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第四章 夜が終わる前に
22.戦う資格
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――時東……穂乃果。
柔らかな黒髪はゆるくアップにセットされ、顔の横の残り毛が大きく柔らかに巻かれている。照明を受けて淡く艶めくその髪が、彼女の高貴さをより引き立てているように感じられた。
遠くで誰かの笑い声が弾ける。グラスが触れ合う乾いた音と談笑が絶え間なく続いているはずなのに、このカウンターの内側だけ、まるで真空になったかのように音が薄かった。
世界が切り取られたその中心に、自分と彼女だけが立たされている――そんな錯覚に、晴菜は一瞬、視界が揺らぐのを感じた。
硬直した晴菜の様子を見遣った彼女は、少しだけ困ったように眉を下げて微笑んだ。その笑みには麗奈とは違い、敵意も優越も感じられなかった。
「お仕事中にごめんなさい。私も今、対外的に大きく動けるわけじゃないの。今夜はおじい様も一緒に来てるから。お酒、作りながら話してくれる?」
会場の喧騒が波のように寄せては返す。それでも、このカウンターを挟んだ数十センチの距離だけが、冬の月夜のように静まり返っていた。
彼女のその言葉の端々に、用心深い距離感が滲んでいる。奏汰との縁談を受けたくないと言っていた彼女。けれど縁談に前向きな祖父が同席している以上、ここで自分との接触を特別なものとして悟られるわけにはいかない。雑談に偽装する最小限の意思疎通を取ってほしいのだ、と、晴菜は彼女の思惑を朧気に察した。
視線のみで隣を確認すると、松本は少し離れた位置でシャンパンを注いでいる。こちらに注意を向ける様子はない。仕事として成立する距離と構図だった。
晴菜はバーテンダーとしての仮面を被り直しながら、ゆっくりと顔を上げた。表情を整え、声の高さをいつもの位置に戻す。
「……かしこまりました」
晴菜は震えそうになる指先に意識を集中させ、グラスを手に取る。氷を掴む指先にわずかな震えが走ったものの、なんとかそれを抑え込みグラスへ滑り込ませた。カランとした乾いた音が、動揺を覆い隠してくれた。
「彼とは、幼馴染みたいなものなの。といっても冠婚葬祭で顔を合わせるくらいだけれど」
穂乃果は、周囲からはカクテルの出来上がりを待つ優雅な客にしか見えない所作で大理石のカウンターにそっと指先を添えた。
白魚のような細い指先に、淡い藤色のグラデーションネイルが映えている。
「柑橘系で……よろしいでしょうか」
「ええ、お願い。……母が、あなたに無礼を働いたと彼から聞きました。その節はごめんなさい。それから、縁談を力づくで進めようとしていることも」
相手が誰か、名乗らなくても晴菜には分かっていた。先ほど、晴菜が目元に見覚えがあると感じたのは、勘違いでもなんでもなかったのだ。
彼女は微笑みを崩さず、ゆるりと顔の横の髪を耳にかけていく。
「私も彼と同じ。彼と結婚するつもりなんて、一ミリもありません。想っている人がいます」
さらりと告げる声は、驚くほど静かだった。感情をぶつけるでも、訴えるでもない。
その声音は覚悟を決めた人間のそれに近く、晴菜は思わず一瞬だけ手を止めてしまう。
「……炭酸はお好きですか?」
一瞬の硬直を誤魔化すように、晴菜は必死に口角を上げる。頬の筋肉が強張っているのが自分でもわかった。
「少し苦手。微炭酸があればそちらで」
「承知しました」
晴菜はドイツ製の微炭酸水のボトルに手を伸ばし、ゆっくりとそれを開封する。カウンターに置いたグラスへ淡い液体を注ぐと、真珠のような泡が立ちのぼってすぐに消えた。
穂乃果は晴菜の手元を見つめ、静かに言葉を重ねる。
「母は外堀を埋めるのが得意なんです。すでに親族や取引先には、婚約が内定しているかのように吹聴して回っています。このままでは、彼も私も、家の都合で塗り潰されてしまう」
「……」
「私が言っても、母は聞きません。『若さゆえの迷い』で片付けられてしまう。彼もかなり反発していて、それであちらの社長さんが取り持つ形での食事会が決まりました。両家が揃うその食事会の場で、母に逃げ場のない真実を突きつける必要があります」
穂乃果はそう言って、晴菜をまっすぐに見据えた。その瞳には、自らの人生を掴み取ろうとする熾火のような熱が宿っていた。
「高坂と氷室。両家の話し合いの場に、あなたも出席してほしいの。彼を愛しているのでしょう? 私と一緒に戦ってくれませんか」
頼るというより、共闘を持ちかける眼差しだった。喉の奥が熱く、胃がせり上がってくるような圧迫感に襲われる。
「……お待たせしました」
ようやく絞り出した声とともに、晴菜はグラスを差し出す。微かなオレンジの香りが、二人の間の張り詰めた空気を一瞬だけ和らげた。
「ありがとう。お返事は彼を経由してもらえると嬉しいわ。それでは」
それだけ言い残すと、穂乃果は何事もなかったかのようにグラスを取り、客の流れへと溶け込んでいった。
穂乃果が去った後の静まり返ったカウンター内で、晴菜はただただ立ち尽くす。
彼女の決意は、本来なら晴菜にとって福音であり、救いのはずだった。けれど、晴菜の胸を占めていたのは、皮肉にも目を逸らしたくなるほどの鈍い痛みだった。
――私に……戦う資格なんてあるの?
穂乃果が放つ、あの気高く、恐ろしいほどの覚悟。その姿が、今の晴菜にとっては眩しすぎた。
自分の想い人を守るために、親と対峙し、場を整え、矢面に立つ覚悟を持った穂乃果。
麗奈に蔑まれ、揺れ、迷い、ただ立ち尽くし、ひとりでいる時は不安に揺れているだけの自分。
結局――奏汰の隣に立ち、彼と対等に言葉を交わせるのは、穂乃果のような『戦える強さ』を持った女性ではないのか。
家格、資本、政治的価値があるからふさわしい、ではなく。
覚悟の重さが――あまりにも違いすぎる。
「……私」
磨き上げられたグラスに映る自分の顔が――ひどく頼りなく、場違いなものに見えた。
「すみません、芋をひとつ」
「あ……かしこまりました」
不意に、年配の男性に声をかけられる。
晴菜はグラスからそっと視線を逸らし、次のオーダーに意識を切り替えた。
* * *
松本から休憩に入れと合図が出たのは、レセプション開始から一時間ほど経った頃だった。
晴菜はバックヤードに下がり、スマホを取り出す。一度溢れ出した思考は、もう止めることができなかった。
ディスプレイのロックを解除しても、最新の通知はなかった。予想通りだ、と、晴菜は心のどこかで呟いた。
メッセージを打ち始める指は、意外なほど冷静だった。
『あなたを支える強さも、すべてを捨てる覚悟も、私にはありませんでした。これ以上、あなたの足枷になりたくない。だから、もう会えません』
感情的な言葉はなるべく削ぎ落とす。守られることに甘えたまま、奏汰の人生を重くする存在にはなりたくないからだ。
それでも、この一文を付け足すか否か、ひどく迷った。
『どうか、幸せになってください。ありがとう』
送信ボタンが、ひどく遠くに見えた。嗚咽が漏れそうになるのを、唇を噛んで堪える。
いつからだっただろう。最初はただ、傷を埋めるためだけに伸ばされた手を取っただけのはずだった。
初めて抱かれた翌朝の、彼の寝顔を見た時からだっただろうか。お見合いの席で二人きりになった時だろうか。それとも、鮨屋に連れていってもらった時だっただろうか。
「……ごめん」
積み重なった時間は、いつしか引き返せないほどの恋心に変わっていた。
奏汰が好きだ。彼の手の熱さを知っている。くしゃりと笑う笑顔を知っている。
意外なところで脆く、それでいて俺様で、意地悪で、なのに時折ひどく優しいことも、知っている。
「さよなら。……奏汰」
だからこそ――今の晴菜にできることは、彼をこれ以上、泥沼に引きずり込まないことだけ。
「これで……いいの。これが……正解、なの」
自分にそう言い聞かせながら、晴菜は震える指先で送信ボタンをタップした。その瞬間、シュポンという軽い音とともに、画面に吹き出しが表示された。
すぐに既読がついたものの、五分待っても、返信も着信もなかった。
――終わった……んだ。
晴菜はその場から、しばらく動けなかった。手の中に残ったスマホは、ひどく冷たく、重たかった。
柔らかな黒髪はゆるくアップにセットされ、顔の横の残り毛が大きく柔らかに巻かれている。照明を受けて淡く艶めくその髪が、彼女の高貴さをより引き立てているように感じられた。
遠くで誰かの笑い声が弾ける。グラスが触れ合う乾いた音と談笑が絶え間なく続いているはずなのに、このカウンターの内側だけ、まるで真空になったかのように音が薄かった。
世界が切り取られたその中心に、自分と彼女だけが立たされている――そんな錯覚に、晴菜は一瞬、視界が揺らぐのを感じた。
硬直した晴菜の様子を見遣った彼女は、少しだけ困ったように眉を下げて微笑んだ。その笑みには麗奈とは違い、敵意も優越も感じられなかった。
