言魂学院の無字姫と一文字使い ~ 綴りましょう、わたしだけの言葉を ~

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第1章 無字姫、入学す

第9話 肆言姫の試練

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 そして、あっと言う間に実技の授業がやって来ました。
 考え事をしていたせいで、お弁当の味が全然わかりませんでしたね……。
 それはそれとして、改めて訓練場をぐるりと見渡してみました。
 試験のときは気付きませんでしたが、たくさんの先生方がいて、生徒たちをチェックするようです。
 いくら自由に訓練して良いとは言え、あまりにも手を抜いていると、罰則が科されるのだとか。
 また、場合によっては、助言などをすることもあるそうですね。
 まぁ、今日のわたしには、どちらも関係のないこと。
 先ほどから天羽さんが、ずっとこちらを睨み付けて来ています。
 近くには早乙女さんたちの姿もありますけど、今のところ声を掛けている素振りはありません。
 もしかして、余計な口出しをしないように、天羽さんから釘を刺されているんでしょうか?
 一方のわたしはと言うと、唯一の友人……と言っても良いですよね……?
 と、とにかく一色くんが近くにはいますが、やはり何も言って来ません。
 ただ、彼には早朝に訓練してもらいましたし、隠匿発動のことを聞きました。
 それだけでも、大きな手助けを受けたと言えます。
 彼の為にも……とまでは言いませんが、頑張りましょう。
 入念に準備運動をして、『葬命』の状態を確かめていると、遂にそのときがやって来ます。
 訓練場全域に響き渡るような、鐘の音が鳴りました。
 その瞬間――

「ふッ……!」
「ほう……」

 天羽さんが、遠い間合いから踏み込んで、超速の刺突を放ちました。
 やはり、来ましたね。
 開始直後を狙って来る可能性を考えていたわたしは、難なく弾き返すことに成功します。
 とは言え、今の攻防だけでも天羽さんの実力は、相当高いと察せられました。
 ただし……一色くんには及びません。
 決め付けるには早いと思われるかもしれませんけど、自信を持って言えます。
 もっとも、それは言魂を含めない場合。
 彼女の真骨頂が言魂であるなら、最低限この時点で後れを取る訳には行きませんよ。

「やぁッ……!」
「む……!?」

 先手必勝。
 格上を相手に守りに入っては、勝ち目はありません。
 そう自分に言い聞かせて、果敢に斬り込みました。
 最短距離を走って抜刀し、逆袈裟に振り抜きます。
 天羽さんは驚いた反応を見せましたが、辛うじて槍で防がれました。
 そう簡単には行きませんね。
 ですが、まだまだこれからです……!

「はッ……!」
「く……!」

 斬り上げからの、袈裟斬り。
 全く同じ軌道を往復するように、斬撃を放ちました。
 天羽さんの武器が槍である以上、内側に入り込めばこちらに分があるはずです。
 実際、彼女は反撃する余裕はないようで、後方に跳躍することで避けました。
 しかし、それは予測の範疇です。
 飛び退いた天羽さんを追い掛ける形で、全力の踏み込みを敢行して、『葬命』を真一文字に振り抜きました。
 またしても驚いた様子の天羽さんですが、強気な眼差しで叫喚を上げます。

「調子に……乗るなッ!」
「……ッ!」

 槍をコンパクトに振り上げることで、『葬命』を弾いてわたしに後退を強いました。
 今のタイミングで止められられるとは、やりますね……。
 侮っていたつもりはないですが、今一度気を引き締め直した方が良さそうです。
 対する天羽さんも、こちらを忌々しそうに見ていました。
 本当に強気な人ですね。
 『葬命』を油断なく構えながら隙を窺っていると、今度は天羽さんが攻め入って来ました。

「はぁッ!」

 気を吐きながら繰り出された刺突は、見事と言うほかありません。
 ただ……恐れるほどでもないです。
 小さくサイドステップするだけで、冷静に対処しました。
 わたしが顔色1つ変えなかったことに腹が立ったのか、天羽さんが選んだのは怒涛の連続突き。
 途轍もない手数ですが、負けませんよ。
 可能な限り回避して、どうしても間に合わないときは『葬命』で弾きます。
 攻撃が当たらないことに、天羽さんは苛立ちを募らせたように見えました。
 そして、わたしが狙うのは、まさにそこ。
 微かに予備動作が大きくなったのを見逃さず、反撃に転じます。
 天羽さんの刺突を紙一重で躱しつつ、『葬命』を胴に走らせました。
 急激な変化に対応し切れなかった天羽さんは、必死に体を捻ってやり過ごそうとしていましたが、間に合いません。
 切っ先が脇腹を捉え、互いにとって初めての一撃。
 訓練場のお陰で怪我はありませんが、天羽さんは斬られた脇腹を押さえて、悔しそうにしています。
 とは言え、先手を取れたのは良いですけど、この結果はわたしにとっても不本意なもの。
 出来れば、今ので決めたかったのが本音。
 まぁ、『肆言姫』を相手に、そう都合良くは行きませんよね……。
 恐らく、ここからが本当の戦いです。
 内心でそう考えていると、天羽さんが深く息をついて、不機嫌そうに声を発しました。

「……ふん。 認めたくはないが、確かにそれなりには出来るらしい」
「有難うございます。 天羽さんも、流石は『肆言姫』ですね」
「おだてるのはやめろ。 現時点では、誰が見ても貴様が押している。 だが、それも終わりだ」

 宣言した天羽さんが、右手の人差し指と中指を真っ直ぐに伸ばします。
 いよいよですね……。
 警戒の度合いを限界まで引き上げていると、周囲の生徒たちはどよめいていました。
 早乙女さんたちも、僅かばかり表情を硬くしています。
 唯一、一色くんだけは平然としていました。
 本当に……相変わらずですね。
 彼を見ていると、何故か勇気付けられてしまいます。
 有難いことなのですが、なんとなく悔しい思いもあったり……。
 な、などと考えている場合ではありません。
 意識を切り替えたわたしは、全神経を集中させ――

「行くぞ、『無字姫』」

 風が荒れ狂いました。
 【風】の言魂士は比較的多いですし、二文字なら【疾風】や【突風】などもいます。
 しかし天羽さんの力は、そう言った人たちとは次元が違うように感じました。
 詳細はまだ不明ですけど、風を媒介にしていると言うのなら、真っ先に注意するべき点があります。

「さぁ、付いて来られるか?」

 ゆらりと右手を持ち上げた天羽さんが、手刀のように振り下ろしました。
 わたしとの距離はかなりあるので、届く訳がありませんが、当然無駄な行動ではありません。
 咄嗟に転身したわたしの傍を、不可視の刃が通過します。
 風と言えば、やはりこれは基本ですよね……。
 ですが、威力、速度、隠密性……どれをとっても、凄まじい一撃でした。
 事前に用意していなければ、今ので終わっていたかもしれません。
 もっとも、これは序の口に過ぎないでしょう。

「良く避けた。 では、次だ」

 そう言いながら、今度は腕を十字に振るう天羽さん。
 同じ軌道で襲い来る、交差した風の刃。
 初撃よりも避け難いですが、タイミングを見計らって『葬命』で迎撃。
 重いですね……!
 天羽さんは何気なく繰り出していましたが、とんでもない威力です。
 それでも……受けられないことはありません。
 渾身の力で風の刃を打ち消し、出来れば一息つきたいところでしたけど、そのような考えは甘え。

「やるな。 だが、これならどうだ?」

 天羽さんが、連続で腕を振るいました。
 その挙措は優雅で、とても美しいです。
 ただし、引き起こされるのは暴力的な事態。

「う……!」

 数多の風の刃が飛来し、体を掠めました。
 深刻なダメージだけは受けないように防ぎましたけど、わたしの刀よりも彼女の腕の方が、振られるのが速いです。
 結果として手数が足りず、完全に相殺することは出来ません。
 これは、かなり厳しいですね……。
 ただ、辛うじて致命傷は避けられます。
 魂力に限りがある以上、いつかは息切れするはずで――

「浅はかだぞ、『無字姫』。 この程度なら、わたしは丸一日戦える」
「……そうですか」
「それ以前に、いつまでも耐えられると思うな」

 悠然と立ったまま、尚も腕を振り続ける天羽さん。
 まだまだ本気には、ほど遠いようです。
 このまま守りを固めても勝てませんが、だからと言って無理をしても、斬り刻まれるだけ。
 我慢のときですね……。
 現在進行形で必死に『葬命』を振り乱し、大きな被弾だけは避け続けました。
 しかし、そのとき感じたのは、背筋が凍るような殺気。
 背後から。
 考えるより先に、横に跳びました。
 そのまま地面を転がって、立ち上がると同時に後方に跳躍。
 あ、危なかったですね……。
 風を使った攻撃と言うことで、不意打ちを警戒していたのが、功を奏しました。
 天羽さんは腕を振って風の刃を放っていましたが、必ずしもそれが必要だと決め付けなくて良かったです。
 彼女としても仕留める気だったらしく、手を止めて渋い顔をしていました。
 それを凌げたのは、誇らしい思いではありますけど……依然として不利なのはわたし。
 大きく息を吐いて、『葬命』を構えます。
 こうなったら、賭けに出るしかありません……。
 真っ直ぐに天羽さんを見つめて、言い放ちました。

「『肆言姫』の言魂、やはり凄いですね。 同じ【風】系統の言魂と比べても、格段に強力だと思います」
「ふん。 負けを認めるなら、ここでやめておいてやるぞ?」
「そうは行きません。 まだ、三文字も残っているんですから」
「……何を言っている?」
「白を切る必要はないですよ。 わたしは、天羽さんの言魂が何かわかっています」
「嘘をつくな。 わたしは――」
「隠匿発動を使えるのですよね? 確かに文字は見えませんでしたが、言魂を知る術は他にもあります」
「……隠匿発動を知っているのか。 だが、だからと言って、貴様の言葉を鵜呑みにする訳にはいかんな」
「でしたら、ここで言いましょうか? 大声で。 そうすれば、嘘か本当かはっきりします」

 ともすれば挑発、あるいは脅しとも取れる、わたしの発言。
 ド、ドキドキしますね……。
 しかし、効果はあったようでした。
 もしも、わたしが本当に言魂を暴露してしまえば、生徒たちの多くが知ることになるでしょう。
 隠匿発動を使用してまで秘密にして来た意味が、なくなってしまいます。
 実際、生徒たちは興味津々と言った様子でこちらを窺っており、何なら先生方も同様でした。
 天羽さんに、わたしの言葉の真偽を確かめることは出来ないでしょうから、苦々しい顔をしています。
 これなら、行けるかもしれません。
 若干卑怯な手段ではありますけど、作戦の一環と言うことで許して下さい。
 胸中で言い訳したわたしは、天羽さんに『葬命』を突き付けて言葉を連ねました。

「まぁ、このまま風しか使わなければ、わたしの主張は通らないでしょうね」
「『無字姫』、貴様……!」
「それとも、他の力も使いますか? わたしはそれでも構いませんが」
「……良いだろう。 貴様ごときに、本気を出すまでもない。 このまま押し切ってやる」

 周囲に風を起こし、怒髪天を衝く勢いの天羽さんに対して、わたしは澄まし顔を返しました。
 ほ、本当は怖くて仕方ないですけど……。
 ただ、お陰で天羽さんの攻撃手段を限定することには、成功しましたね。
 そこで視線を感じてチラリと目を向けると、一色くんがニヤリとした笑みを浮かべています。
 どことなく、悪い顔に見えました……。
 恐らく、わたしの考えを見透かしたのでしょう。
 本当に、察しの良い人ですね。
 思わず苦笑してしまいましたが、気を抜くことは出来ません。
 これ以上の状況悪化を防げたとは言え、現時点でも相当辛いんですから。
 ですがそれは、百も承知。
 1つ深呼吸することで覚悟を固め、強く宣言しました。

「行きます……!」
「来い」

 堂々たる天羽さんに向かって、全力で接近。
 腕を振る必要がないことが、こちらに明らかになった為、彼女は槍を構えたまま風の刃を繰り出して来ました。
 そのせいで軌道を読むことが難しくなっており、被弾のリスクが跳ね上がっています。
 微妙な空気の揺らぎに反応して、なんとか大ダメージだけは避けていますが、近付けば近付くほど危険。
 それでも、前に出るしかないんです。
 全身を走る痛みに歯を食い縛りつつ、『葬命』と身のこなしを併用して風の刃を掻い潜ると、刺突の雨が待っていましたが……それはこちらの得意分野。
 言魂を用いない攻防でなら、決して引けを取りません。
 と言いますか、そうでなければ話にならないでしょう。
 天羽さんの槍をことごとく避けながら更に踏み込み、ようやくわたしの間合いに到達しました。
 反射的に安堵しかけましたけど、まだ入口に立ったばかり。
 ここからやっと、反撃が始まります。
 渾身の力を込めて、『葬命』を一閃。
 天羽さんは防御が間に合わず、今度こそ彼女の胴を斬り裂こうとして――

「甘いぞ、『無字姫』」

 刃が寸前で止まりました。
 これは……風の障壁……!?
 攻撃ばかりに意識を取られていましたが、これくらいは予想しておくべきでした……!
 しかし、今更言っても詮無いこと。
 なんとか仕切り直すしかありません。
 刹那の間にそう判断して、思い切り後方に跳び退ります。
 ところがそこには、天羽さんの罠が仕掛けられていました。

「甘いと言っただろう」

 全周囲に吹き荒ぶ、風の刃。
 まるで、風の結界ですね。
 前後左右がわからないほど風で揺らされながら、全身を滅多斬り。
 1つ1つの威力が低いのは救いですが、これだけの手数が纏まれば、とんでもない苦痛です……!
 せめてもの抵抗で『葬命』を振るいましたが、焼け石に水でした。
 意識が遠退き始めて、今にも倒れそうです。
 やはり、『肆言姫』に挑むなど、土台無理だったのでしょうか……。
 全力ではないにもかかわらず、この圧倒的実力差。
 我ながら、良く戦ったとは思います。
 少なくとも、言魂なしの戦いなら勝っていました。
 ですから、この結果は受け入れられる……などと言うことはないです……!
 一色くんに追い付き、追い越すまで、学院を去る訳には行きません……!
 唇を嚙み切って、強制的に意識を現実に繋げ止めます。
 そんなわたしに驚いたのか、天羽さんは目を丸くしていました。
 今です……!
 ほんの一瞬だけ弱まった、刃の嵐を強引に突破して、再び天羽さんに向かって全力疾走。
 そのときには立ち直っていた彼女は、あらゆる角度から風の刃を繰り出して来ました。
 今までなら『葬命』で撃墜しながら、最低限の被弾のみを許していましたが――

「何だと!?」

 好きにして下さい。
 訓練場では死なないと言う特性を活用したわたしは、発狂しそうな激痛に苛まれながら、足を止めません。
 その甲斐はあって、あっと言う間に懐に潜り込みます。
 ただし、問題はここから。
 正面から攻撃したところで、風の障壁で防がれるのは目に見えています。
 事実として、天羽さんは既に焦っておらず、守り切る自信があることが窺えました。
 さて、どうしましょう。
 考えたところで、出来ることは限られています。
 なら、その中で最善を尽くすのみ。
 『葬命』をまたしても胴に振るうと、呆気なく風の障壁に防がれ――

「かはッ……!?」

 それと同時に、右足で前蹴りを放ちました。
 斬撃にのみ集中していたらしい天羽さんの腹部を捉え、吹き飛ばします。
 障壁をどこまで展開しているのかわかりませんでしたが、全身を覆っているのではなくて助かりました……。
 無理な体勢からの攻撃だったので、大した威力は出せませんでしたけど、無防備なところへの一撃は効きます。
 何より、精神的な衝撃は計り知れません。
 天羽さんが腹部を押さえながら、こちらを瞠目して見つめていました。
 ここに、全てを懸けます……!
 彼女の心が乱れている隙に畳み掛けるべく、何度目かの突貫を敢行しました。
 少しでも気を抜くと倒れそうですけど、最後まで諦めません……!
 必死に現実に踏み止まりながら疾駆し、『葬命』を袈裟斬りに振り下ろします。
 対する天羽さんは厳しい眼光でわたしを射抜きながら、風の障壁で受け止めました。
 そこで、先ほどと同じように右足を上げると、天羽さんの腹部にも風が集まるのを感じます。
 同じ手は通用しない……そう言うことでしょうね。
 とは言え、こちらも最初からそのようなつもりはありません。
 上げていた右足を後ろに引きながら、地面を踏み砕く勢いで下ろし――

「はぁッ……!」
「ぐッ!?」

 左手に握った鞘による打突。
 天羽さんの胸元を打ち、苦悶の声を上げさせました。
 下半身で生み出した力を乗せた一撃は、間違いなく大きなダメージを与えたでしょう。
 それでも、彼女は倒れません。
 『肆言姫』の名は、伊達じゃないですね……。
 はっきり言って、わたしも限界が近いです。
 もう、やるしかありません。
 今の状態で使えば反動は大きいでしょうが……なんとかなるでしょう。
 半ば無理やり自分に言い聞かせて、身の内に宿る魂力を全力で練り上げました。
 魂力は言魂を発動する為の源。
 それが常識ですが、完全な真実とは言い難いです。
 何故なら魂力自体は純粋なエネルギーであり、言魂と言う形にしているに過ぎないのですから。
 つまり何が言いたいかと言うと、魂力そのものを扱うことは、わたしにも出来ると言うことです。
 そしてそれを突き詰めれば、1つの技術にまで昇華することすら可能なんですよ。
 練り上げた魂力を両足に集めたわたしは、そこから噴出させることで、爆発的な推進力を得ました。
 瞬きする間もなく天羽さんと擦れ違いながら、『葬命』を一閃。
 風の障壁で防ぐ時間すら、なかったようです。
 背後を振り返ると、意識を失った天羽さんが倒れるところでした。
 や、やりましたね……。
 相手は全力ではなかったですし、わたしは訓練場の特性を利用していたので、完全な勝利とは言い難いですが……先に倒れなかっただけでも充分です。
 まぁ……本当に僅差なんですけど……。
 緊張の糸が切れて全身から力が抜け、『葬命』を取り落としてしまいました。
 体が傾いて地面が近付き、次いで衝撃がやって来るだろうと予想しましたが、何故かそうはなりません。
 しっかりと、何かに受け止められた感触がします。
 昨日も、このようなことがありましたね……。
 などと思いつつ、わたしの意識はそこで途切れました。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次回、「第10話 引き分けの代償」は、21:00公開予定です。
読んでくれて有難うございます。
♥がとても励みになります。
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