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第62話 ウェディング
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背中が、大胆に開いたドレスを気にした、アラン隊長は、チマリをお姫様抱っこをし、入場も、退場もし、式の間、席に着く時には自分の膝の上に座らせていた。
誰にも見せないという意気込みだったか、小さくなったストルグ王子や、リマーユ王は、半ばあきれていた。
「あ、あの、アラン(隊長)自分で、立てますし、座れます。だから……。」
「ダメだ。そんな、無防備な格好は、ダメだ。」
披露宴は、冷やかし半分、心からの祝辞など、色々で、終わり、あとは初夜を迎えるだけ。
アランもチマリも、式より緊張していました。
それぞれに身を清めたあと、チマリが待つベッドに行くと、チマリは、ベッドの端っこ、ほとんど落ちかけの場所に、小さくなって座っていました。
足音だけでビクビクしているチマリ、優しく抱きしめ、
「これから、幸せになろうな。」
「はい。」
「チマリ、愛してる。」
「はい。」
「チマリ、これからも、よろしくな。」
「はい。」
「チマリ?」
「はい。」
「はい?」
「はい。「はい。」」
「緊張しないでくれ、子どもいっぱい、作って、しあわせに、なろう。」
「こ、子ども、たくさん……。」
チマリは、子どもの作り方を、詳しくは、わからなかった。
「作り方は、詳しくは、わかりませんが、よろしくお願いします。」
お針子さんが、教えてくれた、新婚さん向けの、ダンナが、喜ぶ事をしようと思ったチマリは、実行に移した。
まずは、正座して、手をそろえて、言いながら、上目遣い。
「旦那さま、ふつつか者ですが、よろしくお願いします。至らない点も、あると思いますが、が、頑張りますね。」
「あ、あぁ。よろしく。」
アランは内心焦っていた。
急に態度を変えたチマリに。
アラン目線
ど、どうしたんだ?
チマリが、恥ずかしそうに、手を伸ばしている?
ベッドに、正座をしている、チマリが、ベッド脇に立っていた俺に、
「アラン様、座って下さい。手が届かないので、寂しいです。」
さ、さみしい。俺を求めてる?
我慢して、優しくしようと、アレコレ考えていたが、チマリは、初めてだよなぁ?
ベッドに、座りチマリを、抱き寄せた。
「ダンナ様、優しくして下さいね。」
チ、チマリ?
チマリが、両手を伸ばし、俺の顔を抱きしめている?
目の前に、チマリの、柔らかな2つの、ふくらみが、ヤバイ、もう無理だ。
『いただきます。』
俺は、心の中でつぶやいた。
「チマリ、すまないが、優しく出来ないかもしれない。なるべく、ゆっくり、優しく…心がけるが、すまない。」
チマリは、驚いた顔をしていた。
「はい。アラン様は、大きいし、大きさが違うから、男性は、大変?らしいですが、頑張って下さい。私も、お手伝いしますね?」
チマリ、ぜったい、わかってないよな?
夜明け前に、2人はやっと、無事に、体をつなげることに、成功しました。
誰にも見せないという意気込みだったか、小さくなったストルグ王子や、リマーユ王は、半ばあきれていた。
「あ、あの、アラン(隊長)自分で、立てますし、座れます。だから……。」
「ダメだ。そんな、無防備な格好は、ダメだ。」
披露宴は、冷やかし半分、心からの祝辞など、色々で、終わり、あとは初夜を迎えるだけ。
アランもチマリも、式より緊張していました。
それぞれに身を清めたあと、チマリが待つベッドに行くと、チマリは、ベッドの端っこ、ほとんど落ちかけの場所に、小さくなって座っていました。
足音だけでビクビクしているチマリ、優しく抱きしめ、
「これから、幸せになろうな。」
「はい。」
「チマリ、愛してる。」
「はい。」
「チマリ、これからも、よろしくな。」
「はい。」
「チマリ?」
「はい。」
「はい?」
「はい。「はい。」」
「緊張しないでくれ、子どもいっぱい、作って、しあわせに、なろう。」
「こ、子ども、たくさん……。」
チマリは、子どもの作り方を、詳しくは、わからなかった。
「作り方は、詳しくは、わかりませんが、よろしくお願いします。」
お針子さんが、教えてくれた、新婚さん向けの、ダンナが、喜ぶ事をしようと思ったチマリは、実行に移した。
まずは、正座して、手をそろえて、言いながら、上目遣い。
「旦那さま、ふつつか者ですが、よろしくお願いします。至らない点も、あると思いますが、が、頑張りますね。」
「あ、あぁ。よろしく。」
アランは内心焦っていた。
急に態度を変えたチマリに。
アラン目線
ど、どうしたんだ?
チマリが、恥ずかしそうに、手を伸ばしている?
ベッドに、正座をしている、チマリが、ベッド脇に立っていた俺に、
「アラン様、座って下さい。手が届かないので、寂しいです。」
さ、さみしい。俺を求めてる?
我慢して、優しくしようと、アレコレ考えていたが、チマリは、初めてだよなぁ?
ベッドに、座りチマリを、抱き寄せた。
「ダンナ様、優しくして下さいね。」
チ、チマリ?
チマリが、両手を伸ばし、俺の顔を抱きしめている?
目の前に、チマリの、柔らかな2つの、ふくらみが、ヤバイ、もう無理だ。
『いただきます。』
俺は、心の中でつぶやいた。
「チマリ、すまないが、優しく出来ないかもしれない。なるべく、ゆっくり、優しく…心がけるが、すまない。」
チマリは、驚いた顔をしていた。
「はい。アラン様は、大きいし、大きさが違うから、男性は、大変?らしいですが、頑張って下さい。私も、お手伝いしますね?」
チマリ、ぜったい、わかってないよな?
夜明け前に、2人はやっと、無事に、体をつなげることに、成功しました。
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