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第一章 謎の組織、異世界へ行く
悪事25 謎の組織、バイオハザードを展開する
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ここは、とある屋敷の一室。
「まずいぞ、今回の兄上は本気だ。王都騎士団に王命を持たせて調査しているから、表立っての妨害ができん。今のところ、私の関係する屋敷に踏み込んでは来ていないが、関連する証拠が見つかればそれも時間の問題だろう。あとどれくらいの時間を稼げるか……お前のほうの準備はどうなっている?」
「こちらは難航しております……殿下同様に王都騎士団の取り調べが厳しくなっていて王都内にはとても伏せられる状況ではありません。現在は野党に扮して周辺の山や森に待機させております。ですが、そろそろ周辺の村々を襲わねば、食料の維持が出来ない状況になりつつあります」
「バカが、そんなことをすればすぐに討伐隊を送られることになるぞ? その後、お前との関係性が明るみに出れば、最悪の結果ではないか。神明裁判なんぞ、私は御免だぞ。お前のお抱えの商人に近くまで食料を運ばせて、少しずつ奪わせればいいのではないか?」
「それも考えて実行させたのですが、取引詳細と行き先を明確にしないと王都から出る際に嫌疑がかけられるようなのです。1度や2度くらいならまだしも、頻繁に同じところに食料などを運ぶのは怪しまれる可能性が……」
「くそっ、忌々しいことだ。それでも、急ぎ進めなければ計画が危うい。お前のほうは何とかしておけ。私は今日コンタクトがあった聖王国の枢機卿を巻き込めないかを検討しておく。私が王になった際には融通してやるとでも言えば、それなりの譲歩を見込めるだろう」
密談が終わり、辺りから男爵以外の人の気配が消える。
「本物の愚物だな。あんなのが王になるなどと片腹痛いわ。聖王国の枢機卿だって? 敵か味方かも見極めていないような、そんな不透明な異分子を抱えて制御なんてできるものか。ここが潮時か……大会も終わってしまったからな。行動を急がねば、我が身が危うい。王に呼ばれて神明裁判を拒否すれば国賊扱いになってしまうからな」
男爵が左手に装着された指輪をかざすと、紅い光が漆黒の部屋に漏れる。
「おい、国内の処理はどうだ? そろそろタイムリミットのようだ。こちらは、急いで証拠を消しながら亡命に向けて動き出す。私の罪は、全て殿下が被ってくれよう。最低限の準備を進めたら行動に移すから、受け入れの準備は頼むぞ?」
紅い光に照らされたのは、蠢く黒い影。
影は男爵に頷くと、聞き取れない何かを呟いて、再び闇に溶けていった。
「こんなつまらない国はさっさと引き上げて、もっと私の才能を生かせる場所に行くべきなのだよ。バカな殿下に全ての罪を被って死んでもらうとしようか。さて、この国に悔いが残らんようにしっかりと嬲って行かんとな……本来の計画ならば、ウエストバーンの娘を手に入れて遊びながら越境するはずだったのに、あの黒いバカのおかげでご破算だ」
男爵はそう呟くと、己の高ぶりを鎮めるために女を求めて部屋を出て行った。
『統領』が拠点にしている島では、今日も犬モフ族たちが農業に精を出していた。
「ふふふ~、今日も元気そうだね。お水は足りてる? あ、昨日も取ったのに、もう雑草が生え始めてる……よいしょ、よいしょ」
数人の男たちがアプレット畑の世話をしているのだが、以前と違うところが少しだけあった。
「おいおい、今は仕事中なんだから、遊ぶのは後でな。こらこら」
世話をしてくれている犬モフ族の男たちにウネウネと動く緑色の蔦がじゃれているという異様な光景。
よく見れば、畑には蔦が集合したような植物群がたくさん存在していて、それぞれが近くの犬モフ族に蔦を伸ばしていた。
「みなさん、ご苦労様です。今日から、この色の違う土を畑に混ぜていってもらってもいいですか? 成長段階が幼体期に入ったので、そろそろ土だけでは栄養が不足する頃です」
「『参謀』様! 了解です! おい、こらこら、後で遊んであげるからな。これが、お前たちの新しいご飯なんだって。たくさん食べて大きく育つんだぞ?」
実は、このアプレットも『統領』たちの母星で栽培が禁止されている作物の一つ。
