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第8話:「伝説の商人ガルド・バロン」
しおりを挟む商人ギルドでの生活が1ヶ月を過ぎた頃、直樹はすっかりカレイド市の商業界に馴染んでいた。東の商人団との提携は大成功し、彼の名前はギルド内で広く知られるようになっていた。ディーンの指導の下、様々な取引を経験する中で、【最強の値切り】スキルの使い方も日に日に上達していった。
「橘、ちょっといいか」
ある日の朝、ディーンが珍しく緊張した様子で事務所に入ってきた。
「どうしましたか?」直樹は手元の帳簿から顔を上げた。
「アルバート・ギルド長から呼び出しだ。すぐに執務室に来てほしいとのことだ」
直樹は眉をひそめた。「何か問題でも?」
「詳しくは聞いていないが、重要な案件らしい」ディーンは少し困った表情を見せた。「ただ、『市場の王』ガルド・バロンのことが話題になるという話だ」
直樹の心拍数が上がった。ガルド・バロン。商人ギルド入会試験で初めて対面し、半額で絹織物を売ってもらうことに成功した伝説の商人だ。あれから彼とは会っていなかったが、約束通り南方の絹に関する情報は定期的にギルドの情報網を通じて送っていた。
「わかりました。すぐに行きましょう」
二人は急いでギルド長の執務室に向かった。
---
「入りなさい」ドアをノックすると、中からアルバート・ギルド長の声が響いた。
執務室に入ると、アルバートの他に、試験官だったヴェルンと、そして意外なことに、ガルド・バロン自身が席についていた。
「おや、橘君か」ガルドは直樹を見ると、温かい笑顔を見せた。「久しぶりだな」
「バロン様」直樹は丁寧に頭を下げた。「お元気そうで何よりです」
アルバートが咳払いをして話を始めた。「橘、君を呼んだのには理由がある。ガルド・バロン様から直接、君についての問い合わせがあったのだ」
直樹は驚いて、ガルドを見た。伝説の商人が自分について尋ねるとは思ってもみなかった。
「私は君から定期的に送られてくる南方の絹の情報に大変満足している」ガルドは穏やかな声で言った。「あの情報のおかげで、いくつかの重要な取引で先手を打つことができた。約束通り、実に有益だった」
「お役に立てて光栄です」直樹は謙虚に答えた。
「そこで、一つ提案がある」ガルドは前のめりになった。「私は来週、南方の大市場に商談に行く予定なのだが、同行してほしい」
執務室内が静まり返った。カレイド市最高の商人が、見習い会員である直樹を大事な商談に連れて行きたいと言ったのだ。これは前代未聞の名誉だった。
「バロン様、それは...」直樹は言葉に詰まった。
「ガルド・バロン様の目に留まるとは、見事な功績だ」アルバートは感心した様子で言った。「もちろん、ギルドとしても許可しよう」
「ありがとうございます」直樹はアルバートに頭を下げた後、ガルドに向き直った。「喜んで同行させていただきます。どのようなお手伝いができるでしょうか?」
ガルドは満足げに頷いた。「南方の絹商人たちとの交渉だ。彼らは近年、価格を釣り上げている。君の『目』と交渉術があれば、より良い条件で契約できるかもしれない」
直樹は理解した。ガルドは彼の【最強の値切り】スキルに期待しているのだ。単に安く買うだけでなく、取引全体の価値を高める彼の能力を評価しているようだった。
「最善を尽くします」直樹は自信を持って答えた。
「よし、詳細は後で伝えよう」ガルドは立ち上がった。「一週間後、朝一番で私の商会に来てくれ」
ガルドが去った後、アルバートは満足げな表情で直樹を見つめた。
「橘、これは大きなチャンスだ。ガルド・バロン様は50年以上商売を続け、カレイド市で最も成功した商人だ。彼から学べることは計り知れない」
「はい、光栄に思います」直樹は率直に答えた。
「それから」アルバートの口調が変わった。「この機会に、正式会員への昇格試験も前倒しにしよう。南方からの帰還後、すぐに試験を行う」
これは予想外の展開だった。通常、見習い期間は3ヶ月だが、それが2ヶ月に短縮されることになる。
「ありがとうございます」直樹は深々と頭を下げた。「必ず期待に応えます」
執務室を出た後、ディーンは興奮した様子で直樹の肩を叩いた。
「これは前代未聞だぞ!市場の王が見習い会員を指名するなんて!」
「私自身も驚いています」直樹は正直に言った。
「だが、納得だ」ディーンは真剣な表情になった。「君の交渉術は特別だ。私も多くを学んだよ」
二人が事務所に戻ると、すでにギルド内に噂が広まっていた。多くの会員が直樹に声をかけ、祝福や励ましの言葉をかけてくれた。彼の評判はギルド内で確実に高まっていた。
---
帰り道、直樹は小さな路地に入り、商売の神殿に立ち寄った。以前、無一文の時に泊めてもらった場所だ。今は商人ギルドの見習い会員となった自分が、どのように映るだろうか。
「おや、若い商人か」年配の神官が微笑みながら出迎えた。「マーケリウス様の神殿へようこそ」
「以前、一晩泊めていただいたことがあります」直樹は説明した。「あの時はありがとうございました」
「ああ、君か!」神官は思い出したように言った。「あれから随分と立派になったな。商人ギルドのバッジを付けているじゃないか」
「はい、見習い会員になりました」直樹は謙虚に答えた。「今日は感謝の気持ちを伝えたくて来ました」
直樹は銀貨2枚を神殿への寄付として差し出した。これは彼の1週間分の給料に相当する額だ。
「これは...」神官は驚いた様子で銀貨を見た。「太っ腹だな。マーケリウス様も喜ばれるだろう」
「商売の神様のおかげで、ここまで来られました」直樹は本心から言った。
「マーケリウス様の加護があるように」神官は祝福の言葉を述べた。
神殿を出た直樹は、夕暮れの市場を歩きながら考えを巡らせた。ガルド・バロンとの商談旅行は、彼にとって大きな飛躍のチャンスだ。しかし同時に、どのような難題が待ち受けているのか、不安もあった。
---
一週間後、早朝。直樹はガルド・バロンの商会の前に立っていた。市の中心部に位置する立派な建物で、入口には「バロン商会」の看板が輝いている。
「よく来たな、橘」ドアを開けると、ガルド自身が出迎えてくれた。「準備はいいか?」
「はい、万全です」直樹は頷いた。
彼らは既に準備された馬車に乗り込んだ。馬車の中には、ガルドの助手らしき若い男性と、護衛の剣士が2名いた。
「こちらは私の甥のヘンリーだ」ガルドは助手を紹介した。「商売の勉強中でな」
「橘直樹です。よろしくお願いします」直樹は挨拶した。
ヘンリーは20代前半の青年で、伯父に似た鋭い目を持っていた。彼は直樹を警戒するような目で見ていたが、礼儀正しく挨拶を返した。
「今回の旅について説明しよう」ガルドは話を始めた。馬車が揺れる中、彼は南方の大市場への旅程と、そこでの商談内容を詳細に語った。
「南方の大市場は、5つの王国が交わる地点にある。あらゆる商品が集まる一大商業拠点だ。特に絹織物の取引では、世界最大の規模を誇る」
直樹は熱心にメモを取りながら聞いていた。
「問題は、近年、絹商人たちが『絹商人組合』を結成し、価格を統制していることだ」ガルドは表情を曇らせた。「かつては個々の商人と交渉できたが、今は組合が一律の価格を決めている。そのため、価格が年々上昇しているのだ」
「カルテルのようなものですね」直樹は前世の経済用語を思い出して言った。
「カル...テル?」ガルドは首を傾げた。
「東の国の言葉で、商人が団結して価格を操作することです」直樹は説明した。
「まさにそれだ」ガルドは納得した様子で頷いた。「そこで君の出番だ。組合の弱点を見つけ、価格交渉の突破口を開いてほしい」
「組合の幹部は誰ですか?」直樹は核心に迫る質問をした。
「組合長はジャン・リヴィエールという男だ」ガルドは答えた。「賢く、狡猾で、交渉の達人だ。50年の商売人生で、彼との交渉は常に困難だった」
