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サンタさんへの願い事
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ガサガサ。
布団からやっと出られた寒い朝、靴下を履こうとして足先に何かがあたった。
なんだろう?
取り出してみるとそれはグシャッと折れ曲がった白い紙で、きちんと、とは言い難いがちゃんと四つ折にされていた。
なんだろう?
好奇心から素早く広げて見ると“サンタさんへ。ゆきをふらせてください”と、弟の文字で書いてあった。
自分の靴下に入れろ!とは思ったが、普段は決して自分から願い事を言うような奴ではない弟が、こうして行動を起こしたのだ。
相当雪が見たいのだろう。
しかしだ、なかなか雪が降らない場所に住んでいると言うのに、サンタさんの力でどうにかなるものだろうか?
そもそも“雪を降らせて欲しい”と言う内容がプレゼント催促手紙として認識されるかどうかも怪しい。
だったら、もっと具体的に言葉を付け足した方が良いかも知れない。
「おぉい、起きろー」
隣で眠っていた弟を揺らして起こし、グシャっと折れ曲がった手紙を返却した。
「あー……」
寝起きでボンヤリしている弟だが、手渡された紙が自分の書いた手紙だと言う事には気がついたのだろう、小さな手で折れ曲がった手紙を綺麗に伸ばし始めた。
「もっと具体的に書いた方が良いと思う」
え?と顔を上げた弟は、え?と首を傾げる。
「勝手に読んだ!?」
そこで怒るのか!?
「俺の靴下に入れたお前が悪い!」
俺をサンタさんの知り合いだとでも思ったのか?
「自分の靴下に入れたもん!」
そう言って枕元に置いていた自分の靴下を俺に見せてくる弟だが、何をどう見たって四つ折の手紙が入る大きさではない。
「この靴下に入ってたからな!」
と、片足しか靴下を履いていない足を出し、手紙の入っていた方の靴下を弟の前に置いてから手紙を奪って靴下の中に入れて見せてやった。
「あ……うぅ……」
なにか思い当たる事でもあったのか、途端に弟は罰が悪そうに視線を靴下から外し、俯いた。
多分だけど、初めは自分の靴下に入れようとして、入らなかったから横に置いていた俺の靴下の中に入れたんだろう。
まぁ、勝手に手紙を読んだ事には変わらないんだけど。
じゃなくて、手紙の内容だ。
「もっと具体的に、何が欲しいのかを書いた方が良いんじゃないか?」
俺は、もっとプレゼントとして用意しやすい内容にした方が良いと、そんな意味の助言をしたつもりだったのに、弟は俯いたまま小声で言った。
「雪、積もって欲しい」
どうやら本当に雪が見たいだけのようだ。
欲のない願いだと言うのに、雪が降るのでさえ珍しいから恐ろしいまでの難題。
何とか叶えてあげたい。
雪っぽい物ではどうだろう?そうだ、確か押入れの中に丁度良い物があった筈!
押入れの中を探して見つけたのは発泡スチロールの板。これを削って綺麗に敷き詰めれば、もしかしたら雪が積もっているように見えるかも知れない。それに、そうだ、冷たくないから風邪をひく心配もない。
よし、早速雪作りに取り掛かろう!
パキッ。
まずは手頃な大きさに折って、
ガリガリ。
引っかく。
ガリガリ。
ひたすら引っかく。
「う~ん……」
思ったのと違う上に、細かくなった発泡スチロールが静電気を帯び、手に引っ付いて取れない。いや、でも1粒1粒は雪っぽくなくても、これを床一面に敷き詰めたらそれっぽく見えるかも知れない。
更にガリガリしていると、騒音に気が付いた母さんがやって来て、
ゴチンッ!
「そんなに散らかして!」
怒られてしまった。
有無を言わさずかけられる掃除機に、俺の10分ほどの苦労が吸い取られてはいるが、手から離れなかった雪もどきも一緒に吸い取ってもらえてスッキリした。
さぁ、別の手を考えないと。
床に敷き詰める何か……敷き詰める、床に?
そうだ!
こたつに入って寛いでいた弟の所に向かい、手をとって無理矢理に立たせる。
「スケートに行こう!」
敷き詰めるんじゃなくて、敷き詰められている場所に行けば解決だ!
「え?急になんで?」
困り果てたような顔で俺を見上げてくる弟は、何度も何度も首を傾げながら、何処となく申し訳なさそうに尋ねてきた。
ふっふっふ。
まさかスケートとは盲点だったようだな。
「雪が見たいなら、敷き詰まってる所に行けば見られるじゃないか」
堂々と、胸を張って発表した後、弟はゆっくりと俺から手を離し、無言のままこたつに入ってしまった。
想像していた反応とは間逆で、どう言う事なのかと俺もこたつに入る。
「それ、雪じゃなくて氷だから」
そらそうだ!
サンタさん、1分で良いので時間を戻してください!
俺堂々とスケートって言っちゃったよ!氷だよ!弟の言う通りだよ!
「今のなし」
呟いて顔を伏せると、ケタケタと笑う弟の声が聞こえた。
このままでは兄として恥ずかしい、何とか雪を見せてやらなければ!
どうやって?
きっと今年も雪は降らないだろう。
人工的な何か?でも発泡スチロールは失敗したし、スケートは氷だ。
紙で作る?いや、それは紙吹雪……吹雪って事は雪?
いやいやしっかりするんだ、紙吹雪を用意してワサ~っと敷き詰めた所でまた“これは紙だから”とか言われるに決まっている。
悔しいけど、雪を用意するのは俺の力では無理だ。
だったら、雪を連想させる何かを……。
そうだ!
勢い良くこたつから飛び出し、勉強机の隅に置いていた貯金箱を手に取って蓋を開けてみた。
「2、3,4……600円もある!」
これだけあれば雪ダルマのぬいぐるみが買える筈だ!
そうと決まれば早速おもちゃ屋さんに行こう。
財布の中にお金を入れて、自転車を飛ばしておもちゃ屋さんに入ってすぐ、目当ての雪ダルマが迎えてくれた。
どれにしようかな、やっぱり大きい方が……あぁ、やっぱり大きいのは高いなぁ。だったら少し小さめの……。
駄目だ、小さいのも買えない。
どうしよう、折角ここまで来たのに買える物がないよ。
どうしよう、弟に雪を見せてあげたかったのに、これじゃあ何も見せてあげられない。
何も買えずに来た道を戻る。
色々考えてみても、雪に繋がらない。
そもそも雪ダルマにしようって所から可笑しかったのかも知れない。だけど、雪が降らないんだもん。
だったら、この600円を使って雪が降りそうな所に行く?
勝手に遠出したら父さんと母さんに怒られるよね……。
白く広がって消える溜息を何度か吐いた。
家が見えてきて、何もプレゼントが用意できていないまま、
「ただいま」
と、こたつに座る弟の隣に座った。
「何処に行ってたの?」
自転車でおもちゃ屋まで、とか言ったら“連れて行って欲しかった”なんて拗ねられてしまうので、ここは本当の事は秘密にしよう。
「散歩」
おもちゃ屋さん経由の散歩、嘘じゃないもんね!
「ふぅん」
興味なさそうな返事が聞こえた後、お腹がグゥ~と鳴った。
そう言えば朝から何も食べてなかった。
プレゼントの事を色々と考えるのは、ご飯を食べてからにしよう。
台所に向かい、茶碗を手に炊飯器の蓋を開けると、そこには真っ白なご飯の粒が……真っ白な、粒だ!
「おにぎり作ろう!」
え?と首を傾げる弟を他所に、俺はボールにご飯を移して冷ます。
おにぎりなんて本当は作った事ないけど、それでもこの白い粒は雪と見立てるには丁度だ!
冷たくないけど……寧ろ熱々だけど……。
「これで良い?」
弟の小さい手では歪で、小さなおにぎりしか作れなかったけど、今はこれが丁度良い。
俺は、自分の作ったおにぎりの上に弟のおにぎりを乗せ、自信たっぷりに言ったんだ。
「ホラ、雪ダルマ!」
無言の弟は、ジッとおにぎり雪ダルマを眺め、そして急に顔を上げ、
「僕、雪ダルマ作ってみたかったんだ!ありがとう兄ちゃん」
と、物凄い笑顔を向けてくれた。
布団からやっと出られた寒い朝、靴下を履こうとして足先に何かがあたった。
なんだろう?
