カースブレイカーズ 〜美夜ちゃんは呪われた幻夢世界をひっくり返す!〜

ユキマサ

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第一夜 夢のゲーム

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 ──当ゲーム「カースブレイカーズ」をプレイしていたたき、ありがとうございます。
 このゲームは貴方の夢を媒介にして、異世界「カーラス」での冒険を実体験出来るまさしく夢のゲームです。
 様々な呪いに苦しめられているこの世界を、貴方の手で救って下さい。
 まずはこの世界での貴方の分身(アバター)を作成して下さい。──


「良し。ベースのキャラメイク完了。次は種族設定ね」

 目の前に浮かぶ少女をチェックしながら、私は呟く。
 銀色の髪の毛をボブカットにした体格小さめの、可愛らしさを強調した女の子。体感で2時間以上かけて創った自慢のアバター、私の分身。
 空中に浮かび上がる「完了」の文字をタップすると、その娘の横に、人間、半獣人、鳥人、鬼人、半鱗人、花人┈┈等々の種族説明が表示される。
 
 人間 火、水、風、地、光、闇の全属性を持つがステータス成長は平均。ランダムで呪い付き。
 半獣人 火、水、風、土から基本属性選択可能。力と素早さが成長しやすい。月齢によってステータス変動。
 有翼人 基本属性は風。飛行可能。素早さが成長しやすい。重装備不可。
 鬼人 基本属性は火。力が成長しやすい。魔物の肉を食べてアビリティアップ。
 半鱗人 基本属性は水。素早さや体力が成長しやすい。水中や雨天でステータスアップ。
 花人 基本属性は地。魔力が成長しやすい。陽光下で魔力回復。火に弱く金属装備不可。

 種族を選択していくのに合わせて、獣耳&尻尾、翼、小さな角、花飾り等の種族的特徴が少女に付与されていく。
 
「どれもかわいいけど、なんかしっくりこないなー」
 
 厳しくチェックしながら、次々に種族を切り替えていく。2時間もかけて創ったアバターだ。とことんこだわり抜きたい。

「これも違う。うーん、惜しい。うん?オオッ!これは!?」
 
 なんという事だろう。可憐で可愛らしさ満点の私の分身が、エ、エ、エロくなってる!
 ┈┈ゴホン、もとい、ダークな雰囲気が追加され妖艶さが増し、元からの可愛らしさと絶妙にミックスされて、例えるなら小悪魔的ロリ可愛らしさ。天使から堕天使へと堕ちたギャップ萌え。見よ!肌は透き通るように白く、瞳は紅く染まっている!口元から覗く八重歯がとってもチャーミング!あれ?これって牙?

「┈┈種族、半吸血鬼。基本属性は地と闇。暗闇もしくは吸血行為によるステータスアップ。HP 回復。けれど、陽光下ではステータスとHP 、MP半減!火と光に弱く、回復魔法効果半減、そんでもって教会利用不可!なにこれ?縛り強すぎない?」
 
 要は、夜やダンジョン等の陽の光が差さない場所ではめっぽう強いが、昼間のフィールドではただのゴミ。日光で燃えて灰になる可燃ゴミだ。何よりきついのは教会が利用出来ない点。このゲームでこれってどうなんだろう。ちゃんと救済策はあるんだろうか?
 
「上級者向けの種族だねー。初心者にはハードル高いかな?」

 でも、この娘を諦めるなんて出来ない。はっきり言って一目惚れです!君と一緒ならどんな苦難も越えていける。だから私と結婚してく┈┈ゴホン、興奮し過ぎた。まあ、想いは一緒だけど。
 では、婚姻届に判を押して┈┈ではなくて、半吸血鬼に決定キーを押して最後の名前入力画面に移る。

 名前はどうしようかな?吸血鬼┈┈闇、夜、ヤミ┈┈ん?ミヤ、美夜。よし、この娘の名前は美夜に決定。一発で審査が通って無事入力完了。

 これでキャラメイク全ての作業が完了して、いよいよゲームスタートだ。

 どこからともなく、アナウンスが聞こえる。

「ようこそ、この呪われた世界へ。冒険をお楽しみ下さい」


 気が付くと、古く小さな家に私は居た。森の中の小さな一軒家。周りには誰も住んでおらず、母親と二人で暮らしている。という設定が自然に頭のなかに入っている。目の前の粗末なベットに女性が横たわっている。初めて会うはずなのに分かる。私、いや、美夜の母親だ。

 これが現在大ヒット中の家庭用VRゲーム機、バーチャルドリームの特徴の一つだ。
誰しも普通の夢の中で現実の自分を忘れて、夢の中の自分になりきってしまう事があると思う。詳しい理屈はわからないけどバーチャルドリームは、そういう設定をプレイヤーの意識に刷り込ませて、ストーリーを円滑に進めてくれるらしい。
 
「美夜。よくお聞き」
 
 母親が弱々しく、けれど強い意思を込めて私に話しかける。すごい。これがこのゲームのNPC なのか。外見は3Dアニメだけど、確かな存在感がある。

「私はもうすぐ天に召されます。貴女はこれから一人で生きていかなくてはいけません。けれど、この世界は貴女にとってとても厳しい世界です」

 母の言葉は続く。

「世界は呪いで満ちあふれています。生きて行く上で必要な狩りや漁、野菜の収穫でさえ何らかの呪いがかかってしまいます。その都度、教会の神父様やシスターから祝福を受け、呪いを浄化して生きているのです。ですがあなたは┈┈」

悲しい目で声を振り絞る母。
 
「半吸血鬼であるあなたは教会に入れません。教会に満ちている聖なる力があなたを拒んでしまうのです!」
 
 ガーン!と効果音が響く。オオッ今明かされる衝撃の事実!なんちゃって。

「ですが、心配は要りません。世の中には魔に属する者にも祝福を与えてくれる人達がいます。彼らは異端扱いされ、教会から追われた人達。異端宣教師なら貴女に祝福を授けられます。この私のように」

 母が私の手を強く握りしめる。何か暖かいモノが流れこんでくる感覚。

〔美夜は100Pの祝福を受け取った〕

 アナウンスと共に軽くファンファーレが流れる。

「私は元、異端宣教師。今まで貴女を呪いから守ってきた力を全て託します。大切に使うのですよ。そしてもう一つ、これを」

 一枚の滑らかに光る金属プレートを渡される。

「これは、ステータスプレート。触れたものの能力を数値化して教えてくれます。他にもアイテムの収納、通信、百科辞典、映像の記録が出来る古代文明のレアアイテムです。私が昔使っていたものですが、貴女に譲ります」

 お母さん、貴女いったい何者ですか?とツッコミたいけどグッと抑える。私は空気の読める女なのだ。まあ、プレイヤー全員に渡されるものだろうし。

 ステータスプレートを見ると、私の能力が表示される。

───────────────────────────────────────

 美夜 レベル1
 種族〈半吸血鬼〉

 [アビリティ]
〈暗闇下ステータスアップ、HP回復〉〈地属性1〉〈闇属性1〉
〈魔性の魅力〉
〈陽光下ステータスダウン、HP半減、MP半減〉〈火耐性ダウン〉〈光耐性ダウン〉
〈回復効果半減〉〈教会利用不可〉

 [スキル]
 〈吸血〉

〈HP 〉 50/100 〈MP〉  25/50
〈力〉3/6〈素早さ〉2/4  〈体力〉3/6〈技術〉3/3〈魔力〉3/3
〈知力〉3/3 〈精神力〉2/2〈魅力〉5/5〈幸運〉1/1



───────────────────────────────────────

 うん、かなり歪なステータスだ。しかし、〈魔性の魅力〉とはいったい何ぞや?
 
「見ての通り、昼間のフィールドでは貴女はまともに戦うことは出来ません。ですが貴女には〔魔性の魅力〕があります。戦った相手が貴女に好意を持ったなら……」
 
 某大作RPG の魔物使いみたいなものか。魅力が上がれば仲間を増やせるのかな?
 
「血を吸いなさい。戦いに勝って相手を屈服させ、貴女の魅力にやられている瞬間に血の契約を結べば、使い魔の出来上がりです」
 
 うーん、とってもバンパイア!
 
「これで伝えるべき事は全て伝えました。最後に何か聞きたい事はありますか?」
 
 途端、目の前にウインドウが広がり、選択肢が表示される。

〔お父さんについて教えて下さい〕

〔お母さんを治す方法はないの?〕

 何?このとっても重要そうな選択肢。分岐ルート?でもチュートリアルでいきなりそれはないと思いたい。
 ちょっと調べるために、母親にステータスプレートを当ててみる。

───────────────────────────────────────
 マリアベル レベル94
〔美夜の母親〕〔余命わずか〕〔元異端宣教師〕
〔吸血鬼ハンター〕〔吸血鬼を愛した女〕
─────────────────────────────────────── 
 ┄┄┄┄。元聖職者の母と吸血鬼の父の間にいったい何があったのか、とても気になる乙女心。

「そう、お父さんの事が知りたいのね」
 
 どこか遠い目をしながら、母親は語り始めた。
 
「私は昔、敬虔な聖職者であり、魔を払う退魔士でもあったわ」

 その言葉に反応して、私の手の中のステータスプレートが映像を映し出す。
 これは、若い頃の母親マリアベルの映像か?ただ修道服は改造され、胸元は大きく開き、スカートは腰元までスリットが入っている。何故か二丁拳銃を装備しており、獰猛な笑みを浮かべている。どう見ても派手な修道女のコスプレをした女ガンマンだ。とても敬虔な聖職者には見えない。 
 幸いにも、マリアベルさんから死角になっており映像は見えていない。
 
 「あの人はとても強い吸血鬼でした。私は必死で彼と戦いました」
 
 映像が切り替わる。
 実に楽しそうに笑いながら、二丁拳銃を乱射しているマリアベルさん。と、実に必死に逃げ回る女顔した線の細い美少年。あれが吸血鬼?私の父さん?
 
「戦っているうちに、やがて私達は互いを認め合い、愛し合うようになりました」
 
 拘束され、さるぐつわで牙を封じられた涙目の父と、興奮して、半裸になりながらゆっくりとにじり寄るマリアベルさんが映し出される。肉食系女子と草食系男子の縮図がそこにあった──って、普通逆でしょ!何で吸血鬼が聖職者に襲われてるの?しかも性的に!
 
「一夜明け、目を覚ますとあの人はもう去っていました。それきり会っていません」
 
 満足そうに眠るマリアベルさんから、泣きながら逃げて行く父の姿がそこにあった。情けない姿だった。ロマンチックの欠片もない。本当の子供がこれ見たらトラウマものだよ。
 そんな事をあれこれ考えながら、呆然としている私を不思議に思ったのだろう、マリアベルさんが私の視線を追った。

「──」
「──」
 
 そして、空気が凍り付いた。
 
 ──いや、これどうすればいいの?なんて声をかければいいの?そ、そうだリセット!運営さん選択肢やり直しプリーズ!
 などとパニクってると、マリアベルさんが動いた!

 パパン!

 何処から取り出したのか、拳銃を打ち放ち、私の手にあるステータスプレートを弾き飛ばす!即座に映像がかき消える。
 み、見えなかった。弱っている人間の動きじゃない。マリアベルさんパナイっす。
 ゲフン、ゲフンとわざとらしい咳をしながら、何事もなかったかのようにベッドに横になるマリアベルさん。
「ここから街道に沿って進めば町が見えます。半吸血鬼の貴女は冒険者として生きるのが妥当ですが、道はいろいろあります。空の上から星になって幸せを祈ってますよ。
 ──では、お別れです。ガクッ」

 流れるレクイエム。いや、あんた今自分でガクッて──
 暗転。場面が切り替わり、家の側に立てられた墓標の前に私は立っていた。

〔マリアベル、ここに眠る〕

 実に惜しい人を亡くした。もう会えないのが寂しい。短いやりとりだったが、楽しい人だった。最後、速攻で締めに走ったとことか。
 
 そんなことを思っていると、手に持っていたステータスプレートが突然震えだす。

『警告。先程の衝撃により、システムにエラーが発生しました。』
 
 ──うん?
 
『これより機能を制限して、修復に当たります。解析、収納、通信はレベル1に下がります。マリアベルが入力した地図、魔法理論、合成レシピ、モンスター分析、映像記録などは残念ですが全て消えてしまいました。また新たに入力して下さい。』

 ──────

 あー、うんうん、わかってる。これはあれよアレ、最初から便利る運営の設定でしょ。
 でもね、悔しいものは悔しいのよ。昔、某大作RPGの冒険の書が消えてしまった時のように──

 「マリアベルさんのバカー!!」

 私の魂の叫びは、大自然の山々にこだましたのだった。





    
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