俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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落ち着く場所

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面倒くさいカルナと別れた周達は、宿に到着していた。
エレベーターに乗り、自分達の部屋のフロアへと上がる。
そして周が、自分達の部屋のドアを開く。

「ただいま!!!」

宿全体に響く程の大声で、ただいまを言う周。
だが、それと同じくらいの大きさで、リラが返答してくる。

「ご無事で何よりです!おかえりなさい!」

全員の安否を確認でき、リラは安心したのだろう。
何だかんだで、1人でお留守番をしていたリラが、一番心配していたのだろう。

「皆さん無事だということは、クエストはクリア出来たんですね!」

リラが、クエストの結果を聞いてくる。

「あぁ、無事皆で倒したよ」

周が、リラの問に対して返答する。
それを聞いたリラは、満面の笑みを浮かべている。

「皆というか、ほぼ周1人じゃがな」

周が、気を使って皆と言ったのに、レーネが事実を言ってしまう。

「そうなんですか?」

「まぁ、結果なんていいじゃねぇか!」

周は、笑って場を誤魔化す。

「でも、これで当分は、ゆっくり出来そうね」

「おやすみです!」

桜田とサリーが、話を変えてくれる。
周は、心の中でガッツポーズをする。

「そうなれば、いいのじゃがな.......」

レーネは、まだ何が引っ掛かるようで、心配をしている。

「何が来ても、夜ト神先輩が何とかしてくれますよ!」

「先輩強い.......」

風音は、今回の件もあり、以前よりも周に対して、絶対的信頼を持っているようだ。
時音も、静かなのは変わらないが、以前よりは、心を開いてくれた気がしている。

「まぁ、これだけ頑張ったんだ、ちょっと位ゆっくりしても、バチは当たらないさ!」

周も、みなに心配を掛けないように、大丈夫と言っているが、病み上がりでのヴェルグェスとの戦いは、流石に身体にかなりの疲労を残していた。
それに、周自身も体の変化に、まだ慣れていなかった。

「失礼するぞ!」

皆が、話に花を咲かせていると、急にノックの音と、聞き覚えのある声がする。
周は、咄嗟にベットへと飛び込み、布団を頭から被る。

「入って良いぞ」

レーネが、勝手に入室を許可する。
ドアを開けて入ってきたのは、周の予想通りカルナだった。

「夜ト神は、一緒じゃないのか?」

カルナは、入ってきて第一声目で、周を探す。

「ここに居ますよ」

桜田が、それを聞き布団を捲る。

「そんな所で、何をしている?」

「いやー、疲れたもので休息を.......」

「そうか」

かなり苦しい言い訳だったが、カルナは納得する。
意外と、単純な奴なのかもしれない。

「それより、何をしに来たんじゃ?」

レーネが、カルナが何故来たのかに突っかかる。
やはり、戦を共にしても、犬猿の仲なのは継続のようだ。

「あぁ、今作戦の報告が完了したので、色々報告してやろうと思ってな」

レーネに突っかかられたのが、気に触ったのか、とても上から目線な言い方をするカルナ。

「なら、さっさ用を済ませて帰れ!」

レーネも、上から目線が気に食わなかったのか、キツイ言い方になり、場が気まづくなる。

「まぁまぁ、二人共仲良くしましょうよ.......」

周が、何とか場の空気を戻そうと頑張る。

「まぁ良い!とりあえず報告をするぞ!」

カルナの報告は、至ってシンプルなものだった。
意外とカルナは、ありのままを報告していた。
SSSランクのボス、ヴェルグェスの乱入や、それを周が1人で倒したことや、レーネ達の活躍などを、自らを飾らず報告したそうだ。
それにより、周のランクがSSSランクに、レーネがSSランクに、残りのメンバーがSランクに昇格した。
そして、活躍により、報酬の分配もほとんど周達に入るそうだ。
かなり、急激なランクの上昇だが、冒険者連盟からすれば、かなりの功績だったのだろう。
因みに、カルナも今回の指揮を執ったことにより、SSSランクに上がったらしいが、本人はあまり喜んでいないらしい。

「報告はこんなところだ」

「話が終わったなら、とっとと帰れ。妾達には、募る話があるのでな」

カルナが、報告を終えた途端に、帰りを促すレーネ。

「報告は以上だが、まだ個人的な話があるのだ、お前にな!」

そう言って、カルナは周を指さして言う。

「自分ですか.......?」

周は、露骨に嫌そうな反応をする。

「夜ト神周!お前に決闘を申し込む!」

予想してない発言に、皆が驚愕する。

「いやいや、自分なんて新人なんで、カルナさんに、適うわけないじゃないですかー」

なんとか場を、丸く収めようとする周。
だが、レーネがそれを邪魔する。

「周が、こんな小娘に、負けるわけなかろう!」

余計な事言ってんじゃねぇよ!
レーネに対し、怒りを覚える周。

「なら早速、始めようではないか!」

着いて来いと言わんばかりに、足早に部屋を出ていくカルナ。

「周よ、あんな小娘ボコボコにしてしまえ!」

レーネは、何故か楽しそうだ。
周の気持ちが、全くわかっていないようだ。

「どうしてくれんだよ!せっかく、面倒事にならないよう、誘導してたのによ!」

「まぁ、こうなった以上頑張ってくださいよ、夜ト神先輩!」

風音は、どうやらレーネ派のようだ。
他の皆は、やれやれと言った顔をしている。

「さっさと終わらせてこい!」

ベットに横たわっている周を、無理やり起こすと、ドアへ誘導するレーネと風音。
やっと戦いが終わったのに、連戦を強いられる周。
どのようにして、この場面を乗り切るのか、周の腕前が試されるところだ。
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