404 / 1,557
403 店で過ごす夜 ①
しおりを挟む
「アラやん、これお前の分な」
ジャレットがアラタにナイロンのような素材で、少し重みがある収納袋を手渡した。
袋を開けると、圧縮された封筒型の寝袋が出て来た。
「・・・寝袋かぁ、なるほど・・・確かに店に泊まるんならこれが一番か」
当然の事だが店内には寝室は無い。
休憩室兼事務所は、テーブルを端に寄せれば一人二人は横になる事はできる。
だが今回のように大人数が泊る場合は、店内の廊下に適当に雑魚寝をする事になる。
「アラやん、寝袋は初めてか?」
早々と寝袋の中に入ったジャレットは、アラタの隣で両手を頭の後ろで組んでリラックスしている。
「はい。俺キャンプとかした事ないし、使う機会は無かったですね。へぇ~、結構暖かいんですね」
アラタもジャレットを真似て寝袋に入ると、頭の後ろで手を組み天井を見上げる。
不思議な気分だった。いつも働いている店の通路で、寝袋に入り横になっている。頭の後ろにはいつも手入れをしている鎧や兜が置いてあってそこで横になる。
営業中ではとても考えられない事だ。不思議でなんだかとても楽しい気持ちだった。
「キャンプ?アラやんの世界のキャンプはどんなんだ?」
ジャレットが興味をもったようにアラタに顔を向ける。
「・・・あ、そっか・・・こっちの世界じゃ夜は外出れないからですね。日本のキャンプは、簡単に言えば山とか川でテント張って飲み食いする感じですね。それで夜寝る時に寝袋を使うんです」
ジャレットはアラタの説明に、なるほど、と頷いた。
「アラやんの世界は夜出れるからいいよな。こっちは陽のあるうちに食事すませて、夜はテントの中で寝るだけだ。正直イマイチだぜ」
ジャレットはつまらなそうに息を吐いた。
「・・・それは、確かに物足りないですね」
なんとなく日本の事を思い出した。
俺はキャンプをした事はないが、村戸さんはアウトドアだから、夏は花火だBBQだと言ってキャンプもしていたっけな。
「よぉ、俺もここで寝させてもらうぜ」
アラタが薄暗い天井をじっと見つめていると、寝袋を持ったミゼルがアラタとジャレットの前に立った。
「アラタ、また何か考えてたのか?カチュアの言う通りだな」
そう言うとミゼルは、ジャレットを挟んでアラタの隣に寝袋を敷いた。
「あ、ミゼルさん・・・カチュアの言う通りってなんです?」
「お前はよく考え事をして、一人の世界に入る事があるって言ってたぜ。あんま寂しがらせんなよ?」
ミゼルは足だけ寝袋に入れると、そのまま上半身は後ろの棚にもたれさせた。
「・・・はい。よくカチュアに言われてます」
カチュアはもう慣れたと言っていたけど、だからと言って一緒にいる時に他の事に気を取られるのはあまりにカチュアに悪い。これからは気を付けよう。
「まぁそう気にすんな。別にカチュアは怒ってもいないし、ガッカリもしてなかったよ。雑談でちょっと口にしただけだ。それよりアラタ、さっきの話しでシンジョウ・ヤヨイも光の力を使ったらしいが・・・お前と同じ力だよな?」
ミゼルさんは俺には顔を向けなかった。
話しかけているけど独り言のような、そんな口ぶりだった。
「・・・弥生さんの光の力・・・」
北の街メディシングでの防衛戦で、弥生さんは光の力に目覚めた。
話しに聞いた限りでは俺の光と同じ力だと思う。
「・・・はい。多分俺の力と同じだと思います」
「・・・そうか、つまりお前とシンジョウ・ヤヨイ。そしてムラト・シュウイチのニホンから来た三人は、全員が光の力を使えるって事か。なぁジャレット、これってどういう事だ?」
ミゼルは視線だけアラタを越えてその隣のジャレットに向けた。
「・・・アラやんみたく異なる世界からこっちに来ると、この世界に順応しようとして特別な力を身に着けるんじゃねぇか?ニホンには魔法は無いらしいからな、それが魔法を使える世界に来た。それで体の中で何かが変わるんじゃねぇのか・・・って考えはどうだよ?」
