【完結】思いついたら書いてたエッセイ。(主に介護職と子育てちょろっと)

ありがとう！！と残念。

高齢者専門住宅での訪問介護。
お買い物付き添い、お散歩付き添い、お風呂介助、トイレ介助、お掃除などなど。
ママ友に紹介してもらえた職場。
人間関係は最高。
時給……、ハッキリ言うとスーパーのチェッカー業務(レジ)やスーパーの水産、スーパーの畜産勤務の方が良いです。
派遣なら生活と身体介護では時給がちょっぴりかわるのですが、以前働いていた所では一律でした。
パートにとってはよく、正社員としてなら退職金もなく時給換算率はパート並み？
ボーナスはあるけど、あまり魅力的な金額ではなく正社員としての負担が大きかった気がする。

リーダーも給料面ではグチを……ゴホッゴホッ。
当直、夜勤と違い仮眠時間がある。
拘束時間は長め。
ご飯は検食扱いなのに、きっちりご飯代を給料から引かれてるらしい。
昼間のパートさんは、検食でも引かれない。
変な給料システム。
もともと会社本体が病院経営だからか、医療費は全額戻ってくるありがたいシステム。
私は甲状腺ホルモン低下症(橋本病)で、毎月血の検査して薬の調整やらなんやらに、月約7千円ほど医療費がかかっていた。
その医療費を申請すれば、福利厚生で医療費が全額無料になるのがかなり助かった。
仕事仲間も楽しい先輩ばかりで、楽しく出来ました。
ありがたい職場紹介してくれて、ホンマありがとう！！

訪問介護の記録用紙に記入するのだけど、利用者様の様子を書く欄の3行に、いつもワンパターンになりがちで少し文を変えるのに苦労しました。
漢字をど忘れし、携帯で調べたり色々……。
頷く(うなずく)とか、座位を保つとか普段使わないからね。
例、買い物リストを頂き購入した物の確認をしていただきました。確認の間ご自身で背中にクッションを当て、10分ほどベッドに座られました。

ヘルパーが絞ったぞうきんで丁寧に棚を拭いて下さりました。時代劇の話をしながら一緒に拭き掃除を終わらせるとヘルパーの声かけに頷き笑顔を見せてくださりもしました。

普段使わない言葉づかい、電話対応、その他もろもろ利用者様、利用者様の家族の方への対応も初めて尽くしで戸惑いました。
威圧感を感じさせない服の色、淡い水色、淡い桃色、淡い緑色など。
威圧感を感じさせない立ち位置。
利用者様の斜め横。同じ目線か下。
研修もあり、わからない事や不安な事は何度でも聞きやぁとチーフやリーダー、先輩も言ってくれました。
パソコンも会議記録A4一枚仕上げるのに約4時間(笑)
キーボードのひらがな打ち場所覚える所から始めました。
句読点や"を""ん"小文字の出し方も難しかった(笑)
初心者に丁寧に教える事は普通なら嫌がるのに、特別扱い？の様に丁寧に教えてくれました。
違う事業所で実際に言われたのは、研修生と組むのは嫌です。自分のペースじゃなくなるので(時間がかかるから)って感じのことを、ハッキリ目の前で言われたので……。
(前の登録しただけの職場)初対面で言われた。
その当時、老健とデイなど一緒になっているとかではたらいていた。
デイでの派遣ではパートより同じ仕事内容でも、派遣の方が時給数百円いいからか、ねたまれやすい。
実際、2人1組でお風呂介助、リフト浴などするのだが……。
上司がいる前では一緒に頑張ろうねとか、私は週３回やしあなたは週５回、あなたの方が利用者様の介助経験も多めやから色々教えてねー、って言われる。
笑顔つきで。
実際は、途中でいなくなり2人で車椅子やリフトに乗せないといけないのに(トイレやサボり)いないから、老健担当の同じお風呂場にいた介護士さんに手伝ってもらっていた。
終わる頃にその人は、帰ってくる。
あまりにも続いたので、派遣会社に言ったら、その人と組む事はなくなった。
いきなりこの人の介助お願いと言われるが、利用者様情報を書いた紙の場所すらわからなかった。
とろみを付けるとか、どちらの手が使いにくいのかとか、水分制限、お砂糖使用禁止とか。
デイで、名前すらわからない言葉が出にくい利用者様。
上司やそこそこ仲良くしてくれる人に、こっそり名前を聞きなんとか会話しながら、トイレ介助や食事介助。
1人だけに付いてばかりは出来ないので、その日のデイにくる利用者様のリストをゲットし、名前と顔を休憩時間に必死になり覚える。
その日座る場所は一緒なので、場所で覚えたら、レクレーションで場所が変わり、名前がわからなくなった事もよくありました。

私にはデイは無理。
この職場の一部の人とはやっていけないと思い、わずか6ヶ月で辞めました。
長男が保育所時代から中学生位まで働いていた高齢者専門住宅での仕事が、今まで一番好きな職場でした。
利用者様減少などで、職場が無くなったから残念。