理由は簡単、愛情を必要とするというトンデモ特性故に、栽培方法を間違えるとモンスター化して周囲に凄まじい被害が出るからである。
その果実はとても甘露で貴重なのだが、心を許した者にしか採ることが出来ず、無理やり取ろうとすれば、周囲の植物群すべてが全力で抵抗してくる。
野生では1本の自生も確認されていないという、完全に造られた植物生命体なのである。
きっと、これを造った生物学者は性格が明後日の方向にねじ曲がっていたに違いない。
犬モフ族たちに指示を終えた『参謀』は、すぐに次の仕事に取り掛かる。
「おや? 鳥たちと随分と仲良くなったのですね。このままここで働きますか?」
『統領』たちの船から見て、犬モフ族たちの集落の反対側に建てられた小屋の中。
そこには、3人の男たちがダチョウのようなペンギンのような鳥の世話で小屋内の清掃や寝床の干し草の交換などを行っていた。
この鳥たちは、前回に『統領』がウエストバーンの街から持ち帰った生き物である。
産み落とす卵は非常に美味で栄養価が高いが、アタリハズレがあり、ハズレを食べると強烈な腹痛で何日も苦しむというものであった。
しかし、これは卵の表面の細菌による食中毒なので食べる前に正しく洗浄すれば問題は一切ないということが判明している。
「そりゃあ、あんな光景を見せられた後じゃ、しっかり働くしかないだろ? 既に俺たちの命は、あんたの手の中だ。俺はまだ死にたくないから、言われれば何でもするぜ?」
返事をしたのは、以前ここを襲撃してきたチームリーダーだった男。
元々、襲撃者たちは7名ほどいたが、それより数が少なくなっているのは、逃亡を図って頭部が爆散した輩が複数名いたためである。
「あなたたちの頭に生体回路(バイオチップ)を埋めたと『医者』がちゃんと説明したはずですけどね。そして、私たちの許可なしに船から一定距離離れると爆発するから逃亡は不可。死にたくなかったら大人しくしていろ、と」
「そんなこと言われたって、現実味が無さ過ぎて理解できねぇよ。実際に、首なし死体が4つ帰ってきたのを見るまではな。あれを見て、俺たちはもう諦めたよ」
これは重大犯罪者に対する処置の1つなのだが、内容は限りなく邪法に近い。
頭部にバイオチップを埋め込んで、そこを中継地点として脳内の記憶データを抜き取る。また、脳内信号を探ることで対象の真偽を見破ることができるため、ウソがつけなくなる。
もちろん、居場所もわかるし、脳内に特定の信号を送れば脳死にすら出来る。更に、船に搭載されている登録装置から一定距離以上離れると爆散するというおまけ付き。
「ふふふ、殊勝な心掛けですが、先に手を出したのはそちら側ですし、私たちは警告もしましたから、あなたたちの自業自得ですね。今は仮処遇ですが、私たちの『統領』が帰ってきたら改めて処遇を決めますから、もし死にたくなければ善行を積むことです」
「わかってる、あの時ほど自分たちの愚かさを悔やんだ日はない。もう後戻りは出来ないなら、せめて出来るだけ未来が良くなるようにするだけさ。な?」
リーダーの男がそう言うと、ぶんぶんと首を縦にふる他の2人。
「あ、そうそう、もう一度だけ言っておきますけど、あの犬モフ族たちには間違っても手を出さないことです。彼らから襲ってくることはゼロでしょうから、揉める可能性があればあなたたち側に何らかの問題があるはずです。あなたたちの行動が全て評価になるのですから愚行は慎むと良いでしょう。報復で、本国の方々が犠牲にならないと良いですね?」
特に『参謀』の口調に抑揚はなく、淡々と業務連絡しているだけなのだが、その内容を聞いて真っ青になる3人。しかし、これを脅しと言わずに何を言うのか。
爆死した仲間4人の遺体すら『教授』と『医者』と呼ばれた人間たちが嬉々として持って行ったのを自分たちの目で見ている。
彼らにとって未知の技術を扱う集団が、明確な目的を持って行動した時に、それを何も知らない国に民に、どれだけの被害が出るのだろうか。想像しただけでも恐ろしい。
幸か不幸か、少なくともそう考えられる思考があるくらいには、彼らは完全な悪人ではなかったのである。
「ほんと、金に目が眩んだばっかりに……運がねぇよな」
生き残った3人の受難は始まったばかりで、その罪が許される日がくるのかは謎である。
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密談が終わり、辺りから男爵以外の人の気配が消える。
「本物の愚物だな。あんなのが王になるなどと片腹痛いわ。聖王国の枢機卿だって? 敵か味方かも見極めていないような、そんな不透明な異分子を抱えて制御なんてできるものか。ここが潮時か……大会も終わってしまったからな。行動を急がねば、我が身が危うい。王に呼ばれて神明裁判を拒否すれば国賊扱いになってしまうからな」
男爵が左手に装着された指輪をかざすと、紅い光が漆黒の部屋に漏れる。
「おい、国内の処理はどうだ? そろそろタイムリミットのようだ。こちらは、急いで証拠を消しながら亡命に向けて動き出す。私の罪は、全て殿下が被ってくれよう。最低限の準備を進めたら行動に移すから、受け入れの準備は頼むぞ?」
紅い光に照らされたのは、蠢く黒い影。
影は男爵に頷くと、聞き取れない何かを呟いて、再び闇に溶けていった。
「こんなつまらない国はさっさと引き上げて、もっと私の才能を生かせる場所に行くべきなのだよ。バカな殿下に全ての罪を被って死んでもらうとしようか。さて、この国に悔いが残らんようにしっかりと嬲って行かんとな……本来の計画ならば、ウエストバーンの娘を手に入れて遊びながら越境するはずだったのに、あの黒いバカのおかげでご破算だ」
男爵はそう呟くと、己の高ぶりを鎮めるために女を求めて部屋を出て行った。
『統領』が拠点にしている島では、今日も犬モフ族たちが農業に精を出していた。
「ふふふ~、今日も元気そうだね。お水は足りてる? あ、昨日も取ったのに、もう雑草が生え始めてる……よいしょ、よいしょ」
数人の男たちがアプレット畑の世話をしているのだが、以前と違うところが少しだけあった。
「おいおい、今は仕事中なんだから、遊ぶのは後でな。こらこら」
世話をしてくれている犬モフ族の男たちにウネウネと動く緑色の蔦がじゃれているという異様な光景。
よく見れば、畑には蔦が集合したような植物群がたくさん存在していて、それぞれが近くの犬モフ族に蔦を伸ばしていた。
「みなさん、ご苦労様です。今日から、この色の違う土を畑に混ぜていってもらってもいいですか? 成長段階が幼体期に入ったので、そろそろ土だけでは栄養が不足する頃です」
「『参謀』様! 了解です! おい、こらこら、後で遊んであげるからな。これが、お前たちの新しいご飯なんだって。たくさん食べて大きく育つんだぞ?」
実は、このアプレットも『統領』たちの母星で栽培が禁止されている作物の一つ。
理由は簡単、愛情を必要とするというトンデモ特性故に、栽培方法を間違えるとモンスター化して周囲に凄まじい被害が出るからである。
その果実はとても甘露で貴重なのだが、心を許した者にしか採ることが出来ず、無理やり取ろうとすれば、周囲の植物群すべてが全力で抵抗してくる。
野生では1本の自生も確認されていないという、完全に造られた植物生命体なのである。
きっと、これを造った生物学者は性格が明後日の方向にねじ曲がっていたに違いない。
犬モフ族たちに指示を終えた『参謀』は、すぐに次の仕事に取り掛かる。
「おや? 鳥たちと随分と仲良くなったのですね。このままここで働きますか?」
『統領』たちの船から見て、犬モフ族たちの集落の反対側に建てられた小屋の中。
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産み落とす卵は非常に美味で栄養価が高いが、アタリハズレがあり、ハズレを食べると強烈な腹痛で何日も苦しむというものであった。
しかし、これは卵の表面の細菌による食中毒なので食べる前に正しく洗浄すれば問題は一切ないということが判明している。
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彼らにとって未知の技術を扱う集団が、明確な目的を持って行動した時に、それを何も知らない国に民に、どれだけの被害が出るのだろうか。想像しただけでも恐ろしい。
幸か不幸か、少なくともそう考えられる思考があるくらいには、彼らは完全な悪人ではなかったのである。
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