109 / 131
Second Season
〜23話€同じ舞台~
しおりを挟む
ヤガミ隊がフィールドに転移された後、デキムは3人の隊員をすぐに転移させてきた
デキム「お前らの相手をするのはこいつらだ!きっと気に入ってくれると思うぜ?」
光りを放ちながら出てきた人は…
ガンガレン「よっしゃー!戦うぞぉ!って今度はユウの偽物か?」
ユウ「ガンガレン!?」
ダイラ「師匠!アイツは俺にやらせてください!本物の前に偽物で試してやる!」
ユウ「ダイラだと…」
ガンガレン「おぉ!お前がそう言うなら試してみても良いぞ!!」
ユウ「おいお前ら、人を偽物呼ばわりするなよ」
ダイラ「その手にはもう引っかからないぜ!こちとらさっきの戦いで散々騙されてきたんだ!」
ユウ「確かにこの状況で見分けが着くわけないか…それよりもう1人は・・・なっ!?」
ソウヒ「・・・」
ユウ「ソウヒ…」
デキム(さて黒色…昔から今までの仲間に囲まれて、お前はどう動く?)
ユウ「やるしか無いみたいだな…サラ?」
サラ「ここでやらなきゃ今まで特訓してきた意味が無いですよね」
ユウ「そうゆうことだ、頼んだぞ」
サラ「努力します」
シーマ「では、試合開始です」
デキム「まずはお手並み拝見だな、空間支配!鉄の雨!」
ユウ「・・・」
デキムが能力を使う体制に入った瞬間、ユウは一気にデキムとの距離を縮めていた
デキム「バカが!俺に攻撃する頃にはお前は…」
ユウ「お前を倒せばこの戦いは終わる…全力で行かせてもらう!」
そう言ってユウは虚無ではなく赤魏の刀を鞘から抜いた
ユウ「魏の日差し!俺を照らせ!!」
眩しい日差しがユウの周りを包み、日差しに当たった鉄の玉は一瞬で溶けていった
デキム「なんだと!?なら鉄の雨を辞めて他の奴らに…」
ユウ「無駄だ!」
デキム「何!?」
デキムが他の3人を確認すると、サラとアマネがいつでも攻撃を放てるように準備し、ルイが包帯の盾を頭上に発揮し鉄の玉から守っていた
サラ「よし、訓練通り!」
デキム「ならば俺がお前を退場させれば良いだけのこと!朦朧化!」
ユウ「その攻撃は俺には届かない!全てを断ち切れ!虚無の剣!ボイドスラッシュ!」
デキムとユウの間に異空間が発生し、朦朧化の能力は不発となった
ユウ「これで!」
サラ「ユウさん!!」
ユウがあと少しでデキムを倒せるというところでサラが叫んだ
ガンガレン「刀を剣のように振るう技か…相変わらずお前は面白いなぁ!」
ユウ「ガンガレン!!」
ガンガレン「ガッハッハッ!俺と戦え!!」
ユウ「くっ…拳が本物の岩のようだな…」
サラ達がユウとデキムの戦いに注目した一瞬の隙を着いて、ガンガレンは体を岩化して鉄の玉とサラ達の包囲から抜け出し、ユウに拳をぶつけてきたのだ
ガンガレン「どうやらお前は本物のようだな!」
ユウ「それが分かったところで!お前らだってアイツらを倒さないとこの戦いが終わらないことを説明されたんだろ!?」
ガンガレン「あぁ、だがアイツらはこうも言っていた!たとえ退場したとしても強いと判断した者は後日ゲートに連れていくとな!」
ユウ「何!?」
拳と刀を交えていた2人は距離をとる
ユウ「つまり…」
ガンガレン「あぁ、いくら生き残っていてもアイツらの判断1つで意味が無くなるんだ!」
ユウ「くそっ…それでわざと連携が取れるメンツを固めて、連携の中でサポートしか出来ない奴を切り捨てるつもりだったか!!」
デキム(こちらの狙いに気づいたようだな…)
デキムはニヤリと笑う
デキム「さぁ!鉄の玉から自分を守りながら敵を倒して見せろ!!」