ヘンリーが口を挟んだ。「伯父様はジャンとは旧知の間柄ですが、商売となると敵同士です。特に近年は関係が冷え込んでいます」
「個人的な確執があるのですか?」直樹は興味深く尋ねた。
ガルドとヘンリーは顔を見合わせた。「そうだな...」ガルドは少し躊躇った後、話し始めた。「実は、私とジャンは若い頃の親友だった。共に商売を始め、共に成功を掴んだ。だが、ある取引を巡って意見が対立し...」
彼は言葉を切った。過去の記憶が蘇ってきたようだ。
「伯父様とジャン卿は30年前に決別しました」ヘンリーが説明を引き継いだ。「以来、商売敵として対峙してきました。今回の組合結成も、ジャン卿が伯父様を苦しめるための策だという噂もあります」
直樹はこの情報を注意深く聞いていた。商談の背景に個人的な確執があるというのは、とても重要な情報だ。
「詳しく教えてくださり、ありがとうございます」直樹は礼を言った。「この情報は交渉に役立つかもしれません」
「どうかな?」ガルドは疑わしげに言った。「ジャンは感情で動くタイプではない。徹底して利益を追求する男だ」
「しかし、すべての人間には何らかの感情があります」直樹は静かに言った。「特に長い確執があれば、その中に交渉の糸口があるかもしれません」
ガルドは直樹をじっと見つめた。「君の『目』は人の本質を見抜くと聞いている。ジャンの本質を見抜けるかな?」
「最善を尽くします」直樹は自信を持って答えた。
馬車は一日中走り続け、夕方には小さな街に到着した。そこで一泊し、翌日も同様に移動を続ける。南方の大市場までは三日の道のりだった。
旅の間、直樹はガルドから商売の極意を学んだ。50年の経験から得た知恵は、直樹にとって貴重な学びとなった。
「商売の基本は『価値の理解』だ」ガルドは語った。「物の価値、人の価値、時間の価値。それらを正確に把握できれば、損をすることはない」
直樹はこの言葉に深く頷いた。「マーケリウス...商売の神も同じことを教えてくれました」と心の中で思った。
---
旅の三日目、彼らは南方の大市場が見えてくる丘に到着した。眼下に広がる光景は圧巻だった。
数百のテントや屋台が立ち並び、あらゆる人種、民族の商人や買い手が行き交う巨大な市場。色とりどりの旗や幟が風になびき、異国の音楽や呼び売りの声が混ざり合って独特の喧騒を生み出していた。
「素晴らしい...」直樹は思わず声を漏らした。
「世界最大の市場の一つだ」ガルドは誇らしげに言った。「私も若い頃から通っているが、来るたびに心が躍る」
馬車は市場の商人宿に向かった。そこは富裕な商人たちが滞在する高級宿で、バロン商会の名前で予約されていた。
「まずは休息だ」ガルドは宿に着くと言った。「明日から三日間、商談が続く。ジャンとの交渉は最終日だ。それまでに、市場の様子を探り、情報を集めよう」
「了解しました」直樹は頷いた。
部屋に案内された直樹は、窓から広大な市場を眺めながら、明日からの挑戦に思いを馳せた。ジャン・リヴィエールという男との交渉。30年来のガルドのライバルであり、絹商人組合の組合長。彼を説得し、有利な条件を引き出せるか。
「【最強の値切り】スキルを最大限に活用しよう」直樹は決意を固めた。「相手の本質を見抜き、真の価値を見つけ出す...」
日が落ち、市場には松明の灯りが灯された。夜になっても市場の活気は衰えず、むしろ夜の商いが始まり、新たな賑わいを見せていた。
直樹はベッドに横になりながら、マーケリウスの言葉を思い出していた。
「値切りの王とは、単に安く買う者ではない。価値を創造し、世界を豊かにする者だ」
「明日こそ、その言葉の意味を証明してみせます」
彼は星が瞬く夜空に向かって誓った。伝説の商人ガルド・バロンと共に、彼の最大の商談が、いよいよ始まろうとしていた。
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