【完結・R18】28歳の俺は異世界で保育士の仕事引き受けましたが、何やらおかしな事になりそうです。

カヨワイさつき

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第一章 2人の約束

37、キチマリーチェ女神様降臨

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*カズミ目線

「あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁ……!!」
苦しそうに、ナオクルさんは叫び続けている。
鋭い爪がのび、身体にはうろこ?が
見え隠れしている。
ナオ、クルさん?
その時、御供物の光が点滅するかのように
揺れ、心なしか地面も揺れている気がした。
「お願い!!俺のナオクルさんを
助けて!!お願い!!神様、仏様、
色々な神様、よろずの神様!!
キチマリーチェ女神さまぁ!!」

パァ~と目が開けれないほどの
光の渦に包まれた。
もぐもぐもぐもぐもぐ、もぎゅ…。
何かを食べてる音がした……。
こんな時に、なんで?
なんで食べてる音が聞こえるの?
ころっ。
『あ~ん、これ大きくて硬いのよねぇ。んもぉ、
すっごく食べたいけど、無理ぃ。』
「……。」
この、可愛らしい声、まさか……。
『あっ。』
「あっ!!」
『あ~、やっと起きたのね。貴方が私を
呼んだのねぇ。ん~でもぉ、色っぽさや
セクシーさがイマイチ足りなかったのよねぇ。
う~ん…100点中19点ね。』
「……19?」
『そう、19、イクゥ~、ってかんじ、
この世界で初めて呼ばれたから、
お、ま、け。せっかくゲームもコラボされたし、
初お呼ばれたし、試しに来てみたのよ~。』
「へっ?ゲーム…ですか?」
『そそっ、ゲーム。私が出てる
"女神様お願い!!"というゲームと
"チャベツ物語6"のコラボゲームよ。』
キチマリーチェ女神様は俺の1番お気に入りの
女神様だから知ってるけど、
チャベツ物語6は知らないぞ?!
同じようなエロゲーなのか?
『うれしい。私を知ってくれてるだけじゃなく、
大好き!!お気に入りだなんて!!うふっ。
あぁ~んもぉ~私困っちゃうわ!!』
「あ、ありがとうございます?」
『うう~ん。サービスして教えてあげるぅ。
チャベツシリーズはねぇ、主に
恋愛シュミレーションゲームね。
しかも男ばかりの世界よ。』
「……。」
『ちょうどこの世界に似せて作られた
ゲームよ。ここは、2回目の世界らしいけど
この世界のチャベツちゃんが
暇つぶしに作ったゲームなんだけどぉ、
あなたがいた日本っていうとこに
ばらまいて売ってるのよ。』
「……。」
心、思った事読まれたよね、俺?
チャベツちゃん?チャベツ物語、
男ばかりの世界?えっ、でも、
この世界、亡くなったリナリアさんは
女性だよね?
神子のハルト様も、授乳してたし
女性だよね?
『う~ん、大丈夫?全て答えて
あげれないけどぉ…今更なんだけども
あなた、あちこち血だらけよ。』
「あっ!ち、血だらけ?うわぁ。
い、痛っ、まだまだ色々聞きたいけど、
ナオクルさん、ナオクルさんは治る?
おかしいんだ。」
『……。』
キチマリーチェ女神様は、俺を見上げた。
セクシーな身体つき。ボンキュボン。
白いドレスで、布面積が極端に少ない。
ほぼ水着だよな?!
実在した目の前の女神様は
想像以上のセクシーボイスだ。
しかも上目遣い。なのに、なんで?
「キチマリーチェ女神様はなんで、
そんなに小さいんですか?」
大きさは手のひらサイズ。
バナナっぽい果物より小さい。
『……小さいって、言わないでぇ。』
なぜか顔を赤らめて、大きな胸を手で
隠してるキチマリーチェ女神様。
俺は、つい胸の谷間から目が離せなかった。
『んもぉ~、どこ見てるのよぉ~、エッチィ。』
「す、すみません。」
『謝ったから、許してあ、げ、るぅ。』
しばらくこんな感じのやりとりが続いてしまった。

『この世界では、私を知ってるのは
あなた1人だけ。あとは、チャベツちゃんかな?
この世界にあなたを喚んだはずだから
知ってそうだけど、どおかしら?』
「……。」
俺は何のためにこの世界に来たんだ?
やっぱり、向こうで死んだんだよな?
『ねぇ貴方、私を神様だって事、
信じてくれるわよね?』
「えっ?はい。キチマリーチェ女神様で、
セクシーダンスとか、色々好きで、
毎月マンガ読んでました。」
『そっ。ありがとう。この世界では、
貴方の私を信じてくれる心が、
私の力、えっとぉ、つまり神力ね。』

女神様の言う事には、俺が
キチマリーチェ女神様を強く信じれば
信じるほど、女神としての力が強くなり
神力が使えるそうだ。
そして、今は緊急時なのでお友達の
チャベツ神をキチマリーチェ女神様
直々に呼び出してくれたそうだ。
俺の目の前に、手のひらサイズの
セクシーな女神様とキャベツに
手足が生えたアニメによくある
キラキラお目めの手のひらサイズの
キャベツじゃなくてチャベツの神様がいる。
あと、うっすらと人型の透き通った
手の平サイズの神様?らしきものがいた。
『初めましてぇー、私チャベツですぅ。』
「は、初めまして、カズミです。」
ゆっくりした口調の甘ったるい声。
天然入ってそうな声だった。

『あ~、カズミって言ったら、アカイケ?
えーとっ確かカズミ……だから、
ごめんなさい。日本をまた巡って
来てくれたカズミよね?』
『……。』
「……はい。」
『この度は、ご愁傷様でした。』
「えっ。俺、また、死んでるの?」
『エッ?あわわ…どうしよん。
キチマリーチェちゃん、ともべっちゅちゃんどーしよ。』
『えっ、私?私がまた説明するの?』
『……。』
透き通った神様?ともべちゅ?神は
透き通ったまま、首をプルプル
ふっていた。
『うん、実は……。』
ごにょ、ごにょ、ごにょ。
神様同士で、俺の目の前で内緒
話していた。
チラチラこちらを見上げていた。
小さくて、可愛いけど、なんだろう、
とても不安になってきた。
話終わったのか、俺についての
出来事に驚いてしまった。

『実はね、あなたは……。』
『あっ、神力が……。』
『……。』
次第に眩しかった光はおさまっていった。
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