言魂学院の無字姫と一文字使い ~ 綴りましょう、わたしだけの言葉を ~
言魂――魂に刻まれた文字を、指で書いて力に変える異能。
その中でも戦闘に適した者だけが通う『言魂学院』に、今年、2人の異端が現れる。
1人は、無明夜宵。
誰もが持つはずの言魂を持たず、『無字姫』と蔑まれて来た少女。
亡き母の遺言を胸に、家宝の刀『葬命』だけで特例試験に挑む。
もう1人は、一色透真。
最弱格と侮られる、たった一文字の【刀】の使い手。
だがその一撃は地を裂き、学院の常識さえ斬り捨てる。
観衆の前で刃を交えた2人は、ともに合格。
寮で男女同室となってしまい、更には精鋭だけの特務組へ配属される。
無愛想で謎だらけなのに、誰より夜宵を見ている透真。
言魂を持たないからこそ、自分だけの戦い方を探す夜宵。
最弱×無字。
2人の出会いは学院の序列を揺らし、魔族との均衡を崩し、やがて世界そのものの『書き換え』へと連なって行く。
これは――言魂を持たぬ少女が、自分だけの言葉で運命を綴る物語。
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