ジャレットも上半身を起こし、自分の仮説を口にしてみた。
即席で出した言葉の割には、筋の通った考えにアラタもミゼルもなるほどと声を出した。
「けっこう有力な考えだと思うぜ」
「はい、俺も素直に言葉が入ってきました」
アラタも体を起こしジャレットに顔を向ける。
日本からこの世界に来て、なぜ自分はこんな力を身に着けたのかと謎だったが、自分だけでなく弥生も修一も同じ力を持っていた。
それはやはりこの転移が関係しているのだとは思っていた。そしてジャレットの言う、魔法が使えなかった世界から使える世界に来た事で、体がこの世界に順応しようとした結果。という考えは頷けるものだった。
そのまま三人で話していると、リカルドとジーンも寝袋を持ってやってきた。
「なんだ、お前達も来たのか?」
ジャレットが笑うと、ジーンが頭を掻いて少し困ったように話した。
「いや、僕は自分の青魔法コーナーで寝ようと思ったんだけど、ケイトが来てさ・・・隣で寝るだけだからって言うんけど、さすがにちょっと・・・」
「ほおー!さすがケイティーだな!いいじゃん、どうせ一緒に住んでんだし気にするなよ」
ジャレットがからかうように少し高い声を出すと、ジロリとジーンが睨む。
「おいおい、冗談だよ冗談!睨むなって。そんでリカルドはどうしたんだ?」
「あぁ、俺はなんか寝れねぇし暇だからよ。こっちでお前らの話し声が聞こえたから来たんだよ。食い物の話しなら俺もまぜろよ」
「いや、全然違うからな」
ジャレットが冷静にツッコミを入れると、リカルドは笑いながらジャレットの隣に腰を下ろし寝袋に入った。
「リカルドはブレないな」
ジーンもクスリと笑い、リカルドの隣に寝袋を敷くと、座ったまま背伸びをして体をほぐす。
「おー、これは男が勢揃いじゃないかい?」
談笑しているとレイチェルが棚の陰から顔を出し声をかけてきた。
白いパジャマ姿で、リラックスしているようだ。
「ん、レイチーじゃねぇか。どうしたんだ?女子はあっちで固まってんじゃないのか?」
ジャレットが反対側の白魔法コーナーの方を指差した。
「いや、ちょっとアラタと話したくてね。盛り上がってたとこ悪いけど、ちょっと借りていいかい?」
「え、俺?いいけど、なんかあったか?」
「なに、カチュアからキミを取ろうと、口説くわけじゃないから安心してくれ。ただ、少しあらたまった話しだから事務所に来てくれないか?」
そう言われると着いて行くしかたない。
アラタはジャレット達に、じゃあちょっと、と言ってレイチェルに着いて事務所へ入った。
「お待たせ、アラタも連れてきたよ」
事務所にはピンク色のパジャマに着替えたカチュアが一人、椅子に座って紅茶を飲んでいた。
レモンの甘い香りがほのかにただよう。
「あ!アラタ君」
カチュアはアラタの顔を見て、嬉しそうに声を上げる。
「あれ、カチュアもいたんだ。どうしたんだ?」
カチュアの隣に腰を下ろす。
「えっと、私もレイチェルに話しがあるって言われて待ってたの。アラタ君も呼んでくるって聞いてたけど・・・レイチェル、話しってなに?」
カチュアが正面に座るレイチェルに向き直ると、アラタもそれに倣ってレイチェルに体を向ける。
アラタとカチュアの顔を交互に見て、レイチェルは笑顔で口を開いた。
「うん。あのさ、キミ達は明日休みにするから、カチュアの家に行って結婚の許可もらってきなよ」
ジャレットがアラタにナイロンのような素材で、少し重みがある収納袋を手渡した。
袋を開けると、圧縮された封筒型の寝袋が出て来た。
「・・・寝袋かぁ、なるほど・・・確かに店に泊まるんならこれが一番か」
当然の事だが店内には寝室は無い。
