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第19話:隣国の策略
しおりを挟む夜明けの光が貧民街の小さな隠れ家を照らし始めていた。クロヴィスはバルドルの傷の手当てを終え、窓辺に立って朝焼けの空を見つめていた。バルドルは命こそ取り留めたものの、意識は朦朧としており、呼吸も弱々しい。彼から分け与えられた「停止」の紋章の力は、クロヴィスの体内で新たな感覚を生み出していた。
「まだ適応できていないが...この力が役に立つはずだ」
彼は自分の手を見つめた。未来視と「停止」の力——二つの紋章の断片を持つことで、彼の体には奇妙な共鳴が起きていた。
「クロヴィス...」
微かな声に振り返ると、バルドルが目を開いていた。彼の目は曇っていたが、意識は戻っていた。
「無理をするな。休め」
「いや...まだ...伝えていないことがある...」
バルドルは苦しそうに上体を起こそうとした。クロヴィスは彼を支えた。
「神々の声から...もう一つ...情報を得た...」
彼は息を整え、続けた。
「ディアナは...ミラドニア帝国のスパイだ...彼女の目的は...王国の転覆と...侵攻の準備...」
「ミラドニア帝国?」
クロヴィスの記憶が呼び覚まされた。ディアナの私室で見つけた文書——そこに記されていたのは、まさにミラドニア帝国の軍事施設と侵攻計画だった。
「そうか...」
彼は思考を整理した。
「聖女ディアナの『始まりの紋章』と宰相の『加速』の力...それらは単に王太子を操り、レティシア様を排除するためだけでなく、王国を内部から崩壊させる目的もあったのか」
バルドルは弱々しく頷いた。
「彼らの計画は...三段階ある...まず、アレクシスを操り...レティシアを処刑させる...次に、王国の防衛体制を...内部から弱体化させる...そして...」
彼は咳き込み、言葉を詰まらせた。
「最後に...ミラドニア帝国軍が...侵攻する...」
「いつ頃を予定している?」
「レティシアの...処刑の直後...恐らく...数日以内...」
クロヴィスの表情が引き締まった。状況は想像以上に差し迫っていた。公開裁判まであと1日——そこでレティシアに死刑が宣告され、それが侵攻のシグナルとなるのだ。
「もう一つ...重要なことが...」
バルドルの声はさらに弱くなっていた。
「ミラドニア帝国も...時の紋章の断片を...所持している...彼らは...秘密兵器の開発を...」
「何だって?」
クロヴィスは驚愕した。隣国までもが時の紋章に関わっているとは。
「どの紋章だ?」
「『逆行』と...『終わり』の一部...」
バルドルは言葉を絞り出すように答えた。
「それらを使って...時間を操る兵器を...作っているらしい...」
これは想定外の事態だった。クロヴィスは急いで今後の行動計画を練り直す必要があった。レティシアを救い、アレクシスを解放し、そして王国の侵攻を阻止する——全てが繋がっていた。
「わかった、バルドル。もう休め」
クロヴィスは彼に水を飲ませ、再び横になるよう促した。
「信頼できる医師を呼んでくる。それまで持ちこたえるんだ」
◆◆◆
貧民街の信頼できる医師を呼び、バルドルの手当てを任せた後、クロヴィスは行動に移った。まず最初に、貧民街の協力者たちに情報を伝え、警戒を呼びかける。
「トム、王国が危険な状況にある」
クロヴィスは若きリーダーに状況を説明した。
「隣国の侵攻計画が明らかになった。貧民街の人々にも警戒を呼びかけてほしい」
「わかった」
トムは真剣な表情で頷いた。
「俺たちにできることは何でも協力する。天使様...レティシア様のためにも」
次に、クロヴィスは宮廷内の心ある側近たちに密かに連絡を取った。バルドルの人脈を通じて、王太子の親友である騎士団長エドガーや、国王の側近の一部など、聖女ディアナの影響下にない人物たちだ。
「隣国の侵攻計画を察知した。警戒を強めてほしい」
彼はメッセージを送った。直接的な証拠を示すことは難しかったが、「影の執事」としての彼の評判は、少なくとも彼らに警戒心を抱かせるには十分だった。
そして最も重要な任務——レティシアの無事を確認し、公開裁判に向けた準備を整えることだ。
「時の神殿へ向かったレティシア様...無事だろうか」
クロヴィスは未来視を使って、彼女の姿を探ろうとした。しかし、その瞬間——
