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にゃんこ
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長男がまだ2歳児の頃のお話。
雨が降っていた。
9月の終わり頃。
いつものように仕事を終わらせて長男を迎えに自転車を走らせていた。
なんとかギリギリ、延長料金を払わなくても済む時間。
いつものように
「なんで、ママ迎えに来るんよぉー。」
母は泣きたくなった。
仕事で疲れていたし、雨もちょろっと降っていた。
小雨よ!こ、さ、め!!
カッパ着ろうかどうか迷う程度の雨。
泣いても雨と誤魔化せる程度の雨。
気分を変えて帰り道を変えてみた。
すると、同保育園のママ友や数人の親子連れがいた。
何をしてるんだろうとのぞいたら、子猫がいた。
まだ目が開ききってない子猫。
何度か道の端っこに寄せたが、どうしても道の真ん中に出てくるそうだ。
半ば夕方というかほぼ夜。
誰か飼える人探そうしているようだった。
小学生っぽい子たちも心配しながら、一旦帰る事にした。
帰ってご飯を作って食べた。
雨が更に降ってきていた。
めっちゃ心配。
めっちゃ気になり、子どもにカッパを着せお出かけ準備をした。
雨降る夜道、9月だったけど子猫にとっては……。
やっぱりいた。
また、道の真ん中あたりに来ようとしていた。
通行量があまりない場所とはいえ、車にひかれたりしたら……このままやったらあかんと思い連れ帰ることにした。
親猫は、近場の道路で残念ながら亡くなっていた。
犬とかなら飼った事はあるけど、猫を飼った事がなく
超初心者の飼い主となった。
ぬるま湯で、子猫を丸洗いしドライヤーでブワァーとした。
旦那に、子猫拾ったから猫ミルクや子猫のご飯買ってきてと連絡した。
旦那、なんか言いたげだったけど……うーむ、覚えてません(笑)
翌日、運良く仕事お休みの私。
長男は家に子猫がいる事に大喜びで、保育園お休み。
旦那はお仕事。
ネットで検索し、子猫ミルクや排泄介助をした。
1~2時間毎。
お友達に猫飼ってる人いるから、あとで連絡しようと思っていた。
かわいい子猫。
男の子独特のアレがないから、女の子だと思っていた。
お目目は薄め、半開きの黒と白のアメショの様なしましま。
手のひらサイズの180g。
小さな子猫。
もう着なくなった服と浅めのカゴでベットを作ったが、夜中這い出たのか冷たい床の上にいた。
当時も冷房は25度設定にしてたが、子猫がぐったりしていた。
ヤバイ。
そう思って長男と子猫を連れ動物病院に。
結果、低体温になっているとの事だった。
拾った事を先生に言うと、飼うかどうかを聞かれた。
「このままやったら、低体温で死にます。飼いますか?」
飼わなければ、まだ生きてるこの子猫をしなせてしまうことになる。
このまま……
「か、飼います。助けてください。」
先生は頷いて、点滴液っぽいのをレンジであっためた。
「???」
えっ?なんで?
あっためた点滴液っぽいのを布で巻き子猫をそのあったかいとこにのせ、子猫の喉あたりに注射をプスリ!!
ええぇっ!!!
叫ばなかったうち、がんばった?!
いやいや、頑張ってるのは、先生?と子猫や!!
長男は、驚き過ぎて
「……ニャン?ニャンちゃん頑張れ!」
と言っていた気がする。
そのあと、時間をかけてミルクと栄養たっぷりの子猫用のお薬を注射器の様な哺乳瓶でご飯を与えていた。
もう、動物病院の営業時間はとっくに過ぎていた。
しかも翌日木曜は、動物病院はお休みの日。
夜遅くまで、子猫が大丈夫だろうと思えるくらいまで診てくれた。
先生も心配やからと言い、本来閉めていりが朝7時過ぎに連れてきても良いよと言ってくれた。
夜中、気になり同じ布団の中で毛布に包まり(暑かった)1時間から2時間毎に、子猫のお腹のへこみをみながら、ミルクを与えていた。
長男も旦那も、子猫に授乳?したがり、子猫を取り合う様に順番にしていた(笑)
名前は"ちろ子"
翌朝、7時過ぎ閉まっている動物病院へ行き、ピンポーンと鳴らした。
先生が先生らしい服で出迎え、子猫の診察。
点滴液っぽいのはやはり点滴液だったが、レンジであっためると、子猫の湯たんぽがわりになるからと言い、そのまま頂いた。
1日分の診察代数万円。
思わぬ出費だったが、命がつながり良かったと思った。
友達のとこに飼ってもらう予定だったが、子猫に家族全員情が湧き出ていたので、そのまま家族になりました。
数日後、名前は"ちろ子"から"ちろ"になりました。
先生「この子はたぶん男の子やね。生後10日以内やろね~。」
私「えっ?アレないのに?!」
先生「犬はわかりやすいけど、猫は生まれたばかりやと性別わかりにくいんだよねぇ。」
拾ったとき、ちぃちぃと鳴いていたのと、小さな舌でぺろぺろミルクを舐めてたから、"ち、ろ"にした。
とあるものが見当たらないので、女の子と思っていたので"子"もつけたのだった。
雨が降っていた。
9月の終わり頃。
いつものように仕事を終わらせて長男を迎えに自転車を走らせていた。
なんとかギリギリ、延長料金を払わなくても済む時間。
いつものように
「なんで、ママ迎えに来るんよぉー。」
母は泣きたくなった。
仕事で疲れていたし、雨もちょろっと降っていた。
小雨よ!こ、さ、め!!
カッパ着ろうかどうか迷う程度の雨。
泣いても雨と誤魔化せる程度の雨。
気分を変えて帰り道を変えてみた。
すると、同保育園のママ友や数人の親子連れがいた。
何をしてるんだろうとのぞいたら、子猫がいた。
まだ目が開ききってない子猫。
何度か道の端っこに寄せたが、どうしても道の真ん中に出てくるそうだ。
半ば夕方というかほぼ夜。
誰か飼える人探そうしているようだった。
小学生っぽい子たちも心配しながら、一旦帰る事にした。
帰ってご飯を作って食べた。
雨が更に降ってきていた。
めっちゃ心配。
めっちゃ気になり、子どもにカッパを着せお出かけ準備をした。
雨降る夜道、9月だったけど子猫にとっては……。
やっぱりいた。
また、道の真ん中あたりに来ようとしていた。
通行量があまりない場所とはいえ、車にひかれたりしたら……このままやったらあかんと思い連れ帰ることにした。
親猫は、近場の道路で残念ながら亡くなっていた。
犬とかなら飼った事はあるけど、猫を飼った事がなく
超初心者の飼い主となった。
ぬるま湯で、子猫を丸洗いしドライヤーでブワァーとした。
旦那に、子猫拾ったから猫ミルクや子猫のご飯買ってきてと連絡した。
旦那、なんか言いたげだったけど……うーむ、覚えてません(笑)
翌日、運良く仕事お休みの私。
長男は家に子猫がいる事に大喜びで、保育園お休み。
旦那はお仕事。
ネットで検索し、子猫ミルクや排泄介助をした。
1~2時間毎。
お友達に猫飼ってる人いるから、あとで連絡しようと思っていた。
かわいい子猫。
男の子独特のアレがないから、女の子だと思っていた。
お目目は薄め、半開きの黒と白のアメショの様なしましま。
手のひらサイズの180g。
小さな子猫。
もう着なくなった服と浅めのカゴでベットを作ったが、夜中這い出たのか冷たい床の上にいた。
当時も冷房は25度設定にしてたが、子猫がぐったりしていた。
ヤバイ。
そう思って長男と子猫を連れ動物病院に。
結果、低体温になっているとの事だった。
拾った事を先生に言うと、飼うかどうかを聞かれた。
「このままやったら、低体温で死にます。飼いますか?」
飼わなければ、まだ生きてるこの子猫をしなせてしまうことになる。
このまま……
「か、飼います。助けてください。」
先生は頷いて、点滴液っぽいのをレンジであっためた。
「???」
えっ?なんで?
あっためた点滴液っぽいのを布で巻き子猫をそのあったかいとこにのせ、子猫の喉あたりに注射をプスリ!!
ええぇっ!!!
叫ばなかったうち、がんばった?!
いやいや、頑張ってるのは、先生?と子猫や!!
長男は、驚き過ぎて
「……ニャン?ニャンちゃん頑張れ!」
と言っていた気がする。
そのあと、時間をかけてミルクと栄養たっぷりの子猫用のお薬を注射器の様な哺乳瓶でご飯を与えていた。
もう、動物病院の営業時間はとっくに過ぎていた。
しかも翌日木曜は、動物病院はお休みの日。
夜遅くまで、子猫が大丈夫だろうと思えるくらいまで診てくれた。
先生も心配やからと言い、本来閉めていりが朝7時過ぎに連れてきても良いよと言ってくれた。
夜中、気になり同じ布団の中で毛布に包まり(暑かった)1時間から2時間毎に、子猫のお腹のへこみをみながら、ミルクを与えていた。
長男も旦那も、子猫に授乳?したがり、子猫を取り合う様に順番にしていた(笑)
名前は"ちろ子"
翌朝、7時過ぎ閉まっている動物病院へ行き、ピンポーンと鳴らした。
先生が先生らしい服で出迎え、子猫の診察。
点滴液っぽいのはやはり点滴液だったが、レンジであっためると、子猫の湯たんぽがわりになるからと言い、そのまま頂いた。
1日分の診察代数万円。
思わぬ出費だったが、命がつながり良かったと思った。
友達のとこに飼ってもらう予定だったが、子猫に家族全員情が湧き出ていたので、そのまま家族になりました。
数日後、名前は"ちろ子"から"ちろ"になりました。
先生「この子はたぶん男の子やね。生後10日以内やろね~。」
私「えっ?アレないのに?!」
先生「犬はわかりやすいけど、猫は生まれたばかりやと性別わかりにくいんだよねぇ。」
拾ったとき、ちぃちぃと鳴いていたのと、小さな舌でぺろぺろミルクを舐めてたから、"ち、ろ"にした。
とあるものが見当たらないので、女の子と思っていたので"子"もつけたのだった。
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