13 / 61
知らない部屋
しおりを挟む
私は、あれ?痛みがない。
眠さはあるけど、私どうしたんだろう。
ふわふわした所で、誰かがずっと
そばにいてくれた気がする。
私が病気だろうが、つらいときでも
一人だったのに。
ここは、私一人じゃない。
誰かがいるところ?
?目を覚ますと、ぼやける視界に、
眩しい光が飛び込んできた。
わぁ、たくさんいる。
あれ?私、見下ろされてる?
手の感触に、やわらかなベッド?
大きな人、男性だわ。
山賊は、怖かったけど、この人は
もしかして、私を心配してくれてるの?
でも、また…。
あっ、あれ?話しかけてくれているわ。
日本語?あれ、通じてる?!
この男性、日本語喋ってる?!
あっ、早く返事しなきゃ…。
えっと、ど、どうしよう。挨拶が先?
ここにいる理由を、聞くのが先?
とりあえず、
「あっ、かっこいい…かも、ゴホッ、コホッ。
ダメだわ、喉が痛い。
あっでも、ちゃんとしなきゃ、
こっちには、かわいいっ。
て、天使かしら?かわいい女の子まで
いるわ。すごい、すごい。」
いい歳なのに、子どものように
はしゃいでしまったわ。反省。
どのくらい寝てたのかな?
あと…私これからどうなるんだろう?
まわりを見渡すと、驚いた表情を浮かべた
人がたくさんいた。
どうしたんだろう?
もしかして、また言葉に出して
しまったかな?あはは。
わからないから、とりあえず
無難に笑っとこうかな?
にこっ。
男性に笑顔を向けると、険しい顔を
そらされてしまった。
あっ……。やっぱり、辞めとけばよかった。
実際には、ゆりの声がかすれていた為、
まわりには、
「あっ。かっ…こ…こ、コホッ。いぃっ…
て…ん…し……。」
と聞こえていたらしい。
お水を差し出され、握らされた。
あったかい大きな手。
「ありがとうございます。」
あっああ、声がでにくいし、お水飲んだら
むせたし、私、ダメダメだわ。
絶対呆れられたわ。
男性の動きも止まったし、私
やらかしてしまった。
嫌わないでほしいのに。
天使が私の背中を、優しく撫でてくれているわ。
うれしい。今までの人生で一番
しあわせかもしれない。
自己紹介してないよね。
「ミーナ・レジェン・カセンドラーだ。
身体は大丈夫か?」
このかっこいい人の名前なんだ。
ミーナさん、女性的だけど、優しそうな
雰囲気にぴったりの名前だわ。
「私は、しら……。ユリ シライです。
よろしくお願いします。」
にっこり。
あれっ、また、顔をそむけられた……。
あっ、私の顔形なら当然嫌よね。
しばらく落ち込んでいたら、本物!!
リアルなメイドさんが、暖かそうな
スープを持って来てくれた。
美味しそうな匂い。
何のスープかな?
スプーンを持とうとしたけど、
なぜか力が入りにくく、スプーンを
落としてしまった。
「ご、ごめんなさい。」
怒られると思い構えてしまったけど、
何も怒らない。
手をグーパーしたけど、
やはり力が入りにくい。
スープ食べたかったな…。
ふて寝しよう。
男性がメイドから何かを受け取り、
私の身体を起こした。
ひゅっ。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい…。」
手を合わせたけど、男性は
表情を歪めて無言で、私をベッドに
座らせた。
眠さはあるけど、私どうしたんだろう。
ふわふわした所で、誰かがずっと
そばにいてくれた気がする。
私が病気だろうが、つらいときでも
一人だったのに。
ここは、私一人じゃない。
誰かがいるところ?
?目を覚ますと、ぼやける視界に、
眩しい光が飛び込んできた。
わぁ、たくさんいる。
あれ?私、見下ろされてる?
手の感触に、やわらかなベッド?
大きな人、男性だわ。
山賊は、怖かったけど、この人は
もしかして、私を心配してくれてるの?
でも、また…。
あっ、あれ?話しかけてくれているわ。
日本語?あれ、通じてる?!
この男性、日本語喋ってる?!
あっ、早く返事しなきゃ…。
えっと、ど、どうしよう。挨拶が先?
ここにいる理由を、聞くのが先?
とりあえず、
「あっ、かっこいい…かも、ゴホッ、コホッ。
ダメだわ、喉が痛い。
あっでも、ちゃんとしなきゃ、
こっちには、かわいいっ。
て、天使かしら?かわいい女の子まで
いるわ。すごい、すごい。」
いい歳なのに、子どものように
はしゃいでしまったわ。反省。
どのくらい寝てたのかな?
あと…私これからどうなるんだろう?
まわりを見渡すと、驚いた表情を浮かべた
人がたくさんいた。
どうしたんだろう?
もしかして、また言葉に出して
しまったかな?あはは。
わからないから、とりあえず
無難に笑っとこうかな?
にこっ。
男性に笑顔を向けると、険しい顔を
そらされてしまった。
あっ……。やっぱり、辞めとけばよかった。
実際には、ゆりの声がかすれていた為、
まわりには、
「あっ。かっ…こ…こ、コホッ。いぃっ…
て…ん…し……。」
と聞こえていたらしい。
お水を差し出され、握らされた。
あったかい大きな手。
「ありがとうございます。」
あっああ、声がでにくいし、お水飲んだら
むせたし、私、ダメダメだわ。
絶対呆れられたわ。
男性の動きも止まったし、私
やらかしてしまった。
嫌わないでほしいのに。
天使が私の背中を、優しく撫でてくれているわ。
うれしい。今までの人生で一番
しあわせかもしれない。
自己紹介してないよね。
「ミーナ・レジェン・カセンドラーだ。
身体は大丈夫か?」
このかっこいい人の名前なんだ。
ミーナさん、女性的だけど、優しそうな
雰囲気にぴったりの名前だわ。
「私は、しら……。ユリ シライです。
よろしくお願いします。」
にっこり。
あれっ、また、顔をそむけられた……。
あっ、私の顔形なら当然嫌よね。
しばらく落ち込んでいたら、本物!!
リアルなメイドさんが、暖かそうな
スープを持って来てくれた。
美味しそうな匂い。
何のスープかな?
スプーンを持とうとしたけど、
なぜか力が入りにくく、スプーンを
落としてしまった。
「ご、ごめんなさい。」
怒られると思い構えてしまったけど、
何も怒らない。
手をグーパーしたけど、
やはり力が入りにくい。
スープ食べたかったな…。
ふて寝しよう。
男性がメイドから何かを受け取り、
私の身体を起こした。
ひゅっ。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい…。」
手を合わせたけど、男性は
表情を歪めて無言で、私をベッドに
座らせた。
1
あなたにおすすめの小説
女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます
ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。
前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。
社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。
けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。
家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士――
五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。
遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。
異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。
女性希少世界の社交界で、自分の幸せを選べるようになるまでの
ほのぼの甘い逆ハーレム恋愛ファンタジー。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
春の女神は知っている。~モフモフと力を合わせて、ヤンデレメリバフラグ回避してみせます!~
古駒フミ
恋愛
教師との悲恋、そして突然の死をもって転生をした少女、シャーロット・ジェム。凍れる国にて、小さな魔法屋を営んでいた。名門学園からの推薦状が届いたことにより、平和だった日々に暗雲が訪れるように。
今世も彼女に死は訪れる――未来を望むには二つ。
――ヤンデレからもたらされる愛によって、囲われる未来か。そして。
――小さくて可愛いモフモフ、女神の眷属と共に乗り越えていくか。
鳥籠に囚われるカナリア色の髪の少女、ヤンデレホイホイの彼女が抗っていく物語。
生きていく物語。
小説家になろう様でも連載中です。
異世界転生したらアザラシ? でした〜白いモフモフでイケメン騎士たちに拾われましたが、前世の知識で医療チートしています〜
禅
恋愛
ネットでアザラシを見ることが癒しだった主人公。
だが、気が付くと知らない場所で、自分がアザラシになっていた。
自分が誰か分からず、記憶が曖昧な中、個性的なイケメン騎士たちに拾われる。
しかし、騎士たちは冬の女神の愛おし子を探している最中で……
※小説家になろう、Nolaノベルにも投稿しています
※完結まで毎日投稿します
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる