俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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旅立ち

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俺が目を覚ますと、外はすっかり朝になっていた。

「やっと起きたです!おはようです!」

「相変わらず寝坊助さんね、夜ト神君」

寝起きにサリーの声と、桜田の嫌味が俺に降り掛かってくる。

「朝からうるさい奴らだなー」

「もうお昼よ、起きなさい!」

桜田は、そう言いながら床で寝ている俺の事を、足でつついてくる。

「今日チェックアウトでしょ?どうするの?」

サリーが勝手に手配した宿も、今日でおさらばという訳だ。

「それなら心配ないさ、大方次の目的地は決めてるんだ」

この街で受けられるクエストは、Dランクが最上ランクだ。俺達はもっと高みを目指さないとダメだ。
よってここから一番近く大きめの都市に行く必要がある訳だが、俺はもうすでに見繕っている。

「どこなのです?知りたいです!」

「次の目的地は、大都市ライラトーンだ!」

「えー!!!!」

サリーが大袈裟に声を荒らげる。桜田は、いまいち状況を把握しきれていないようだ。

「そんな大都市に行くです?」

「あぁ、この街だとDランクまでしかクエスト受けられないからな、もっと大きな都市に行くんだ」

「でも、宿代も食事代もこの街の倍くらいするです!大丈夫なのです?」

その位のことを、俺が気付かないわけがない。

「まあ、その分稼げばいいんだよ!貯蓄もあるしな」

まあ、気付いているだけで解決策があるとも言ってないが。

「とりあえずそういう事だから、お前達は先に街の出口へ向かっておいてくれ!」

「周は行かないです?」

「俺は野暮用があるんでね!」

そう言って俺は、2人を残し先に部屋を出た。目的地は1つしかない、昨日の武具屋だ!

「周行っちゃったです」

「ほんと自分勝手な人ね、私たちも行きましょサリー」

「ハイなのです!」

そして、私とサリーも身支度を済ませ部屋を後にした。
俺は部屋を出た後、猛ダッシュで武具屋へと向かい到着した所だった。

「昨日依頼したものだけどー」

俺は店に入り店主に声をかける。俺に気づいた店主は、テンションを上げ返答してくる。

「おぉ、来たか!出来てるよ!」

そう言って店主は裏へと入っていく。
なかなかに、この世界に来た時以来のワクワクと高揚心を抱いていた。

「これが依頼された通りのものだ!仕上がりは完璧だよ」

俺はそれを手に取り感覚を確かめる。俺が想像してた通り精巧に再現されている。

「ありがとう助かるよ、いくら払えばいい?」

「代金はいいよ、久しぶりに楽しい仕事をさせてもらったからね!」

なんていい店主なんだ!きっと断っても払わせてはくれないのだろう。ここは店主の気持ちに甘えよう。

「本当に助かるよ、また必ず来るよ!その時は代金払わせてくれよ!」

「いつでも待ってるよ、名前を聞いてもいいかい?」

「夜ト神周だ!きっとそのうち嫌でも耳に入ってくるさ!」

「それは楽しみだな!期待してるよ」

店主はそう言って、ハッハッハと笑った。俺はその笑い声を聴きながら、店主に手を振り店を出た。
帰る場所があるってのは良いものだな。
こうして俺は、街の出口へと駆け足で向かった。
出口に着くと、サリーと桜田は既に到着しており、俺の事を待っていた。

「悪い、待たせたな」

「そんなに待ってないです!」

「遅いわよ、夜ト神君!」

本当にこいつは、悪態しかつけない奴だな。まあ、今の俺は機嫌がいいから気にしないでおいてやるか。

「早速向かうか!」

「そうね、行くなら早く行きましょう」

「レッツゴーなのです!」

俺達は、次の地へと向かい足を進めるのであった。
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