5 / 18
第5話:「スラム街生活の知恵、値切りの評判広まる」
しおりを挟む「またあの若者が来たぞ」
「ああ、噂の『目利き』だな」
「値切りの魔術師とも呼ばれてるらしいぜ」
朝市で直樹が通りかかると、商人たちの間で小さなささやきが起こった。カレイド市に来て2週間。「マザーの食堂」の仕入れ係として働き始めてからというもの、彼の評判は市場内で少しずつ広がっていた。
毎朝、直樹は市場の各店を回り、【最強の値切り】スキルを活かして食材を仕入れる。単に値段を下げるよう頼むのではなく、売り手の状況を把握し、最適な提案をする彼の手法は、商人たちの間でも一目置かれるようになっていた。
「おはようございます、ムラ商店さん」直樹は野菜売り場で挨拶した。「今日はキャベツ20個、ニンジン30個、それから…」
「おう、橘か」ムラと呼ばれる中年の男性が笑顔で答えた。「いつもの通りだな。最近は君が来るのを待ってるよ」
直樹がスキルを発動させると、ムラの周囲が輝き、今日の情報が浮かび上がった。
「そういえば、今日は南の耕作地から大量の作物が入るそうですね」直樹は自然な口調で言った。「明日は値段が下がるかもしれませんが、今日買うべきでしょうか?」
ムラは驚いた表情を見せた。「ほう、その情報はどこで?確かに今日の午後に南からの荷車が来るんだ。値段は下がるだろうな…」
直樹はここでチャンスを見た。「そうですか。それなら今日は少し安くしていただければ、いつも通り買いますよ。明日まで待つ手間も省けますし」
ムラは少し考え込み、やがて頷いた。「まあ、君とは長いつきあいになりそうだし、今日も2割引きでいいよ」
これが直樹の交渉術だった。単に「安くしてくれ」と言うのではなく、売り手にもメリットがある提案をする。今回の場合、明日価格が下がる前に売れるというメリットをムラに提示した。
同様の交渉を他の店でも行い、その日の仕入れを終えた直樹は、近くの井戸で水を汲む女性たちの会話を耳にした。
「あの若者、凄いらしいわね。いつも良い値段で買い物できるって」
「マザーの食堂の肉が美味しくなったのも、彼のおかげだって」
「私も一度、彼に買い物を頼んでみようかしら」
直樹は自分の評判が広がっていることに少し照れくさい気持ちになりながらも、嬉しさを感じた。【最強の値切り】スキルが認められ始めているのだ。
---
食堂に戻ると、マーサは既に朝食の準備で忙しかった。
「おかえり、橘くん。今日の仕入れはどうだった?」
「順調です。いつもより2割安く抑えられました」直樹は袋から食材を取り出しながら答えた。
マーサは目を輝かせた。「素晴らしいわ!あなたの働きのおかげで、お店の利益が随分上がったのよ」
彼女は周囲を見回し、声を低くした。「実は良い知らせがあるの。昨晩、義弟のディーンに会ってきたわ。あなたのことを話したら、とても興味を持ってくれて、商人ギルドで紹介してくれることになったのよ」
直樹の心臓が高鳴った。「本当ですか!いつ会えるんですか?」
「今日の午後よ。昼の営業が終わったら、ギルドに連れて行ってあげる」
直樹はこの朗報に興奮した。商人ギルドへの入会は、彼の「値切りの王」への道の大きな一歩になるだろう。しかし同時に、不安も感じていた。どんな試験が待っているのか、合格できるのか…。
「何か準備することはありますか?」直樹は心配そうに尋ねた。
マーサは首を振った。「特にないわ。ただ、ギルドの人たちは商才を重視するから、あなたの値切りの腕を見せれば大丈夫よ」
その言葉に少し安心した直樹だったが、まだ緊張は解けなかった。
---
「マザーの食堂」での昼の営業は、いつも以上に忙しかった。直樹の仕入れのおかげで、肉の量が増えたことが評判となり、常連客が増えていたのだ。
「橘、この味付けは君のアイデアなのか?」常連の労働者が尋ねてきた。
「いえ、それはマーサさんの腕です。私はただ食材を仕入れているだけですよ」直樹は謙虚に答えた。
「だが、以前より肉が多くなった。しかも値段は変わらないんだぞ?魔法でも使ったのか?」
直樹は苦笑いした。「魔法ではありません。ただの交渉術です」
「交渉術か…俺の嫁に教えてやってくれないか?」男は冗談交じりに言った。周囲から笑い声が上がる。
