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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 今は、主導権を握っているのは俺のハズなのに
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どんなことでも大概は、いいよ、いいよ、と許してくれてしまう優し過ぎるソレイユ。とはいえ、流石にプライベートなところを見られっぱなしでは気恥ずかしいんだろう。
はたと見上げた彼の顔は赤く染まっていた。形のいい唇には困ったような笑みが浮かんでしまっている。
「ご、ごめん……触るね?」
ホントは舐めるんだけど。
何故か、そうとは口に出来ず、けれども身体の方は行動に移していた。彼のものの根元部分を撫でながら、大きく張り出したカリ首の下の方へと唇を寄せていた。
「ん……」
芯は持ち始めてはいるものの、まだ柔らかな。それでいて、普通の皮膚とは少し違う感触に口が触れた途端、頭の上から艶っぽい吐息が落ちてきた。
それは微かな、ちゃんと耳をそばだてていなければ聞き逃してしまいそうなくらいに小さな吐息。
けれども、俺には耳元で囁かれたようにハッキリと、それどころかその吐息の熱がこびりついてしまったかのような錯覚を覚えてしまっていた。
もう一度、聞いてみたい。
込み上げてきた欲が俺の背中を強く押す。俺を大胆にしてくれる。
自然と俺は舌を伸ばしていた。丁度、裏筋の辺りを先端へと向かって舐め上げてみる。
「っ……」
……残念。聞こえてきたのは、何かを堪えるように息を呑んだ音だった。
よし、次だ。今度は聞かせてもらえるだろうか。
気持ちを切り替えて、改めて太い竿へと舌を這わしていく。ゆっくりと長い範囲を舐めてみたり、舌先だけで狭い範囲をちろちろと続けて舐めてみたり。
色々と変えてみたものの、聞こえてくるのはやっぱり堪えているような声だけ。
でも、それ以外の成果は出ていた。練習で使ったアイスキャンデーよろしく何度も舐めている内に、そっと握っている竿はしっかりと硬くなってくれたし、先端からは先走りも滲み始めていた。
ってことは、気持ちよくなってもらえているってこと、だよな。
期待しながら見上げてみる。彼も俺を見ようとしていたところだったのだろうか。ぱちりと視線が合った。
「ど、どう?」
いくら不測の事態に焦ったとはいえ、口にしてしまっていた質問はムードの欠片もありゃしない。まだ素直に、気持ちいい? って聞けばよかっただろうに。
後悔と気恥ずかしさに顔がどんどん熱を帯びていく。そんな俺の一部始終を見つめていたタレ目の瞳が、ゆるりと目尻を下げた。
「フフ、気持ちいいよ……上手だね、シュン……」
返ってきたのは、俺が期待していた以上の褒め言葉。だったというのに、その表情が小さな子供を褒めているかのように柔らかかったからだろう。嬉しいのだけれども、更に謎の気恥ずかしさが込み上げてきてしまう。
こんなハズじゃ……今は俺がソレイユを気持ちよくしようと……いや、でも気持ちよくはなってはくれているんだけどさ。
頭の中で浮かんでいた理想。夕日と似た瞳を潤ませながら、息も絶え絶えで。人の良さそうな笑みを、その整った顔を蕩けさせるほどに、気持ちよさに浸ってくれていて。そんな、余裕をなくした彼を見たかったのに。
大きな手のひらが俺の頭を撫でてくれる。それも甘やかすような手つきで。
それがまた、まだまだ余裕だったんだと俺に示しているようで。つい俺は、目の前にある大きな先端を口に含んでしまっていた。ひと声かけるのも忘れて。
はたと見上げた彼の顔は赤く染まっていた。形のいい唇には困ったような笑みが浮かんでしまっている。
「ご、ごめん……触るね?」
ホントは舐めるんだけど。
何故か、そうとは口に出来ず、けれども身体の方は行動に移していた。彼のものの根元部分を撫でながら、大きく張り出したカリ首の下の方へと唇を寄せていた。
「ん……」
芯は持ち始めてはいるものの、まだ柔らかな。それでいて、普通の皮膚とは少し違う感触に口が触れた途端、頭の上から艶っぽい吐息が落ちてきた。
それは微かな、ちゃんと耳をそばだてていなければ聞き逃してしまいそうなくらいに小さな吐息。
けれども、俺には耳元で囁かれたようにハッキリと、それどころかその吐息の熱がこびりついてしまったかのような錯覚を覚えてしまっていた。
もう一度、聞いてみたい。
込み上げてきた欲が俺の背中を強く押す。俺を大胆にしてくれる。
自然と俺は舌を伸ばしていた。丁度、裏筋の辺りを先端へと向かって舐め上げてみる。
「っ……」
……残念。聞こえてきたのは、何かを堪えるように息を呑んだ音だった。
よし、次だ。今度は聞かせてもらえるだろうか。
気持ちを切り替えて、改めて太い竿へと舌を這わしていく。ゆっくりと長い範囲を舐めてみたり、舌先だけで狭い範囲をちろちろと続けて舐めてみたり。
色々と変えてみたものの、聞こえてくるのはやっぱり堪えているような声だけ。
でも、それ以外の成果は出ていた。練習で使ったアイスキャンデーよろしく何度も舐めている内に、そっと握っている竿はしっかりと硬くなってくれたし、先端からは先走りも滲み始めていた。
ってことは、気持ちよくなってもらえているってこと、だよな。
期待しながら見上げてみる。彼も俺を見ようとしていたところだったのだろうか。ぱちりと視線が合った。
「ど、どう?」
いくら不測の事態に焦ったとはいえ、口にしてしまっていた質問はムードの欠片もありゃしない。まだ素直に、気持ちいい? って聞けばよかっただろうに。
後悔と気恥ずかしさに顔がどんどん熱を帯びていく。そんな俺の一部始終を見つめていたタレ目の瞳が、ゆるりと目尻を下げた。
「フフ、気持ちいいよ……上手だね、シュン……」
返ってきたのは、俺が期待していた以上の褒め言葉。だったというのに、その表情が小さな子供を褒めているかのように柔らかかったからだろう。嬉しいのだけれども、更に謎の気恥ずかしさが込み上げてきてしまう。
こんなハズじゃ……今は俺がソレイユを気持ちよくしようと……いや、でも気持ちよくはなってはくれているんだけどさ。
頭の中で浮かんでいた理想。夕日と似た瞳を潤ませながら、息も絶え絶えで。人の良さそうな笑みを、その整った顔を蕩けさせるほどに、気持ちよさに浸ってくれていて。そんな、余裕をなくした彼を見たかったのに。
大きな手のひらが俺の頭を撫でてくれる。それも甘やかすような手つきで。
それがまた、まだまだ余裕だったんだと俺に示しているようで。つい俺は、目の前にある大きな先端を口に含んでしまっていた。ひと声かけるのも忘れて。
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