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第52話 生意気
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これからの事、どうするべきか、皆は、
考えていた。
誰ともなく、「国葬。」
と、呟き、また、沈黙になってしまった。
「私は、死んだ。病死に、すれば良い。」
一斉に、ストルグ王子を見ました。
「蝶の事や、生き返って、子どもになった事など、馬鹿正直に言うと、いらん輩に、エサを与えてしまうからな。」
「でも、そうしてしまうと、国王が、不在になり、国が荒れてしまいます。」
「ここに、立派な王が育っているよ。」
「いないじゃないですか?チマリは、王族で、印もあったけど、この国の采配するには、荷が重すぎます。」
「チマリとアランが、婚儀するにも、国葬して、喪があけてからになりますから、戴冠、婚約、婚儀、1年、いや2年も、国王不在になります。」
「面白い考えだが、頭の回転も、まあまあいい。」
「何が、面白いんですか?ストルグ王子!!真剣に考えて下さい!ストルグ王子、いいえ、兄上が、国王になる為、勉学や、剣も学んでたし、一番ふさわしいんです。」
「ありがとう、私のかわいいリマーユ。心からお礼を、言うよ。でも、私は、不義の子と知っている輩も、少なからずいる。しかも、この姿だ。かわいいリマーユなら、もう、わかるね。賢い私のリマーユ。」
「アラン、チマリ、出来ればでいいんだが、リマーユを支えてあげてほしいんだ。頼む。まだまだ、味方が少ない。」
子ども姿の、ストルグ王子は、頭を下げた。
「王族が、簡単に頭を下げたらいけないって、帝王学で、学び忘れたんですか?ストルグ王子。」
アランは、頭を下げたストルグ王子の、頭をぐちゃぐちゃににしました。
「恐れながら、クソ生意気な、ガキンチョの見た目で、その口調が、かなりなもんなんで、生意気なクソガキって、思われますよ。」
「アラン、全然、恐れてないし、敬う気ないだろ。」
「敬う気、たっぷりありますよ、生意気な
クソガキンチョ王子、あっ!!」
「な、なんだ、どうしたんだ?」
アランは、いきなり、真剣な表情になり、黙り込みました。
少しだけ、時間をかけて、話始めました。
「クーガーは、どうですか?」
「クーガー?」
チマリと、リマーユは、首を傾げました。
ストルグ王子は、黒い笑みを浮かべてました。
「名前の、由来、ぜひ聞かせて欲しいですね。ア、ラ、ン、隊長様。私の予想通り、かもしれないんで、答え合わせが、早くしたいですね。」
「はいはい。クーガーとは、ネコ科の、肉食系の、動物ですね。強くて、デカくて、可愛くて、かっこいいらしいですよ。」
「アラン、それだけか?」
「やだなぁ。子どもに、なっても、疑ぐり深くて、腹黒で、黒い笑みを浮かべてるなんで、怖いお子ちゃまですね。」
「早く言え。」
「うわぁー。可愛くないです。クソ生意気な、ガキンチョ王子、クソ ガキンチョ、クとガを、使用して、クーガー。」
「ストルグ王子に、ピッタリです。」
「はぁ~……。」
「第2候補もありますよ。」
「期待しないで、聞くよ。なんだ?」
「グルトです。今、思いついたんですが、逆さまにしただけですが、ヨーグルトみたで、良い感じじゃないですか?」
「ヨーグルト……。スは、どこに、行った?」
「スは、スッといなくなりま……。」
「もういい。」
プッフフ。
リマーユ王子が笑い出し、チマリも笑いました。
考えていた。
誰ともなく、「国葬。」
と、呟き、また、沈黙になってしまった。
「私は、死んだ。病死に、すれば良い。」
一斉に、ストルグ王子を見ました。
「蝶の事や、生き返って、子どもになった事など、馬鹿正直に言うと、いらん輩に、エサを与えてしまうからな。」
「でも、そうしてしまうと、国王が、不在になり、国が荒れてしまいます。」
「ここに、立派な王が育っているよ。」
「いないじゃないですか?チマリは、王族で、印もあったけど、この国の采配するには、荷が重すぎます。」
「チマリとアランが、婚儀するにも、国葬して、喪があけてからになりますから、戴冠、婚約、婚儀、1年、いや2年も、国王不在になります。」
「面白い考えだが、頭の回転も、まあまあいい。」
「何が、面白いんですか?ストルグ王子!!真剣に考えて下さい!ストルグ王子、いいえ、兄上が、国王になる為、勉学や、剣も学んでたし、一番ふさわしいんです。」
「ありがとう、私のかわいいリマーユ。心からお礼を、言うよ。でも、私は、不義の子と知っている輩も、少なからずいる。しかも、この姿だ。かわいいリマーユなら、もう、わかるね。賢い私のリマーユ。」
「アラン、チマリ、出来ればでいいんだが、リマーユを支えてあげてほしいんだ。頼む。まだまだ、味方が少ない。」
子ども姿の、ストルグ王子は、頭を下げた。
「王族が、簡単に頭を下げたらいけないって、帝王学で、学び忘れたんですか?ストルグ王子。」
アランは、頭を下げたストルグ王子の、頭をぐちゃぐちゃににしました。
「恐れながら、クソ生意気な、ガキンチョの見た目で、その口調が、かなりなもんなんで、生意気なクソガキって、思われますよ。」
「アラン、全然、恐れてないし、敬う気ないだろ。」
「敬う気、たっぷりありますよ、生意気な
クソガキンチョ王子、あっ!!」
「な、なんだ、どうしたんだ?」
アランは、いきなり、真剣な表情になり、黙り込みました。
少しだけ、時間をかけて、話始めました。
「クーガーは、どうですか?」
「クーガー?」
チマリと、リマーユは、首を傾げました。
ストルグ王子は、黒い笑みを浮かべてました。
「名前の、由来、ぜひ聞かせて欲しいですね。ア、ラ、ン、隊長様。私の予想通り、かもしれないんで、答え合わせが、早くしたいですね。」
「はいはい。クーガーとは、ネコ科の、肉食系の、動物ですね。強くて、デカくて、可愛くて、かっこいいらしいですよ。」
「アラン、それだけか?」
「やだなぁ。子どもに、なっても、疑ぐり深くて、腹黒で、黒い笑みを浮かべてるなんで、怖いお子ちゃまですね。」
「早く言え。」
「うわぁー。可愛くないです。クソ生意気な、ガキンチョ王子、クソ ガキンチョ、クとガを、使用して、クーガー。」
「ストルグ王子に、ピッタリです。」
「はぁ~……。」
「第2候補もありますよ。」
「期待しないで、聞くよ。なんだ?」
「グルトです。今、思いついたんですが、逆さまにしただけですが、ヨーグルトみたで、良い感じじゃないですか?」
「ヨーグルト……。スは、どこに、行った?」
「スは、スッといなくなりま……。」
「もういい。」
プッフフ。
リマーユ王子が笑い出し、チマリも笑いました。
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