「秘密です」直樹はウィンクしながら答え、場を和ませた。
昼の営業が終わり、店内の片付けを終えた直樹とマーサは、商人ギルドに向かった。ギルドは市の中心部にある立派な石造りの建物だった。入口には「カレイド商人ギルド」と刻まれた看板が掲げられている。
「立派な建物ですね」直樹は感嘆の声を上げた。
「ここは市で最も権力のある組織の一つよ」マーサは説明した。「商人たちが団結して、取引のルールを作り、互いを守るための場所なの」
ギルド内に入ると、広々とした大広間が広がっていた。多くの商人たちが忙しそうに行き来し、取引の話し合いや情報交換をしている。壁には世界地図や商品価格表、航路図などが貼られていた。
マーサは受付に向かい、「ディーン・フォルジャーに会いに来ました」と伝えた。間もなく、30代後半の精悍な男性が現れた。
「マーサ、来てくれたのか」男性―ディーンは微笑んだ。「これが噂の若者だな?」
「はい、橘直樹です。よろしくお願いします」直樹は丁寧に頭を下げた。
ディーンは直樹を上から下まで見て、「噂通り、目が良さそうだな」と言った。「マーサからは君の腕前について聞いている。市場での仕入れの腕が素晴らしいとか」
「ありがとうございます。まだまだ未熟ですが…」
「謙虚なのはいいことだ」ディーンは笑った。「では、ギルドについて少し説明しよう」
彼は直樹を大広間の奥へと案内した。「カレイド商人ギルドは、この街の商業を司る組織だ。会員になれば、商取引の保証や法的保護を受けられる。また、ギルド内の情報網や設備も利用できる」
直樹はこの説明に大きく頷いた。ビジネスマンとしての経験から、そうした組織の価値は十分理解できた。
「入会するには、試験に合格する必要がある」ディーンは続けた。「通常は紹介者が必要だが、君はマーサとの縁があるので、私が保証人になろう」
「ありがとうございます」直樹は感謝の意を示した。
「試験の内容は簡単だ」ディーンは言った。「商才を証明することだ。具体的には、ギルドが指定する商品を市場の半額で仕入れてくること」
「半額で?」直樹は驚いた。どんなに【最強の値切り】スキルを使っても、通常は2割引き程度が限界だった。
「難しいと思うだろう」ディーンは理解を示すように頷いた。「しかし、真の商人はそれができる。知恵と交渉力で不可能を可能にするのだ」
「どんな商品を仕入れるのですか?」
「それはその時に指定される。普通なら準備期間を与えるが…」ディーンは少し間を置いた。「君は特別な才能があると聞いている。明日、試験を受けてみないか?」
直樹は躊躇した。明日というのは突然すぎる。しかし、チャンスは逃したくなかった。「はい、挑戦します」
「素晴らしい」ディーンは満足げに言った。「明日の正午、中央広場に来てくれ。試験官と商品が発表される」
直樹とマーサはギルドを後にした。帰り道、マーサは直樹を励ました。
「あなたなら大丈夫よ。これまでの腕前を見せれば」
「半額というのが気になります…」直樹は素直な不安を口にした。「通常の交渉では2~3割が限界です」
「そうね…でも商人ギルドの試験だもの、普通の交渉じゃダメなのよ」マーサは言った。「もっと創造的な方法が必要なのかもしれないわ」
直樹は頭を抱えた。「明日までに何か策を考えないと…」
---
その夜、直樹は自分の宿に戻り、試験のことを考え抜いた。半額で商品を仕入れるには、通常の値切り以上の何かが必要だ。
「普通の交渉じゃダメなら…情報か?価格変動を予測するとか…」
しかし、それでも半額まで下げるのは難しいだろう。直樹はベッドに横たわり、天井を見つめていた。
「マーケリウス…あなたが与えてくれたスキルで、この試験を突破できるのか?」
そう呟いた瞬間、部屋が一瞬金色に輝いた。直樹は驚いて起き上がった。
「直樹よ…」かすかな声が聞こえる。マーケリウスの声だった。「値切りとは何か、もう一度考えてみよ…」
「値切りとは…相手の立場を理解し、最適な提案をすること」直樹は答えた。
「そう…だが、それだけではない」声は続いた。「値切りとは、『本当の価値』を見極めることだ…誰にとっての価値か…それを考えるのだ…」
