1 / 1
ネグサ
しおりを挟む
ある日近所を歩いていたら人が集まっていた。「なんだ、事件か?」俺はそう思い人が集まっている所に歩っていった。スマホで写真を撮る人や話している人などさまざまな事をしている人が川の近くに集まっていた。「なんだありゃ」川を見ると古い木造の家が一軒流され止まっていた。「台風や嵐なんて無かったよな・・」異様な光景に人々が集まっていたそうだ。俺もスマホで写真を撮り家に帰って行った。丁度定年退職で暇だったんだ、妻には良い土産話が出来る。家に帰って写真を妻に見せた。「へぇ、不思議な事もあるもんだね」「そうだよなぁ、嵐や台風の情報なんてやってないから災害で流れてきた訳じゃなさそうなんだよな」「ねぇ、でもこの家かなり古くない?今こんな家建っていたら逆に目立つぐらいだよね」「もしかしたらあそこから流れて来たのかなぁ」「あそこって?」「ほら、川沿いにちょっとした森みたいになってるだろ?」「そうねぇ」「その森に昔村があったんだよな、今は廃村になってるけどな、昔はよくあそこに遊びに行ったもんだ、駄菓子屋や小さな郵便局もあったのを覚えてる」そう、あそこは思い出の場所でもある。これは私が小学生くらいの頃だったかな?私はあそこの村に住んでいる人間では無いが友人が住んでいた。よく日曜日になると遊びに行っていた。「こーちゃん遊ぼ!」私は友人の家の外でいつも大きな声を出していたもんだ。その時はテレビゲームとか無いので駄菓子屋で買ったオモチャで遊んでいた。「こーちゃん!パス!」よく空き地でサッカーや野球をしていたな、毎週の様に遊んでいた。雨の日も嵐の日も、そんなある日の事だった。その時は私はだいたい中学生ぐらいだった覚えがある。私の友達の名前は幸太郎と言い明るい奴だった。「幸太郎またな!」「うん!バイバーイ」私はその時に一緒に付いて歩けば良かったと思った。幸太郎は1人で家までの通学路を歩っていった。多分その時だったのだろう。「動くな!」急に謎の男が来た「な!なんですか!?」「金目の物を出せ!」男は猟銃を持っていたそうだ。俺も家に向かって歩っている途中だった。急に銃声が聞こえたのだ。それも村の方向からだった。俺は嫌な予感がした。俺は走って行った。すると人が集まっていて俺は誰かが撃たれたと予感が確信になった。「幸太郎じゃないよな・・」俺は人混みを通り死体を見た。幸太郎だった。「幸太郎!おいしっかりしろ!幸太郎!幸太郎!」幸太郎はもう既に脈も止まり頭を撃ち抜かれて即死だったそうだ。丁度この町の近場では殺人事件が2件起きていたそうだ。恐らく同じ犯人だろう。そして今に至る。「なぁ・・俺ちょっと行ってくるわ」「どこに行くの?まさか廃村?」「そうだ」俺は車を出して廃村へ向かって走って行った。5分ぐらいで付いた。村の入り口には立ち入り禁止の文字があったが足を上げれば入れるレベルだった。「大分雑草が生えているな」家はちゃんと建っている建物はあまり無かった。川の近くに行くと土砂崩れの様な場所があり建物や木材が土の中に沈んでいるように見える場所があった。「まるで土が水の様だな、恐らくここに建っていた家が川に流れたんだろうな、それにしてもこれ以上進むと危険だな土がドロドロで俺まで沈みそうだ」ドロドロの土を見ると小さな草が生えていた。「もしかしてこれが原因か・・」草を見ると葉と茎の部分は小さいが根の部分がブラシの様に沢山あった。この植物はネグサという植物でミミズ同様土を柔らかくする作用があるがネグサはミミズ以上に土を柔らかくするのが強くあまり生えすぎると土砂崩れなどの原因になる。「こりゃしばらく人が手入れしてないから、生えずきてるんだな」俺はそう思い幸太郎の家に行った。「ここか、大分ボロくなったな」そう言い俺は幸太郎の家を見ていた
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
魅了の対価
しがついつか
ファンタジー
家庭事情により給金の高い職場を求めて転職したリンリーは、縁あってブラウンロード伯爵家の使用人になった。
彼女は伯爵家の第二子アッシュ・ブラウンロードの侍女を任された。
ブラウンロード伯爵家では、なぜか一家のみならず屋敷で働く使用人達のすべてがアッシュのことを嫌悪していた。
アッシュと顔を合わせてすぐにリンリーも「あ、私コイツ嫌いだわ」と感じたのだが、上級使用人を目指す彼女は私情を挟まずに職務に専念することにした。
淡々と世話をしてくれるリンリーに、アッシュは次第に心を開いていった。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる