711 / 1,560
710 稽古
しおりを挟む
修練場に移動した、アラタ、レイチェル、バリオスの三人には、訓練をしていた兵士達の視線が集中していた。
マルコス・ゴンサレス、そして偽国王を倒したアラタと、ゴールド騎士のアルベルト・ジョシュアを倒したレイチェル、そして女王からの信頼が厚く、王宮仕えではないにも関わらず、国政にも深く関わっているバリオスの三人が一度に集まったからである。
ここに来て何をするのか?その興味が兵士達の手を止めさせていた。
「今日は天気が良いな・・・・・」
バリオスは空を見上げ、眩しそうに目を細めた。日差しは良いが、12月の寒さは肌に冷たく刺さり、口からはく白い息は空気に溶けていく。
白いシャツの上に、縁取りに暗めの茶色のパイピングをあしらった、フード付きの黒いローブを着ている。クインズベリー国の黒魔法使いの正統な装束である。
「店長、ここで何をするんですか?」
アラタは周囲を見回して問いかけた。
言われるままに付いて来たが、目的は聞かされていなかった。
ただ周囲の視線に、自分達がこの場に馴染まない事は感じ取れた。
そんなアラタの胸中を知ってか、バリオスは周囲を一瞥した後、軽い調子で口を開いた。
「あまり気にするな。キミは自分で思っている以上に有名なんだ。それにレイチェルと俺も揃っているとなれば、注目が集まって当然だ。これから先もこんな事は何度でもある。早く慣れたほうがいいぞ」
「そうだな。何度も言うが、マルコス・ゴンサレスを倒して注目され始めたところに、偽国王、そして今回のロンズデールの一件だ。城内にはあっという間に噂が広まったからな。私もキミも、これからは何をするにしても人目を引くだろう。アラタも割り切った方がいいぞ」
バリオスの言葉に同調するレイチェルは、自分が見られている事は特に気にも留めていないようだった。
「はぁ・・・しかたないか。確かにそうだよな、自分でもそうだと思う」
ジロジロ見られて落ち着かないが、アラタ自身も自分の功績を客観的に見ると、しかたないと思わざるを得ないところは自覚できた。
大きく溜息をついたアラタを見て、バリオスは笑って声をかけた。
「ははは、そう肩を落とすな。さて、それじゃあそろそろ始めるようか。アラタ、キミには今から俺と手合わせをしてもらおう」
「え!?店長と、ですか?」
風が吹き、バリオスの金色の髪が頬にかかり、ローブをはためかせる。
「そうだ。俺がお前を鍛えると言っただろ?まずは自分が力に振り回されている事を知るべきだ。このままでは長生きできないぞ」
それまでとは違いバリオスの声が一段低くなり、アラタの背筋にゾクリとした悪寒が背筋に走った。
「俺が実戦で教えよう。さぁ、どこからでもいいぞ」
ローブから右手を出してアラタに向けると、かかってこいと言うように指先を曲げて見せた。
挑発めいた仕草だが、アラタは不快に感じるどころか、バリオスの身を案じてためらってしまう。
「いや、でも、店長は魔法使いなんですよね?ここで俺とやって大丈夫なんですか?」
修練場は優に100人以上が訓練できる程の広さだが、自分達を囲むようにして見ている兵士達が壁になり、行動範囲がずいぶん制限されてしまう。周りを巻き込まないように考えれば、魔法使いにはかなり不利な状況のはずだ。
そしてアラタとバリオスの間は、ほんの数メートルしか離れていない。この程度の距離、今のアラタなら一歩で詰める事ができる。
そんなアラタの考えを見抜いたのか、一歩離れて成り行きを見ていたレイチェルが、まるで警告でもするかのようにいつになく厳しい声を出した。
「アラタ!店長をただの魔法使いだと考えるな。最初から全力でいけ」
鋭い視線を送られて、アラタも頭が冷えた。
店長は黒、白、青の三属性全てが仕える魔法使いだと聞いている。だが、レイチェルに戦い方を教えた師匠という話しだった。
体力型のレイチェルに戦い方を教えた魔法使い。
「・・・あぁ、そうだな」
アラタの表情が引き締まった事を見て、バリオスがもう一度アラタに声をかけた。
「やる気になったかな?」
「はい、では行きます」
ほぐすように両手首を振り、軽い跳躍でリズムを取ると、アラタは右半身を引いて左拳を顔の前に出し、やや前傾に構えた。
アラタが戦闘体勢をとっても、バリオスは構えらしい構えはとらない。手招きしていた右手を下ろし、ただ前方のアラタの目をじっと見つめていた。
構えさえとらないのか?
