俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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宿で明日へ向けて

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「それにしても大きい街だなー」

「ハイなのです!この前の街は比にならないです!」

まずは宿を確保するのが先決だな。だが、人数がまた増えてしまった。
金が嵩む一方だな。
そんなことを考えながら、俺達は街の中心街へと足を進めていた。

「ここでいいんじゃない?」

桜田は1つの建物を指差す。

「まあ、どこでもいいしここにするか」

とても立派なホテルみたいだ。相当高そうだがまあ稼げば問題ないか。
持ち金はまだあるし、今度こそは俺は一人部屋にする!
そして俺は、受付のお姉さんに話しかける。

「部屋を二部屋借りたいんだが」

「期間はどの程度借りられますか?」

ここは賃貸みたいな感じなのか?何泊とかの単位じゃないのか?
疑問が交錯する。

「一般的にはどの程度取るものなんだ?」

「そうですね、冒険者様ですと大方のダンジョンに潜る際は一、二ヶ月程度取られるかと」

「それいくら位するんだ?」

「そうですねー、1ヶ月ですと50万ルージュくらいですかねー?」

おいおいマジかよ、そんな大金一気に払えないぜ。
先に金稼ぐしかないか、だがそんな大金一日にDランクダンジョン4つほどクリアしないとダメじゃないか。そんなのは現実味が無さすぎる。だがもう夜だ、泊まるとこがないと困る。
仕方ないが、妥協してもう少し休めの宿にするか?

「すごい綺麗なところね!」

「こんな所に泊まれるなんて夢みたいです!」

「妾にふさわしい宿だな」

そんなこと言える空気じゃねー!!!
おいおいどうするんだよこの状況!
全然上手くいかないじゃないか、俺の転生ライフ!

「お姉さん!宿代の支払いっていつまでにすればいいんだ?」

「基本的には、宿泊前ですが今日は夜も遅いので明日まででしたら大丈夫ですよ?」

これだ!何かしらの方法で明日一攫千金するしかない!

「まとまったお金が無いのでしたら、明日1年に1度の冒険者の頂点を決める大会がございますので、出てみてはいかがですか?」

「賞金が出るのか?」

「はい、優勝者には1000万ルージュです」

これだ!これしかない、もうこの状況を打破するにはこれしかない!
俺は、心の中で全力でガッツポーズをした。

「それでは、2部屋分のキーを渡しておきますね」

受付のお姉さんはそう言って俺に鍵を渡し、丁寧にお辞儀をする。
何とか切り抜けられそうだな。
俺は心の中でほっとため息をつく。

「おい、お前ら鍵もらったから部屋行くぞー」

「ハイなのですー」

サリーは元気に返事をし、こちらへ駆けてくる。ほかの二人も、サリーのあとを続き集まってきた。

「俺たちの部屋は、1065 1066号室だな」

俺達は、エレベーターのようなものに乗る。
この建物何回建てなんだ?
回数表示を見ると60まで表示がある。

「60階建てかよ!デカすぎだろ!」

「ここの宿は、世界的にも有名な宿で、ギルド単位で部屋を借りたりできるほどの部屋数があることで有名なのです!」

そんなすごい宿に泊まろうとしてたのか.......
つくづく運が悪いな。
そして俺たちの部屋の階に着き、各々の部屋へ向かう。と言っても隣の部屋なのだが。

「じゃあお前ら荷物置いたら、俺の部屋に来てくれ 後でな」

「待つのだ!周よ!」

レーネが俺を引き止める。

「1人だけひとつの部屋を使うのはずるいのではないか?ここは公平に二人づつに別れようではないか」

「私は嫌よ?こんなケダモノと同じ部屋なんて」

桜田がデタラメな文句を言う。もうこいつの俺貶しは慣れたが、レーネの野郎が面倒なことを言いやがった。

「別にお前さんはいいのだ、妾が周と同じ部屋なのだからな」

そろそろ俺を1人にしてくれよ。
問題自体はないが、何かを勘違いされそうでとても嫌だ。

「これを見よ小娘共」

レーネは左手の薬指を自慢げに見せる。

「これは周と妾の婚約指輪だ!婚約者同士なら問題は無いし、むしろ一緒にいるべきではないか?」

「お二人はそんな関係だったのですね!」

「それならいいんじゃない?」

おいおいおい、納得するなよ!
それこそ、文句言うとこだろ!全く使えないやつだぜ。

「もうそれでいいよ!それよりさっさと荷物置いてこい!」

そう言い、お互い部屋へと入って行く。

「おいレーネ、お前は何がしたいんだよ」

「妾は、したいことをしているだけだ」

こいつには、何を言っても意味が無いみたいだな。もう俺の安泰は諦めよう。
明日大会で、稼がないといけないといけないっていうのに大丈夫なのか?
あれこれ考えている間に、全員が俺たちの部屋に集まった。

「で何で集めたの?」

「気になるです!」

こいつら仲良くなってから、少々ウザイな。

「本題から入るが、明日冒険者の大会があるんだが、それの賞金が1000万ルージュなんだ!俺達はそれを取りに行く!」

2人はとても驚いた表情をしている。どこに驚いているのかは、分からないがな。

「その大会の存在は知ってるですけど、世界中の猛者が集まる大会で勝てるのです?」

「そうよ、私達はまだまだ駆け出しなのよ?」

ごもっともだが、俺達にはもうこの策しかないんだ。なんてことは口が裂けても言えない。

「まあ腕試しがてらな、勝てたらラッキーくらいの気持ちだがな」

口ではこんなことを言っているが、内心では勝たないとヤバいと思っている。

「そんなもの妾一人いれば充分じゃろ?」

「まあ、そうかもしれないが全員の実力を把握したいってのもあるんだ」

俺とレーネが話していると、2人が話に割ってくる。

「レーネさんはそんなに強いです?」

「そんなに強そうには見えないけど?」

そうだった、こいつらにはまだレーネのことちゃんと話してないんだった。
その辺は、裏でレーネに口裏合わせてもらえばいいか。
自己解決する。

「まあそういう事だから、各自明日に備えてしっかり休息するように!」

こうして俺達は解散し寝床に着いた。

「周よ、初夜じゃの!」

「うるさい、早く寝ろ!」

俺は、指輪の力を行使し俺のベットに入ろうとしてきたレーネを、無理やり寝かせつける。
俺は明日への闘志と不安を抑え眠るのだった。
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