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15.ストーカーの正体
ストーカーの正体②
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「いっぱい感じて」
鷹條は亜由美の下肢の淫芽だけでなく、その内壁までも探るように指で触れる。
外と中とを同時に愛撫されて亜由美の身体は堪えきれず細かく震えてしまう。
「……っ!」
玄関中に亜由美の下肢からの湿った音が響いた。中の感じるところに鷹條の指の存在を感じながら、強く吸われた瞬間に亜由美は達してしまっていた。
壁に手をつくように後ろ向きにされた亜由美は、絶頂の余韻を残す蜜口に鷹條の猛ったものを擦られる。
優しくすると言った言葉通り、鷹條はただ擦るだけでその熱く硬いものを中には入れずに擦るだけだ。
亜由美の口元から咥えさせられていた服が外れる。浮かされたように亜由美は鷹條を振り返った。
「し……て? 挿れてちゃんと、して……」
熱の篭った目で見つめると鷹條が苦笑する。
「了解」
そう返事した鷹條は熱杭をぐっと奥まで突き入れてきた。
内壁を擦られる感触と共に先端が最奥をきゅっと押すのを感じて亜由美の身体が震えた。
激しくされるわけではない。その律動は緩やかだ。それなのに奥を押されれば身体がどうしようもなく震えて、引き出される時は絡みつくようにしてしまう。
亜由美の目には自分の手の上に重ねられてぎゅっと強く握ってくれている、鷹條の包み込むような大きな手が見えていた。
どこもかしこも感じさせられておかしくなりそうだった。後ろからされていても鷹條がしっかりと抱きしめていてくれるから不安はない。
後ろからの行為は普段と当たるところも擦られるところも全く違って、いつもと違う感覚に亜由美は翻弄されていた。
これ以上声を抑えることなんてできない。
亜由美は肩越しに鷹條に振り返る。
熱っぽく亜由美を見つめる鷹條は色香が滴るようでその表情を見るだけでも胸が締め付けられそうだ。
「千智……さん」
「どうした?」
「こえ……っ、抑えられないの。塞いで?」
亜由美の意図を察した鷹條は向かい合わせになり、亜由美の口を唇で塞いだ。
律動が激しくなる。
「も、無理っ」
「もうちょっと、頑張って」
声が漏れそうになるとその口元をキスで塞いで、二人は同じタイミングで絶頂を極めた。
ぎゅうっとお互いの身体を強く抱き合って、はぁはぁと荒くなる呼吸を整える。
「ごめん……」
「どうして謝るの?」
「可愛すぎて、我慢できなかった」
鷹條が我慢できないなんてことの想像がつかないので、亜由美はくすっと笑ってしまう。
「ん? 笑った?」
「だって、千智さんが我慢できないなんて想像できなくて。いつもストイックなイメージだから」
ふっと苦笑するような表情を浮かべて、鷹條は亜由美をきゅっと抱きしめた。
「亜由美が可愛すぎる。俺が触るから感じる、とかは我慢できなくなるだろう。大事にしたいんだ」
その言葉に亜由美は胸が温かくなって、鷹條を抱きしめ返した。
「大事にされてるよ? 私が千智さんのことを好き過ぎて感じちゃうんだと思うの」
お互い顔を見合わせて笑ったあと、自然と顔が近づく。その時したキスはお互いへの好きの気持ちと大事にしたい気持ちが重なったものだったかもしれなかった。
着替えた二人はキッチンで食事を作ることにする。結局、ルーを使えば早いからと鷹條がカレーを作ることになった。
鷹條の作るカレーは野菜をフードプロセッサーで細かくしてしまうのが特徴らしい。
「火を通すのに時短できるからっていう単純な理由だけどな」
豚バラも薄切りなのは同様の理由だそうで、短い時間で調理することを優先しているのが鷹條らしい。
軽く火を通して、香りが出てきたらお湯を足して、ローリエを入れている。
鷹條は亜由美の下肢の淫芽だけでなく、その内壁までも探るように指で触れる。
外と中とを同時に愛撫されて亜由美の身体は堪えきれず細かく震えてしまう。
「……っ!」
玄関中に亜由美の下肢からの湿った音が響いた。中の感じるところに鷹條の指の存在を感じながら、強く吸われた瞬間に亜由美は達してしまっていた。
壁に手をつくように後ろ向きにされた亜由美は、絶頂の余韻を残す蜜口に鷹條の猛ったものを擦られる。
優しくすると言った言葉通り、鷹條はただ擦るだけでその熱く硬いものを中には入れずに擦るだけだ。
亜由美の口元から咥えさせられていた服が外れる。浮かされたように亜由美は鷹條を振り返った。
「し……て? 挿れてちゃんと、して……」
熱の篭った目で見つめると鷹條が苦笑する。
「了解」
そう返事した鷹條は熱杭をぐっと奥まで突き入れてきた。
内壁を擦られる感触と共に先端が最奥をきゅっと押すのを感じて亜由美の身体が震えた。
激しくされるわけではない。その律動は緩やかだ。それなのに奥を押されれば身体がどうしようもなく震えて、引き出される時は絡みつくようにしてしまう。
亜由美の目には自分の手の上に重ねられてぎゅっと強く握ってくれている、鷹條の包み込むような大きな手が見えていた。
どこもかしこも感じさせられておかしくなりそうだった。後ろからされていても鷹條がしっかりと抱きしめていてくれるから不安はない。
後ろからの行為は普段と当たるところも擦られるところも全く違って、いつもと違う感覚に亜由美は翻弄されていた。
これ以上声を抑えることなんてできない。
亜由美は肩越しに鷹條に振り返る。
熱っぽく亜由美を見つめる鷹條は色香が滴るようでその表情を見るだけでも胸が締め付けられそうだ。
「千智……さん」
「どうした?」
「こえ……っ、抑えられないの。塞いで?」
亜由美の意図を察した鷹條は向かい合わせになり、亜由美の口を唇で塞いだ。
律動が激しくなる。
「も、無理っ」
「もうちょっと、頑張って」
声が漏れそうになるとその口元をキスで塞いで、二人は同じタイミングで絶頂を極めた。
ぎゅうっとお互いの身体を強く抱き合って、はぁはぁと荒くなる呼吸を整える。
「ごめん……」
「どうして謝るの?」
「可愛すぎて、我慢できなかった」
鷹條が我慢できないなんてことの想像がつかないので、亜由美はくすっと笑ってしまう。
「ん? 笑った?」
「だって、千智さんが我慢できないなんて想像できなくて。いつもストイックなイメージだから」
ふっと苦笑するような表情を浮かべて、鷹條は亜由美をきゅっと抱きしめた。
「亜由美が可愛すぎる。俺が触るから感じる、とかは我慢できなくなるだろう。大事にしたいんだ」
その言葉に亜由美は胸が温かくなって、鷹條を抱きしめ返した。
「大事にされてるよ? 私が千智さんのことを好き過ぎて感じちゃうんだと思うの」
お互い顔を見合わせて笑ったあと、自然と顔が近づく。その時したキスはお互いへの好きの気持ちと大事にしたい気持ちが重なったものだったかもしれなかった。
着替えた二人はキッチンで食事を作ることにする。結局、ルーを使えば早いからと鷹條がカレーを作ることになった。
鷹條の作るカレーは野菜をフードプロセッサーで細かくしてしまうのが特徴らしい。
「火を通すのに時短できるからっていう単純な理由だけどな」
豚バラも薄切りなのは同様の理由だそうで、短い時間で調理することを優先しているのが鷹條らしい。
軽く火を通して、香りが出てきたらお湯を足して、ローリエを入れている。
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