星の愛し子は異世界でも最強?

白狗

文字の大きさ
13 / 71
第二章 王国編

第一話

しおりを挟む
第一話 ~祝勝会と、王国~

その後、帝国の町は祝勝会と言う名の宴に入った。
王国では未だ、キングビートは続いているらしく、警戒は怠らないようにしては居るが区切りとして祝勝会が開かれることとなった。

和人「危機は脱していないのに呑気な奴等だな。」

和人は借りている部屋から賑わう町並みを見ていた。

ルミ(にーに、少しお願いがあるのだけど良い?)

和人(ルミか、どうしたの?)

ルミ(うん、実はね?隣の王国ににーにに保護して欲しい子が居るのだけどこのままだとキングビートで死んじゃうから助けて欲しいの。)

和人(助けるのは良いけど、その子何者?)

ルミ(スラム街から親に売り飛ばされた奴隷の女の子何だけど、大賢者の素質を持っているからにーにのお手伝いさんにどうかなって?)

和人(大賢者か、うん、良いね。値段とかは?)

ルミ(金貨三枚なの。)

和人(それならこの前のキングビートの報酬で白金貨四十万枚あるから行けるな。)

この世界の通貨は統一硬貨であり、価値は以下のようになっている。

鉄貨=一円
銅貨=十円
銀貨=百円
金貨=千円
白金貨=一万円 

つまり和人の所持金は日本円で約四十万円である。
和人は部屋の片付けを始めた。

和人「宇宙の力『無限収納』発動。」

和人が使ったのは宇宙の力、『無限収納』である。
宇宙は概念が一つしかないため、それ以上の概念を与えることは出来ない。
ただし、この無限収納の中は時間が止まっているため、中々便利なものである。

和人は部屋に持ってきたもの全て入れると受付でチェックアウトを済ませ、王国へと行くため、北門を目指した。

和人「ここに来るのも一週間ぶりだな。」

この一週間和人は実家に戻り、姉妹に抱き枕とされ、母と一緒に風呂に入り、父の膝の上で耳掻きをされていた。
和人の生活は一週間この世界で過ごし、二日ほど帰宅してからまた一週間この異世界へ戻る生活をしている。
中学校の方は生徒達の記憶を『土星』が操り、未だ、行方不明となっている。

和人は警備の目を誤魔化し、初心者の森へと入り、王国を目指す。





王国に近づくにつれ、ゴブリン、オーク、オーガ、トロールが多くなり、『地球』の『重力操作』で押し潰しながら進むとキング種が見えてきた。

和人「帝国と同じで四体か。同じやつやっても面白くないし、一瞬で片を着けるか?あ、でも首は居るか。」

和人は『冥王の衣』を羽織り、ダガーナイフでそれぞれのキング種の脳天にダガーナイフを差し込み、首を刈り取った。

ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ

『太陽』の『原初の火』を使い自身を中心とする大規模な熱波を起こした。

和人「『原初の火・ミリオン・フレア』」

キング達の以外の雑魚達は一瞬で蒸発し、塵も残さず消えていった。

和人は手土産に各種キングの頭を持ち、熱波で溶岩と化した大地の上を歩き、王国の門前に来た。

トン、トン

和人は礼儀よく門を叩き、中の返事を待つ。

門番「誰だ!」

門が少し開き、門番が対応する。

和人「冒険者の和人と申します。」

門番「モンスターはどうした。」

和人「あ、これは粗品ですが」

和人はキング種の頭を門番に見せる。

門番「ヒイィィィ!!」

門番が大きな声を出し、倒れてしまった。
それを聞き付けて他の門番が首をしまった和人を連行し取調室まで連れていかれた。

門兵「なぜ、攻撃した。」

和人「?攻撃してませんよ?ただ、キング種の首を見せただけで」

門兵「見せてみろ!」

門兵は疑いの目で和人を見てくる。
和人は腰に下げている袋から各種キングの頭を取りだし並べた。
並べて行く際、どんどん門兵の顔色が悪なるので更に上司が呼ばれた。

上司「なるほど、では君はあの森を抜け、後ろから本陣に奇襲を仕掛けたと。」

和人「まぁ、結果的にはですが。」

上司「もう一つ良いかな?」

和人「はい、どうぞ。」

上司「あの森の出入り口が溶けて溶岩の様になり、草原にまで来て、迫ってきていたモンスターが灰になったのも君のせい?」

和人「多分。そうです。」

上司「一応ギルド証を見せて。」

和人はギルド証を提示すると、ギルド証には『Aランク』と記載されていた。

上司「Aランクの範疇を越えてるだろ~!!!!」

和人「!!、大丈夫ですか?」

上司「モンスター達が全滅して喜んで良いのか、爆弾が来て悪いのか。とりあえずこの国で揉め事だけは勘弁してね。」

上司はゲッソリとしており、疲れたかのように部屋を出て、和人は取調室から王国の町、『王都』についた。。


=================
少し手直ししました。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。 さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった! しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って? いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~

深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。 ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。 それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?! (追記.2018.06.24) 物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。 もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。 (追記2018.07.02) お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。 どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。 (追記2018.07.24) お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。 今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。 ちなみに不審者は通り越しました。 (追記2018.07.26) 完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。 お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

処理中です...