。
これ以上、一緒に居てもそれは叶えられないと思って彼とは別れる事にした。
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