取り出してみるとそれはグシャッと折れ曲がった白い紙で、きちんと、とは言い難いがちゃんと四つ折にされていた。
なんだろう?
好奇心から素早く広げて見ると“サンタさんへ。ゆきをふらせてください”と、弟の文字で書いてあった。
自分の靴下に入れろ!とは思ったが、普段は決して自分から願い事を言うような奴ではない弟が、こうして行動を起こしたのだ。
相当雪が見たいのだろう。
しかしだ、なかなか雪が降らない場所に住んでいると言うのに、サンタさんの力でどうにかなるものだろうか?
そもそも“雪を降らせて欲しい”と言う内容がプレゼント催促手紙として認識されるかどうかも怪しい。
だったら、もっと具体的に言葉を付け足した方が良いかも知れない。
「おぉい、起きろー」
隣で眠っていた弟を揺らして起こし、グシャっと折れ曲がった手紙を返却した。
「あー……」
寝起きでボンヤリしている弟だが、手渡された紙が自分の書いた手紙だと言う事には気がついたのだろう、小さな手で折れ曲がった手紙を綺麗に伸ばし始めた。
「もっと具体的に書いた方が良いと思う」
え?と顔を上げた弟は、え?と首を傾げる。
「勝手に読んだ!?」
そこで怒るのか!?
「俺の靴下に入れたお前が悪い!」
俺をサンタさんの知り合いだとでも思ったのか?
「自分の靴下に入れたもん!」
そう言って枕元に置いていた自分の靴下を俺に見せてくる弟だが、何をどう見たって四つ折の手紙が入る大きさではない。
「この靴下に入ってたからな!」
と、片足しか靴下を履いていない足を出し、手紙の入っていた方の靴下を弟の前に置いてから手紙を奪って靴下の中に入れて見せてやった。
「あ……うぅ……」
なにか思い当たる事でもあったのか、途端に弟は罰が悪そうに視線を靴下から外し、俯いた。
多分だけど、初めは自分の靴下に入れようとして、入らなかったから横に置いていた俺の靴下の中に入れたんだろう。
まぁ、勝手に手紙を読んだ事には変わらないんだけど。
じゃなくて、手紙の内容だ。
「もっと具体的に、何が欲しいのかを書いた方が良いんじゃないか?」
俺は、もっとプレゼントとして用意しやすい内容にした方が良いと、そんな意味の助言をしたつもりだったのに、弟は俯いたまま小声で言った。
「雪、積もって欲しい」
どうやら本当に雪が見たいだけのようだ。
欲のない願いだと言うのに、雪が降るのでさえ珍しいから恐ろしいまでの難題。
何とか叶えてあげたい。
雪っぽい物ではどうだろう?そうだ、確か押入れの中に丁度良い物があった筈!
押入れの中を探して見つけたのは発泡スチロールの板。これを削って綺麗に敷き詰めれば、もしかしたら雪が積もっているように見えるかも知れない。それに、そうだ、冷たくないから風邪をひく心配もない。
よし、早速雪作りに取り掛かろう!
パキッ。
まずは手頃な大きさに折って、
ガリガリ。
引っかく。
ガリガリ。
ひたすら引っかく。
「う~ん……」
思ったのと違う上に、細かくなった発泡スチロールが静電気を帯び、手に引っ付いて取れない。いや、でも1粒1粒は雪っぽくなくても、これを床一面に敷き詰めたらそれっぽく見えるかも知れない。
更にガリガリしていると、騒音に気が付いた母さんがやって来て、
ゴチンッ!
「そんなに散らかして!」
怒られてしまった。
有無を言わさずかけられる掃除機に、俺の10分ほどの苦労が吸い取られてはいるが、手から離れなかった雪もどきも一緒に吸い取ってもらえてスッキリした。
さぁ、別の手を考えないと。
床に敷き詰める何か……敷き詰める、床に?
そうだ!
こたつに入って寛いでいた弟の所に向かい、手をとって無理矢理に立たせる。
「スケートに行こう!」
敷き詰めるんじゃなくて、敷き詰められている場所に行けば解決だ!
「え?急になんで?」
困り果てたような顔で俺を見上げてくる弟は、何度も何度も首を傾げながら、何処となく申し訳なさそうに尋ねてきた。
ふっふっふ。
まさかスケートとは盲点だったようだな。
「雪が見たいなら、敷き詰まってる所に行けば見られるじゃないか」
堂々と、胸を張って発表した後、弟はゆっくりと俺から手を離し、無言のままこたつに入ってしまった。
想像していた反応とは間逆で、どう言う事なのかと俺もこたつに入る。
「それ、雪じゃなくて氷だから」
そらそうだ!
サンタさん、1分で良いので時間を戻してください!
俺堂々とスケートって言っちゃったよ!氷だよ!弟の言う通りだよ!
「今のなし」
呟いて顔を伏せると、ケタケタと笑う弟の声が聞こえた。
このままでは兄として恥ずかしい、何とか雪を見せてやらなければ!
どうやって?
きっと今年も雪は降らないだろう。
人工的な何か?でも発泡スチロールは失敗したし、スケートは氷だ。
紙で作る?いや、それは紙吹雪……吹雪って事は雪?
いやいやしっかりするんだ、紙吹雪を用意してワサ~っと敷き詰めた所でまた“これは紙だから”とか言われるに決まっている。
悔しいけど、雪を用意するのは俺の力では無理だ。
だったら、雪を連想させる何かを……。
そうだ!
勢い良くこたつから飛び出し、勉強机の隅に置いていた貯金箱を手に取って蓋を開けてみた。
「2、3,4……600円もある!」
これだけあれば雪ダルマのぬいぐるみが買える筈だ!
そうと決まれば早速おもちゃ屋さんに行こう。
財布の中にお金を入れて、自転車を飛ばしておもちゃ屋さんに入ってすぐ、目当ての雪ダルマが迎えてくれた。
どれにしようかな、やっぱり大きい方が……あぁ、やっぱり大きいのは高いなぁ。だったら少し小さめの……。
駄目だ、小さいのも買えない。
どうしよう、折角ここまで来たのに買える物がないよ。
どうしよう、弟に雪を見せてあげたかったのに、これじゃあ何も見せてあげられない。
何も買えずに来た道を戻る。
色々考えてみても、雪に繋がらない。
そもそも雪ダルマにしようって所から可笑しかったのかも知れない。だけど、雪が降らないんだもん。
だったら、この600円を使って雪が降りそうな所に行く?
勝手に遠出したら父さんと母さんに怒られるよね……。
白く広がって消える溜息を何度か吐いた。
家が見えてきて、何もプレゼントが用意できていないまま、
「ただいま」
と、こたつに座る弟の隣に座った。
「何処に行ってたの?」
自転車でおもちゃ屋まで、とか言ったら“連れて行って欲しかった”なんて拗ねられてしまうので、ここは本当の事は秘密にしよう。
「散歩」
おもちゃ屋さん経由の散歩、嘘じゃないもんね!
「ふぅん」
興味なさそうな返事が聞こえた後、お腹がグゥ~と鳴った。
そう言えば朝から何も食べてなかった。
プレゼントの事を色々と考えるのは、ご飯を食べてからにしよう。
台所に向かい、茶碗を手に炊飯器の蓋を開けると、そこには真っ白なご飯の粒が……真っ白な、粒だ!
「おにぎり作ろう!」
え?と首を傾げる弟を他所に、俺はボールにご飯を移して冷ます。
おにぎりなんて本当は作った事ないけど、それでもこの白い粒は雪と見立てるには丁度だ!
冷たくないけど……寧ろ熱々だけど……。
「これで良い?」
弟の小さい手では歪で、小さなおにぎりしか作れなかったけど、今はこれが丁度良い。
俺は、自分の作ったおにぎりの上に弟のおにぎりを乗せ、自信たっぷりに言ったんだ。
「ホラ、雪ダルマ!」
無言の弟は、ジッとおにぎり雪ダルマを眺め、そして急に顔を上げ、
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