412 / 1,556
411 カチュアの家へ ⑥
しおりを挟む
「アラタ君・・・私、知らなかったの。お母さんがなんで私に命の石を残してくれたのか。お父さんの事も・・・事故で無くなったって聞いてたけど、詳しい事は教えてもらえなかったの」
カチュアの家で昼食をご馳走になった後、俺達はカチュアのお母さんのお墓参りに来ていた。
お墓はカチュアの家の裏手にある、少し小高い丘の上にあった。
今日は陽が高くこの季節にしては暖かい。風に揺れる草葉が耳に心地良い音を届けてくれる。
「・・・すごく辛い話しだったから・・・カチュアが、大きくなるまで黙ってたんだと思うよ」
お墓は掃除が行き届いており、とても綺麗だった。
カチュアから、フリオさんが毎日散歩でここに来ては、掃除をしていると聞いた。
「うん・・・そうだと思う。それと、アラタ君がいたから今日話してくれたんだよ。だって私一人じゃ・・・本当に辛いから・・・」
そう言ってカチュアは寂しそうに目を伏せた。
「カチュア・・・」
俺は後ろからカチュアをそっと抱きしめた。
フリオさんから聞いた話しは、本当に胸が苦しくなる程辛く悲しいものだった。
カチュアは俺の手に自分の手を合わせる。
「・・・お花、綺麗だね」
街の花屋さんで買った花束を飾ると、カチュアがポツリと呟いた。
「うん・・・綺麗だね」
「お母さん、喜んでくれるかな」
「こんなに綺麗なんだから、きっと喜んでくれてるよ」
「うん、そうだよね・・・・・ねぇ、アラタ君」
「うん」
「ありがとう」
その一言には色々な想いがこめられていた。
俺はしばらくそのままカチュアを抱きしめ続けた。
それから俺はお墓で眠るカチュアのお母さんに、命を助けてもらった事へのお礼と結婚の報告をした。
「・・・アラタ君、そろそろ戻ろうか?」
陽が傾いてきて、風が少し冷たくなってきた。
「そうだね・・・また来よう」
「うん」
・・・・・ありがとう
手を繋いで二人でお墓に背を向けて歩くと、ふいに頬を撫でる風に乗って、誰かに声をかけられた気がした。
「ん?カチュア、今何か言った?」
「え?何も言ってないよ」
俺は足を止めて、カチュアのお母さんのお墓に顔をむけた。
「アラタ君?どうしたの?」
少しの間お墓を見つめてから、俺は深く一礼をした。
「・・・アラタ君?」
「・・・ごめん、行こうか」
「・・・うん」
カチュアが手を向けて来るので、俺はその手をとった。
少しだけ見つめ合い、もう一度お墓に目を向けてから歩き出した。
背中に感じる温かさは、あの時俺が死の淵から生還した時に感じたものと同じ温もりだった。
それは小さい頃、母親に抱き締めてもらった時のような、全てを優しく包み込む・・・そんな温かさだった。
きっとカチュアのお母さん、マリアさんはいつも見守ってくれているんだ。
帰り道はお互い何も話さなかったけど、
繋いだ手から感じるカチュアの存在に、心は通じている。そう感じる事ができた。
その日はカチュアの家に泊まる事になった。
カチュアもここ最近帰っていなかったし、ハンナさんもフリオさんも、ぜひ泊まってほしいと言ってくれたのだ。俺ももっと話したいと思っていたので、その言葉に甘えさせてもらう事にした。
俺は正直に別の世界、日本から来たという事を話した。
最初は冗談を言っているのかと思われたけど、カチュアも一緒に話してくれたので、最後には信じてもらう事ができた。
魔法のあるこの世界だからこそ、突拍子も無いと思える話しでも信じてもらう事ができるのだろう。
日本で同じように違う世界から来たと言えば、頭がおかしいと思われるに違いない。
その夜は、俺はフリオさんに付き合って、あまり飲めないお酒を飲んだ。
日本にいた時も付き合いでビールを飲んだことはあるが、せいぜい二杯しか飲めなかった。
正直何が旨いのか分からない。酒は苦手だ。
だけどなんだか嬉しそうに酒を勧められるので、断るのは申し訳ない。
弱いのであまり飲めないのですが、と断って少し飲んだ。
もしかしたら俺に、カチュアの父親ジュドーさんを重ねているのかもしれない。
よく一緒に酒を飲んだと言うし、孫娘の旦那になる俺と酒を飲むことで、当時を懐かしんでいるのかもしれない。
ハンナさんは早くも曾孫の顔が見たいと言うので、俺とカチュアはお互いにチラリと目を合わせて、咳払いをして黙ってしまった。
いつか子供ができたとして、日本の家族には顔を見せる事はできないだろう。
だけどここにも、子供を待ち望んでいる人達がいるという事がとても嬉しく思えた。
まだ式も挙げていないから早いとは思うけれど、カチュアとの間に子供ができた時の事を考えてみた。
自分も家族を持てる。
この世界での楽しみがまた一つできて、胸が温かくなった。
その夜、俺は客間で一人ベットに横になっていた。
さすがにカチュアの実家で、カチュアと一緒の部屋で寝る事はできない。
ハンナさんには、カチュアと一緒の部屋がいいかと気を使われたが、面と向かってそう言われると意識してしまい逆に無理だ。
この世界には電気が無いので、発光石という光を発する魔道具で室内を照らすのだが、それを消してしまうと一気に真っ暗になる。小さな灯りが欲しい時はロウソクでも使えばいいが、まだ日本の感覚が残っている俺には豆電球が懐かしい。
「・・・これ、どうしようかな」
ゴロリと体の向きを変え、俺は朝寄った花屋さんでもらった、見たい夢を見れるという、夢見の花を手に取り眺めた。真っ暗だがじっと見ていると目が慣れてきて、花の輪郭がぼんやりと目に映ってきた。
見たい夢が無いわけではない。
日本にいる父と母と弟・・・夢の中でもいいから家族に会いたいという気持ちはある。
弥生さんにも・・・・・
もう一人、村戸さん。でも、村戸さんには複雑な気持ちもあった。
マルゴンから聞いた話しだと、村戸さんは今ブロートン帝国にいるという。そして治安部隊のヴァンは村戸さんに慕っていた上司を殺されたという話しだ。
俺にとって村戸さんは恩人と言っていい人だけど、この世界に来た村戸さんの話しを聞いて、正直なところ複雑な気持ちになっていた。
「・・・駄目だ。考えがまとまらない。今日はやめておこう」
夢見の花を置いて枕と頭の位置を合わせると、俺は目を閉じた。
カチュアの家で昼食をご馳走になった後、俺達はカチュアのお母さんのお墓参りに来ていた。
お墓はカチュアの家の裏手にある、少し小高い丘の上にあった。
今日は陽が高くこの季節にしては暖かい。風に揺れる草葉が耳に心地良い音を届けてくれる。
「・・・すごく辛い話しだったから・・・カチュアが、大きくなるまで黙ってたんだと思うよ」
お墓は掃除が行き届いており、とても綺麗だった。
カチュアから、フリオさんが毎日散歩でここに来ては、掃除をしていると聞いた。
「うん・・・そうだと思う。それと、アラタ君がいたから今日話してくれたんだよ。だって私一人じゃ・・・本当に辛いから・・・」
そう言ってカチュアは寂しそうに目を伏せた。
「カチュア・・・」
俺は後ろからカチュアをそっと抱きしめた。
フリオさんから聞いた話しは、本当に胸が苦しくなる程辛く悲しいものだった。
カチュアは俺の手に自分の手を合わせる。
「・・・お花、綺麗だね」
街の花屋さんで買った花束を飾ると、カチュアがポツリと呟いた。
「うん・・・綺麗だね」
「お母さん、喜んでくれるかな」
「こんなに綺麗なんだから、きっと喜んでくれてるよ」
「うん、そうだよね・・・・・ねぇ、アラタ君」
「うん」
「ありがとう」
その一言には色々な想いがこめられていた。
俺はしばらくそのままカチュアを抱きしめ続けた。
それから俺はお墓で眠るカチュアのお母さんに、命を助けてもらった事へのお礼と結婚の報告をした。
「・・・アラタ君、そろそろ戻ろうか?」
陽が傾いてきて、風が少し冷たくなってきた。
「そうだね・・・また来よう」
「うん」
・・・・・ありがとう
手を繋いで二人でお墓に背を向けて歩くと、ふいに頬を撫でる風に乗って、誰かに声をかけられた気がした。
「ん?カチュア、今何か言った?」
「え?何も言ってないよ」
俺は足を止めて、カチュアのお母さんのお墓に顔をむけた。
「アラタ君?どうしたの?」
少しの間お墓を見つめてから、俺は深く一礼をした。
「・・・アラタ君?」
「・・・ごめん、行こうか」
「・・・うん」
カチュアが手を向けて来るので、俺はその手をとった。
少しだけ見つめ合い、もう一度お墓に目を向けてから歩き出した。
背中に感じる温かさは、あの時俺が死の淵から生還した時に感じたものと同じ温もりだった。
それは小さい頃、母親に抱き締めてもらった時のような、全てを優しく包み込む・・・そんな温かさだった。
きっとカチュアのお母さん、マリアさんはいつも見守ってくれているんだ。
帰り道はお互い何も話さなかったけど、
繋いだ手から感じるカチュアの存在に、心は通じている。そう感じる事ができた。
その日はカチュアの家に泊まる事になった。
カチュアもここ最近帰っていなかったし、ハンナさんもフリオさんも、ぜひ泊まってほしいと言ってくれたのだ。俺ももっと話したいと思っていたので、その言葉に甘えさせてもらう事にした。
俺は正直に別の世界、日本から来たという事を話した。
最初は冗談を言っているのかと思われたけど、カチュアも一緒に話してくれたので、最後には信じてもらう事ができた。
魔法のあるこの世界だからこそ、突拍子も無いと思える話しでも信じてもらう事ができるのだろう。
日本で同じように違う世界から来たと言えば、頭がおかしいと思われるに違いない。
その夜は、俺はフリオさんに付き合って、あまり飲めないお酒を飲んだ。
日本にいた時も付き合いでビールを飲んだことはあるが、せいぜい二杯しか飲めなかった。
正直何が旨いのか分からない。酒は苦手だ。
だけどなんだか嬉しそうに酒を勧められるので、断るのは申し訳ない。
弱いのであまり飲めないのですが、と断って少し飲んだ。
もしかしたら俺に、カチュアの父親ジュドーさんを重ねているのかもしれない。
よく一緒に酒を飲んだと言うし、孫娘の旦那になる俺と酒を飲むことで、当時を懐かしんでいるのかもしれない。
ハンナさんは早くも曾孫の顔が見たいと言うので、俺とカチュアはお互いにチラリと目を合わせて、咳払いをして黙ってしまった。
いつか子供ができたとして、日本の家族には顔を見せる事はできないだろう。
だけどここにも、子供を待ち望んでいる人達がいるという事がとても嬉しく思えた。
まだ式も挙げていないから早いとは思うけれど、カチュアとの間に子供ができた時の事を考えてみた。
自分も家族を持てる。
この世界での楽しみがまた一つできて、胸が温かくなった。
その夜、俺は客間で一人ベットに横になっていた。
さすがにカチュアの実家で、カチュアと一緒の部屋で寝る事はできない。
ハンナさんには、カチュアと一緒の部屋がいいかと気を使われたが、面と向かってそう言われると意識してしまい逆に無理だ。
この世界には電気が無いので、発光石という光を発する魔道具で室内を照らすのだが、それを消してしまうと一気に真っ暗になる。小さな灯りが欲しい時はロウソクでも使えばいいが、まだ日本の感覚が残っている俺には豆電球が懐かしい。
「・・・これ、どうしようかな」
ゴロリと体の向きを変え、俺は朝寄った花屋さんでもらった、見たい夢を見れるという、夢見の花を手に取り眺めた。真っ暗だがじっと見ていると目が慣れてきて、花の輪郭がぼんやりと目に映ってきた。
見たい夢が無いわけではない。
日本にいる父と母と弟・・・夢の中でもいいから家族に会いたいという気持ちはある。
弥生さんにも・・・・・
もう一人、村戸さん。でも、村戸さんには複雑な気持ちもあった。
マルゴンから聞いた話しだと、村戸さんは今ブロートン帝国にいるという。そして治安部隊のヴァンは村戸さんに慕っていた上司を殺されたという話しだ。
俺にとって村戸さんは恩人と言っていい人だけど、この世界に来た村戸さんの話しを聞いて、正直なところ複雑な気持ちになっていた。
「・・・駄目だ。考えがまとまらない。今日はやめておこう」
夢見の花を置いて枕と頭の位置を合わせると、俺は目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に飛ばされた人見知りの僕は、影が薄かったから趣味に走る事にしました!
まったりー
ファンタジー
主人公は、人見知りな占いが大好きな男の子。
そんな主人公は、いるのか分からない程の影の薄さで、そんなクラスが異世界に召喚されてしまいます。
生徒たちは、ステータスの確認を進められますが、主人公はいるとは思われず取り残され、それならばと外に1人で出て行き、主人公の異世界生活が始まります。
駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
神様を育てることになりました
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
死後の世界で転生待ちをしていた。誘導にしたがって進んでいたが、俺だけ神使に別の場所に案内された。そこには5人の男女がいた。俺が5人の側に行くと、俺達の前にいた神様から「これから君達にはこの神の卵を渡す。この卵を孵し立派な神に育てよ」と言われた。こうしてオレは神様を育てることになった。
過労死した俺、異世界で最強農業チートに目覚める。神農具で荒野を楽園に変えたら、エルフや獣人が集まって最高の国ができました
黒崎隼人
ファンタジー
「君、死んじゃったから、異世界で国、作らない?」
ブラック企業で過労死した俺、相川大地。
女神様から授かったのは、一振りで大地を耕し、一瞬で作物を育てる**最強の『神農具』**だった!?
右も左もわからない荒野でのサバイバル。
だけど、腹ペコのエルフ美少女を助け、頼れるドワーフ、元気な猫耳娘、モフモフ神狼が仲間になって、開拓生活は一気に賑やかに!
美味しいご飯とチート農具で、荒野はあっという間に**「奇跡の村」**へ。
これは、ただの農民志望だった俺が、最高の仲間たちと世界を救い、種族の壁を越えた理想の国『アグリトピア』を築き上げる物語。
農業は、世界を救う! さあ、今日も元気に、畑、耕しますか!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる