崖っぷち少年の人生物語

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異変のはじまり

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小学6年になった僕は、いつも通りに生活をしていた。

最終学年でもあるため、
運動会では応援団長を務め盛大に盛り上がった。

運動会が終わり、最後の夏休みを終えた頃
母からある、話を受ける。

「明日、制服の採寸あるから」

中学といえば、学ランだ。

ふと思った僕は、いよいよ中学生かと
少し気分が高くなっていた。


採寸の日・・・

母と向かったのは、制服屋ではなく
友人の自宅である。

そこには、学ラン1着とカバンが置いてあった。

ボロボロではないが、
少し使用した感じのある物だ。


「これ、着てみて」

母に言われた僕は、制服を来てみるが、
さすがにオーバーサイズではある。

ただ、中学は身長が大きく伸びる事を予想して
大きめのサイズを頼むそうだ。

よくよく話を聞くと、用意されてた制服は、
昨年まで同じ中学に通ってた、
友人の子供が着ていた制服との事。

俗に言う、お古というやつだ。

処分するか悩んでたそうで、
それを譲り受ける事になった。

12才の僕は、若干の思春期な時期
多少なりの、抵抗な感情を抱いた。

「新品ではないんだ・・・」

よくよく考えると、新品の制服など
買えるなんて、程遠い生活環境ではある。

気持ちをこらえて、その制服を受け入れた。

年があけて、3学期
放課後、グラウンドでいつも通り遊んでいた。

僕の学校は、小学生と中学校が同じ敷地にあるため、
遊具のすぐそばで、中学生がテニスをしている。

「部活か・・・」

もうすぐ中学という事で、
なんとなく興味を持っていた。

運動は好きな方だから、
やりたくないとは思わなかった。

眺めていると、ある方から声がかかる。

「中学入学したら、ここに来いよ」

小学校の時から、面識のあった先輩からの
誘いであった。

僕は、足が早かったため、
陸上とかやっては見たかったが、
人数の少ない学校のため、部活は2つしかない。

「まだ、走れる方か・・・」

と、なんとなくテニス部への入部を意識しはじめた。

そして、3月無事に小学校を卒業した。

つづく・・・


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