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1009 パウンド・フォーへ
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「それではアンリエール様、行ってまいります」
ゴールド騎士のアルベルト・ジョシュアが一礼をすると、それに倣(なら)ってパウンド・フォーに行く他のメンバー達も頭を下げた。
時刻は間もなく6時30分、一通りの話し合いはすんだ。
アンリエールの傍らにはウィッカーとローザが、その脇にはフェリックスと闇の巫女ルナ、そしてジャレット達レイジェスのメンバーが、レイチェル達と向かい合う形で立っていた。
「皆さん、必ず無事に帰って来てくださいね。ご武運を祈ってますよ」
国境の山パウンド・フォー。
闇の力を持つ巨大なヘビがうごめくその山は、死地と呼べる場所だろう。
女王である自分は戦闘に参加する事などできない。闇と戦える力を持つ彼らに全てを託すしかない現状に、アンリエールは歯がゆさを感じている。
だからせめて祈ろうと思った。彼らが無事に帰って来る事を。
「アラタ、ちょっといいか?」
「あ、店長、どうしたんですか?」
女王アンリエールへの出発の挨拶も終わり、いざパウンド・フォーへ発とうとしたその時、ウィッカーがアラタを呼び止めた。
「以前渡した新緑の欠片は、ちゃんと持っているか?」
新緑とは、新庄弥生が愛用した薙刀の名称である。風の精霊と心を通わせていた弥生だからこそ、愛用の新緑にも精霊が宿り、精霊と共に戦ったのだ。
そして精霊は弥生亡き後も、欠片となった新緑に今もなお残っている。
「はい、肌身離さず持っています」
ウィッカーの質問に、アラタはシャツの襟から、麻紐を通してネックレスにした新緑の欠片を取り出した。
一見すると古い樹の欠片にしか見えない。
だがこの欠片には風の精霊が宿っていて、ロンズデールでの戦いでは、帝国の大臣ダリル・パープルズの闇から、アラタを護った事もあるのだ。
「ちょっと貸してくれないか?」
「あ、はい、いいですよ」
言われるままに、アラタは首からネックレスを取り外すと、ウィッカーへ手渡した。
「うん・・・・・」
左手にネックレスを乗せると、ウィッカーは右手を被せ、両手で優しく新緑の欠片を包み込む。
そして静かに目を閉じた。
何をするんだ?そう思いながら、じっとウィッカーを見つめる。
アラタだけではなく、誰もが無言でウィッカーを見つめていた。
微かに頷いたり、少しだけ表情を柔らかくしたり、口は閉じているが、まるで誰かと話でもしているかのように見えた。
時間にして、一、二分というところだろう。
再び目を開けたウィッカーは、スっとアラタに新緑の欠片を差し出した。
「あ、もういいんですか・・・・・え!?」
受け取ったアラタは驚きのあまり、喉の奥から大きな声が出た。
「て、店長、こ、これ!?」
「風の精霊にお前の事を頼んでおいた。闇と戦っているお前には精霊も協力的だし、これまで以上に力を貸してくれるようだ」
アラタの手にした新緑は、見た目こそ同じだが、さっきまでとは明らかに変わっていた。
それは新緑に宿る精霊の力が増したからだろう。
「す、すげぇ・・・今までよりずっと強い力を感じる」
「アラタ、精霊への感謝を忘れるな。今のお前には精霊の声は聞こえないと思う。だが、お前が精霊との繋がりを求め祈り続ければ、いずれ精霊の声が聞こえるだろう」
「俺が、精霊の声を・・・」
「お前ならできると思う。ヤヨイさんがずっと気にかけていたんだ男なんだ、お前ならできる」
はい、と返事をすると、アラタはもう一度新緑の欠片に目を落とした。
この手で握れば隠れるくらいの小さな樹の欠片には、沢山の風の精霊が宿っている。
そしてこの風の精霊達はヤヨイを知っている。それはアラタにとって、とても大きな事だった。
「・・・情けない姿は見せられないな、店長、俺やってみます。弥生さんが風の精霊と繋がっていたんなら、俺も風の精霊と通じ合えるようにがんばってみます。弥生さんの感じた風を、俺も感じてみたい」
アラタの言葉に、ウィッカーは小さな笑みを零した。
「ああ、頑張れよ。きっとヤヨイさんもお前を見守ってくれているから」
アラタの手の平の上で、新緑の欠片が淡く緑色に輝いた。アラタの気持ちを歓迎するかのように・・・
「よし、そろそろ出発だ。先頭は俺が走る、途中休憩は入れるが、陽が暮れるまで走り続ける事になる。途中でもし具合が悪くなったらすぐに言ってくれ」
アルベルト・ジョシュア。29歳、体力型、騎士団所属、ゴールド騎士。
「しんがりは私が務めます。みなさん、よろしくお願いします」
ラヴァル・レミュー。25歳、体力型、騎士団所属、シルバー騎士序列一位。
「今回は無理を言って急遽参加させてもらった。体はもう大丈夫だし、足手まといにはならない。よろしく頼む」
エクトール・エドワーズ。24歳、体力型、騎士団所属、シルバー騎士序列三位。
「アンリエール様の護衛を外れてまで参加したんだ。私も自分の役目はしっかり果たしてみせるさ」
リーザ・アコスタ。22歳、体力型、女王専属護衛。
「闇の力を持つ化け物蛇を倒す必要はない。最優先はレイマート達を救出して、我々が全員無事に帰る事だ」
レイチェル・エリオット。二十歳、体力型、レイジェス所属。副店長。
「まぁよ、俺がいんだから蛇なんかにビビッてっ事ねぇんだよ。どんなにでかくても、蛇は蛇だろ?所詮食い物なんだよ」
リカルド・ガルシア。十七歳、体力型、レイジェス所属。武器担当。
「おい、リカルド!お前油断してると痛い目あうぞ?10メートルの蛇って、俺のいた世界じゃアナコンダって呼ばれてて、人間だって丸呑みにすんだからな?真面目にやれよ?」
坂木新。二十三歳、体力型、レイジェス所属、防具担当。
「アラタ、リカルドはどうせ聞いてないから、言っても無駄。アタシ達が頑張るしかない」
ユーリ・ロサリオ。十九歳、白魔法使い、レイジェス所属、白魔法担当。
「さあ、気合入れてくよ、あの山はけっこう高いし、油断してると蛇じゃなくて山に殺されるからね。じゃあ行こうか」
アゲハ・シンジョウ。二十四歳、体力型、レイジェス所属、武器担当。
総勢九名の救出隊が、帝国との国境の山岳地帯、パウンド・フォーへと発った。
闇が渦巻くパウンド・フォーで待ち受けるものを、彼らはまだ知らなかった。
ゴールド騎士のアルベルト・ジョシュアが一礼をすると、それに倣(なら)ってパウンド・フォーに行く他のメンバー達も頭を下げた。
時刻は間もなく6時30分、一通りの話し合いはすんだ。
アンリエールの傍らにはウィッカーとローザが、その脇にはフェリックスと闇の巫女ルナ、そしてジャレット達レイジェスのメンバーが、レイチェル達と向かい合う形で立っていた。
「皆さん、必ず無事に帰って来てくださいね。ご武運を祈ってますよ」
国境の山パウンド・フォー。
闇の力を持つ巨大なヘビがうごめくその山は、死地と呼べる場所だろう。
女王である自分は戦闘に参加する事などできない。闇と戦える力を持つ彼らに全てを託すしかない現状に、アンリエールは歯がゆさを感じている。
だからせめて祈ろうと思った。彼らが無事に帰って来る事を。
「アラタ、ちょっといいか?」
「あ、店長、どうしたんですか?」
女王アンリエールへの出発の挨拶も終わり、いざパウンド・フォーへ発とうとしたその時、ウィッカーがアラタを呼び止めた。
「以前渡した新緑の欠片は、ちゃんと持っているか?」
新緑とは、新庄弥生が愛用した薙刀の名称である。風の精霊と心を通わせていた弥生だからこそ、愛用の新緑にも精霊が宿り、精霊と共に戦ったのだ。
そして精霊は弥生亡き後も、欠片となった新緑に今もなお残っている。
「はい、肌身離さず持っています」
ウィッカーの質問に、アラタはシャツの襟から、麻紐を通してネックレスにした新緑の欠片を取り出した。
一見すると古い樹の欠片にしか見えない。
だがこの欠片には風の精霊が宿っていて、ロンズデールでの戦いでは、帝国の大臣ダリル・パープルズの闇から、アラタを護った事もあるのだ。
「ちょっと貸してくれないか?」
「あ、はい、いいですよ」
言われるままに、アラタは首からネックレスを取り外すと、ウィッカーへ手渡した。
「うん・・・・・」
左手にネックレスを乗せると、ウィッカーは右手を被せ、両手で優しく新緑の欠片を包み込む。
そして静かに目を閉じた。
何をするんだ?そう思いながら、じっとウィッカーを見つめる。
アラタだけではなく、誰もが無言でウィッカーを見つめていた。
微かに頷いたり、少しだけ表情を柔らかくしたり、口は閉じているが、まるで誰かと話でもしているかのように見えた。
時間にして、一、二分というところだろう。
再び目を開けたウィッカーは、スっとアラタに新緑の欠片を差し出した。
「あ、もういいんですか・・・・・え!?」
受け取ったアラタは驚きのあまり、喉の奥から大きな声が出た。
「て、店長、こ、これ!?」
「風の精霊にお前の事を頼んでおいた。闇と戦っているお前には精霊も協力的だし、これまで以上に力を貸してくれるようだ」
アラタの手にした新緑は、見た目こそ同じだが、さっきまでとは明らかに変わっていた。
それは新緑に宿る精霊の力が増したからだろう。
「す、すげぇ・・・今までよりずっと強い力を感じる」
「アラタ、精霊への感謝を忘れるな。今のお前には精霊の声は聞こえないと思う。だが、お前が精霊との繋がりを求め祈り続ければ、いずれ精霊の声が聞こえるだろう」
「俺が、精霊の声を・・・」
「お前ならできると思う。ヤヨイさんがずっと気にかけていたんだ男なんだ、お前ならできる」
はい、と返事をすると、アラタはもう一度新緑の欠片に目を落とした。
この手で握れば隠れるくらいの小さな樹の欠片には、沢山の風の精霊が宿っている。
そしてこの風の精霊達はヤヨイを知っている。それはアラタにとって、とても大きな事だった。
「・・・情けない姿は見せられないな、店長、俺やってみます。弥生さんが風の精霊と繋がっていたんなら、俺も風の精霊と通じ合えるようにがんばってみます。弥生さんの感じた風を、俺も感じてみたい」
アラタの言葉に、ウィッカーは小さな笑みを零した。
「ああ、頑張れよ。きっとヤヨイさんもお前を見守ってくれているから」
アラタの手の平の上で、新緑の欠片が淡く緑色に輝いた。アラタの気持ちを歓迎するかのように・・・
「よし、そろそろ出発だ。先頭は俺が走る、途中休憩は入れるが、陽が暮れるまで走り続ける事になる。途中でもし具合が悪くなったらすぐに言ってくれ」
アルベルト・ジョシュア。29歳、体力型、騎士団所属、ゴールド騎士。
「しんがりは私が務めます。みなさん、よろしくお願いします」
ラヴァル・レミュー。25歳、体力型、騎士団所属、シルバー騎士序列一位。
「今回は無理を言って急遽参加させてもらった。体はもう大丈夫だし、足手まといにはならない。よろしく頼む」
エクトール・エドワーズ。24歳、体力型、騎士団所属、シルバー騎士序列三位。
「アンリエール様の護衛を外れてまで参加したんだ。私も自分の役目はしっかり果たしてみせるさ」
リーザ・アコスタ。22歳、体力型、女王専属護衛。
「闇の力を持つ化け物蛇を倒す必要はない。最優先はレイマート達を救出して、我々が全員無事に帰る事だ」
レイチェル・エリオット。二十歳、体力型、レイジェス所属。副店長。
「まぁよ、俺がいんだから蛇なんかにビビッてっ事ねぇんだよ。どんなにでかくても、蛇は蛇だろ?所詮食い物なんだよ」
リカルド・ガルシア。十七歳、体力型、レイジェス所属。武器担当。
「おい、リカルド!お前油断してると痛い目あうぞ?10メートルの蛇って、俺のいた世界じゃアナコンダって呼ばれてて、人間だって丸呑みにすんだからな?真面目にやれよ?」
坂木新。二十三歳、体力型、レイジェス所属、防具担当。
「アラタ、リカルドはどうせ聞いてないから、言っても無駄。アタシ達が頑張るしかない」
ユーリ・ロサリオ。十九歳、白魔法使い、レイジェス所属、白魔法担当。
「さあ、気合入れてくよ、あの山はけっこう高いし、油断してると蛇じゃなくて山に殺されるからね。じゃあ行こうか」
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