異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!

理太郎

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11 メンバー

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倒れた男に近づき、様子を見てみる。

寝ている姿はやはり普通の人間にしか見えない。しかし、あの異常さはなんだ?

「アラタ君!すごいね!あんなに強かったんだ!びっくりしたよ!」
興奮を隠せない様子でカチュアが駆けてきた。
その後ろを、さっき吹き飛ばされた男も歩いてくる。


「すみません助かりました。もう、殺されるかと・・・」
着ている服は所々破けてボロボロになっているが、見た限り怪我は治っているようだ。
カチュアが回復魔法をかけたのだろう。

「いや、いいんです。俺もムカっとしたし、ほっておけないじゃないですか。怪我を治したのはカチュアですから、お礼なら彼女に」
男に何度もお礼を言われ、カチュアは少し照れて困った感じになっていた。

「ところで、コイツは一体何なんですか?何があったか教えてください」



店に戻ったのは午後3時頃だった。休憩時間を大きくオーバーした上、
服がボロボロで上半身がほぼ裸だった俺は、カチュアに変な事をしようとして、ぶっ飛ばされたと、
リカルドにからかわれたが、レイチェルが落ち着いて話を聞いてまとめてくれた。
リカルドは結構、面倒くさい性格をしているのかもしれない。


もはや服とは言えないボロ切れを見て、
店の売り物だった古着から、レイチェルが適当にTシャツを選び、これでも着てなよと渡してくれた。
昨日からとにかく世話になりっぱなしで、レイチェルには本当に頭が下がる。


レイチェルに、かいつまんで説明したが、
「詳しい話しは閉店後に皆揃って聞かせてもらうよ。とりあえず無事なら良かった」
と言われ、閉店後に話し合いをする事になった。

夕方5時、閉店した後この日出勤のメンバー全員で事務所に集まった。


●武器担当(近距離)レイチェル・エリオット(副店長)
●武器担当(遠距離)リカルド・ガルシア

●防具担当(全般) ジャレット・キャンベル

●魔道具担当(回復系)カチュア・バレンタイン
●魔道具担当(回復系)ユーリ・ロサリオ

●魔道具担当(補助系)ジーン・ハワード

●魔道具担当(攻撃系)ミゼル・アルバラード
●魔道具担当 (攻撃系)シルヴィア・メルウィー


ユーリ・ロサリオ 18歳
暗めのブラウンヘアーで、前下がりのショートアシンメトリー。
コロンとした黒の丸目。
童顔のせいか、中学生くらいに歳に見えたが、カチュアと同い年だ。
ラベンダー色の半袖パーカーに、七分丈のデニムパンツを穿いている。
150cmくらいだろう。カチュアより少し背が低く小柄だ。

カチュアと同じ白魔法だが毒や麻痺といった、状態異常の治癒の方が得意らしい。
口数が少なく、俺が挨拶した時もアタシはユーリ、と一言だけだった。


シルビア・メルウィー 24歳 
色白で、肩の下まであるウェーブがかった白に近い金髪。
少し丸みのある青い瞳。鼻筋が通っており、整った顔立ちをしている。
160cmくらいだろうか、レイチェルより少し低いくらいだ。
サマーニットの白いセーターと、テーパードのブラックパンツを穿いており、
線が細く、儚げな雰囲気が特徴だった。

挨拶がてら少し話してみると、とても落ち着いており、受け答えがハッキリとしていた。
女性陣では一番年上と言っていたし、お姉さん的な役割もしているのだろう。


ちなみに店長と、もう一人の魔道具担当(補助)は、長期出張で不在らしい。
その間はレイチェルを中心に、営業しているそうだ。
19歳で副店長というのは驚いたが、今日一日のリーダーシップを見ていると納得だった。


俺を入れて全部で9人、これだけ集まると少し狭いかなと思ったが、
ロッカーくらいしか無い簡素な事務所だったため、全員余裕を持って席に着くことができた。

そして落ち着いた頃合いを見て、レイチェルが口を開いた。
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