「お仕事中にごめんなさい。私も今、対外的に大きく動けるわけじゃないの。今夜はおじい様も一緒に来てるから。お酒、作りながら話してくれる?」
会場の喧騒が波のように寄せては返す。それでも、このカウンターを挟んだ数十センチの距離だけが、冬の月夜のように静まり返っていた。
彼女のその言葉の端々に、用心深い距離感が滲んでいる。奏汰との縁談を受けたくないと言っていた彼女。けれど縁談に前向きな祖父が同席している以上、ここで自分との接触を特別なものとして悟られるわけにはいかない。雑談に偽装する最小限の意思疎通を取ってほしいのだ、と、晴菜は彼女の思惑を朧気に察した。
視線のみで隣を確認すると、松本は少し離れた位置でシャンパンを注いでいる。こちらに注意を向ける様子はない。仕事として成立する距離と構図だった。
晴菜はバーテンダーとしての仮面を被り直しながら、ゆっくりと顔を上げた。表情を整え、声の高さをいつもの位置に戻す。
「……かしこまりました」
晴菜は震えそうになる指先に意識を集中させ、グラスを手に取る。氷を掴む指先にわずかな震えが走ったものの、なんとかそれを抑え込みグラスへ滑り込ませた。カランとした乾いた音が、動揺を覆い隠してくれた。
「彼とは、幼馴染みたいなものなの。といっても冠婚葬祭で顔を合わせるくらいだけれど」
穂乃果は、周囲からはカクテルの出来上がりを待つ優雅な客にしか見えない所作で大理石のカウンターにそっと指先を添えた。
白魚のような細い指先に、淡い藤色のグラデーションネイルが映えている。
「柑橘系で……よろしいでしょうか」
「ええ、お願い。……母が、あなたに無礼を働いたと彼から聞きました。その節はごめんなさい。それから、縁談を力づくで進めようとしていることも」
相手が誰か、名乗らなくても晴菜には分かっていた。先ほど、晴菜が目元に見覚えがあると感じたのは、勘違いでもなんでもなかったのだ。
彼女は微笑みを崩さず、ゆるりと顔の横の髪を耳にかけていく。
「私も彼と同じ。彼と結婚するつもりなんて、一ミリもありません。想っている人がいます」
さらりと告げる声は、驚くほど静かだった。感情をぶつけるでも、訴えるでもない。
その声音は覚悟を決めた人間のそれに近く、晴菜は思わず一瞬だけ手を止めてしまう。
「……炭酸はお好きですか?」
一瞬の硬直を誤魔化すように、晴菜は必死に口角を上げる。頬の筋肉が強張っているのが自分でもわかった。
「少し苦手。微炭酸があればそちらで」
「承知しました」
晴菜はドイツ製の微炭酸水のボトルに手を伸ばし、ゆっくりとそれを開封する。カウンターに置いたグラスへ淡い液体を注ぐと、真珠のような泡が立ちのぼってすぐに消えた。
穂乃果は晴菜の手元を見つめ、静かに言葉を重ねる。
「母は外堀を埋めるのが得意なんです。すでに親族や取引先には、婚約が内定しているかのように吹聴して回っています。このままでは、彼も私も、家の都合で塗り潰されてしまう」
「……」
「私が言っても、母は聞きません。『若さゆえの迷い』で片付けられてしまう。彼もかなり反発していて、それであちらの社長さんが取り持つ形での食事会が決まりました。両家が揃うその食事会の場で、母に逃げ場のない真実を突きつける必要があります」
穂乃果はそう言って、晴菜をまっすぐに見据えた。その瞳には、自らの人生を掴み取ろうとする熾火のような熱が宿っていた。
「高坂と氷室。両家の話し合いの場に、あなたも出席してほしいの。彼を愛しているのでしょう? 私と一緒に戦ってくれませんか」
頼るというより、共闘を持ちかける眼差しだった。喉の奥が熱く、胃がせり上がってくるような圧迫感に襲われる。
「……お待たせしました」
ようやく絞り出した声とともに、晴菜はグラスを差し出す。微かなオレンジの香りが、二人の間の張り詰めた空気を一瞬だけ和らげた。
「ありがとう。お返事は彼を経由してもらえると嬉しいわ。それでは」
それだけ言い残すと、穂乃果は何事もなかったかのようにグラスを取り、客の流れへと溶け込んでいった。
穂乃果が去った後の静まり返ったカウンター内で、晴菜はただただ立ち尽くす。
彼女の決意は、本来なら晴菜にとって福音であり、救いのはずだった。けれど、晴菜の胸を占めていたのは、皮肉にも目を逸らしたくなるほどの鈍い痛みだった。
――私に……戦う資格なんてあるの?
穂乃果が放つ、あの気高く、恐ろしいほどの覚悟。その姿が、今の晴菜にとっては眩しすぎた。
自分の想い人を守るために、親と対峙し、場を整え、矢面に立つ覚悟を持った穂乃果。
麗奈に蔑まれ、揺れ、迷い、ただ立ち尽くし、ひとりでいる時は不安に揺れているだけの自分。
結局――奏汰の隣に立ち、彼と対等に言葉を交わせるのは、穂乃果のような『戦える強さ』を持った女性ではないのか。
家格、資本、政治的価値があるからふさわしい、ではなく。
覚悟の重さが――あまりにも違いすぎる。
「……私」
磨き上げられたグラスに映る自分の顔が――ひどく頼りなく、場違いなものに見えた。
「すみません、芋をひとつ」
「あ……かしこまりました」
不意に、年配の男性に声をかけられる。
晴菜はグラスからそっと視線を逸らし、次のオーダーに意識を切り替えた。
* * *
松本から休憩に入れと合図が出たのは、レセプション開始から一時間ほど経った頃だった。
晴菜はバックヤードに下がり、スマホを取り出す。一度溢れ出した思考は、もう止めることができなかった。
ディスプレイのロックを解除しても、最新の通知はなかった。予想通りだ、と、晴菜は心のどこかで呟いた。
メッセージを打ち始める指は、意外なほど冷静だった。
『あなたを支える強さも、すべてを捨てる覚悟も、私にはありませんでした。これ以上、あなたの足枷になりたくない。だから、もう会えません』
感情的な言葉はなるべく削ぎ落とす。守られることに甘えたまま、奏汰の人生を重くする存在にはなりたくないからだ。
それでも、この一文を付け足すか否か、ひどく迷った。
『どうか、幸せになってください。ありがとう』
送信ボタンが、ひどく遠くに見えた。嗚咽が漏れそうになるのを、唇を噛んで堪える。
いつからだっただろう。最初はただ、傷を埋めるためだけに伸ばされた手を取っただけのはずだった。
初めて抱かれた翌朝の、彼の寝顔を見た時からだっただろうか。お見合いの席で二人きりになった時だろうか。それとも、鮨屋に連れていってもらった時だっただろうか。
「……ごめん」
積み重なった時間は、いつしか引き返せないほどの恋心に変わっていた。
奏汰が好きだ。彼の手の熱さを知っている。くしゃりと笑う笑顔を知っている。
意外なところで脆く、それでいて俺様で、意地悪で、なのに時折ひどく優しいことも、知っている。
「さよなら。……奏汰」
だからこそ――今の晴菜にできることは、彼をこれ以上、泥沼に引きずり込まないことだけ。
「これで……いいの。これが……正解、なの」
自分にそう言い聞かせながら、晴菜は震える指先で送信ボタンをタップした。その瞬間、シュポンという軽い音とともに、画面に吹き出しが表示された。
すぐに既読がついたものの、五分待っても、返信も着信もなかった。
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