【R18・完結】ショウドウ⁈異世界にさらわれちゃったよー!お兄さんは静かに眠りたい。

カヨワイさつき

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その頃

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ドラーゴン・ゾーラはふっと我に返った。
視界からは、青い色が消え血の匂いが消えたのだ
顔を空に向け、消えた青い色と匂いを
クンクンさせているように見えた。

相変わらず、ドラーゴン・ゾーラのまわりに
魔法と物理攻撃無効の障壁をかけていた
マコトは、人々を守っていた。
ドラーゴン・ゾーラは何かに気がついたのか
カナップ領の門の方に身体を向けた。
そして、カナップ領に入ろうとしたのだった。

臨時の門、動門の実質管理人のよう者は
素早く行動をした。

ブリーチュ・ズデーチュ男爵御一行が
ドラーゴン・ゾーラの血の色と匂いを
まとわせながら、ちょっかいをかけた事。
男爵と接触した商人の行方など、
領主に連絡を入れ影を飛ばした。
ギルドにも話を端折った内容の連絡をいれた。
臨時の門となっている2体の大きな
ゴーレムは、突き進むドラーゴン・ゾーラに
不動を貫いていた。
障壁があるため、攻撃は無効になっていたのだ。

大きなドラゴンが岩壁を、押しているようにしか
見えない状態だった。

一方、ブリーチュ・ズデーチュ男爵、
…言いにくい名前の男爵様御一行は、
シューガー・ソリトル伯爵に言われ
大人しく引き下がる様な可愛い性格
ではなかった。
目的地が目の前という事と、
異なる豪華な服を身につけた
ブリーチュ・ズデーチュ男爵は
これで襲われる可能性がなくなったと
思い込み安心しきっていた。
     ・
               ・ 
               ・
ギーニ・キサキー二は、ギルドマスター
就任1日目、正確に言うと就任3分足らずの
出来事だった。
朝、日の出と共に開門した正門の補助に
付いていた動門からの連絡だった。
色々と、元ギルドマスターの
ヒューゴ・カナップに指示を仰ぐ為
イチャイチャしているだろうと思いながら
念話を入れた。
"す、すぐいくから、待ってくれ。"
念話にも、関わらず最中だった事が
伺える内容だった。
"すぐイくから、イチャイチャが
おわるのを待ってくれ。"
ギーニには、そうとしか思えなくなっていた。
ギーニの顔にみけんのしわと、青スジなど
トレードマークになりそうだった。

通常業務を優秀な部下に任せて、
ギルドマスターからのふざけた手紙を
公開しながら、就任を告げた。
動門の対処に、アジュラン様とヒューウン様
と呼ばれる方々が高度な魔術で、門がわりの
ゴーレムを操り長年任務についているらしい。
まだ、会った事のない方々だが、ギーニは
伝令を魔法で飛ばし、行く事を伝えた。

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