「くっ...!」
激しい頭痛が彼を襲った。未来の映像が歪み、霞んでいく。3日後、3ヶ月後の未来に不可解な空白が生じていたのだ。
「これは...」
彼は冷や汗を流した。未来視が機能しない——それは「始まりの紋章」の力が働いている証拠だった。聖女ディアナが未来そのものを書き換え始めたのだ。
「焦ってきているな...」
クロヴィスは状況を分析した。彼とバルドルの逃亡、そして彼らが隣国の侵攻計画を知ったことで、ディアナたちも計画を早める必要に迫られているのだろう。
「とにかくレティシア様を見つけなければ」
彼は頭痛をこらえ、未来視の範囲を狭め、近い未来だけを探ることにした。3時間後までの未来なら、かろうじて見えた。
映像の中に、東の門から王都に戻るレティシアの姿がある。彼女は無事のようだが、表情は硬く、何か重大なことを発見したように見える。
「時の神殿で何を見つけたのだろう...」
クロヴィスは東門に向かって急いだ。レティシアと合流し、得られた情報を共有する必要があった。
◆◆◆
「クロヴィス!」
東門近くの人混みの中、レティシアの声が聞こえた。彼女は平民の服装に身を包み、頭巾で金髪を隠していたが、その青い瞳は遠くからでもすぐにわかった。
「レティシア様」
クロヴィスは安堵の表情で彼女に近づいた。
「無事で何よりです」
「あなたこそ...バルドルは?」
「救出しました。重傷ですが、命に別状はありません」
二人は人目につかない路地に入り、互いの情報を交換し始めた。
「時の神殿で、重要な発見がありました」
レティシアは小声で言った。
「『永遠』の紋章について、そして『心操りの紋』を解く方法について...」
彼女は神殿で見つけた古代の石碑の内容を説明した。それによれば、「永遠」の紋章は変化を拒み、時間の流れに影響されない力を持つという。そして、それは「心操りの紋」を完全に無効化できる可能性があった。
「そして、最も衝撃的だったのは...」
彼女は一瞬言葉を詰まらせた。
「『永遠』の紋章の持ち主は...私かもしれないということ」
「あなた?」
クロヴィスは驚きの声を上げた。
「はい。神殿の壁画には、青い瞳の女性が『永遠』の象徴と共に描かれていました。そして、私が神殿の中心部に立った時...」
彼女は自分の手を見つめた。
「何か...響くものを感じたの。まるで私の中で眠っている何かが、目覚めかけたような...」
クロヴィスは彼女の言葉を真剣に受け止めた。レティシアが「永遠」の紋章の力を持つ可能性——それは彼らの計画にとって大きな意味を持つ。
「それなら、アレクシス王太子を救う方法がある」
彼は希望を抱いて言った。
「あなたの『永遠』の力が目覚めれば、『心操りの紋』を解くことができるかもしれない」
二人は希望と共に、さらに情報を交換した。クロヴィスはバルドルから得た情報——隣国の侵攻計画と、彼らが「逆行」と「終わり」の紋章の断片を持っているという事実を伝えた。
「ミラドニア帝国...」
レティシアの表情が曇った。
「父はいつも彼らを警戒していたわ。特に現皇帝は野心家だと...」
「彼らの侵攻は、あなたの処刑直後に予定されているようです」
クロヴィスの言葉に、二人の表情が引き締まった。
「公開裁判まであと1日...」
レティシアが呟いた。
「計画を急がなければ」
◆◆◆
隠れ家に戻った二人は、バルドルの容態を確認した後、詳細な計画を練り始めた。公開裁判での対応、アレクシスの解放方法、そして隣国の侵攻に備えた準備——全てを整理し、最善の行動を決める必要があった。
「まず、公開裁判での対応です」
クロヴィスは静かに言った。
「裁判そのものを阻止することは難しい。しかし、私たちには証拠があります——記憶水晶と、バルドルの証言です」
「でも、アレクシスが完全に操られていれば...」
「そこで『停止』の力です」
クロヴィスはバルドルから受け継いだ力について説明した。
「この力を使えば、一時的に『心操りの紋』の効果を停止させることができるかもしれません。その隙に、レティシア様の『永遠』の力を目覚めさせる...」
「でも、私の力がどうすれば目覚めるのかわからないわ」
レティシアは不安そうに言った。
「神殿の壁画によれば...」
彼女は思い出すように言葉を選んだ。
「『永遠』の力は、強い感情——特に愛や絆によって目覚めるとされています。私とアレクシスの間の...真実の感情が鍵になるのかもしれません」
「それは『心操りの紋』を解くために必要な『真実の愛の告白』とも一致します」
クロヴィスは頷いた。アレクシスの本心を一瞬でも取り戻し、彼とレティシアが真実の気持ちを確かめ合う——それが全ての鍵となる。
「しかし、問題があります」
クロヴィスは眉をひそめた。
「私の未来視に異変が起きています。3日後以降の未来が見えなくなりました」
「どういうこと?」
「聖女ディアナが『始まりの紋章』の力で、未来そのものを書き換え始めたのです」
レティシアの顔から血の気が引いた。
「それはつまり...」
「彼女も焦っています。私たちの動きを察知し、計画を早める可能性がある。最悪の場合、公開裁判の日程さえも前倒しにするかもしれません」
二人は沈黙に包まれた。状況は刻一刻と厳しくなっていた。
「それでも、戦うしかないわ」
レティシアが決意を込めて言った。
「私たちには仲間がいる。貧民街の人々、心ある側近たち...」
「それに、私たちには紋章の力がある」
クロヴィスも力強く頷いた。
「『視界』と『停止』、そして目覚めつつある『永遠』...」
二人は作戦の詳細を煮詰めていった。公開裁判での行動、アレクシスへの接近方法、そして「永遠」の紋章を目覚めさせる方法——全てを細かく計画する。
夕暮れ時、クロヴィスは再び未来視を試みた。しかし、状況は悪化していた。3時間後の未来さえも霞み始めている。これは「始まりの紋章」の力が強まっている証拠だった。
「やはり焦っているな...」
彼は窓辺に立ち、王宮の方角を見つめた。彼の未来視が捉えた最後の映像——それは宮殿の中で何かの儀式の準備をする聖女ディアナの姿だった。彼女は「始まりの紋章」の力を最大限に引き出すため、特別な儀式を行おうとしているようだった。
「レティシア様」
クロヴィスは振り返った。
「状況が変わりました。聖女ディアナが何かの儀式を準備しています。おそらく、『始まりの紋章』の力を強化する儀式でしょう」
「それはつまり...」
「計画を前倒しする必要があります。今夜、王宮に潜入し、アレクシス王太子に接触しましょう」
レティシアは一瞬驚いたが、すぐに決意の表情を見せた。
「わかったわ。準備するわね」
二人は急いで準備を始めた。バルドルの容態を最終確認し、彼に計画を伝える。彼はまだ弱々しかったが、意識ははっきりしており、二人に助言を与えることができた。
「アレクシスに...接触するなら...朝の瞑想の時間が...最も適している...」
彼の言葉は弱いながらも明確だった。
「しかし...ディアナが...儀式を行うなら...その間に...アレクシスの意識が...解放される可能性も...」
貴重な情報を得て、クロヴィスとレティシアは最終的な作戦を立てた。夜間に宮殿に忍び込み、聖女の儀式を確認しつつ、アレクシスに接触する。そして、「停止」の力と「永遠」の可能性を使って、「心操りの紋」を解く——それが彼らの計画だった。
◆◆◆
夜が更けるにつれ、王都は静寂に包まれていった。しかし、その静けさの中にも、嵐の前の緊張感が漂っていた。
クロヴィスとレティシアは黒装束に身を包み、王宮への潜入準備を整えた。二人は最後の打ち合わせを行い、互いの決意を確認する。
「レティシア様、危険な作戦です」
クロヴィスは真剣な表情で言った。
「どうしても一緒に行くというのであれば、私の指示に従ってください」
「わかったわ」
彼女も覚悟を決めた様子で頷いた。
「この作戦が成功すれば、アレクシスを救い、王国を守ることができる...失敗は許されないわね」
「ええ」
クロヴィスは再び未来視を試みた。しかし、未来は依然として霞んでいた。それでも、彼は持てる力を最大限に使って、最善の道を見出そうとした。
「行きましょう」
彼は静かに言った。バルドルに最後の別れを告げ、二人は隠れ家を後にした。
外では、月が雲に隠れ、王都を暗闇が支配していた。それは彼らの潜入には好都合だったが、同時に不吉な予感も感じさせた。
クロヴィスの胸に、「視界」と「停止」の紋章の力が共鳴する感覚があった。そしてレティシアの中では、「永遠」の力が目覚めようとしていた。
彼らの運命を決する夜が始まろうとしていた。
(続く)
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