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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 多少の進歩はあれど、成長はなし
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全身の感覚が鈍っているような、ただただぼうっとしてしまう余韻からまだ戻ってこれていない。それどころか、今もなお頭の芯が熱く痺れるような気持ち良さが続いてしまっている。
厚い胸板に頬を寄せながら、彫刻のようにくっきりとした憧れしかない身体に縋りつく。
「は、可愛い……オレのとくっつけただけでイっちゃうなんてさ……」
頭の上から降ってきた声は楽しげで、まだまだ余裕に満ちていた。悩ましげに乱れていたハズの息も、早くも落ち着きを取り戻そうとしている。これがゴリゴリの運動部とのんびり帰宅部の差なのだろうか。
多分、その中性的な整った顔も愉快愉快と言わんばかりに笑っているんだろう。片方の口端だけをニコッと上げて、悪戯っぽく。カッコいいのに可愛い笑顔は容易に頭の中に浮かんだものの、現物を見たくて仕方がない。
だというのに、火照るどころか燃えるような熱を燻らせている身体は、言うことを聞きやしない。俺が動けと、顔を上げろと念じているのにビクともしないのだ。
まるで、先輩の魅力的な雄っぱいのトリコになったかのように、程よい筋肉の膨らみに吸い寄せられてしまっている。いや、実際、とっくにトリコにはなってはいるのだけどさ。
「ごめ、なさ……は、ふぁ……いっひょって、言っれ、もらえたのに……」
せめて、伝えたいことだけはと口を動かしてみたものの、案の定呂律が上手く回らなかった。舌までフヌケになってしまっているようだ。
情けない自分への逃避故か、自然と目を閉じようとしていたところで顎を優しく掴まれた。ゆっくりと持ち上げられ、望みを叶えてもらえてしまった。思い描いた通りの笑みを浮かべた先輩が額を、鼻先を擦り寄せてくれる。
「あ……ん、んぅ……」
おまけにキスまで。ただでさえ、ダメダメな舌が先輩の大きな舌に包み込むように甘やかされてしまう。このまま蕩けてしまいそうだ。頭の中だけじゃない。俺の口内でいやらしく絡み合っている温度も、それからずっと触れ合ってしまっている下腹部の熱も。
粘ついた音が二重になって聞こえている。先輩は深いキスを交わしてくれながら、くびれた腰を揺らし始めていた。大きな亀頭が、まだ敏感な俺のものを容赦なく擦り上げていく。隙間なく抱き合っていて見えていないハズなのに、裏筋のところばかりを的確に刺激してきて。
「んふ、んッ……んぅ、んん、ん……っ」
またしても、あっさりと俺は果ててしまっていた。舌先でよしよしと甘やかされながら何度か擦り上げられての、だったからさっきよりはまだ堪えられた方だろう。だと思いたい。そういうことにしておきたい。
立て続けに早々と置いてけぼりにしてしまったってのに、先輩は気にしていないようだった。むしろ嬉しそう。交わしてもらったままの唇から、くぐもった笑いを漏らしている。
舌の裏側を撫でてくれていた舌先が離れていってしまったかと思えば、舌全体を軽く吸われた。また甘く痺れるような感覚が身体の中を駆け抜けていく。情けなく腰をビクつかせしてしまう。
「んは、ぁ……そりぇ、いゆ……また、おれ……」
ちょっとだけイっちゃったかも。さっきみたく濡らしてしまった感覚はないけれど。
悲惨なことになっている俺の口元に、先輩は躊躇なく口づけるどころか、舌で拭ってくれている。あらかた舐め終わった後、終わったよと合図してくれたかのように可愛らしいリップ音を鳴らしてから俺に微笑んだ。
「は……フフ、大丈夫だよ……何度でも、チャレンジすればいいんだからさ」
「へ? あ、あっ、んぁ……っ」
