8 / 43
早速、赤木さんとの甘いシチュエーション? 否、始まったのは、スポ根でした
しおりを挟む
施設内なら自由に行動して構わないから。話しするなり、遊ぶなり、スキンシップするなり、キスするなりして頑張ってイチャイチャしてね。
実戦投入は八時間後。殲滅対象が少ない場所で行うし、万が一の時は緑山クンに変身してもらうから気負わずにいこーねー。
「……赤木さんって、やっぱり身体鍛えるの好きなんですか?」
「そうだな。それもあるが、いざって時に動けるように鍛えておきたいんだ」
緊張感のない笑顔に見送られ、二人っきりにされた俺と、今日の訓練相手である赤木さん。
現場の指揮はキミが執るんだしーリーダーが変身出来ないのはマズいでしょ? というのが人選理由だ。
施設内に詳しくないのでお任せした結果、連れて来られたのはトレーニングルーム。
ルームランナーの類は勿論、ジムで見たことのある筋トレ器具はフル完備。スイミング教室並みのプールにお風呂、サウナまである充実っぷりだ。どんだけ広いんだ、ここ。しかも貸し切りって。
「キミも好きなマシンを試すといい。泳ぎたい時は声をかけてくれ。一緒に行こう」
「え?」
白い歯がこぼれる、爽やかな笑顔。少し固い手のひらで俺の肩を優しく叩くと広い背を向け、近くのマシンへ向かってしまった。
手慣れた様子で座席の下を何やら扱ってから座り、左右から伸びる胸元の高さまであるレバーを掴んで前へ押し出している。重たい音と息遣いが一定のリズムを鳴らし始める。
解散! 自由行動! と言わんばかりに取り残された。いやいやいや、それはないだろう。仲良くなれって言われたのに、仲良くならないと力を発揮出来ないってのに。
「赤木さんっ」
慌てて駆け寄った俺を目にした途端にまた、爽やかな笑顔。流石イケメン。ちょっぴりときめいてしまったじゃないか。不覚にも。
「ん? どうした? プールに行きたいのか?」
「そ、そうじゃなくて……何か、しないんですか? 一緒に」
少しつり目の瞳が瞬く。そんな意外そうな顔しないでもいいだろうに。
「……嫌じゃ、ないのか?」
「はい?」
「拘束し、無理矢理連れてきただけじゃない。俺は、キミを利用しようとしているんだぞ?」
伏せられた赤の瞳には、同じ色が宿っていた。ヒスイと同じ寂しい色。
……やっぱり気にしていたんだ。いや、余計に気を遣わせたんだ。俺の覚悟が決まってなかったから。
そうだ。全然ダメだった。口だけだった。守る為なら、戸惑ってる場合じゃないのに。
『世界の為なんだから、倫理観なんてごみ箱にポイしちゃいなよ』
……正しいな……くそっ……
「嫌じゃないです……だって、赤木さんも皆さんも、誰も悪くない……世界を守る為に頑張ってるんだから」
「天音……」
「俺も、今度こそ決めました……覚悟。だから、力を貸して下さい。俺だけじゃダメなんです。赤木さんの、皆さんの力が必要なんです」
僅かに見開かれた、俺を映す赤。夕陽よりも眩い瞳が細められる。
「ありがとう……俺にも、俺達にもキミの力が必要だ。これから、よろしく頼む」
「はいっ」
立ち上がりざまに差し出されたゴツゴツした手。握ると強く返される、剣だこのついた熱い手が、スゴく頼もしく感じた。
「で、やっぱりトレーニングですか……」
壁全面が鏡張り、床にはヨガマットが敷かれたエリアに連れて来られたかと思えば、先ずはストレッチから始めよう! だもんなぁ。
「ああ、キミの為にトレーニングメニューを考えていたんだ。誘う勇気はなかったけれどね」
「俺の?」
隣でお手本になってくれていた赤木さんと、鏡越しに目が合う。和やかだった空気がピリッと肌を撫でていく。雰囲気が変わった。
黄色い声援が上がりそうな笑顔が引き締まる。緩やかな笑みを描いていたラインが、真一文字に結ばれた。
「今、キミに必要なのは足の速さだ。俺達に万が一があった場合、すぐに戦線を離脱することが出来る速さが」
「万が一って……」
まさか、俺だけ逃げろってことか?
「俺達は武器だ。最悪、博士が何とかしてくれる。何らかの発明で、守護者でなくても戦えるようにしてくれるさ。変身出来なくても戦えるように、輝石から代用品を開発してくれたのは彼だからな」
ただ前だけを見る、一切揺らぐことのない眼差し。断言した声が、酷く冷たく感じた。
「だが、キミは違う。キミの代わりはいないんだ。キミは生き残ることだけを考えろ。その為には俺達を見捨ててくれて構わない。皆、承知している。戦うと決めた時からな」
そのまさかだった。しかも、皆、承知してるって……何だよ、それ。
俺を見ていない瞳が、全てを悟っているような横顔が、あの時のヒスイと重なる。
『レンは、ここで待っていて』
……だから、何で、勘定に入れてないんだよ。
「……何で、簡単に割り切れるんですか?」
「天音?」
また、意外そうな顔。何で問われたのか、分かっていない顔だ。
「……赤木さんだって、ヒスイも、黄川さんも青岩さんも、皆、代わりはいないじゃないですか……いる訳が、無いじゃないですか……」
ようやく合った瞳が、眩しそうに俺を見つめている。
「……優しいな、キミは」
寂しそうだった。諦めているような、受け入れているような、大人の声。
大のために小を切り捨てる。よくある話。いや、常に行われていることだ。俺の知らない内に、今も何処かで。
でも、嫌だ。我が儘だってのは分かってる。
けど、知ったことか!
「もう、仲間でしょう? 俺達。だったら、団結すべきじゃないですか? 逃げる時も皆一緒に逃げましょうよ。その方が絶対に良いです。負けたっていいじゃないですか。体勢を立て直して、また戦えばいいじゃないですか。皆が無事なら、何とかなります」
思わず握ってしまっていた手を、真っ赤な瞳が見つめる。確認しているみたいだった。
そっと握って、緩めて、また握って……何度か繰り返してから小さく呟く。言い聞かせているみたいに。
「……負けたっていい、か。そうか……そうだな」
弾かれるように上げた顔に、もう憂いはない。明るい笑顔が浮かんでいた。
「よっし! だったら、ますますトレーニングに励まなければな! 容赦なくビシバシいくから、しっかりついてくるんだぞ!」
ニコッと開いた口から白い歯を見せつけながら、筋肉モリモリな腕が俺の背に回る。
ガシッと抱き寄せ、ビシっと天高く指差す。眼の前に夕日か一番星でも見えてきそうだ。
「いや、何でそうなるんですか?」
よっぽどトレーニングが好きなんだろうか。
赤木さんとじゃ、博士が期待しているような甘い展開を描けそうにないな。青春熱血スポ根物語は絶賛描いているけれど。
「そりゃあ勿論、皆で帰る為さ。誰一人、欠けることなくな」
少しだけ、ドキッとした。落ち着いた、けれども頼もしく力強い声が優しく語りかける。
「キミのことは俺達が全力で守る。だが、もしキミに敵の手が及んでしまった時、素早く躱すことが出来れば、キミが自分の身を守ることが出来れば、チームの生存率がぐっと上がるだろう?」
確かに。皆が戦うことだけに集中出来れば、より早く確実に影を殲滅出来るな。
「……お願いします! 俺、頑張りますから! ビシバシやっちゃって下さい!」
「その言葉を待っていたぞ! 天音!」
固くガシリと繋がれた手。やっぱり、始まるのはスポ根だった。
実戦投入は八時間後。殲滅対象が少ない場所で行うし、万が一の時は緑山クンに変身してもらうから気負わずにいこーねー。
「……赤木さんって、やっぱり身体鍛えるの好きなんですか?」
「そうだな。それもあるが、いざって時に動けるように鍛えておきたいんだ」
緊張感のない笑顔に見送られ、二人っきりにされた俺と、今日の訓練相手である赤木さん。
現場の指揮はキミが執るんだしーリーダーが変身出来ないのはマズいでしょ? というのが人選理由だ。
施設内に詳しくないのでお任せした結果、連れて来られたのはトレーニングルーム。
ルームランナーの類は勿論、ジムで見たことのある筋トレ器具はフル完備。スイミング教室並みのプールにお風呂、サウナまである充実っぷりだ。どんだけ広いんだ、ここ。しかも貸し切りって。
「キミも好きなマシンを試すといい。泳ぎたい時は声をかけてくれ。一緒に行こう」
「え?」
白い歯がこぼれる、爽やかな笑顔。少し固い手のひらで俺の肩を優しく叩くと広い背を向け、近くのマシンへ向かってしまった。
手慣れた様子で座席の下を何やら扱ってから座り、左右から伸びる胸元の高さまであるレバーを掴んで前へ押し出している。重たい音と息遣いが一定のリズムを鳴らし始める。
解散! 自由行動! と言わんばかりに取り残された。いやいやいや、それはないだろう。仲良くなれって言われたのに、仲良くならないと力を発揮出来ないってのに。
「赤木さんっ」
慌てて駆け寄った俺を目にした途端にまた、爽やかな笑顔。流石イケメン。ちょっぴりときめいてしまったじゃないか。不覚にも。
「ん? どうした? プールに行きたいのか?」
「そ、そうじゃなくて……何か、しないんですか? 一緒に」
少しつり目の瞳が瞬く。そんな意外そうな顔しないでもいいだろうに。
「……嫌じゃ、ないのか?」
「はい?」
「拘束し、無理矢理連れてきただけじゃない。俺は、キミを利用しようとしているんだぞ?」
伏せられた赤の瞳には、同じ色が宿っていた。ヒスイと同じ寂しい色。
……やっぱり気にしていたんだ。いや、余計に気を遣わせたんだ。俺の覚悟が決まってなかったから。
そうだ。全然ダメだった。口だけだった。守る為なら、戸惑ってる場合じゃないのに。
『世界の為なんだから、倫理観なんてごみ箱にポイしちゃいなよ』
……正しいな……くそっ……
「嫌じゃないです……だって、赤木さんも皆さんも、誰も悪くない……世界を守る為に頑張ってるんだから」
「天音……」
「俺も、今度こそ決めました……覚悟。だから、力を貸して下さい。俺だけじゃダメなんです。赤木さんの、皆さんの力が必要なんです」
僅かに見開かれた、俺を映す赤。夕陽よりも眩い瞳が細められる。
「ありがとう……俺にも、俺達にもキミの力が必要だ。これから、よろしく頼む」
「はいっ」
立ち上がりざまに差し出されたゴツゴツした手。握ると強く返される、剣だこのついた熱い手が、スゴく頼もしく感じた。
「で、やっぱりトレーニングですか……」
壁全面が鏡張り、床にはヨガマットが敷かれたエリアに連れて来られたかと思えば、先ずはストレッチから始めよう! だもんなぁ。
「ああ、キミの為にトレーニングメニューを考えていたんだ。誘う勇気はなかったけれどね」
「俺の?」
隣でお手本になってくれていた赤木さんと、鏡越しに目が合う。和やかだった空気がピリッと肌を撫でていく。雰囲気が変わった。
黄色い声援が上がりそうな笑顔が引き締まる。緩やかな笑みを描いていたラインが、真一文字に結ばれた。
「今、キミに必要なのは足の速さだ。俺達に万が一があった場合、すぐに戦線を離脱することが出来る速さが」
「万が一って……」
まさか、俺だけ逃げろってことか?
「俺達は武器だ。最悪、博士が何とかしてくれる。何らかの発明で、守護者でなくても戦えるようにしてくれるさ。変身出来なくても戦えるように、輝石から代用品を開発してくれたのは彼だからな」
ただ前だけを見る、一切揺らぐことのない眼差し。断言した声が、酷く冷たく感じた。
「だが、キミは違う。キミの代わりはいないんだ。キミは生き残ることだけを考えろ。その為には俺達を見捨ててくれて構わない。皆、承知している。戦うと決めた時からな」
そのまさかだった。しかも、皆、承知してるって……何だよ、それ。
俺を見ていない瞳が、全てを悟っているような横顔が、あの時のヒスイと重なる。
『レンは、ここで待っていて』
……だから、何で、勘定に入れてないんだよ。
「……何で、簡単に割り切れるんですか?」
「天音?」
また、意外そうな顔。何で問われたのか、分かっていない顔だ。
「……赤木さんだって、ヒスイも、黄川さんも青岩さんも、皆、代わりはいないじゃないですか……いる訳が、無いじゃないですか……」
ようやく合った瞳が、眩しそうに俺を見つめている。
「……優しいな、キミは」
寂しそうだった。諦めているような、受け入れているような、大人の声。
大のために小を切り捨てる。よくある話。いや、常に行われていることだ。俺の知らない内に、今も何処かで。
でも、嫌だ。我が儘だってのは分かってる。
けど、知ったことか!
「もう、仲間でしょう? 俺達。だったら、団結すべきじゃないですか? 逃げる時も皆一緒に逃げましょうよ。その方が絶対に良いです。負けたっていいじゃないですか。体勢を立て直して、また戦えばいいじゃないですか。皆が無事なら、何とかなります」
思わず握ってしまっていた手を、真っ赤な瞳が見つめる。確認しているみたいだった。
そっと握って、緩めて、また握って……何度か繰り返してから小さく呟く。言い聞かせているみたいに。
「……負けたっていい、か。そうか……そうだな」
弾かれるように上げた顔に、もう憂いはない。明るい笑顔が浮かんでいた。
「よっし! だったら、ますますトレーニングに励まなければな! 容赦なくビシバシいくから、しっかりついてくるんだぞ!」
ニコッと開いた口から白い歯を見せつけながら、筋肉モリモリな腕が俺の背に回る。
ガシッと抱き寄せ、ビシっと天高く指差す。眼の前に夕日か一番星でも見えてきそうだ。
「いや、何でそうなるんですか?」
よっぽどトレーニングが好きなんだろうか。
赤木さんとじゃ、博士が期待しているような甘い展開を描けそうにないな。青春熱血スポ根物語は絶賛描いているけれど。
「そりゃあ勿論、皆で帰る為さ。誰一人、欠けることなくな」
少しだけ、ドキッとした。落ち着いた、けれども頼もしく力強い声が優しく語りかける。
「キミのことは俺達が全力で守る。だが、もしキミに敵の手が及んでしまった時、素早く躱すことが出来れば、キミが自分の身を守ることが出来れば、チームの生存率がぐっと上がるだろう?」
確かに。皆が戦うことだけに集中出来れば、より早く確実に影を殲滅出来るな。
「……お願いします! 俺、頑張りますから! ビシバシやっちゃって下さい!」
「その言葉を待っていたぞ! 天音!」
固くガシリと繋がれた手。やっぱり、始まるのはスポ根だった。
10
あなたにおすすめの小説
俺の妹は転生者〜勇者になりたくない俺が世界最強勇者になっていた。逆ハーレム(男×男)も出来ていた〜
陽七 葵
BL
主人公オリヴァーの妹ノエルは五歳の時に前世の記憶を思い出す。
この世界はノエルの知り得る世界ではなかったが、ピンク髪で光魔法が使えるオリヴァーのことを、きっとこの世界の『主人公』だ。『勇者』になるべきだと主張した。
そして一番の問題はノエルがBL好きだということ。ノエルはオリヴァーと幼馴染(男)の関係を恋愛関係だと勘違い。勘違いは勘違いを生みノエルの頭の中はどんどんバラの世界に……。ノエルの餌食になった幼馴染や訳あり王子達をも巻き込みながらいざ、冒険の旅へと出発!
ノエルの絵は周囲に誤解を生むし、転生者ならではの知識……はあまり活かされないが、何故かノエルの言うことは全て現実に……。
友情から始まった恋。終始BLの危機が待ち受けているオリヴァー。はたしてその貞操は守られるのか!?
オリヴァーの冒険、そして逆ハーレムの行く末はいかに……異世界転生に巻き込まれた、コメディ&BL満載成り上がりファンタジーどうぞ宜しくお願いします。
※初めの方は冒険メインなところが多いですが、第5章辺りからBL一気にきます。最後はBLてんこ盛りです※
完結·氷の宰相の寝かしつけ係に任命されました
禅
BL
幼い頃から心に穴が空いたような虚無感があった亮。
その穴を埋めた子を探しながら、寂しさから逃げるようにボイス配信をする日々。
そんなある日、亮は突然異世界に召喚された。
その目的は――――――
異世界召喚された青年が美貌の宰相の寝かしつけをする話
※小説家になろうにも掲載中
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
【完結】自称ワンコに異世界でも執着されている
水市 宇和香
BL
「たとえ異世界に逃げたとしたって、もう二度と逃さないよ」
アザミが高校二年生のときに、異世界・トルバート王国へ転移して早二年。
この国で二十代半ばの美形の知り合いなどいないはずだったが、
「キスしたら思いだしてくれる? 鳥居 薊くん」
その言葉で、彼が日本にいたころ、一度だけキスした同級生の十千万堂 巴波だと気づいた。
同い年だったはずのハナミは、自分より七つも年上になっていた。彼は王都から辺境の地ーーニーナ市まではるばる、四年間もアザミを探す旅をしていたらしい。
キスをした過去はなかったこととして、二人はふたたび友人として過ごすようになった。
辺境の地で地味に生きていたアザミの日常は、ハナミとの再会によって一変し始める。
そしてこの再会はやがて、ニーナ市を揺るがす事件へと発展するのだった…!
★執着美形攻め×内弁慶な地味平凡
※完結まで毎日更新予定です!(現在エピローグ手前まで書き終わってます!おたのしみに!)
※感想や誤字脱字のご指摘等々、ご意見なんでもお待ちしてます!
美形×平凡、異世界、転移、執着、溺愛、傍若無人攻め、内弁慶受け、内気受け、同い年だけど年の差
親衛隊は、推しから『選ばれる』までは推しに自分の気持ちを伝えてはいけないルール
雨宮里玖
BL
エリート高校の親衛隊プラスα×平凡無自覚総受け
《あらすじ》
4月。平凡な吉良は、楯山に告白している川上の姿を偶然目撃してしまった。遠目だが二人はイイ感じに見えて告白は成功したようだった。
そのことで、吉良は二年間ずっと学生寮の同室者だった楯山に自分が特別な感情を抱いていたのではないかと思い——。
平凡無自覚な受けの総愛され全寮制学園ライフの物語。
最強βの俺が偽装Ωになったら、フェロモン無効なのに狂犬王子に求愛されました~前世武道家なので物理で分からせます~
水凪しおん
BL
前世は日本の武道家、今世は平民β(ベータ)のルッツ。
「Ωだって強い」ことを証明するため、性別を偽り「Ω」として騎士団へ入団した彼は、その卓越した身体能力と前世の武術で周囲を圧倒する。
しかし、その強さと堂々とした態度が仇となり、最強のα(アルファ)である第一王子・イグニスの目に止まってしまった!
「お前こそ俺の運命の番だ」
βだからフェロモンなんて効かないのに、なぜかイグニスの熱烈な求愛(物理)攻撃を受ける日々に突入!?
勘違いから始まる、武闘派β×最強王子のドタバタ王宮BLファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる