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狡いのも、お互い様
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「そうか……」
短く呟いてから、澄み渡った青空のような瞳が俺から離れていってしまった。
……やっぱり、嫌われたんだろうな。
当たり前だ。四人に同時に想いを寄せているだけでもどうかしてるのに……その内一人に、ヒスイの好意につけこんでしまっているんだから。嫌われない方がおかし……
「それは、良いことを聞いたな」
「はい?」
弾んだ声に吹き飛ばされた。
胸の内に渦巻いていた鬱々とした暗さも、胸が締め付けられるような寂しさも全部。
良いこと……とは? 全くもって最低な情報しかなかったけど? そんな嬉しそうに微笑む話じゃなかったけど?
思考も感情もひっちゃかめっちゃかで全然ついていけない俺を、青岩さんは更なるトップスピードで置き去りにしていく。柔らかい笑みを浮かべ、俺の手を両手でしっかり握り締めながら。
「大丈夫だよ、天音君。僕も緑山君と同意見だ。君が僕を見てくれるなら、皆のことを好きでいてくれて構わない」
「え? ちょ」
「だから、僕のことも受け入れて欲しい。構わないよね? だって、嬉しいと思ってくれたんだろう? 僕が君を好きでいることを」
「そ、それは……」
何でこうなった? 何でそこまで想ってくれるんだ?
ますます混乱している俺をよそに事態はどんどん進んでいく。気がつけば鼻先まで迫っていた上気した顔、熱のこもった瞳、緩やかな笑みを描いた唇。
「……抵抗するなら、今しかないよ? 君が本気で嫌がるなら、僕は……」
聞いてくれたけれど、もう手遅れだった。受け入れてしまっていたんだ。期待してしまっていたんだ。これから訪れる瞬間を。
「本当に優しいね、君は……その優しさにつけこむ僕を許して欲しい……好きだよ、天音君」
嬉しそうに、でもどこか自嘲気味に微笑む唇がそっと触れてくれる。
ほんの僅かな間、互いの熱を伝えあっていた柔らかさが名残惜しそうに離れていく。
「……青岩さん」
「……嫌いになっただろう? 僕のこと……」
「……こっちの台詞ですよ」
今もさっきも。優しいのは青岩さんの方だし……つけこんでるのも、嫌われるのも俺の方だ。
「何で……ん」
不思議そうにしている彼に今度は俺から触れていく。これで分かっただろう。俺の台詞だったって。
「嬉しかったから……もっとして欲しいって思っちゃったから……」
「そうか……僕も嬉しいよ。嫌いにもならない。君のことが好きだから……少しでも君が僕を見てくれるのなら、それだけで僕は幸せだから」
終わらなかった。終わらせるつもりだったのに……何で嫌いになってくれないんだよ。何でそんなに嬉しそうに笑ってくれるんだよ。
「そんな……甘やかさないで、下さいよ……」
これ以上はダメだ。今度は彼の優しさにも甘えてしまう。
慌てて距離を取ろうとしたけど叶わなかった。むしろ悪化してしまった。反射的に無理矢理仰け反らせようとしたもんだからバランスを崩してしまったんだ。
背中からソファーに倒れ込んだ俺に影が落ちる。膝立ちで俺の身体を跨いで覆い被さってきた彼が俺の頬にそっと触れた。
「好きなんだから、甘やかすのは当然だろう? むしろ、もっとしたいくらいだよ……だってその間、君は僕のことだけを見てくれるだろう?」
徐々になくなっていく俺達の距離。
さらりと落ちた青い髪が俺の頬を擽り、レンズ越しの青空に俺が映る。それだけで喜びに胸を高鳴らせてしまった俺は、もう救いようがないのかもしれない。
「……駄目かい?」
「……分かってて聞いてますよね? 俺が断れないって……」
「ああ、狡いだろう? 失望したかい?」
「しませんよ……お互い様なんですから」
それもそうだね、と彼が嬉しそうに笑う。結局俺は甘えてしまった。優しく口づけてくれた彼の背に自分から腕を回してしまっていたんだ。
もう三度目の廃墟。慣れてきたとはいえ不気味なもんは不気味だ。
元々は工場だったんだろう。大きくて用途の分からない錆びれた機械、そびえ立つタンク。天井には丈夫そうな格子やいくつものパイプが複雑に絡み合っていた。
コンクリートの床をコツコツコツと叩く俺達のブーツ。響き渡っていた高い音が不意に訪れた薄闇に飲まれていく。俺達を照らしてくれていた茜色も。
漂い始めた黒い霧がざわざわと集まり虚ろな影を形作る。現れたのは七体。多いな……
寒くもないのに身体が震える。しっかりしなきゃ……大丈夫だ。前も沢山現れたけど、何とか出来ただろう? 落ち着け、落ち着くんだ……じゃないと役に立てないじゃないか!
不意に肩を掴まれた。抱き寄せてくれて、俺を見つめる透き通った青。
「……青岩さん」
薄闇の中でも力強い光を宿した優しい眼差しが、波立つ俺の心を和らげてくれる。
「天音君、ゆっくり深呼吸するんだ。僕に合わせて……さあ」
彼に倣い吸って、吐いて……数回繰り返す頃にはもう震えは止まっていた。
「……ありがとうございます」
「どういたしまして。今度はすぐに僕を、皆を頼るんだよ? 君は一人じゃないんだからね」
「……はいっ」
手を取り合い、見つめ合っていた俺達に鋭い声が割って入る。
「二人共気をつけて! 今すぐ変身するか、距離を取るんだ!」
声の主、白花博士が開発した追尾型カメラ。俺達の頭上で舞う白い蝶からの呼びかけ通り、虚ろな影達が俺達のすぐ側までにじり寄ってきていた。
ペンダントは……まだ、光ってないか……変身の要である星型多角形の結晶。青岩さんの胸元に下がった青い星は淡い光すら帯びることなく静まり返っている。
「っ……離れましょう! ペンダントがまだ」
「好きだ」
「はい?」
聞き間違いだと思った。だって、こんな……あと少しで襲われるっていうとんでもなタイミングで二度目の告白だなんて。
黒いグローブを纏った手、頬に優しく触れたその冷たさによって突きつけられた。俺の顔が今どれだけ熱を持っているのかを。
額がそっと合わさり、視界を埋め尽くす柔らかい笑み。ずっと近くなった青空が、スクエアタイプのレンズ越しに俺を射抜いた。
「好きだ、天音君……いや、愛してる……レン君」
なんと聞き間違いじゃなかったらしい。とんでもないことに。
短く呟いてから、澄み渡った青空のような瞳が俺から離れていってしまった。
……やっぱり、嫌われたんだろうな。
当たり前だ。四人に同時に想いを寄せているだけでもどうかしてるのに……その内一人に、ヒスイの好意につけこんでしまっているんだから。嫌われない方がおかし……
「それは、良いことを聞いたな」
「はい?」
弾んだ声に吹き飛ばされた。
胸の内に渦巻いていた鬱々とした暗さも、胸が締め付けられるような寂しさも全部。
良いこと……とは? 全くもって最低な情報しかなかったけど? そんな嬉しそうに微笑む話じゃなかったけど?
思考も感情もひっちゃかめっちゃかで全然ついていけない俺を、青岩さんは更なるトップスピードで置き去りにしていく。柔らかい笑みを浮かべ、俺の手を両手でしっかり握り締めながら。
「大丈夫だよ、天音君。僕も緑山君と同意見だ。君が僕を見てくれるなら、皆のことを好きでいてくれて構わない」
「え? ちょ」
「だから、僕のことも受け入れて欲しい。構わないよね? だって、嬉しいと思ってくれたんだろう? 僕が君を好きでいることを」
「そ、それは……」
何でこうなった? 何でそこまで想ってくれるんだ?
ますます混乱している俺をよそに事態はどんどん進んでいく。気がつけば鼻先まで迫っていた上気した顔、熱のこもった瞳、緩やかな笑みを描いた唇。
「……抵抗するなら、今しかないよ? 君が本気で嫌がるなら、僕は……」
聞いてくれたけれど、もう手遅れだった。受け入れてしまっていたんだ。期待してしまっていたんだ。これから訪れる瞬間を。
「本当に優しいね、君は……その優しさにつけこむ僕を許して欲しい……好きだよ、天音君」
嬉しそうに、でもどこか自嘲気味に微笑む唇がそっと触れてくれる。
ほんの僅かな間、互いの熱を伝えあっていた柔らかさが名残惜しそうに離れていく。
「……青岩さん」
「……嫌いになっただろう? 僕のこと……」
「……こっちの台詞ですよ」
今もさっきも。優しいのは青岩さんの方だし……つけこんでるのも、嫌われるのも俺の方だ。
「何で……ん」
不思議そうにしている彼に今度は俺から触れていく。これで分かっただろう。俺の台詞だったって。
「嬉しかったから……もっとして欲しいって思っちゃったから……」
「そうか……僕も嬉しいよ。嫌いにもならない。君のことが好きだから……少しでも君が僕を見てくれるのなら、それだけで僕は幸せだから」
終わらなかった。終わらせるつもりだったのに……何で嫌いになってくれないんだよ。何でそんなに嬉しそうに笑ってくれるんだよ。
「そんな……甘やかさないで、下さいよ……」
これ以上はダメだ。今度は彼の優しさにも甘えてしまう。
慌てて距離を取ろうとしたけど叶わなかった。むしろ悪化してしまった。反射的に無理矢理仰け反らせようとしたもんだからバランスを崩してしまったんだ。
背中からソファーに倒れ込んだ俺に影が落ちる。膝立ちで俺の身体を跨いで覆い被さってきた彼が俺の頬にそっと触れた。
「好きなんだから、甘やかすのは当然だろう? むしろ、もっとしたいくらいだよ……だってその間、君は僕のことだけを見てくれるだろう?」
徐々になくなっていく俺達の距離。
さらりと落ちた青い髪が俺の頬を擽り、レンズ越しの青空に俺が映る。それだけで喜びに胸を高鳴らせてしまった俺は、もう救いようがないのかもしれない。
「……駄目かい?」
「……分かってて聞いてますよね? 俺が断れないって……」
「ああ、狡いだろう? 失望したかい?」
「しませんよ……お互い様なんですから」
それもそうだね、と彼が嬉しそうに笑う。結局俺は甘えてしまった。優しく口づけてくれた彼の背に自分から腕を回してしまっていたんだ。
もう三度目の廃墟。慣れてきたとはいえ不気味なもんは不気味だ。
元々は工場だったんだろう。大きくて用途の分からない錆びれた機械、そびえ立つタンク。天井には丈夫そうな格子やいくつものパイプが複雑に絡み合っていた。
コンクリートの床をコツコツコツと叩く俺達のブーツ。響き渡っていた高い音が不意に訪れた薄闇に飲まれていく。俺達を照らしてくれていた茜色も。
漂い始めた黒い霧がざわざわと集まり虚ろな影を形作る。現れたのは七体。多いな……
寒くもないのに身体が震える。しっかりしなきゃ……大丈夫だ。前も沢山現れたけど、何とか出来ただろう? 落ち着け、落ち着くんだ……じゃないと役に立てないじゃないか!
不意に肩を掴まれた。抱き寄せてくれて、俺を見つめる透き通った青。
「……青岩さん」
薄闇の中でも力強い光を宿した優しい眼差しが、波立つ俺の心を和らげてくれる。
「天音君、ゆっくり深呼吸するんだ。僕に合わせて……さあ」
彼に倣い吸って、吐いて……数回繰り返す頃にはもう震えは止まっていた。
「……ありがとうございます」
「どういたしまして。今度はすぐに僕を、皆を頼るんだよ? 君は一人じゃないんだからね」
「……はいっ」
手を取り合い、見つめ合っていた俺達に鋭い声が割って入る。
「二人共気をつけて! 今すぐ変身するか、距離を取るんだ!」
声の主、白花博士が開発した追尾型カメラ。俺達の頭上で舞う白い蝶からの呼びかけ通り、虚ろな影達が俺達のすぐ側までにじり寄ってきていた。
ペンダントは……まだ、光ってないか……変身の要である星型多角形の結晶。青岩さんの胸元に下がった青い星は淡い光すら帯びることなく静まり返っている。
「っ……離れましょう! ペンダントがまだ」
「好きだ」
「はい?」
聞き間違いだと思った。だって、こんな……あと少しで襲われるっていうとんでもなタイミングで二度目の告白だなんて。
黒いグローブを纏った手、頬に優しく触れたその冷たさによって突きつけられた。俺の顔が今どれだけ熱を持っているのかを。
額がそっと合わさり、視界を埋め尽くす柔らかい笑み。ずっと近くなった青空が、スクエアタイプのレンズ越しに俺を射抜いた。
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なんと聞き間違いじゃなかったらしい。とんでもないことに。
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