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二章 To friends
役割分担
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合流した8人全員があつまり、冬樹さんの話に耳を傾ける。彼が言うには「こういう状況だったら全員で役割を割り当てて効率よくさぎょうができるようにしないといけない」ということだ。全員が納得したように首を上下に揺らす。
「じゃあ、まず食料系の係だ。水やら重いものを運ぶことになる。力があるやつがいい。」
「ああ。俺がやる。」
冬樹さんが言い終わる前に荒川が手を上にあげる。
「ありがとう。じゃあ、よろしくな。
次。薬剤係だ。これは薬の知識があるやつがいい。」
彼はメモをとりながら次の質問をなげかける。
「私が行きます。一応、薬剤師でしたので。」
明日香が手を挙げ、冬樹に返答する。
「ありがとう。君はここでおそらく唯一薬の知識を持った人だ。頼りにさせてもらう。」
そう一言言って彼はまたメモ帳に記入する。それからも一人一人、たまにはひとつの役職に二人という具合で、無事決まった。そして最後に
「明日、もしくは明後日から本格的な行動を開始する。第一の目標はこのパラドックスを起こした原因や詳細を知るために国の重要機関を一個一個あたる予定だ。わかったか?」
「はい。」
彼の言葉に僕はそう返事した。
「じゃあ、今日はこれで終わりだ。ゆっくり寝て休んでくれ。」
そう言って皆散らばって行った。
「さあ、僕らも寝ますか」
僕は瑞稀の手を取って引っ張って行った。
今夜はいい夢が見れそうだ。
「じゃあ、まず食料系の係だ。水やら重いものを運ぶことになる。力があるやつがいい。」
「ああ。俺がやる。」
冬樹さんが言い終わる前に荒川が手を上にあげる。
「ありがとう。じゃあ、よろしくな。
次。薬剤係だ。これは薬の知識があるやつがいい。」
彼はメモをとりながら次の質問をなげかける。
「私が行きます。一応、薬剤師でしたので。」
明日香が手を挙げ、冬樹に返答する。
「ありがとう。君はここでおそらく唯一薬の知識を持った人だ。頼りにさせてもらう。」
そう一言言って彼はまたメモ帳に記入する。それからも一人一人、たまにはひとつの役職に二人という具合で、無事決まった。そして最後に
「明日、もしくは明後日から本格的な行動を開始する。第一の目標はこのパラドックスを起こした原因や詳細を知るために国の重要機関を一個一個あたる予定だ。わかったか?」
「はい。」
彼の言葉に僕はそう返事した。
「じゃあ、今日はこれで終わりだ。ゆっくり寝て休んでくれ。」
そう言って皆散らばって行った。
「さあ、僕らも寝ますか」
僕は瑞稀の手を取って引っ張って行った。
今夜はいい夢が見れそうだ。
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