いや、三属性使えるのなら、結界で防ぐつもりかもしれない。
そうなったらやはり連打で破るしかないか。
それともスピードに自信があって、俺がしかけたら黒魔法でカウンターをとってくるのか?
「アラタ、俺は魔法は使わないよ。体術だけで相手をしよう」
「えっ!?」
すぐに仕掛けてこないアラタの思考を読んだように、バリオスは体力型のアラタの対して、魔法は使わないと告げる。
「だから早くかかって来い。いつまで睨み合うつもりだ?それとも俺からいこうか?」
「・・・分かりました」
レイチェルからも全力でいけとは言われたが、それでも魔法使いに対して全力で殴りかかる事は躊躇われていた。だが、バリオスの言葉に自分が相当舐められていると感じたアラタは、考えを改めた。
そこまで言うのなら、遠慮する必要もないだろう。
いくぞ!そう告げるように、バリオスを睨み付けると、右足で強く大地を蹴った。
鋭いステップイン、一歩で拳の射程内まで距離を詰めると、顔の前に出して構えていた左拳をそのまま真っすぐに突き出した。
狙いはバリオスの顎先、防御の構えさえとっていないバリオリに防ぐ事はできはしない。
必要最低限の攻撃、ジャブで脳を揺らして終わらせる。
当たると確信したその時、まるで天地が逆転したかのようにアラタの体はグルリと回り、次の瞬間には青い空が目に飛び込んで来た。背中を突き抜けた衝撃に、一瞬息が詰まる。
「・・・ッ、ガハッ!」
何をされたか分からない。だが自分の拳は届かずに、背中から地面に落とされた事は分かった。
すぐには起き上がれず咳き込むアラタを見下ろして、バリオスは優しく声をかけた。
「キミは優しいな。まだ俺を傷つけないようにと配慮している。でも、これで分かったろ?俺に手加減は必要ない。本気を出せ」
マルコス・ゴンサレス、そして偽国王を倒したアラタと、ゴールド騎士のアルベルト・ジョシュアを倒したレイチェル、そして女王からの信頼が厚く、王宮仕えではないにも関わらず、国政にも深く関わっているバリオスの三人が一度に集まったからである。
ここに来て何をするのか?その興味が兵士達の手を止めさせていた。
「今日は天気が良いな・・・・・」
バリオスは空を見上げ、眩しそうに目を細めた。日差しは良いが、12月の寒さは肌に冷たく刺さり、口からはく白い息は空気に溶けていく。
白いシャツの上に、縁取りに暗めの茶色のパイピングをあしらった、フード付きの黒いローブを着ている。クインズベリー国の黒魔法使いの正統な装束である。
「店長、ここで何をするんですか?」
アラタは周囲を見回して問いかけた。
言われるままに付いて来たが、目的は聞かされていなかった。
ただ周囲の視線に、自分達がこの場に馴染まない事は感じ取れた。
そんなアラタの胸中を知ってか、バリオスは周囲を一瞥した後、軽い調子で口を開いた。
「あまり気にするな。キミは自分で思っている以上に有名なんだ。それにレイチェルと俺も揃っているとなれば、注目が集まって当然だ。これから先もこんな事は何度でもある。早く慣れたほうがいいぞ」
「そうだな。何度も言うが、マルコス・ゴンサレスを倒して注目され始めたところに、偽国王、そして今回のロンズデールの一件だ。城内にはあっという間に噂が広まったからな。私もキミも、これからは何をするにしても人目を引くだろう。アラタも割り切った方がいいぞ」
バリオスの言葉に同調するレイチェルは、自分が見られている事は特に気にも留めていないようだった。
「はぁ・・・しかたないか。確かにそうだよな、自分でもそうだと思う」
ジロジロ見られて落ち着かないが、アラタ自身も自分の功績を客観的に見ると、しかたないと思わざるを得ないところは自覚できた。
大きく溜息をついたアラタを見て、バリオスは笑って声をかけた。
「ははは、そう肩を落とすな。さて、それじゃあそろそろ始めるようか。アラタ、キミには今から俺と手合わせをしてもらおう」
「え!?店長と、ですか?」
風が吹き、バリオスの金色の髪が頬にかかり、ローブをはためかせる。
「そうだ。俺がお前を鍛えると言っただろ?まずは自分が力に振り回されている事を知るべきだ。このままでは長生きできないぞ」
それまでとは違いバリオスの声が一段低くなり、アラタの背筋にゾクリとした悪寒が背筋に走った。
「俺が実戦で教えよう。さぁ、どこからでもいいぞ」
ローブから右手を出してアラタに向けると、かかってこいと言うように指先を曲げて見せた。
挑発めいた仕草だが、アラタは不快に感じるどころか、バリオスの身を案じてためらってしまう。
「いや、でも、店長は魔法使いなんですよね?ここで俺とやって大丈夫なんですか?」
修練場は優に100人以上が訓練できる程の広さだが、自分達を囲むようにして見ている兵士達が壁になり、行動範囲がずいぶん制限されてしまう。周りを巻き込まないように考えれば、魔法使いにはかなり不利な状況のはずだ。
そしてアラタとバリオスの間は、ほんの数メートルしか離れていない。この程度の距離、今のアラタなら一歩で詰める事ができる。
そんなアラタの考えを見抜いたのか、一歩離れて成り行きを見ていたレイチェルが、まるで警告でもするかのようにいつになく厳しい声を出した。
「アラタ!店長をただの魔法使いだと考えるな。最初から全力でいけ」
鋭い視線を送られて、アラタも頭が冷えた。
店長は黒、白、青の三属性全てが仕える魔法使いだと聞いている。だが、レイチェルに戦い方を教えた師匠という話しだった。
体力型のレイチェルに戦い方を教えた魔法使い。
「・・・あぁ、そうだな」
アラタの表情が引き締まった事を見て、バリオスがもう一度アラタに声をかけた。
「やる気になったかな?」
「はい、では行きます」
ほぐすように両手首を振り、軽い跳躍でリズムを取ると、アラタは右半身を引いて左拳を顔の前に出し、やや前傾に構えた。
アラタが戦闘体勢をとっても、バリオスは構えらしい構えはとらない。手招きしていた右手を下ろし、ただ前方のアラタの目をじっと見つめていた。
構えさえとらないのか?
いや、三属性使えるのなら、結界で防ぐつもりかもしれない。
そうなったらやはり連打で破るしかないか。
それともスピードに自信があって、俺がしかけたら黒魔法でカウンターをとってくるのか?
「アラタ、俺は魔法は使わないよ。体術だけで相手をしよう」
「えっ!?」
すぐに仕掛けてこないアラタの思考を読んだように、バリオスは体力型のアラタの対して、魔法は使わないと告げる。
「だから早くかかって来い。いつまで睨み合うつもりだ?それとも俺からいこうか?」
「・・・分かりました」
レイチェルからも全力でいけとは言われたが、それでも魔法使いに対して全力で殴りかかる事は躊躇われていた。だが、バリオスの言葉に自分が相当舐められていると感じたアラタは、考えを改めた。
そこまで言うのなら、遠慮する必要もないだろう。
いくぞ!そう告げるように、バリオスを睨み付けると、右足で強く大地を蹴った。
鋭いステップイン、一歩で拳の射程内まで距離を詰めると、顔の前に出して構えていた左拳をそのまま真っすぐに突き出した。
狙いはバリオスの顎先、防御の構えさえとっていないバリオリに防ぐ事はできはしない。
必要最低限の攻撃、ジャブで脳を揺らして終わらせる。
当たると確信したその時、まるで天地が逆転したかのようにアラタの体はグルリと回り、次の瞬間には青い空が目に飛び込んで来た。背中を突き抜けた衝撃に、一瞬息が詰まる。
「・・・ッ、ガハッ!」
何をされたか分からない。だが自分の拳は届かずに、背中から地面に落とされた事は分かった。
すぐには起き上がれず咳き込むアラタを見下ろして、バリオスは優しく声をかけた。
「キミは優しいな。まだ俺を傷つけないようにと配慮している。でも、これで分かったろ?俺に手加減は必要ない。本気を出せ」
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる