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君の笑顔を守りたいんだ
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「なんだい? 君達、朝っぱらから。いや、そもそも君達から連絡があるって時点で、隕石でも降ってきそうだけどね」
うっすらと朝の日差しが差し込む室内で、不機嫌そうな声が俺達の頭の中に直接響く。きっとまたいつもみたいに、指で机を叩いてるんだろうなぁ……
想像したせいか、あの一定のリズムで鳴らされる小刻みな音まで、頭の中で聞こえてるような気がしてきたんだけど。
てゆーか失礼じゃない?隕石降るとかさぁ……わりと最近連絡したじゃん!サトルちゃんをお嫁さんにもらった日にさ!
……まぁそれより前は、昔過ぎて覚えてないけど。
「頼みたいことがあるんだ。タツミに」
念話だから関係ないはずなのに、何故か喉が震えてしまう。すぐにはオッケーしてくれないかもしれないけど、誠心誠意尽くせばきっと……
「ふーん……いいよ。その代わりまたメロン送ってくれよ、安いのじゃないからな? 天堂産の高級品を僕と僕の家族分、頼むよ」
「いいの?」
「いいのか?」
あんまりにもあっさりとした承諾に、思わず俺とセイの心の声が重なった。
何度も頼めば、嫌そうにしながらも聞いてくれるとは思っていたけど。まさか内容すら聞かずに、二つ返事で引き受けてくれるなんて。
「何があったか知らないけどね。普段喧しいくらいに元気な君がしょぼくれてると、僕の調子が狂うんだよ。あ、勿論セイからの頼みだったら、いつでも喜んで引き受けるけどね」
「ちょっとー俺とセイの扱い、違いすぎない?」
「ありがとな、タツミ! 助かるぞ」
「セイも素直にお礼言わないでよ! いや、頼みを聞いてくれるのは、滅茶苦茶ありがたいんだけどさぁ……」
ちょっと見直したなって思ってたのにすぐこれだよ!俺の感動を返してよね!
そんなに笑わなくてもいーじゃん!念話中なんだからさ、甲高い声でずっと笑われてたら頭ガンガンするんだけどー
「ははっやっぱり君は、そのくらい賑やかでなくちゃね。詳細は手紙で送ってくれよ。わざわざ念話で連絡してきたってことは、秘密にしたい相手が居るってことだろう?」
「うん……俺達の、大事なお嫁さんに関わることなんだ」
「成る程、それを聞いてますますやる気になったよ。大船に乗ったつもりでいてくれ」
力強い声から伝わってくる頼もしさに、暗く沈んでいた胸の内が明るくなってくる。上手くいきそうな、いい結果が出そうなそんな予感。根拠はないんだけれどね。
「今度、僕にも紹介してくれよ? ジンは指輪のことがあったから仕方ないにしろ……偶然とはいえカミナにまで先を越されたのは、結構悔しかったんだからな?」
あれだけ君達のお嫁さん探しに協力してきたってのにさ、と。ぶつぶつとぼやく声が、拗ねた子供みたいで思わず笑ってしまいそうになる。
「ごめんごめん、ちゃんと連れてくからさ。きっとタツミ、びっくりしてひっくり返っちゃうよ?」
「だろうな。俺達のサトルは、世界一可愛いからな!」
「はぁ? 僕の嫁さん達のが、可愛いに決まってるだろう? それはそれとして、一緒に写真撮らせろよ。あと抱っこさせろ」
最後の方は、互いのお嫁さん自慢合戦になっちゃったけど……引き受けてもらえてよかったな。まぁ、やっとスタートラインに立ったみたいなもんだから、これで一安心ってわけにはいかないんだけどさ。
「ん……おはよう、セイ、ソウ」
「おはよう、サトル」
「おっはよーサトルちゃん!」
ぱちりと開いた赤色に俺達が映る。たったそれだけのことで、あっという間に幸せな気分になっちゃうんだからスゴいよね。
ほら、やっぱり俺達のお嫁さんが一番じゃん!この事も今度タツミに会った時に言わなくちゃ。
朝の挨拶をセイと一緒にして、サトルちゃんからもお返しをもらって。絹みたいに柔らかい髪の毛を撫でていると、何か訴えるような眼差しが俺達に向けられる。
「どうかしたの? サトルちゃん」
「どこか、体調が悪いのか?」
「ううん、全然元気だよ。そのさ……昨日の二人にして欲しいことって、まだ有効だったりするのかなって……」
小さな声で頬を赤らめながら、おずおずと見上げてくる丸い双眸に胸がきゅんってする。
遠慮しなくていいのになぁ、俺達家族なんだからさ。最初に比べたら大分甘えてくれたり、お強請りしてくれる頻度が増えてきているのは、良い傾向だと思うけど。
「もっちろん! 期限なんてないんだから、好きなときに好きなだけ言ってくれていいんだからね?」
「ソウの言う通りだ。君のお願いなら、なんでも俺達が叶えてあげるからな」
「じゃあ…………キス、して?」
あー……もう、可愛いなぁっ!
キスぐらい別に特別なことじゃないんだからさ、わざわざ欲しいものの特権を使わなくても、言ってくれたら好きなだけしてあげるのに!
そういうとこが、いじらしくて堪らないんだけどさ!!
「その、さっきの挨拶じゃなくてさ……この前みたいに口にして欲しいんだ……ダメ?」
さっきしたのにまた頬にするのかな?って戸惑ってたわけじゃないんだよ?俺達。君があまりにも可愛いお願いしてくるもんだから、悶えちゃってて言葉が出てこなかったんだよ。
ほら、現にセイもいつもみたいに胸押さえて唸ってるし。だから不安そうな顔して、首を傾げなくてもいいんだよ?
あー……ナチュラルに上目遣いしてくるのも可愛いなぁ、ホント。
「ファーストキスは俺からだったからさ、今度はセイからにする?」
「いいのか? よし、じゃあおいで」
ポンポンと自分の膝の上を叩くセイに、花が咲くような笑顔を浮かべたサトルちゃんが近づいていく。
青い尻尾で抱き上げられて、俺より少し筋肉質な腕に包まれて。微笑みながら口付けを交わす二人が朝日に照らされる姿は、なんだか一枚の絵みたいだ。
「ソウ」
透き通った声に名前を呼ばれてはっとする。俺に向かって細い腕を広げて微笑む君の笑顔を、守りたいって……改めて、強くそう思ったんだ。
うっすらと朝の日差しが差し込む室内で、不機嫌そうな声が俺達の頭の中に直接響く。きっとまたいつもみたいに、指で机を叩いてるんだろうなぁ……
想像したせいか、あの一定のリズムで鳴らされる小刻みな音まで、頭の中で聞こえてるような気がしてきたんだけど。
てゆーか失礼じゃない?隕石降るとかさぁ……わりと最近連絡したじゃん!サトルちゃんをお嫁さんにもらった日にさ!
……まぁそれより前は、昔過ぎて覚えてないけど。
「頼みたいことがあるんだ。タツミに」
念話だから関係ないはずなのに、何故か喉が震えてしまう。すぐにはオッケーしてくれないかもしれないけど、誠心誠意尽くせばきっと……
「ふーん……いいよ。その代わりまたメロン送ってくれよ、安いのじゃないからな? 天堂産の高級品を僕と僕の家族分、頼むよ」
「いいの?」
「いいのか?」
あんまりにもあっさりとした承諾に、思わず俺とセイの心の声が重なった。
何度も頼めば、嫌そうにしながらも聞いてくれるとは思っていたけど。まさか内容すら聞かずに、二つ返事で引き受けてくれるなんて。
「何があったか知らないけどね。普段喧しいくらいに元気な君がしょぼくれてると、僕の調子が狂うんだよ。あ、勿論セイからの頼みだったら、いつでも喜んで引き受けるけどね」
「ちょっとー俺とセイの扱い、違いすぎない?」
「ありがとな、タツミ! 助かるぞ」
「セイも素直にお礼言わないでよ! いや、頼みを聞いてくれるのは、滅茶苦茶ありがたいんだけどさぁ……」
ちょっと見直したなって思ってたのにすぐこれだよ!俺の感動を返してよね!
そんなに笑わなくてもいーじゃん!念話中なんだからさ、甲高い声でずっと笑われてたら頭ガンガンするんだけどー
「ははっやっぱり君は、そのくらい賑やかでなくちゃね。詳細は手紙で送ってくれよ。わざわざ念話で連絡してきたってことは、秘密にしたい相手が居るってことだろう?」
「うん……俺達の、大事なお嫁さんに関わることなんだ」
「成る程、それを聞いてますますやる気になったよ。大船に乗ったつもりでいてくれ」
力強い声から伝わってくる頼もしさに、暗く沈んでいた胸の内が明るくなってくる。上手くいきそうな、いい結果が出そうなそんな予感。根拠はないんだけれどね。
「今度、僕にも紹介してくれよ? ジンは指輪のことがあったから仕方ないにしろ……偶然とはいえカミナにまで先を越されたのは、結構悔しかったんだからな?」
あれだけ君達のお嫁さん探しに協力してきたってのにさ、と。ぶつぶつとぼやく声が、拗ねた子供みたいで思わず笑ってしまいそうになる。
「ごめんごめん、ちゃんと連れてくからさ。きっとタツミ、びっくりしてひっくり返っちゃうよ?」
「だろうな。俺達のサトルは、世界一可愛いからな!」
「はぁ? 僕の嫁さん達のが、可愛いに決まってるだろう? それはそれとして、一緒に写真撮らせろよ。あと抱っこさせろ」
最後の方は、互いのお嫁さん自慢合戦になっちゃったけど……引き受けてもらえてよかったな。まぁ、やっとスタートラインに立ったみたいなもんだから、これで一安心ってわけにはいかないんだけどさ。
「ん……おはよう、セイ、ソウ」
「おはよう、サトル」
「おっはよーサトルちゃん!」
ぱちりと開いた赤色に俺達が映る。たったそれだけのことで、あっという間に幸せな気分になっちゃうんだからスゴいよね。
ほら、やっぱり俺達のお嫁さんが一番じゃん!この事も今度タツミに会った時に言わなくちゃ。
朝の挨拶をセイと一緒にして、サトルちゃんからもお返しをもらって。絹みたいに柔らかい髪の毛を撫でていると、何か訴えるような眼差しが俺達に向けられる。
「どうかしたの? サトルちゃん」
「どこか、体調が悪いのか?」
「ううん、全然元気だよ。そのさ……昨日の二人にして欲しいことって、まだ有効だったりするのかなって……」
小さな声で頬を赤らめながら、おずおずと見上げてくる丸い双眸に胸がきゅんってする。
遠慮しなくていいのになぁ、俺達家族なんだからさ。最初に比べたら大分甘えてくれたり、お強請りしてくれる頻度が増えてきているのは、良い傾向だと思うけど。
「もっちろん! 期限なんてないんだから、好きなときに好きなだけ言ってくれていいんだからね?」
「ソウの言う通りだ。君のお願いなら、なんでも俺達が叶えてあげるからな」
「じゃあ…………キス、して?」
あー……もう、可愛いなぁっ!
キスぐらい別に特別なことじゃないんだからさ、わざわざ欲しいものの特権を使わなくても、言ってくれたら好きなだけしてあげるのに!
そういうとこが、いじらしくて堪らないんだけどさ!!
「その、さっきの挨拶じゃなくてさ……この前みたいに口にして欲しいんだ……ダメ?」
さっきしたのにまた頬にするのかな?って戸惑ってたわけじゃないんだよ?俺達。君があまりにも可愛いお願いしてくるもんだから、悶えちゃってて言葉が出てこなかったんだよ。
ほら、現にセイもいつもみたいに胸押さえて唸ってるし。だから不安そうな顔して、首を傾げなくてもいいんだよ?
あー……ナチュラルに上目遣いしてくるのも可愛いなぁ、ホント。
「ファーストキスは俺からだったからさ、今度はセイからにする?」
「いいのか? よし、じゃあおいで」
ポンポンと自分の膝の上を叩くセイに、花が咲くような笑顔を浮かべたサトルちゃんが近づいていく。
青い尻尾で抱き上げられて、俺より少し筋肉質な腕に包まれて。微笑みながら口付けを交わす二人が朝日に照らされる姿は、なんだか一枚の絵みたいだ。
「ソウ」
透き通った声に名前を呼ばれてはっとする。俺に向かって細い腕を広げて微笑む君の笑顔を、守りたいって……改めて、強くそう思ったんだ。
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