声は消え、部屋は元の暗さに戻った。直樹はマーケリウスの言葉を反芻した。
「本当の価値…誰にとっての価値…」
そして突然、彼の頭に一つのアイデアが浮かんだ。
「そうか!半額で買うには、売り手にとっての商品の価値を変える必要がある!」
直樹は興奮して起き上がり、明日の試験のための戦略を練り始めた。マーケリウスの助言が、彼に新たな視点を与えてくれたのだ。
---
翌日正午、直樹は約束通り中央広場に現れた。既にディーンが待っていた。彼の隣には厳めしい表情の老人がいた。
「橘直樹だな」老人が言った。「私はカレイド商人ギルドの上級会員、ヴェルンだ。今日の試験官を務める」
「よろしくお願いします」直樹は丁寧に挨拶した。
「試験の内容はディーンから聞いているな?」ヴェルンは尋ねた。直樹が頷くと、彼は続けた。「今日の指定商品は…高級絹織物だ」
ヴェルンは市場の一角を指差した。「あそこに『バロン商会』がある。そこの絹織物を市場価格の半額で仕入れてこい。成功すれば、ギルド見習い会員として認める」
直樹は指差された方向を見た。「バロン商会」と書かれた立派な店構えの店があった。
「時間制限はあるのですか?」直樹は尋ねた。
「日没までだ」ヴェルンは答えた。「それでは、始めるがいい」
直樹は深呼吸し、「バロン商会」に向かった。店内に入ると、高級な反物や衣類が所狭しと並んでいた。奥には威厳のある老人が座っている。長い白髪と髭を蓄えた、まさに「商人の王」といった風格の持ち主だ。
「いらっしゃい」老人は穏やかな声で言った。「何かお探しで?」
「高級絹織物を探しています」直樹は答えた。
「ほう」老人は興味を示した。「では、こちらをご覧ください」
彼は棚から美しい絹織物を取り出した。光沢のある青い生地に、金の糸で模様が織り込まれている。
「これは南方から取り寄せた最高級の絹です」老人は説明した。「価格は金貨1枚」
直樹は驚いた。金貨1枚は銀貨100枚に相当する。食堂で2週間働いても稼げない金額だ。しかも、その半額でも彼には手が出ない。
「ガルド・バロン様ですね?」直樹は老人の名前を確認した。
老人は驚いた様子で頷いた。「私を知っているのか?」
「はい、カレイド市一の商人と聞いています」直樹は丁寧に答えた。「実は…商人ギルドの入会試験で、この絹織物を市場価格の半額で仕入れるよう言われました」
ガルドは大声で笑った。「なるほど!またギルドの若造試しか。残念だが、私の店では値引きはしない。それが50年来の商売のやり方だ」
直樹は落ち着いて【最強の値切り】スキルを発動させた。ガルドの周囲が輝き、情報が流れ込んでくる。ガルド・バロンは商人として誇り高く、単なる値引き交渉には決して応じない。しかし、彼には別の弱点があった。
「バロン様、この絹織物はいつ仕入れたものですか?」直樹は質問した。
「3ヶ月前だ。なぜだ?」
「最近、南方からの新しい絹が市場に入ってきていると聞きました」直樹は自信を持って言った。「品質はこれと同等で、価格は7割程度と聞いています」
ガルドの表情に僅かな動揺が見えた。「そんな話は聞いていないが…」
「実は」直樹は前日に練った戦略を展開し始めた。「私はこの街の商人たちと親しくしているのですが、来週には南方の商人団が大量の絹を持ってくると聞きました。そうなれば…」
「価格は下がるということか」ガルドは腕を組んだ。「だが、私の絹は品質で勝負している。価格だけの問題ではない」
直樹はさらに一歩踏み込んだ。「バロン様のような目利きがお墨付きを与えた絹なら、確かに価値は高いでしょう」彼は相手の自尊心を刺激した。「しかし、市場原理は厳しいもの。南方の絹が大量に入れば、どんなに品質が良くても価格は影響を受けます」
ガルドは黙って直樹の話を聞いていた。
「私には一つ提案があります」直樹は言った。「この絹を半額で買わせていただきたい。ただし条件があります」
「条件?」ガルドは眉を上げた。
「はい。この取引が成立したら、私は商人ギルドの見習い会員になれます」直樹は説明した。「そうなれば、私はギルドの情報網を使って、南方の絹の正確な入荷時期と量、そして価格を事前に調査できます。その情報をバロン様にお伝えし、今後の仕入れ戦略に役立てていただく」
ガルドは興味を示した。「情報か…確かに商売において、先を読むことは重要だ」
「さらに」直樹は続けた。「私がギルドで成功すれば、バロン様との縁を大切にし、将来的には共同で商売を展開することも可能です。若い私と経験豊富なバロン様が組めば、双方にメリットがあるはずです」
ガルドは長い沈黙の後、ゆっくりと立ち上がった。「面白い提案だ…単なる値切りではなく、長期的な取引を見据えているのだな」
「はい」直樹は頷いた。「値引きは一時的な利益ですが、信頼関係に基づく長期的な取引は、より大きな利益をもたらします」
ガルドは微笑んだ。「50年商売をしてきて、こんな交渉は初めてだ。よし、取引成立だ。金貨半分でこの絹を売ろう」
「ありがとうございます!」直樹は喜びを隠せなかった。「しかし…」彼は恥ずかしそうに付け加えた。「実は今は金貨半分も持っていないのです。試験に合格したら、ギルドから借りる予定で…」
ガルドは大笑いした。「なるほど!それも計算済みか。いいだろう。このタグを持っていけ」彼は小さな木製のタグに印を押した。「これがあれば、私が半額で売ることに同意したという証明になる」
直樹は感謝の意を示し、タグを受け取った。ガルドは彼の肩を叩いた。「若いうちから商才があるな。また来なさい。次は実際の取引をしよう」
---
広場に戻った直樹は、ヴェルンとディーンにタグを見せた。
「信じられん…」ヴェルンは驚いた様子だった。「ガルド・バロンが値引きに応じたのか?」
「半額どころか、一銭も払っていないじゃないか」ディーンは笑いながら言った。
「タグには確かにガルドの印がある」ヴェルンはタグを調べた。「間違いない。彼は半額での販売に同意したのだ」
直樹は得意げな表情を見せないよう努めた。「取引は成立したと考えてよろしいですか?」
ヴェルンは厳しい表情からようやく解放され、微笑んだ。「よし、合格だ。君は見事に商才を証明した。明日から商人ギルドの見習い会員として認めよう」
ディーンは直樹の肩を叩いた。「見事だった!どうやってガルドを説得したんだ?」
直樹は自分の交渉術を簡単に説明した。単なる値引き交渉ではなく、長期的な取引関係と情報提供という価値を提示したことが成功の鍵だったと。
「なるほど」ヴェルンは納得したように頷いた。「これぞ真の商人の考え方だ。明日の朝、ギルドに来なさい。正式な手続きを行う」
直樹は深々と頭を下げた。「ありがとうございます。必ず来ます」
ディーンは直樹を連れて「マザーの食堂」に戻った。マーサは結果を聞いて大喜びした。
「やったわね!おめでとう!」彼女は直樹を抱きしめた。「あなたなら成功すると思ってたわ!」
「マーサさんのおかげです」直樹は感謝の意を示した。「ディーンさんを紹介してくれなければ、このチャンスはありませんでした」
「これからどうするの?」マーサは尋ねた。「ギルドに入ったら、食堂の仕事は続けられないかもしれないわね」
直樹は考え込んだ。確かにギルド活動は忙しくなるかもしれない。しかし、マーサには恩がある。
「できる限り、朝の仕入れだけでも続けます」直樹は約束した。「少なくとも、代わりの人が見つかるまでは」
マーサは嬉しそうに頷いた。「ありがとう。でも、あなたの将来を優先してね。これは大きなチャンスなんだから」
その夜、直樹は宿に戻り、今日の成功を噛みしめていた。商人ギルドへの入会は、彼の「値切りの王」への道の重要な一歩だ。
「今日の交渉、見ていてくれましたか?」直樹は空に向かって呟いた。「マーケリウス、あなたの助言のおかげで成功しました」
部屋が再び金色に輝き、かすかな声が聞こえた。「よくやった、直樹…これは始まりにすぎない。真の値切りの力を示せ…」
直樹は微笑んだ。彼の異世界での冒険は、これからがスタートラインだ。「値切りの王」への道は、まだまだ先は長い。しかし、今日の成功は彼に大きな自信を与えてくれた。
明日から始まる商人ギルドでの新生活。直樹の心は期待と決意で満ちていた。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる