【完結】思いついたら書いてたエッセイ。(主に介護職と子育てちょろっと)

カヨワイさつき

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ちがう?

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ヘルパー時代のお話

働いていた介護施設では、朝はパン食事にサラダ、昼と夜はメインかお魚かお肉の交互に出てました。

月に一回程度薬膳料理
その他、ちらし寿司の日などありました。
そして、ちらし寿司なのですが……。

皆様のちらし寿司または、ばら寿司のイメージはどんなんでしょうか?

その日は海鮮ちらし寿司でした。
寿司飯に、小さく切られたイカ、えび、サーモン、マグロなどがあり、にんじん、椎茸、きんし玉子などがあり豪華な一品。
その当時16人ほどの利用者様。
皆様、美味しい♪と言いながら、食べていました。
食事見守り中、お腹をぐーぐーなる感じです。
*ヘルパーは、持参のご飯を時間をずらして食べます。
利用者様のうちの1人が、なぜか怒りながら部屋を帰ろうとしてました。
声掛けすると
「いっつも、あったかいメシやのに!こんな冷ご飯出して!!」
とお怒りでした
ちらし寿司なので、すし飯にする時にうちわで仰ぎながら混ぜることを説明すると
「…なんで冷ますんや!あったかいほうが、美味いやろう?!」
とおっしゃっていました。

家庭の味?あったかいご飯のちらし寿司のイメージだったのかな?
調理された方も、酢めしの上に海鮮類を乗せるので、気を使いながらなるべくうちわであおいで冷ましてくれたようで、困惑してました。

お怒りになった利用者は、ちらし寿司は食べずに他のおかずだけ食べられました。
おやつの時間前、
「僕、なんか今日、めっちゃおなかすくんやけど、なんでやろ?」
お昼ご飯のメイン、ちらし寿司食べてないからです、とは言えなかったけど、お菓子やら甘いコーヒーなど召し上がってました。

その方は短期記憶、認知症などですが、たま~にすごくカッとなりやすい時があります。


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