再び、俺を向かい合う形で膝に乗せたまま先輩が動き始める。逞しい腰が繰り返し上下に動く度に、俺も連動してゆらゆらと上半身が揺れる。まだ挿れてもらえてもいないのに、何だか本番をしてもらえている気分になってしまう。
厚い胸板に頬を寄せながら、彫刻のようにくっきりとした憧れしかない身体に縋りつく。
「は、可愛い……オレのとくっつけただけでイっちゃうなんてさ……」
頭の上から降ってきた声は楽しげで、まだまだ余裕に満ちていた。悩ましげに乱れていたハズの息も、早くも落ち着きを取り戻そうとしている。これがゴリゴリの運動部とのんびり帰宅部の差なのだろうか。
多分、その中性的な整った顔も愉快愉快と言わんばかりに笑っているんだろう。片方の口端だけをニコッと上げて、悪戯っぽく。カッコいいのに可愛い笑顔は容易に頭の中に浮かんだものの、現物を見たくて仕方がない。
だというのに、火照るどころか燃えるような熱を燻らせている身体は、言うことを聞きやしない。俺が動けと、顔を上げろと念じているのにビクともしないのだ。
まるで、先輩の魅力的な雄っぱいのトリコになったかのように、程よい筋肉の膨らみに吸い寄せられてしまっている。いや、実際、とっくにトリコにはなってはいるのだけどさ。
「ごめ、なさ……は、ふぁ……いっひょって、言っれ、もらえたのに……」
せめて、伝えたいことだけはと口を動かしてみたものの、案の定呂律が上手く回らなかった。舌までフヌケになってしまっているようだ。
情けない自分への逃避故か、自然と目を閉じようとしていたところで顎を優しく掴まれた。ゆっくりと持ち上げられ、望みを叶えてもらえてしまった。思い描いた通りの笑みを浮かべた先輩が額を、鼻先を擦り寄せてくれる。
「あ……ん、んぅ……」
おまけにキスまで。ただでさえ、ダメダメな舌が先輩の大きな舌に包み込むように甘やかされてしまう。このまま蕩けてしまいそうだ。頭の中だけじゃない。俺の口内でいやらしく絡み合っている温度も、それからずっと触れ合ってしまっている下腹部の熱も。
粘ついた音が二重になって聞こえている。先輩は深いキスを交わしてくれながら、くびれた腰を揺らし始めていた。大きな亀頭が、まだ敏感な俺のものを容赦なく擦り上げていく。隙間なく抱き合っていて見えていないハズなのに、裏筋のところばかりを的確に刺激してきて。
「んふ、んッ……んぅ、んん、ん……っ」
またしても、あっさりと俺は果ててしまっていた。舌先でよしよしと甘やかされながら何度か擦り上げられての、だったからさっきよりはまだ堪えられた方だろう。だと思いたい。そういうことにしておきたい。
立て続けに早々と置いてけぼりにしてしまったってのに、先輩は気にしていないようだった。むしろ嬉しそう。交わしてもらったままの唇から、くぐもった笑いを漏らしている。
舌の裏側を撫でてくれていた舌先が離れていってしまったかと思えば、舌全体を軽く吸われた。また甘く痺れるような感覚が身体の中を駆け抜けていく。情けなく腰をビクつかせしてしまう。
「んは、ぁ……そりぇ、いゆ……また、おれ……」
ちょっとだけイっちゃったかも。さっきみたく濡らしてしまった感覚はないけれど。
悲惨なことになっている俺の口元に、先輩は躊躇なく口づけるどころか、舌で拭ってくれている。あらかた舐め終わった後、終わったよと合図してくれたかのように可愛らしいリップ音を鳴らしてから俺に微笑んだ。
「は……フフ、大丈夫だよ……何度でも、チャレンジすればいいんだからさ」
「へ? あ、あっ、んぁ……っ」
再び、俺を向かい合う形で膝に乗せたまま先輩が動き始める。逞しい腰が繰り返し上下に動く度に、俺も連動してゆらゆらと上半身が揺れる。まだ挿れてもらえてもいないのに、何だか本番をしてもらえている気分になってしまう。
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