ユウ「サラ!3人で協力してその2人を倒せ!!」
サラ「え、でも訓練では…」
ユウ「良いから!!そっちは頼んだぞ!!」
ガンガレン「戦いの最中のよそ見厳禁!!」
ユウ「くっ!!」
サラ(訓練では俺たちはやられないように固まって動き、敵を分散することだけに集中してきた…だからいつも敵を倒してきたのはユウさんだった…)
ルイ「ちょっとサラ!どうすんのよ!」
アマネ「あの2人はずっと上に能力を使ってるから今攻撃を打てば良いんじゃないの?」
サラ「確かに…時には難しく考えずにそのぐらい単純に考えるべきか…」
ルイ「私の気にも限りがあるんだからどうにかしてよ!今の私達の隊長はあなたなのよ!?」
サラ「よしっ!アマネ!攻撃だ!」
アマネ「ラジャ!ミリ!ヒダギ!フルファイヤー!バスター!!」
サラ「バスターウェポンをジェネレーション!フルバスター!!」
ダイラ「あーあ、攻撃打たれちゃ動くしかないな…行くよ、ソウヒさん?」
ソウヒ「マズハアノ2人ヲ倒ス」
ダイラ「幻影の現出!俺らに当たる鉄の玉もお前らが受けろ!」
ソウヒ「コレデ…攻撃ニ集中デキル…蒼炎の焼却!!」
ソウヒの能力でサラとアマネの能力をかき消され、さらに…
ルイ「くっ…」
アマネ「お姉ちゃん!!」
サラ「ルイ!!くそっ…どうすれば良いんだ…こんな時ユウさんならどうする…」
サラは特訓の時を思い出す
ユウ『何?自分より強い敵と遭遇した時の対処法だと?』
サラ『はい、いつかは必ずユウさんがいない状況で戦わなければいけない時が来ると思うんです』
ユウ『なるほどな、まぁ俺だったら…』
サラはユウの言っていた言葉を思い出し、少し口元を緩ませながら行動に移した
サラ「そうですよね…極論それしか無いですよね…」
ルイ「サラ…?」
サラ「ルイ、アマネ、2人は相手への攻撃に集中しろ…」
ルイ「え!?そんなことしたら守りが!」
アマネ「それにただ攻撃を打っても…」
サラ「鉄の雨は俺が防ぐ!相手の能力も俺が対処する!だからお前らは攻撃に集中しろって言ってんだ!準備急げ!!」
ルイ&アマネ「は、はい!」
サラ「そう…あの人は俺に言った…」
サラは再びユウが言った言葉を思い出した
ユウ『まぁ俺だったらその場でその相手より強くなるかな!』
サラ『いや、それが出来るなら苦労しませんって…』
ユウ『いや、やるんだよ…それが人を率いる者の務めだ』
サラは覚悟を決めた
サラ「そう…俺はあの人に頼まれたんだ…この2人は必ず守ってみせる!!左手!シールドウェポンをジェネレーション!右手!バスターウェポンをジェネレーション!これでどうだー!!」
サラは左手を頭上に、右手を前に出して能力を使った
大きな盾は3人の上で鉄の玉を弾き、砲弾はダイラとソウヒに向けて放たれる
ダイラ「ファントムスラッシュ!」
ソウヒ「蒼炎斬!」
サラ「さすがにすぐに対処してくるか…」
ルイ「アマネ!サラが守ってくれてるうちに一気に倒すわよ!!」
アマネ「はい!」
ルイ「まずは拘束ね!包帯の呪縛!!」
サラの攻撃に気をとられていたダイラとソウヒはルイの包帯に巻かれて、身動きが取れなくなった
ダイラ「うわぁ…師匠がいないこの状況でこれはまずいねぇ…」
ソウヒ「攻撃ガ打テナイ…」
ルイ「今よ!アマネ!!」
アマネ「よしっ!ユウさんに教えてもらった合体奥義で決めるよ!!ミリ!ヒダギ!1つになって!!」
アマネがそう言うと2丁の銃が1つになり、新たな形の銃が出現した
それはまるで、ユウが使っていた刀と盾が1つになるシルブレイドのように
