俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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朝目覚める。
初めて、普通に朝を迎えた気がするのは気の所為だろうか。
レーネは、指輪の効力でしっかりと俺に何も出来ずに寝ている。

「レーネもう動いていいぞー」

俺がそう言うと、レーネはベットから飛び起きる。

「周よ!酷すぎるではないか!健全な男子ならば喜ぶべき展開だったであろう?」

確かにそれは一理あるが、これまで全く女子と関わりを持ってこなかった俺からしたら、ただただ困る状況でしかなかったがな。

「いや、だって俺たち出会ったばかりだろ?」

「お主は童貞か!!!ピュアか!!!」

「ゔっっ」

レーネの言葉は、もろに俺の心に突き刺さった。
一撃必殺、急所に当たり効果は抜群だった。

「おい、レーネ お前は言ってはいけないことを言ったな!触れてはならない逆鱗に触れたな!」

そう言い、俺はレーネに飛びかかりそのままベットに押し倒す。

「お前が挑発したんだからな!後悔しても知らねーぞ!俺だって男だってとこ見せてやるよ!」

俺は怒りに任せ、レーネにそう吐き捨てる。
だが、レーネの表情は余裕のままだ。

「ほほう、面白いじゃないか せいぜい楽しませてもらうとするかな?」

レーネは、さらに俺の事を挑発してくる。
舐められすぎだな。ここは、はっきりと上下関係を分からせてやる!
俺はそっと目を閉じ、唇をレーネへと近ずける。

「とことんピュアな男よのー」

レーネは俺に挑発を仕掛けてるようだが、俺は緊張のあまり何も聞こえてはいなかった。早々に目を閉じてしまったこともあり、レーネの唇までの距離が全く把握出来ない。
くそっ、あとどれ位近づけば触れ合うんだ?
そんなことで頭がいっぱいだった。
そんな時、すごい勢いで扉の開く音がした。

「あんた達、朝からうるさいわよ!」

「周たちのせいで目が覚めてしまったのです~」

普段の俺であれば気づくはずの、足音が緊張のせいで全く聞こえなくなっていた。
やばい、こんな所を見られたら確実に勘違いされる!というかそういうことしようとしてたんだけども!
どうすれば誤魔化せるんだ?考えるんだ俺!

「小娘共よ、夫婦の営みを邪魔するではないぞ!」

くそー!こいつマジであとで1回殺さなきゃ気がすまねえ。誤魔化すどころか、その行為を肯定してしまったせいで、もう打破不可能になったじゃねえか!

「やっぱりケダモノね、それは失礼したわ」

「ごっごゆっくりなのですー!」

サリーは走って部屋へ戻って行ってしまった。桜田は、その後ゆっくりとサリーに続き部屋へと戻る。そのゆっくりさが逆に怖い。

「では、邪魔者もいなくなったことだし続きをしようではないか周」

俺は先程の出来事で、ふと我に返る。
冷静になった俺にもう怖いものは、桜田の今後の対応以外無かった。
俺はそっとレーネから離れ、身支度をする。

「今日は大事な日だ、そんなことしている暇はないぞ 早く用意をしろ」

レーネは不服そうな顔をしながらも、準備をし始める。

「いいところで邪魔をしよって、後で覚えて俺よあの小娘共」

俺は用意をしながら、とてつもない殺気を背後から浴びていたが、深く考えないことにした。 
そして準備を終え、桜田たちの部屋の前へと声を掛ける。

「俺達先に下に降りてるからな」

わざわざこんなことをするのは、以前の過ちを繰り返さないためだ。
そして俺達は、1回に降りる。
少しして桜田達も合流した。

「じゃあ会場へと向かうか!」

「ええそうね」

言っていることは、いつもと違わないのにすごく尖って聞こえる。
後で誤解とかないとな。
そんなことを考えながら、街の中心部にあるスタジアムへと向かう。
宿からは近く、5分程度で到着した。
ちなみにだが、向かっている途中サリーと桜田は俺から5mほど離れて行動していた。

「すごい人の量だなー」

「そりゃそうなのです!なんてったって一年に一度の大会なのです!」

ちょっとしたお祭りみたいなものか?
まあ俺は、金が貰えればなんでもいいんだけどな。
俺達は、人混みを掻き分けながらなんとか受付までたどり着いた。

「エントリー希望の方ですか?」

「ああ、全員出たいんだが」

「でしたらPPのご提示をお願いします」

俺達は、全員言われるがままにPPを出す。するとお姉さんの顔が歪む。

「あのー、冒険者じゃない方が混じってらっしゃるのですが?それにこのステータスは?」

盲点だった。
冒険者の頂点を決める大会だ、冒険者じゃないと出れないに決まってるじゃないか!
レーネは、冒険者登録してないから大会に出れないんじゃないか?

「おい小娘よ、今から冒険者登録することは出んのか?」

レーネは、受付のお姉さんに問いかける。

「できないことも無いですが、この大会のルール上全員が参加することは厳しいと思います」

レーネは舌打ちをし、ため息をつく。
次の瞬間、レーネの目が赤く光りお姉さんが急に無口になる。

「妾を、Dランクの冒険者として登録しろ そして、全員参加の登録もな」

「はい.......」

そう言って、お姉さんは裏へと入っていった。

「おいレーネ!今何をしたんだ!」

「なーに、少し操らせてもらっただけじゃ こうした方が周も助かるだろ?」

確かにそうだが、急に知らないスキルを使われると不安になるからやめて欲しい。

「完了しました、組み合わせをお決め下さい.......」

お姉さんは、エントリー用紙のようなものを持ってきてくれた。
そこには2名分の名前を書くマスがあった。

「2人ずつチームになって戦う形式なのか」

「夜ト神君、ルール知らないで出るつもりだったの?」

確かに、だが情報を得る方法が無かった故仕方ない。

「そんなことはいいんだ、組み合わせはどうする?」

「私は、サリーと組みますので 夫婦仲良く出たらいいじゃない」

くそっ、コイツいつまで引っ張るんだよ。きっとこの組み合わせ以外の選択肢は、俺にはないのだろう。

「それでいいよ」

俺達は、その組み合わせで紙を提出する。

「では、大会が始まるまでは参加者控え室でお待ちくださいませ」

そう言ってお姉さんは俺達にPPを返し、お辞儀をする。

「レーネ!あの洗脳みたいなのちゃんと解けるんだろうな!」

「案ずるな周よ、そのうち勝手に解けるし前後の記憶も残らん」

なんて便利なスキルだ、この指輪がなかったら何されるか溜まったもんじゃないぜ。
そして俺達は言われた通り、控え室に向かった。
これからどんな激戦が繰り広げるのか、
沢山のバトルが見られるのを俺は楽しみに心を踊らせていたのだった。
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