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★【新婚旅行編】十一日目:貴方以外には見せられない、見られたくない
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今の俺は、いつも以上に感じやすくなってしまっている……らしい。
ご褒美の効果はてきめんで、頭の奥まで響いてしまっていそうな甘い痺れに、俺は腰を浮かせてしまっていた。今まで以上に激しく、震えるように揺らしてしまっていた。もう、これ以上は。
「は、ぅ……も、俺っ、ダメ……ん、ぁ……バアルさん……」
「宜しいですよ、達してしまわれて……」
穏やかな低音からの許しに喜びが込み上げてくる。さらなる気持ちよさが背筋をぞくぞくと駆け上っていく。
「是非、この目で拝見させて下さい……アオイ様が私の手で、お可愛らしく乱れる御姿を……」
「あ、ぅ……見て、下さ……見てて……バアルさ……」
「……ええ、全部……拝見しておりますよ」
バアルさんが見ていてくれている。バアルさんに全部見られちゃっている。俺が気持ちよくなっているところも。これから、もっと気持ちよくなっちゃうところも。
バアルさん以外には見せられない、見られたくない情けのないところも。恥ずかしいところも。出会えたばかりなのに……バアルさんは全部、嬉しそうに見てくれて。
「は、ぅ……あ、あ、イっちゃ……初めて、なのに……バアルさんに……あっ、見られながら、俺、気持ちくなっちゃ……あ、あぁっ」
上も、下も、俺を可愛がってくれている手つきは変わらずに優しかった。違いがあったのは、最後の一押しの時だけ。
刺激的な現状を口にすることで、余計に自分で自分を追い詰めてしまっていた際の、もう一押し。ずっと幹の部分ばかりを行き交っていた手のひらが、おあずけになっていた先っぽを覆うように優しく握り込んでくれたのが切っ掛けになった。
「あ……ッ」
血液が沸騰してしいるみたい。全身が限界を超えるように熱を持って、心臓が暴れるように喚いている。
頭の中に電流が流されてしまったような。下腹部から一気に迫り上がってきて、背筋を駆け抜けていった強烈ながらも甘い痺れを、俺は堪えることが出来なかった。
またしても彼の腕の中で藻掻くように仰け反りながら、その手の中へと勢いよく放ってしまっていた。
「ふ、ぁ……あ……っ」
よっぽど昂ってしまっていたんだろうか。熱を募らせてしまっていたんだろうか。止まらない。止まってくれる気配がない。腰の震えも、彼の手のひらを定期的に濡らし続けてしまうのも。
バアルさんは、俺が放ってしまったものをシーツへとこぼしてしまわないように受け止めてくれているだけ。なのに、俺は気持ちよくなってしまう。
優しく包み込んでくれている大きな手のひらの温もりを、その柔らかさを快感に変えてしまっていた。
最初の一回が一番勢いがあったと思う。とはいえ一体、立て続けに何回汚してしまったんだろうか。ようやく落ち着いてきた頃には、彼の手は。
俺がやらかしたことなのに、思わず目を逸らしてしまっていた。
とんでもない粗相をしてしまったにも関わらず、バアルさんは優しい。いつの間にか手にしていた温かな濡れタオルで、悲惨なことになってしまっている俺の腹回りや股の間を優しく拭いてくれた。
自身の手も拭いていたみたいで、キレイになった手に気がつけば少しだけ罪悪感が和らいだ。
「いっぱい出せましたね……いい子ですね、アオイ様……可愛かったですよ……」
「バアル、さ……ん、ふ……」
頭を優しく撫でてもらいながら、手を繋いでもらいながら触れるだけの口づけを交わす。
ただただ幸福なひと時に身を委ねるように目を閉じれば、彼から香ってくるハーブの香りがより強くなったような気がした。
ご褒美の効果はてきめんで、頭の奥まで響いてしまっていそうな甘い痺れに、俺は腰を浮かせてしまっていた。今まで以上に激しく、震えるように揺らしてしまっていた。もう、これ以上は。
「は、ぅ……も、俺っ、ダメ……ん、ぁ……バアルさん……」
「宜しいですよ、達してしまわれて……」
穏やかな低音からの許しに喜びが込み上げてくる。さらなる気持ちよさが背筋をぞくぞくと駆け上っていく。
「是非、この目で拝見させて下さい……アオイ様が私の手で、お可愛らしく乱れる御姿を……」
「あ、ぅ……見て、下さ……見てて……バアルさ……」
「……ええ、全部……拝見しておりますよ」
バアルさんが見ていてくれている。バアルさんに全部見られちゃっている。俺が気持ちよくなっているところも。これから、もっと気持ちよくなっちゃうところも。
バアルさん以外には見せられない、見られたくない情けのないところも。恥ずかしいところも。出会えたばかりなのに……バアルさんは全部、嬉しそうに見てくれて。
「は、ぅ……あ、あ、イっちゃ……初めて、なのに……バアルさんに……あっ、見られながら、俺、気持ちくなっちゃ……あ、あぁっ」
上も、下も、俺を可愛がってくれている手つきは変わらずに優しかった。違いがあったのは、最後の一押しの時だけ。
刺激的な現状を口にすることで、余計に自分で自分を追い詰めてしまっていた際の、もう一押し。ずっと幹の部分ばかりを行き交っていた手のひらが、おあずけになっていた先っぽを覆うように優しく握り込んでくれたのが切っ掛けになった。
「あ……ッ」
血液が沸騰してしいるみたい。全身が限界を超えるように熱を持って、心臓が暴れるように喚いている。
頭の中に電流が流されてしまったような。下腹部から一気に迫り上がってきて、背筋を駆け抜けていった強烈ながらも甘い痺れを、俺は堪えることが出来なかった。
またしても彼の腕の中で藻掻くように仰け反りながら、その手の中へと勢いよく放ってしまっていた。
「ふ、ぁ……あ……っ」
よっぽど昂ってしまっていたんだろうか。熱を募らせてしまっていたんだろうか。止まらない。止まってくれる気配がない。腰の震えも、彼の手のひらを定期的に濡らし続けてしまうのも。
バアルさんは、俺が放ってしまったものをシーツへとこぼしてしまわないように受け止めてくれているだけ。なのに、俺は気持ちよくなってしまう。
優しく包み込んでくれている大きな手のひらの温もりを、その柔らかさを快感に変えてしまっていた。
最初の一回が一番勢いがあったと思う。とはいえ一体、立て続けに何回汚してしまったんだろうか。ようやく落ち着いてきた頃には、彼の手は。
俺がやらかしたことなのに、思わず目を逸らしてしまっていた。
とんでもない粗相をしてしまったにも関わらず、バアルさんは優しい。いつの間にか手にしていた温かな濡れタオルで、悲惨なことになってしまっている俺の腹回りや股の間を優しく拭いてくれた。
自身の手も拭いていたみたいで、キレイになった手に気がつけば少しだけ罪悪感が和らいだ。
「いっぱい出せましたね……いい子ですね、アオイ様……可愛かったですよ……」
「バアル、さ……ん、ふ……」
頭を優しく撫でてもらいながら、手を繋いでもらいながら触れるだけの口づけを交わす。
ただただ幸福なひと時に身を委ねるように目を閉じれば、彼から香ってくるハーブの香りがより強くなったような気がした。
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