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マッチョな先生と恋人同士になった件(グレイルート)
★ 甘くて激しい営みの後で
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応える間も、頷く間すらもなかった。
「あぁっ、あっ、あっ、ん、ぁ……はぅ……」
再開された突き上げに、グレイさんと額を合わせているにも関わらず、声を抑えることが出来ない。奥を突かれる度に、中を往復される度に、意味のない音が勝手に漏れてしまう。
身体の内側も外側も熱い。心臓が壊れそうなくらいに喚いている。ぼうっとして、呼吸もちゃんと出来てるのか分からない。
色々限界っぽいのに、気持ちよさに限界はないんだろうか。
「シュン……っ……可愛い、よ……」
喜びに、幸せに、好きって気持ちに限界はないんだろうか。
「っ……グレ、イさ……グレ……さ……」
身体のどこよりも熱い、燃えるように胸の内を伝えたいのに、言葉にならない。ただただ、泣きじゃくるみたいに、大好きな彼の名前を呼び続けことしか。
「ん、大丈夫……分かって、るよ……」
ボヤケた視界の中で、青い瞳が優しく微笑む。
「私も、好きだよ……愛してるよ……」
大きな手に頬を優しく包まれて、喜びにあふれた唇が触れ合って、すぐだった。
深い多幸感に飲み込まれたのは。俺の中で彼のものが、一際大きく脈打ったのは。
いつの間にか、暗転していた視界が明るくなる。最初に見ることが出来たのは、まだ見慣れていない天井だった。
また、俺……途中で気を失っちゃったのかな。
「……グレイさん?」
「ああ、良かった……目が覚めたんだね、シュン」
明るく弾んだ声は、直ぐ側で聞こえた。反射的に横を向いた途端、高い鼻先とぶつかった。
「ご、ごめんなさい」
まさか、こんな近くに居てくれてたなんて。
どうやら、ずっと腕枕をしてくれていたらしい。今更気づいた、頭を支えてくれている弾力と体温。至近距離にある愛おしい微笑みに、心臓がどんどこ駆け出していく。
「ふふ、大丈夫だよ。それより、身体の具合はどうだい? どこか痛むところは? キツくはないかい? あ、お水飲むかい?」
グレイさんは、相変わらずだった。
優しく俺を抱き上げ、膝の上に乗せると、サイドテーブルに準備していたらしいペットボトルを手渡してくれる。
「……ありがとうございます。ちょっとダルいけど、大丈夫ですよ」
正直、俺も驚いているんだが、特に痛みは感じていなかった。強いて言えば、全身が気怠いのと、腰の辺りが重いくらいだ。
あんなに、いっぱい抱いてもらったんだけどな。やっぱり、グレイさんから丹念に解してもらっていたお陰だろうな。
甘ったるい記憶をちょっぴり思い出してしまい、そわそわしてしまう。
グレイさんは、安心したように微笑んでから、頭を撫でてくれた。
「そうかい、良かった……後からくる場合もあるだろうからね。何か違和感を感じたら、すぐに言うんだよ? いいね?」
「はい」
早速頂いたボトルのキャップに手をかける。が、すでに開いていた。流石だ。
喉を通っていく、ほんのり冷たい水が心地いい。よっぽど渇いていたんだろう。あっという間に、半分以上飲み干してしまっていた。
口を離して、ふうっと一息。そこで、ようやく気づいた。
グレイさんが、ずっと俺を見ていたことに。
「えっと……どうか、しました?」
尋ねただけなのに、彫りの深い顔が、ほんのり染まっていく。ホントにどうしたんだろう。
不思議に思っていると、手を握られた。太い指が甘えるみたいに、俺の指に擦り寄ってくる。
少しして、おずおずと切り出してきた。
「その、ね……婚約してもらえたとはいえ、まだ君は学生だから、気が早い話だとは思うんだけど……」
「気が早くてもいいですよ、聞きたいです。俺達の将来の話なんですよね?」
「うん……これは、提案というか……お願い、なんだけれど……」
「あぁっ、あっ、あっ、ん、ぁ……はぅ……」
再開された突き上げに、グレイさんと額を合わせているにも関わらず、声を抑えることが出来ない。奥を突かれる度に、中を往復される度に、意味のない音が勝手に漏れてしまう。
身体の内側も外側も熱い。心臓が壊れそうなくらいに喚いている。ぼうっとして、呼吸もちゃんと出来てるのか分からない。
色々限界っぽいのに、気持ちよさに限界はないんだろうか。
「シュン……っ……可愛い、よ……」
喜びに、幸せに、好きって気持ちに限界はないんだろうか。
「っ……グレ、イさ……グレ……さ……」
身体のどこよりも熱い、燃えるように胸の内を伝えたいのに、言葉にならない。ただただ、泣きじゃくるみたいに、大好きな彼の名前を呼び続けことしか。
「ん、大丈夫……分かって、るよ……」
ボヤケた視界の中で、青い瞳が優しく微笑む。
「私も、好きだよ……愛してるよ……」
大きな手に頬を優しく包まれて、喜びにあふれた唇が触れ合って、すぐだった。
深い多幸感に飲み込まれたのは。俺の中で彼のものが、一際大きく脈打ったのは。
いつの間にか、暗転していた視界が明るくなる。最初に見ることが出来たのは、まだ見慣れていない天井だった。
また、俺……途中で気を失っちゃったのかな。
「……グレイさん?」
「ああ、良かった……目が覚めたんだね、シュン」
明るく弾んだ声は、直ぐ側で聞こえた。反射的に横を向いた途端、高い鼻先とぶつかった。
「ご、ごめんなさい」
まさか、こんな近くに居てくれてたなんて。
どうやら、ずっと腕枕をしてくれていたらしい。今更気づいた、頭を支えてくれている弾力と体温。至近距離にある愛おしい微笑みに、心臓がどんどこ駆け出していく。
「ふふ、大丈夫だよ。それより、身体の具合はどうだい? どこか痛むところは? キツくはないかい? あ、お水飲むかい?」
グレイさんは、相変わらずだった。
優しく俺を抱き上げ、膝の上に乗せると、サイドテーブルに準備していたらしいペットボトルを手渡してくれる。
「……ありがとうございます。ちょっとダルいけど、大丈夫ですよ」
正直、俺も驚いているんだが、特に痛みは感じていなかった。強いて言えば、全身が気怠いのと、腰の辺りが重いくらいだ。
あんなに、いっぱい抱いてもらったんだけどな。やっぱり、グレイさんから丹念に解してもらっていたお陰だろうな。
甘ったるい記憶をちょっぴり思い出してしまい、そわそわしてしまう。
グレイさんは、安心したように微笑んでから、頭を撫でてくれた。
「そうかい、良かった……後からくる場合もあるだろうからね。何か違和感を感じたら、すぐに言うんだよ? いいね?」
「はい」
早速頂いたボトルのキャップに手をかける。が、すでに開いていた。流石だ。
喉を通っていく、ほんのり冷たい水が心地いい。よっぽど渇いていたんだろう。あっという間に、半分以上飲み干してしまっていた。
口を離して、ふうっと一息。そこで、ようやく気づいた。
グレイさんが、ずっと俺を見ていたことに。
「えっと……どうか、しました?」
尋ねただけなのに、彫りの深い顔が、ほんのり染まっていく。ホントにどうしたんだろう。
不思議に思っていると、手を握られた。太い指が甘えるみたいに、俺の指に擦り寄ってくる。
少しして、おずおずと切り出してきた。
「その、ね……婚約してもらえたとはいえ、まだ君は学生だから、気が早い話だとは思うんだけど……」
「気が早くてもいいですよ、聞きたいです。俺達の将来の話なんですよね?」
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