休憩室兼事務所は、テーブルを端に寄せれば一人二人は横になる事はできる。
だが今回のように大人数が泊る場合は、店内の廊下に適当に雑魚寝をする事になる。
「アラやん、寝袋は初めてか?」
早々と寝袋の中に入ったジャレットは、アラタの隣で両手を頭の後ろで組んでリラックスしている。
「はい。俺キャンプとかした事ないし、使う機会は無かったですね。へぇ~、結構暖かいんですね」
アラタもジャレットを真似て寝袋に入ると、頭の後ろで手を組み天井を見上げる。
不思議な気分だった。いつも働いている店の通路で、寝袋に入り横になっている。頭の後ろにはいつも手入れをしている鎧や兜が置いてあってそこで横になる。
営業中ではとても考えられない事だ。不思議でなんだかとても楽しい気持ちだった。
「キャンプ?アラやんの世界のキャンプはどんなんだ?」
ジャレットが興味をもったようにアラタに顔を向ける。
「・・・あ、そっか・・・こっちの世界じゃ夜は外出れないからですね。日本のキャンプは、簡単に言えば山とか川でテント張って飲み食いする感じですね。それで夜寝る時に寝袋を使うんです」
ジャレットはアラタの説明に、なるほど、と頷いた。
「アラやんの世界は夜出れるからいいよな。こっちは陽のあるうちに食事すませて、夜はテントの中で寝るだけだ。正直イマイチだぜ」
ジャレットはつまらなそうに息を吐いた。
「・・・それは、確かに物足りないですね」
なんとなく日本の事を思い出した。
俺はキャンプをした事はないが、村戸さんはアウトドアだから、夏は花火だBBQだと言ってキャンプもしていたっけな。
「よぉ、俺もここで寝させてもらうぜ」
アラタが薄暗い天井をじっと見つめていると、寝袋を持ったミゼルがアラタとジャレットの前に立った。
「アラタ、また何か考えてたのか?カチュアの言う通りだな」
そう言うとミゼルは、ジャレットを挟んでアラタの隣に寝袋を敷いた。
「あ、ミゼルさん・・・カチュアの言う通りってなんです?」
「お前はよく考え事をして、一人の世界に入る事があるって言ってたぜ。あんま寂しがらせんなよ?」
ミゼルは足だけ寝袋に入れると、そのまま上半身は後ろの棚にもたれさせた。
「・・・はい。よくカチュアに言われてます」
カチュアはもう慣れたと言っていたけど、だからと言って一緒にいる時に他の事に気を取られるのはあまりにカチュアに悪い。これからは気を付けよう。
「まぁそう気にすんな。別にカチュアは怒ってもいないし、ガッカリもしてなかったよ。雑談でちょっと口にしただけだ。それよりアラタ、さっきの話しでシンジョウ・ヤヨイも光の力を使ったらしいが・・・お前と同じ力だよな?」
ミゼルさんは俺には顔を向けなかった。
話しかけているけど独り言のような、そんな口ぶりだった。
「・・・弥生さんの光の力・・・」
北の街メディシングでの防衛戦で、弥生さんは光の力に目覚めた。
話しに聞いた限りでは俺の光と同じ力だと思う。
「・・・はい。多分俺の力と同じだと思います」
「・・・そうか、つまりお前とシンジョウ・ヤヨイ。そしてムラト・シュウイチのニホンから来た三人は、全員が光の力を使えるって事か。なぁジャレット、これってどういう事だ?」
ミゼルは視線だけアラタを越えてその隣のジャレットに向けた。
「・・・アラやんみたく異なる世界からこっちに来ると、この世界に順応しようとして特別な力を身に着けるんじゃねぇか?ニホンには魔法は無いらしいからな、それが魔法を使える世界に来た。それで体の中で何かが変わるんじゃねぇのか・・・って考えはどうだよ?」
ジャレットも上半身を起こし、自分の仮説を口にしてみた。
即席で出した言葉の割には、筋の通った考えにアラタもミゼルもなるほどと声を出した。
「けっこう有力な考えだと思うぜ」
「はい、俺も素直に言葉が入ってきました」
アラタも体を起こしジャレットに顔を向ける。
日本からこの世界に来て、なぜ自分はこんな力を身に着けたのかと謎だったが、自分だけでなく弥生も修一も同じ力を持っていた。
それはやはりこの転移が関係しているのだとは思っていた。そしてジャレットの言う、魔法が使えなかった世界から使える世界に来た事で、体がこの世界に順応しようとした結果。という考えは頷けるものだった。
そのまま三人で話していると、リカルドとジーンも寝袋を持ってやってきた。
「なんだ、お前達も来たのか?」
ジャレットが笑うと、ジーンが頭を掻いて少し困ったように話した。
「いや、僕は自分の青魔法コーナーで寝ようと思ったんだけど、ケイトが来てさ・・・隣で寝るだけだからって言うんけど、さすがにちょっと・・・」
「ほおー!さすがケイティーだな!いいじゃん、どうせ一緒に住んでんだし気にするなよ」
ジャレットがからかうように少し高い声を出すと、ジロリとジーンが睨む。
「おいおい、冗談だよ冗談!睨むなって。そんでリカルドはどうしたんだ?」
「あぁ、俺はなんか寝れねぇし暇だからよ。こっちでお前らの話し声が聞こえたから来たんだよ。食い物の話しなら俺もまぜろよ」
「いや、全然違うからな」
ジャレットが冷静にツッコミを入れると、リカルドは笑いながらジャレットの隣に腰を下ろし寝袋に入った。
「リカルドはブレないな」
ジーンもクスリと笑い、リカルドの隣に寝袋を敷くと、座ったまま背伸びをして体をほぐす。
「おー、これは男が勢揃いじゃないかい?」
談笑しているとレイチェルが棚の陰から顔を出し声をかけてきた。
白いパジャマ姿で、リラックスしているようだ。
「ん、レイチーじゃねぇか。どうしたんだ?女子はあっちで固まってんじゃないのか?」
ジャレットが反対側の白魔法コーナーの方を指差した。
「いや、ちょっとアラタと話したくてね。盛り上がってたとこ悪いけど、ちょっと借りていいかい?」
「え、俺?いいけど、なんかあったか?」
「なに、カチュアからキミを取ろうと、口説くわけじゃないから安心してくれ。ただ、少しあらたまった話しだから事務所に来てくれないか?」
そう言われると着いて行くしかたない。
アラタはジャレット達に、じゃあちょっと、と言ってレイチェルに着いて事務所へ入った。
「お待たせ、アラタも連れてきたよ」
事務所にはピンク色のパジャマに着替えたカチュアが一人、椅子に座って紅茶を飲んでいた。
レモンの甘い香りがほのかにただよう。
「あ!アラタ君」
カチュアはアラタの顔を見て、嬉しそうに声を上げる。
「あれ、カチュアもいたんだ。どうしたんだ?」
カチュアの隣に腰を下ろす。
「えっと、私もレイチェルに話しがあるって言われて待ってたの。アラタ君も呼んでくるって聞いてたけど・・・レイチェル、話しってなに?」
カチュアが正面に座るレイチェルに向き直ると、アラタもそれに倣ってレイチェルに体を向ける。
アラタとカチュアの顔を交互に見て、レイチェルは笑顔で口を開いた。
「うん。あのさ、キミ達は明日休みにするから、カチュアの家に行って結婚の許可もらってきなよ」
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
異世界に飛ばされた人見知りの僕は、影が薄かったから趣味に走る事にしました!
まったりー
ファンタジー
主人公は、人見知りな占いが大好きな男の子。
そんな主人公は、いるのか分からない程の影の薄さで、そんなクラスが異世界に召喚されてしまいます。
生徒たちは、ステータスの確認を進められますが、主人公はいるとは思われず取り残され、それならばと外に1人で出て行き、主人公の異世界生活が始まります。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる