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翠蓮姉妹とのデート 前編
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朝、目を覚ます周。
今日は、翠蓮姉妹と約束をしている日だ。
パーティーの中では、まだ付き合いの長い風音と、ほぼ初対面の時音。
少しだけ、不安があるが、風音がなんとかしてくれると、勝手に思っている。
そんなことを考えながら、周は支度をして、部屋を出る。
例のごとく、待ち合わせは宿の外だ。
いつまで経っても、この制度の意味が分からない周。
そして、宿を出ると2人が既に待っていた。
「2人とも早いな!」
「夜ト神先輩が、遅いんです!」
「私達も、さっき来たばかりです.......」
どうやら、今日は風音よりも、時音をあてにした方が良さそうだ。
ファーストコンタクトで、今日の方針が決まる。
「そう言えば、今日は二人とも可愛い服きてるな!」
「夜ト神先輩にしては、いいところに気づくじゃないですか!」
これまでのデートで、しっかりと学んでいる周。
風音の、にしてはってのは余計だが、俺も言われてばかりではないってことだ。
「今日のために準備しました.......」
「そうだったのか!ありがとうな、時音ちゃん!」
時音が、少し照れ臭そうにしている。
パーティーの中で、1番話したことがないので、どう接していいかが分からない周。
基本的に、時音は皆で居る時も、口数が少ないので、今日はいっぱいお話しようと、目標を立てる周。
「二人で、選んだんですよ?似合ってるでしょ?」
風音が、自分の服を見せつけるように、周に近づいてくる。
「ちけえ」
近ずいてくる風音を、押し退ける周。
「もー、照れ屋さんですね~」
退けられたので、少し周のことを小馬鹿にしつつ離れる風音。
「ん?」
風音に気を取られていると、腕に違和感を感じ、そっと視線を風音から外し、自分の腕を確認する。
「時音さん.......?」
違和感の正体は、時音だった。
何故か分からないが、時音が周の腕をぎゅっと抱きしめている。
「気にしないでください.......」
「いや.......、気にするなと言われましても.......」
腕に当たる、柔らかい感覚のせいで、周はそれどころでは無かった。
「時音だけ、ずるい!」
そう言って、風音が余っている方の腕にしがみついてくる。
周は、両方の腕から感じる感覚に、どうしていいのか分からなくなる。
困った周は、とりあえず他のことを考えようと、話を切り出す。
「そう言えば、今日は何処に行くんだ?」
「遊園地です.......」
また、ベタなデートスポットだな。
ついつい、そんなことを思ってしまう。
「基本、俺たちの世界にあるものは、なんでもあると思っていいんだな」
「そうなんですか?」
そろそろ、周はこの世界の事を把握し出す。
だが、1番最近こちらに来た翠蓮姉妹は、そんなことを知るはずがない。
「まぁ、お前達は気にしなくていいよ。んで、その遊園地はどこにあるんだ?」
「この街の端っこにあるそうです!」
「早く行きたいです.......」
急かしてくる2人に引っ張られて、遊園地へと向かう周達。
だが、向かいながら、周は嫌なことを思い出してしまう。
待てよ.......、遊園地なんて人のいっぱい居るとこに行ったら、身動き取れないほど囲まれちまうんじゃねぇか?
そんなことになれば、遊び所じゃなくなる!
今や周は、超有名人だ。
そんな周が、そんなに人の多い所に行けば、大パニックは避けられないだろう。
そこで、周は一つの案を思いつく。
「あのさ、俺寄りたいところあるんだけど.......」
「えー.......」
「早く行きたいんですけど~」
「頼む!」
なんとか2人を説得し、周は雑貨屋さんのような店に向かう。
「こんな所に、何の用なんですか?」
「よく分からない.......」
「すまんな、ちょっと待っててくれ!」
周は、猛ダッシュで店に入っていき、1分ほどで店を出てくる。
「早かったです.......ね?」
「誰.......?」
「俺だよ!」
店から出てきた周は、帽子を深く被り、サングラスをかけてマスクをしていた。
そう、周の考えた策とは、変装だった。
「まぁ、気にしないでくれ!」
「そうですか.......」
二人とも若干引き気味だが、周は気にせず再び遊園地に向かう。
「着きました!」
「おぉー.......」
「凄いな!某テーマパークみたいだ!」
遊園地に到着し、テンションの上がる3人。
門の大きさが、遊園地の大きさを物語っている。
「では、早速行きましょー!」
「おー.......」
風音はいつも通りだが、時音のテンションが珍しく高い。
それだけ、楽しみにしてくれていたということだろう。
「めいっぱい楽しむぞ!」
2人に楽しんでもらう為、自分も全力で楽しもうと、気合を入れる周。
周の努力が実り、他の人にバレず、全員で無事に遊園地を楽しむことが出来るのだろうか。
今日は、翠蓮姉妹と約束をしている日だ。
パーティーの中では、まだ付き合いの長い風音と、ほぼ初対面の時音。
少しだけ、不安があるが、風音がなんとかしてくれると、勝手に思っている。
そんなことを考えながら、周は支度をして、部屋を出る。
例のごとく、待ち合わせは宿の外だ。
いつまで経っても、この制度の意味が分からない周。
そして、宿を出ると2人が既に待っていた。
「2人とも早いな!」
「夜ト神先輩が、遅いんです!」
「私達も、さっき来たばかりです.......」
どうやら、今日は風音よりも、時音をあてにした方が良さそうだ。
ファーストコンタクトで、今日の方針が決まる。
「そう言えば、今日は二人とも可愛い服きてるな!」
「夜ト神先輩にしては、いいところに気づくじゃないですか!」
これまでのデートで、しっかりと学んでいる周。
風音の、にしてはってのは余計だが、俺も言われてばかりではないってことだ。
「今日のために準備しました.......」
「そうだったのか!ありがとうな、時音ちゃん!」
時音が、少し照れ臭そうにしている。
パーティーの中で、1番話したことがないので、どう接していいかが分からない周。
基本的に、時音は皆で居る時も、口数が少ないので、今日はいっぱいお話しようと、目標を立てる周。
「二人で、選んだんですよ?似合ってるでしょ?」
風音が、自分の服を見せつけるように、周に近づいてくる。
「ちけえ」
近ずいてくる風音を、押し退ける周。
「もー、照れ屋さんですね~」
退けられたので、少し周のことを小馬鹿にしつつ離れる風音。
「ん?」
風音に気を取られていると、腕に違和感を感じ、そっと視線を風音から外し、自分の腕を確認する。
「時音さん.......?」
違和感の正体は、時音だった。
何故か分からないが、時音が周の腕をぎゅっと抱きしめている。
「気にしないでください.......」
「いや.......、気にするなと言われましても.......」
腕に当たる、柔らかい感覚のせいで、周はそれどころでは無かった。
「時音だけ、ずるい!」
そう言って、風音が余っている方の腕にしがみついてくる。
周は、両方の腕から感じる感覚に、どうしていいのか分からなくなる。
困った周は、とりあえず他のことを考えようと、話を切り出す。
「そう言えば、今日は何処に行くんだ?」
「遊園地です.......」
また、ベタなデートスポットだな。
ついつい、そんなことを思ってしまう。
「基本、俺たちの世界にあるものは、なんでもあると思っていいんだな」
「そうなんですか?」
そろそろ、周はこの世界の事を把握し出す。
だが、1番最近こちらに来た翠蓮姉妹は、そんなことを知るはずがない。
「まぁ、お前達は気にしなくていいよ。んで、その遊園地はどこにあるんだ?」
「この街の端っこにあるそうです!」
「早く行きたいです.......」
急かしてくる2人に引っ張られて、遊園地へと向かう周達。
だが、向かいながら、周は嫌なことを思い出してしまう。
待てよ.......、遊園地なんて人のいっぱい居るとこに行ったら、身動き取れないほど囲まれちまうんじゃねぇか?
そんなことになれば、遊び所じゃなくなる!
今や周は、超有名人だ。
そんな周が、そんなに人の多い所に行けば、大パニックは避けられないだろう。
そこで、周は一つの案を思いつく。
「あのさ、俺寄りたいところあるんだけど.......」
「えー.......」
「早く行きたいんですけど~」
「頼む!」
なんとか2人を説得し、周は雑貨屋さんのような店に向かう。
「こんな所に、何の用なんですか?」
「よく分からない.......」
「すまんな、ちょっと待っててくれ!」
周は、猛ダッシュで店に入っていき、1分ほどで店を出てくる。
「早かったです.......ね?」
「誰.......?」
「俺だよ!」
店から出てきた周は、帽子を深く被り、サングラスをかけてマスクをしていた。
そう、周の考えた策とは、変装だった。
「まぁ、気にしないでくれ!」
「そうですか.......」
二人とも若干引き気味だが、周は気にせず再び遊園地に向かう。
「着きました!」
「おぉー.......」
「凄いな!某テーマパークみたいだ!」
遊園地に到着し、テンションの上がる3人。
門の大きさが、遊園地の大きさを物語っている。
「では、早速行きましょー!」
「おー.......」
風音はいつも通りだが、時音のテンションが珍しく高い。
それだけ、楽しみにしてくれていたということだろう。
「めいっぱい楽しむぞ!」
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