アマネ「ミダリの銃!水の力と火の力を1つに!デュアルバスター!アクアボルケーノ!」
ダイラ「ここまでか…」
ガンガレン「ダイラ!最後まで諦めるな!命ある限り戦い続けろ!」
ダイラ「はっ!師匠!?」
横からガンガレンが叫びながらアマネが放った攻撃とダイラの間に飛び込んできた
ガンガレン「岩壁の盾!!ふんっ!!!!」
ダイラ「師匠!!」
サラ「敵がこっちに来てるということは、ユウさん!!」
サラがユウの方を見ると
デキム「お前達の強さを認めたからこその対応だ、悪く思うなよ?朦朧波!!」
ユウ「くそっ!ガンガレンを行かせてしまった!だがこの攻撃に当たれば即退場…俺だけなら退場したとしても力を認められていればゲートに迎えるが、アイツらが…」
デキム「ハッハッハッ!迷いが表に出ているぞ!!」
サラ「まずい状況だ…あの敵はユウさんも力を認めるほどだ…そう簡単には倒せない…」
ガンガレン「ふぅ…凌ぎきったぞ!少年少女よ!次はどうする!どうこの状況を打開する!!俺を楽しませろ!!!」
ダイラ「ふぅ…これで形勢逆転だぜ!」
ソウヒ「攻撃ガ打テル、退場サセル!」
サラ「来るぞ2人とも!俺が守るからありったけの攻撃を放て!!」
ルイ&アマネ「はい!!」
ルイ「メディカレイション…なるほど、この状況を打開するには・・・X線照射!!」
ガンガレン「なっ光の攻撃だと!対処が間に合わない!!」
サラ「良いぞ!!」
ダイラ「くそ!師匠が来たってのに反撃の隙がねぇじゃねえか!」
ソウヒ「目ガ…」
ルイ「アマネ!!」
アマネ「風の力と雷の力を1つに!デュアルバスター!ウインドサンダー!!」
ソウヒ「見エナイケド…打ツ!!」
ダイラ「おいっ待て!!」
ソウヒ「大紅蓮蒼炎斬!!!!」
ユウ「ここだ!!」
ユウはデキムが隣のソウヒの攻撃に気を取られた一瞬でソウヒの前に移動した
デキム「おっと、この一瞬で…だがここは俺が作り出した空間だ!もう一度こちらに連れてくれば…」
ユウ「虚無の間!展開!!」
デキム以外の7人はユウが作り出した異空間に閉じ込められた
そこは外部からの能力を受け付けない
デキムはその異空間の戦いの勝者が出てくるのを待つしか無くなった
ガンガレン「ユウ殿はこんなことも出来るのか!そしてこの状況…今度こそ本気の勝負が出来るなぁ!?ガッハッハッ」
ソウヒ「大紅蓮…」
ユウ「大紅蓮消炎斬!!」
ガンガレンの後ろから攻撃しようとしていたソウヒに向かってユウは素早く攻撃を放った
ソウヒ「ナゼ強サノ中ニ優シサガアル…」
ユウ「お前がそうだったからだよ…」
ソウヒは光を放ちながら消えていった
ダイラ(デノールで戦った時よりさらに強くなっているのが分かる…そろそろアイツの強さを認めなくちゃいけないのか…)
ガンガレン「ダイラ!俺はユウ殿と手合わせしておく!お前は3人と戦え!全力でだ!」
ダイラ「は、はいっ!」
ユウ「良い判断だ!だが!!」
ユウはガンガレンに斬りかかる
ガンガレン「岩拳!」
ガンガレンは拳を突き出し、ユウの刀を弾く
ガンガレン「こんな時ぐらい俺と手合わせしてくれよ?」
ユウ「ふっ…そうだな、こんな機会中々無いもんな?」
ユウとガンガレンは互いの顔を見ながら、ニヤリと笑った
ダイラ「さてと、向こうが楽しそうに戦ってる間に俺はこっちを片付けるか…」
サラ「ユウさんのおかげで鉄の雨は消えた、あとは俺らが3人で力を合わせてコイツを倒すだけ…」
ルイ「勝ちが見えてきたわね…」
アマネ「さすが隊長ですね!!」
サラ「行くぞ…」
ダイラ(俺だって…師匠とアイツの舞台に上がってやるんだ!)
アマネ「まずは私が!ミダリの銃!アクアボルケーノ!!」
ダイラ「ふぅ…ファントムミラージュ!!」
ルイ「相手が能力を使った瞬間の隙!包帯の呪縛!!」
ダイラ「くっ…」
ルイ「よしっ!!」
アマネ「やったよお姉ちゃん!!」
サラ(なんだ…この違和感は…簡単すぎないか?…これで終わるような相手だったのか…)
ルイ「あとはとどめを!あれ…」
アマネ「お姉ちゃん…」
サラ(何かあるはずだ…でも敵はもう拘束した…能力は使えないはず…)
ルイ&アマネ「サラ逃げてー!!」
サラ「え?」
ルイとアマネは考え込んでいたサラを突き飛ばした
そして、2人はダイラが跳ね返してきたアマネの能力に撃たれた
サラ「な、何が起きた…」
ルイ「今ので…あの敵は攻撃を跳ね返してくることは分かったわね…」
アマネ「サラの対応力ならきっと…」
サラ「すまない!俺が周りを見ていなかったばかりに…」
ルイ「ここからは好きに戦えるわよ?だからあとは頼んだわよ…」
アマネ「気にしなきゃいけない私達が退場した今、本気のサラを見せてあげて…」
サラ「お前ら…分かった、あとは任せろ」
その言葉を聞いたルイとアマネは安心したにこやかな表情で光を放って消えていった
ダイラ「お別れは終わったようだね…さぁ、次はお前だ!俺があの2人と同じ舞台に行くための糧にさせてもらう!」
サラ「うるせぇよ…お前は判断を間違えたんだ…」
ダイラ「なに?」
サラは立ち上がり、ゆっくりとダイラに近づく
サラ「お前の敗因は俺を先に倒せなかったことだ、あの2人が俺を守ってくれたからな…」
ダイラ「俺には3人が1人になっただけにしか見えないぞ?ファントムスラッシュ!」
サラ「最初に両手を使う戦い方を提案してくれたのはアマネだったな…右手に剣、左手に盾をジェネレーション!!」
サラは剣と盾を上手く使ってダイラの攻撃を防いだ
ダイラ「何!?その戦い方は!!」
サラ「そう…もし俺が1人になった時のために戦闘力を上げる訓練をユウさんにつけてもらったんだ…」
ダイラ「ファントムミラージュ!これで俺には攻撃は届かないぞ!」
サラ「相手の状況を見て自分の行動を変える戦い方はルイから教えてもらったな…」
サラは歩みを止めず、ダイラが出した蜃気楼に入っていく
ダイラ「コイツ…!?」
サラ「やはりそうか…蜃気楼と言っても能力で出したもの…お前がこの中で操れるのは能力だけのようだな…」
ダイラ「なら!幻影フィスト!!」
ダイラは蜃気楼を止め、攻撃を繰り出した
サラ「俺は頼られてるようでユウさんを頼り、守っているようでルイとアマネに守られていた…」
サラは冷静にダイラの攻撃を防ぎ続ける
サラ「ここで成果を見せなきゃ、俺がヤガミ隊にいる意味が無くなってしまう…」
ダイラ(コイツ…何か突出した物があるわけではないが…倒せる気がしねぇ…)
サラ「これで終わりだ」
ダイラ「お前がこの強さってことは、やはり認めるしかないな…アイツは強い、師匠と同じくらいに…」
サラ「ユウさんの強さは果てしない、俺達はその恩恵を少しでも受けながら強くなっていくしかないんだ」
ダイラ「そのことに気づかずいつまでもじたばたしてた俺より、その事実を受け止めて自分の強さに吸収したお前が勝ったわけか…悔いはねぇな…」
サラ「お前との戦いも良い経験になった…じゃあね?」
サラはダイラの目の前まで行くと、少し話した後に優しく斬った
ダイラは何かに納得した表情で消えていった
ユウ「どうやらお前の仲間は倒されたみたいだぞ?」
ガンガレン「だがそちらも2人の隊員を失ったようだぞ?」
ユウ「ふっ」
ガンガレン「ガッハッハッ」
ダイラの退場を感じ取った2人は距離を置いた
ユウ「そろそろだな…能力解除」
ユウが能力を解除し、ガンガレンとサラと共に元のフィールドへと戻ってきた
シーマ「ほぉ、時間把握能力もお持ちのようで…ここで試合終了です。フィールドに残ったガンガレン・ノルドさん、ヤガミ・ユウさん、イサワ・サラさんの3名は合格です」
こうして第2戦は幕を閉じ、突然の参加となったデノールのガンガレンとヤガミ隊のユウとサラは観客席へと転移した
ユウ「それで?お前らはここに来るまで俺らとは違う所で戦っていたのか?」
ガンガレン「いや、それがな…」
シーマ「では次の戦いへ参ります」
デキム「さぁ来い!対戦者共!」
次の対戦者として現れたのは…
ステラ「やっと私達の出番みたいね」
ヨシタカ「俺達であのデカい人倒しちゃおうよ…ってあれ、俺達3人??」
マナト「おいおい俺はこの2人とペアなのかよぉ…あれ、ってことは相手は…」
デキム「すまんがこちらの事情で今回そっちは3人で戦ってもらう!そしてこちらは…」
アルファ「・・・」
リツ「・・・」
ステラ「リツくん!!」
マナト「やっぱり…」
ヨシタカ「待って、もう1人が中々厄介な人が来たよ…」
ドラン「デノールで待っている国民達のために!私はこの戦いに勝ってみせる!!」
ガンガレン「俺を含めたデノール国家の4人はあの人とずっと戦っていたんだ」
ユウ「何?どうゆうことだ!?」
シーマ「さぁ、見せてもらうよ…もう1人の主役さん?」
異例の3対4の戦いとなった厳選の戦い3戦目・・・
デノール国家は最初に何があったのか・・・
そして、ユウが時間を気にして能力を解除した様子を得意げに見ていたシーマの手元のモニターには制限時間残り11時間と表示されていた・・・
デキム「お前らの相手をするのはこいつらだ!きっと気に入ってくれると思うぜ?」
光りを放ちながら出てきた人は…
ガンガレン「よっしゃー!戦うぞぉ!って今度はユウの偽物か?」
ユウ「ガンガレン!?」
ダイラ「師匠!アイツは俺にやらせてください!本物の前に偽物で試してやる!」
ユウ「ダイラだと…」
ガンガレン「おぉ!お前がそう言うなら試してみても良いぞ!!」
ユウ「おいお前ら、人を偽物呼ばわりするなよ」
ダイラ「その手にはもう引っかからないぜ!こちとらさっきの戦いで散々騙されてきたんだ!」
ユウ「確かにこの状況で見分けが着くわけないか…それよりもう1人は・・・なっ!?」
ソウヒ「・・・」
ユウ「ソウヒ…」
デキム(さて黒色…昔から今までの仲間に囲まれて、お前はどう動く?)
