不幸体質の私、トリップ先は○○ですか?!強面男性と童顔女性の物語。

カヨワイさつき

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そらされた話

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乙女チックに大改造された、
広い部屋。
空間もいじってるよね?
なんだか前より、部屋が広い。
部屋続きに、広くて使いやすそうな
書斎に、さっき捨てたと言った
書類が区分けされ、綺麗になっていた。

それと同時に、気になった事があった。
何故か広い机が二つ。そして、
立派な座り心地が良さそうな椅子も二人分。
二人がけのソファーが一つ。

ソファーは、無視しよう。
ふかふかの座り心地良さげな椅子では、
仕事よりお昼寝椅子になりそうだ。
それより、お気に入りだった
前の私の机が見当たらなかった。
それを聞くと、
「コレクション部屋にしまった。」
と言った。

コレクション部屋…。
なんとなく聞きたくないから
そっと放置したのに、
「まあちゃんには、隠し事したくないから、
カミングアウトしたのに、なんで何の
コレクション部屋か聞いてくれないの?」
「……。」

ここで、あきらめたらだめだ。
「聞いてよぉ。僕のコレクション部屋
第105部屋目、名付けて、お仕事する
まぁちゃん部屋なんだよ。リアル感を
追究した結果、等身大まぁちゃん人形も
あるけど、これからは、ずっとそばにいるから
コレクション部屋はあまり行かなくても
すみそうだよ。」
「105、部屋で何するの?」
「やだなぁ、もう、年頃の男性に
コレクション部屋でする事って
言ったら……。うふっ。聞きたい?
でもぉ恥ずかしいな?ん~隠し事は…
あっ、なんなら、一緒のベッドに
入ったらみせるよ。何してるのか…フゴッ。」

また、つまらない顔を殴ってしまった。

変なモノがそばにいるから
ついつい、パンチした。
左手だし威力は右手より少ない。
呪いのリングがあるから、
珠部分で、なんとなく痛そうだ。

「まあちゃんに、殴られた。僕の
秘密のお話なのに。」
この男……。

「あっ、そうそう、そう言えば、
一緒にして欲しい事があったんだ。」
「怪しいのは、お断りします。
ひとりでして下さい。」
「そんな、好きな人が目の前に
居るのに、おひとりでするの、やだあ。」
「……。」

「って、流されそうだったけど、
違うよ。あくまでも、まぁちゃんが
そばにいない時だけ、コレクション部屋で
まぁちゃんの匂いを嗅いだり、感じたり、
たまには気持ちよくなっただけ。」
「……。」
やはり、こいつしてたのか?
神じゃなく邪神か淫魔か?

「ち、違う、まだ殴らないで、手痛めるし、
ベッドで治療して欲しいなら、たくさん
僕を殴って。」
ドガっ。

ち、違う、無意識に殴ってしまった。
ベッド治療!ふざけるな。
私はまだ、乙女だけど100歳オーバーだし
あんたに、考えながされて……。
一人で焦りまくりだし。
「大丈夫だよ。怖くないよ。」
この、クソエロ神。
「嬉しいから、じゃなくて、わかったから、
ひとまず終わってから、一緒にしようね。」
「……。」
ドガっ。

こんな感じで話がなかなか進まず、
かなり時間がかかりながらも、
本題に入る事になった。
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