ユウ「やるしか無いみたいだな…サラ?」
サラ「ここでやらなきゃ今まで特訓してきた意味が無いですよね」
ユウ「そうゆうことだ、頼んだぞ」
サラ「努力します」
シーマ「では、試合開始です」
デキム「まずはお手並み拝見だな、空間支配!鉄の雨!」
ユウ「・・・」
デキムが能力を使う体制に入った瞬間、ユウは一気にデキムとの距離を縮めていた
デキム「バカが!俺に攻撃する頃にはお前は…」
ユウ「お前を倒せばこの戦いは終わる…全力で行かせてもらう!」
そう言ってユウは虚無ではなく赤魏の刀を鞘から抜いた
ユウ「魏の日差し!俺を照らせ!!」
眩しい日差しがユウの周りを包み、日差しに当たった鉄の玉は一瞬で溶けていった
デキム「なんだと!?なら鉄の雨を辞めて他の奴らに…」
ユウ「無駄だ!」
デキム「何!?」
デキムが他の3人を確認すると、サラとアマネがいつでも攻撃を放てるように準備し、ルイが包帯の盾を頭上に発揮し鉄の玉から守っていた
サラ「よし、訓練通り!」
デキム「ならば俺がお前を退場させれば良いだけのこと!朦朧化!」
ユウ「その攻撃は俺には届かない!全てを断ち切れ!虚無の剣!ボイドスラッシュ!」
デキムとユウの間に異空間が発生し、朦朧化の能力は不発となった
ユウ「これで!」
サラ「ユウさん!!」
ユウがあと少しでデキムを倒せるというところでサラが叫んだ
ガンガレン「刀を剣のように振るう技か…相変わらずお前は面白いなぁ!」
ユウ「ガンガレン!!」
ガンガレン「ガッハッハッ!俺と戦え!!」
ユウ「くっ…拳が本物の岩のようだな…」
サラ達がユウとデキムの戦いに注目した一瞬の隙を着いて、ガンガレンは体を岩化して鉄の玉とサラ達の包囲から抜け出し、ユウに拳をぶつけてきたのだ
ガンガレン「どうやらお前は本物のようだな!」
ユウ「それが分かったところで!お前らだってアイツらを倒さないとこの戦いが終わらないことを説明されたんだろ!?」
ガンガレン「あぁ、だがアイツらはこうも言っていた!たとえ退場したとしても強いと判断した者は後日ゲートに連れていくとな!」
ユウ「何!?」
拳と刀を交えていた2人は距離をとる
ユウ「つまり…」
ガンガレン「あぁ、いくら生き残っていてもアイツらの判断1つで意味が無くなるんだ!」
ユウ「くそっ…それでわざと連携が取れるメンツを固めて、連携の中でサポートしか出来ない奴を切り捨てるつもりだったか!!」
デキム(こちらの狙いに気づいたようだな…)
デキムはニヤリと笑う
デキム「さぁ!鉄の玉から自分を守りながら敵を倒して見せろ!!」
ユウ「サラ!3人で協力してその2人を倒せ!!」
サラ「え、でも訓練では…」
ユウ「良いから!!そっちは頼んだぞ!!」
ガンガレン「戦いの最中のよそ見厳禁!!」
ユウ「くっ!!」
サラ(訓練では俺たちはやられないように固まって動き、敵を分散することだけに集中してきた…だからいつも敵を倒してきたのはユウさんだった…)
ルイ「ちょっとサラ!どうすんのよ!」
アマネ「あの2人はずっと上に能力を使ってるから今攻撃を打てば良いんじゃないの?」
サラ「確かに…時には難しく考えずにそのぐらい単純に考えるべきか…」
ルイ「私の気にも限りがあるんだからどうにかしてよ!今の私達の隊長はあなたなのよ!?」
サラ「よしっ!アマネ!攻撃だ!」
アマネ「ラジャ!ミリ!ヒダギ!フルファイヤー!バスター!!」
サラ「バスターウェポンをジェネレーション!フルバスター!!」
ダイラ「あーあ、攻撃打たれちゃ動くしかないな…行くよ、ソウヒさん?」
ソウヒ「マズハアノ2人ヲ倒ス」
ダイラ「幻影の現出!俺らに当たる鉄の玉もお前らが受けろ!」
ソウヒ「コレデ…攻撃ニ集中デキル…蒼炎の焼却!!」
ソウヒの能力でサラとアマネの能力をかき消され、さらに…
ルイ「くっ…」
アマネ「お姉ちゃん!!」
サラ「ルイ!!くそっ…どうすれば良いんだ…こんな時ユウさんならどうする…」
サラは特訓の時を思い出す
ユウ『何?自分より強い敵と遭遇した時の対処法だと?』
サラ『はい、いつかは必ずユウさんがいない状況で戦わなければいけない時が来ると思うんです』
ユウ『なるほどな、まぁ俺だったら…』
サラはユウの言っていた言葉を思い出し、少し口元を緩ませながら行動に移した
サラ「そうですよね…極論それしか無いですよね…」
ルイ「サラ…?」
サラ「ルイ、アマネ、2人は相手への攻撃に集中しろ…」
ルイ「え!?そんなことしたら守りが!」
アマネ「それにただ攻撃を打っても…」
サラ「鉄の雨は俺が防ぐ!相手の能力も俺が対処する!だからお前らは攻撃に集中しろって言ってんだ!準備急げ!!」
ルイ&アマネ「は、はい!」
サラ「そう…あの人は俺に言った…」
サラは再びユウが言った言葉を思い出した
ユウ『まぁ俺だったらその場でその相手より強くなるかな!』
サラ『いや、それが出来るなら苦労しませんって…』
ユウ『いや、やるんだよ…それが人を率いる者の務めだ』
サラは覚悟を決めた
サラ「そう…俺はあの人に頼まれたんだ…この2人は必ず守ってみせる!!左手!シールドウェポンをジェネレーション!右手!バスターウェポンをジェネレーション!これでどうだー!!」
サラは左手を頭上に、右手を前に出して能力を使った
大きな盾は3人の上で鉄の玉を弾き、砲弾はダイラとソウヒに向けて放たれる
ダイラ「ファントムスラッシュ!」
ソウヒ「蒼炎斬!」
サラ「さすがにすぐに対処してくるか…」
ルイ「アマネ!サラが守ってくれてるうちに一気に倒すわよ!!」
アマネ「はい!」
ルイ「まずは拘束ね!包帯の呪縛!!」
サラの攻撃に気をとられていたダイラとソウヒはルイの包帯に巻かれて、身動きが取れなくなった
ダイラ「うわぁ…師匠がいないこの状況でこれはまずいねぇ…」
ソウヒ「攻撃ガ打テナイ…」
ルイ「今よ!アマネ!!」
アマネ「よしっ!ユウさんに教えてもらった合体奥義で決めるよ!!ミリ!ヒダギ!1つになって!!」
アマネがそう言うと2丁の銃が1つになり、新たな形の銃が出現した
それはまるで、ユウが使っていた刀と盾が1つになるシルブレイドのように
アマネ「ミダリの銃!水の力と火の力を1つに!デュアルバスター!アクアボルケーノ!」
ダイラ「ここまでか…」
ガンガレン「ダイラ!最後まで諦めるな!命ある限り戦い続けろ!」
ダイラ「はっ!師匠!?」
横からガンガレンが叫びながらアマネが放った攻撃とダイラの間に飛び込んできた
ガンガレン「岩壁の盾!!ふんっ!!!!」
ダイラ「師匠!!」
サラ「敵がこっちに来てるということは、ユウさん!!」
サラがユウの方を見ると
デキム「お前達の強さを認めたからこその対応だ、悪く思うなよ?朦朧波!!」
ユウ「くそっ!ガンガレンを行かせてしまった!だがこの攻撃に当たれば即退場…俺だけなら退場したとしても力を認められていればゲートに迎えるが、アイツらが…」
デキム「ハッハッハッ!迷いが表に出ているぞ!!」
サラ「まずい状況だ…あの敵はユウさんも力を認めるほどだ…そう簡単には倒せない…」
ガンガレン「ふぅ…凌ぎきったぞ!少年少女よ!次はどうする!どうこの状況を打開する!!俺を楽しませろ!!!」
ダイラ「ふぅ…これで形勢逆転だぜ!」
ソウヒ「攻撃ガ打テル、退場サセル!」
サラ「来るぞ2人とも!俺が守るからありったけの攻撃を放て!!」
ルイ&アマネ「はい!!」
ルイ「メディカレイション…なるほど、この状況を打開するには・・・X線照射!!」
ガンガレン「なっ光の攻撃だと!対処が間に合わない!!」
サラ「良いぞ!!」
ダイラ「くそ!師匠が来たってのに反撃の隙がねぇじゃねえか!」
ソウヒ「目ガ…」
ルイ「アマネ!!」
アマネ「風の力と雷の力を1つに!デュアルバスター!ウインドサンダー!!」
ソウヒ「見エナイケド…打ツ!!」
ダイラ「おいっ待て!!」
ソウヒ「大紅蓮蒼炎斬!!!!」
ユウ「ここだ!!」
ユウはデキムが隣のソウヒの攻撃に気を取られた一瞬でソウヒの前に移動した
デキム「おっと、この一瞬で…だがここは俺が作り出した空間だ!もう一度こちらに連れてくれば…」
ユウ「虚無の間!展開!!」
デキム以外の7人はユウが作り出した異空間に閉じ込められた
そこは外部からの能力を受け付けない
デキムはその異空間の戦いの勝者が出てくるのを待つしか無くなった
ガンガレン「ユウ殿はこんなことも出来るのか!そしてこの状況…今度こそ本気の勝負が出来るなぁ!?ガッハッハッ」
ソウヒ「大紅蓮…」
ユウ「大紅蓮消炎斬!!」
ガンガレンの後ろから攻撃しようとしていたソウヒに向かってユウは素早く攻撃を放った
ソウヒ「ナゼ強サノ中ニ優シサガアル…」
ユウ「お前がそうだったからだよ…」
ソウヒは光を放ちながら消えていった
ダイラ(デノールで戦った時よりさらに強くなっているのが分かる…そろそろアイツの強さを認めなくちゃいけないのか…)
ガンガレン「ダイラ!俺はユウ殿と手合わせしておく!お前は3人と戦え!全力でだ!」
ダイラ「は、はいっ!」
ユウ「良い判断だ!だが!!」
ユウはガンガレンに斬りかかる
ガンガレン「岩拳!」
ガンガレンは拳を突き出し、ユウの刀を弾く
ガンガレン「こんな時ぐらい俺と手合わせしてくれよ?」
ユウ「ふっ…そうだな、こんな機会中々無いもんな?」
ユウとガンガレンは互いの顔を見ながら、ニヤリと笑った
ダイラ「さてと、向こうが楽しそうに戦ってる間に俺はこっちを片付けるか…」
サラ「ユウさんのおかげで鉄の雨は消えた、あとは俺らが3人で力を合わせてコイツを倒すだけ…」
ルイ「勝ちが見えてきたわね…」
アマネ「さすが隊長ですね!!」
サラ「行くぞ…」
ダイラ(俺だって…師匠とアイツの舞台に上がってやるんだ!)
アマネ「まずは私が!ミダリの銃!アクアボルケーノ!!」
ダイラ「ふぅ…ファントムミラージュ!!」
ルイ「相手が能力を使った瞬間の隙!包帯の呪縛!!」
ダイラ「くっ…」
ルイ「よしっ!!」
アマネ「やったよお姉ちゃん!!」
サラ(なんだ…この違和感は…簡単すぎないか?…これで終わるような相手だったのか…)
ルイ「あとはとどめを!あれ…」
アマネ「お姉ちゃん…」
サラ(何かあるはずだ…でも敵はもう拘束した…能力は使えないはず…)
ルイ&アマネ「サラ逃げてー!!」
サラ「え?」
ルイとアマネは考え込んでいたサラを突き飛ばした
そして、2人はダイラが跳ね返してきたアマネの能力に撃たれた
サラ「な、何が起きた…」
ルイ「今ので…あの敵は攻撃を跳ね返してくることは分かったわね…」
アマネ「サラの対応力ならきっと…」
サラ「すまない!俺が周りを見ていなかったばかりに…」
ルイ「ここからは好きに戦えるわよ?だからあとは頼んだわよ…」
アマネ「気にしなきゃいけない私達が退場した今、本気のサラを見せてあげて…」
サラ「お前ら…分かった、あとは任せろ」
その言葉を聞いたルイとアマネは安心したにこやかな表情で光を放って消えていった
ダイラ「お別れは終わったようだね…さぁ、次はお前だ!俺があの2人と同じ舞台に行くための糧にさせてもらう!」
サラ「うるせぇよ…お前は判断を間違えたんだ…」
ダイラ「なに?」
サラは立ち上がり、ゆっくりとダイラに近づく
サラ「お前の敗因は俺を先に倒せなかったことだ、あの2人が俺を守ってくれたからな…」
ダイラ「俺には3人が1人になっただけにしか見えないぞ?ファントムスラッシュ!」
サラ「最初に両手を使う戦い方を提案してくれたのはアマネだったな…右手に剣、左手に盾をジェネレーション!!」
サラは剣と盾を上手く使ってダイラの攻撃を防いだ
ダイラ「何!?その戦い方は!!」
サラ「そう…もし俺が1人になった時のために戦闘力を上げる訓練をユウさんにつけてもらったんだ…」
ダイラ「ファントムミラージュ!これで俺には攻撃は届かないぞ!」
サラ「相手の状況を見て自分の行動を変える戦い方はルイから教えてもらったな…」
サラは歩みを止めず、ダイラが出した蜃気楼に入っていく
ダイラ「コイツ…!?」
サラ「やはりそうか…蜃気楼と言っても能力で出したもの…お前がこの中で操れるのは能力だけのようだな…」
ダイラ「なら!幻影フィスト!!」
ダイラは蜃気楼を止め、攻撃を繰り出した
サラ「俺は頼られてるようでユウさんを頼り、守っているようでルイとアマネに守られていた…」
サラは冷静にダイラの攻撃を防ぎ続ける
サラ「ここで成果を見せなきゃ、俺がヤガミ隊にいる意味が無くなってしまう…」
ダイラ(コイツ…何か突出した物があるわけではないが…倒せる気がしねぇ…)
サラ「これで終わりだ」
ダイラ「お前がこの強さってことは、やはり認めるしかないな…アイツは強い、師匠と同じくらいに…」
サラ「ユウさんの強さは果てしない、俺達はその恩恵を少しでも受けながら強くなっていくしかないんだ」
ダイラ「そのことに気づかずいつまでもじたばたしてた俺より、その事実を受け止めて自分の強さに吸収したお前が勝ったわけか…悔いはねぇな…」
サラ「お前との戦いも良い経験になった…じゃあね?」
サラはダイラの目の前まで行くと、少し話した後に優しく斬った
ダイラは何かに納得した表情で消えていった
ユウ「どうやらお前の仲間は倒されたみたいだぞ?」
ガンガレン「だがそちらも2人の隊員を失ったようだぞ?」
ユウ「ふっ」
ガンガレン「ガッハッハッ」
ダイラの退場を感じ取った2人は距離を置いた
ユウ「そろそろだな…能力解除」
ユウが能力を解除し、ガンガレンとサラと共に元のフィールドへと戻ってきた
シーマ「ほぉ、時間把握能力もお持ちのようで…ここで試合終了です。フィールドに残ったガンガレン・ノルドさん、ヤガミ・ユウさん、イサワ・サラさんの3名は合格です」
こうして第2戦は幕を閉じ、突然の参加となったデノールのガンガレンとヤガミ隊のユウとサラは観客席へと転移した
ユウ「それで?お前らはここに来るまで俺らとは違う所で戦っていたのか?」
ガンガレン「いや、それがな…」
シーマ「では次の戦いへ参ります」
デキム「さぁ来い!対戦者共!」
次の対戦者として現れたのは…
ステラ「やっと私達の出番みたいね」
ヨシタカ「俺達であのデカい人倒しちゃおうよ…ってあれ、俺達3人??」
マナト「おいおい俺はこの2人とペアなのかよぉ…あれ、ってことは相手は…」
デキム「すまんがこちらの事情で今回そっちは3人で戦ってもらう!そしてこちらは…」
アルファ「・・・」
リツ「・・・」
ステラ「リツくん!!」
マナト「やっぱり…」
ヨシタカ「待って、もう1人が中々厄介な人が来たよ…」
ドラン「デノールで待っている国民達のために!私はこの戦いに勝ってみせる!!」
ガンガレン「俺を含めたデノール国家の4人はあの人とずっと戦っていたんだ」
ユウ「何?どうゆうことだ!?」
シーマ「さぁ、見せてもらうよ…もう1人の主役さん?」
異例の3対4の戦いとなった厳選の戦い3戦目・・・
デノール国家は最初に何があったのか・・・
そして、ユウが時間を気にして能力を解除した様子を得意げに見ていたシーマの手元のモニターには制限時間残り11時間と表示されていた・・・
0
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる