6 / 38
シーン5 翌日のコスモスデパート
しおりを挟む
SONG6 【 ようこそ!デパートコスモスへ! 】*イントロスタート
*アムールの売り場、慌ただしく開店準備をしている。
響子 「ほら、みんな笑顔笑顔!!こんな時こそ、いつも以上に!暗くならないで!ほら、口角あげて!」
一同 「はい!」
(響子)もうすぐ10時のベル 綺麗に磨いて
(葵) 新商品並べて 急いで「早く」
(優) 気持ち引き締めて
(好子)髪を整えて
(葵) ブラシを揃えて 準備は「OK?」
(優・好子・咲良)「はい!」
(好子)ウィンドウの前には
(優) すでにオープンを待つ
(葵) お客様の列
(咲良)今日という日も一日
(全員)あなたの笑顔が見たい
(全員)デパート コスモス! そう!ここは あなたの 心が喜ぶ場所
コスモス! いつも あなたの夢が舞い踊る場所
デパート コスモス!!
響子 「さぁ、始まるわよ!」
他全員 「いらっしゃいませ!」
*アムール店舗内、次々と客が入ってくる。その中には、挙動不審なケイトもいる。葵と目が合う。
ケイト 「あ、こんにちは。」
葵 「何かお探しですか?」
ケイト 「いや、えっと…。」
葵 「プレゼント用ですか?もし、彼女さんへのプレゼントでしたら、こちらの新色はいかがですか?
必ずお喜びになると思います。」
ケイト 「いや、その。」
葵 「はい。」
ケイト 「その、なんて言うか、あの。」
葵 「あの、お客様?」
ケイト 「はい、えーっと、その…。」
葵 「少々お待ちください。今、担当の者を呼んで参ります。」
ケイト 「あ、はい。」
*葵、周りを見渡し、雑用をしている咲良を見つける。
葵 「さくら、それはいいから、ちょっとあの人相手して。」
咲良 「え?でも、葵さんは・・」
葵 「私はあんたと違って、お相手しないといけないお客さんが多いのよ!!」
*葵、他のお客様のところにいく。
葵 「あ、お客様いらっしゃいませ~。お客様にはこちらの新色がお似合いかとー。」
*咲良はケイトの元へ
咲良 「あの・・・何か、お探しですか?」
ケイト 「あ、あの。」
咲良 「あ、すみません、あの、お邪魔でしたか?また、御用がございましたら、お声がけを。」
ケイト 「いえ!そうじゃなくて。あの…、あの自分用なんですけど・・・。」
咲良 「ええ。」
ケイト 「あれ?・・・えーと・・何かお勧めありますか?」
咲良 「えっと、まずは口紅ですが、こちらが新色になります。
うちのお店でも人気はナンバーワンでして、」
ケイト 「ああ、はい。じゃあ、それを、おつりは結構なんで、有難うございました!」
咲良 「いや、ちょっと待ってください!」
ケイト 「え?」
*咲良、ケイトの顔をじっと見ている。
ケイト 「あの、」
咲良 「すみません、今の忘れてください。」
ケイト 「え・・・」
咲良 「目鼻立ちもしっかりされてますし、この口紅だと色味が強すぎて、
お顔本来の綺麗さが損なわれますよね。」
ケイト 「そ、そうですか。」
咲良 「ええ。」
BGM2 【 Go for it! ―instrumental― 】 CUT IN
*さくら、自分の手に口紅を出して、何色か色を選んでみる
咲良 「あ、待てよ。お肌も透明感がありますし、もっとナチュラルな方が。」
ケイト 「あの、」
咲良 「はい?」
ケイト 「おかしくありませんか?私。」
咲良 「はい?」
ケイト 「いや、その、ほら、男ですし・・。」
咲良 「あ・・ああ!!・・もしかして、初めてですか!!」
ケイト 「え?あ、そっち!?」
BGM2 【 Go for it! ―instrumental― 】 CUT OUT
咲良 「いや、わかります、わかりますよ、何か緊張するんですよね、
こういうところに初めて来たときって。」
ケイト 「え、あ、はい。」
咲良 「何か、こんな感じにしたいってイメージはおありですか?」
ケイト 「え?いや、あの、特には。」
咲良 「でしたら、中性的なメイクなんて、如何ですか?」
SONG8 【 メイクしましょう 】*イントロスタート
ケイト 「え?あ、もう、お任せします。」
咲良 「あ、メイク初めてなんですよね。ちょっと待っててください。」
ケイト 「はい。」
咲良 「これでよし。(携帯をセットして動画ボタンを押す。)では、始めさせていただきますね。」
ケイト 「お願いします。」
化粧水で整えたら ベースメイク ベースメイク
皮脂が多い 小鼻 Tゾーン 下地はこれでいけます
肌になじませ 滑らかに ファンデーション ファンデーション
スポンジで薄く延ばして 外部の刺激からお肌を守ってくれます
フェイスパウダーをのせて ベースメイクは完成!
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
ポイントメイク アイブロウ
「眉毛は顔の印象を左右するのでしっかり決めていきましょう。」
アイシャドウ
「目元を立体的にするのはこれ!使いやすいブラウン系を使っていきます。ラメが綺麗でしょう。」
アイライナー
「魅力的な目にしていきましょう。今日はこちらのペンシルで。」
マスカラ
「派手になりすぎないロングタイプはお勧めです。ふんわりチークものせましょう。」
最後に口紅 カラーは重要! 魅力を引き出してくれる運命の一本になるといいな!
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
「これで完成! とっても綺麗です! 如何ですか?」
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
*鏡を見る、ケイト。変貌した自分の顔に驚きを隠せない。
咲良 「いかがですか?」
SONG8 【 メイクしましょう 】*おわり
ケイト 「凄い…あの、これ、全部、いただきます。」
咲良 「ありがとうございます。では、新しいものをご用意いたしますね。」
ケイト 「ありがとう…」
*照明変化
葵 「ありがとうございましたー!」
*葵は接客を終え、咲良を見ている。
*咲良が新しい商品を袋に入れて渡す。ケイト、商品を受け取る。
咲良 「お待たせいたしました。」
ケイト 「どうも、ありがとう。」
咲良 「あと、あの、メイク初めてとのことでしたので、失礼かと思いましたが、
メイク中に動画を撮らせていただきました。
すみません。勿論、不必要ならば、この場で消去させて頂きます。」
ケイト 「あ、え、頂きます!!欲しいです!!ここに書いてあるアドレスまでお願いしても宜しいですか?」
咲良 「はい」
ケイト 「じゃ、写真・・・」
*ケイトに促され、咲良は携帯カメラで連絡先を収める。
ケイト 「じゃぁお願いしますね」
咲良 「かしこまりました!!」
*ケイト、店を出ようとするが、もう一度、咲良に向き直る。
ケイト 「あの、ありがとう。」
咲良 「またのご来店をお待ちいたしております!」
ケイト 「(名札を見て)木ノ下咲良さん。」
咲良 「え?」
ケイト 「また指名させてもらうね。」
咲良 「・・ありがとうございました!!!」
*ケイトは帰り際、もう一度会釈して帰る。
*そのやり取りを遠くから見ていた、葵。
*嬉しそうにバックヤードに入る咲良。
葵 「ふん。」
SONG9 【 調子に乗らないで! 】 *イントロスタート
*葵、咲良に続いてバックヤードに入る。
葵 「何を満足気な顔してんのよ。わかってんの?無断でお客様の動画撮るってどういう神経してんのよ!!」
咲良 「すみません、メイク、初めてとの事でしたので。」
葵 「は?」
葵 「言い訳はいいわ!始末書書いておいて。それにね、なんで新色も売らないわけ。
キャンペーンやってんのよ!」
咲良 「お顔立ちもはっきりされていましたし、透明感のあるお肌でしたので、あの色だと、」
葵 「な!?・・何をわかった口を私に聞いてんのよ!!」
咲良 「はい、すみません!!」
葵 「調子に乗ってんじゃないわよ!」
咲良 「はい、すみません!!」
葵 「もういいわ!!スポンジ洗っといて!!あんた本当に何も出来ないわね。」
咲良 「あの、でも、この後は、橘ユウキさんの、」
葵 「は? 何言ってんのよ?あんたさ、この業界向いてないわ。辞めたら?
教育係の私も被害こうむっちゃうしさ。
髪の毛だって乱れてるし。そんな姿じゃ接客どころか、ここにすらいて欲しくないの!
わかる?スポンジ洗って、髪を直すまで、表に出てこないで!」
咲良 「はい…。」
葵 「いい加減にして。ただでさえアムールがこういう状況になってんだから、もっと考えなさいよ!どうせ、まだ 若いから
「すぐに他で就職出来ると思ってるんでしょ?」
咲良 「思ってません!」
*葵、バックヤードから出ていく
SONG9 【 調子に乗らないで! 】 *おわり
咲良 「思ってません・・・。」
*さくら、店の外へ
*葵にニマニマしながら近づく優と好子。実はずっと扉の向こうで聞き耳を立てていた。
優 「またなんかやらかしたんですか?あの子。」
葵 「まあね。」
好子 「わたしだったら、あそこまでトロかったら辞めるけどね。」
*そういって2人ゲラゲラと笑う。
*そこに、響子がやってくる。
響子 「みんな、そろそろ時間よ。」
優・好子 「あ、11時!!」
響子 「さあ、みんな、準備はいい?」
優・好子 「はーい!」
SONG10 【 美のカリスマ 】 *イントロスタート
響子 「11時、橘ユウキさん到着。11時半からショー開始!」
*二人、待ってました!とか、キャー的な
*カリスマ美容部員の、橘ユウキ入ってくる
優・好子 「おはようございます!」
ユウキ 「はい、おはよう。たしか、優ちゃんと好子ちゃんだよね!」
優・好子 「えーー!!覚えてくれてたんですか!!」
ユウキ 「もちろん。頑張ってて可愛い子はちゃんと覚えているよ。」
優・好子 「嬉しいです!!」
ユウキ 「話しは響子さんから聞いてるよ。微々たるもんだけど、力にならせてもらうよ。」
優 「微々たるなんて、そんな!!ユウキさん」
優・好子 「勉強させて頂きます!」
*ユウキはすぐに女性客たちに取り囲まれる
橘:美のカリスマと呼ばれてる俺さ
客:この男、流石だわ!
橘:あらゆる色を使いわけ 魅せる
客:その技にメロメロよ
橘:素敵なレディに今すぐなれる
客:あなたも?(お互い指指し)あなたも? 本当になれる??(橘を見つめる)
橘:俺に任せなよ お姫様たち
客:もぅ貴方に夢中!
橘:この手にかかれば どんな望みも そうさ 叶えてあげる ほら あっと言う間に
客:あっと言う間に
橘:そう Beauty Face!
客:Beauty Face!
*颯爽とハケル、橘ユウキ。キャーと叫びながら追いかける女性客や優と好子たち。
SONG10 【 美のカリスマ 】 *FADE OUT
葵 「さすが、カリスマ美容部員。橘ユウキですね…!」
響子 「葵、今日も頼むわよ。」
葵 「はい。でも、よく、このタイミングで橘ユウキのショーを入れられましたね。
予算だっているのに。」
響子 「町田君がね、社長に掛け合ってくれたのよ。」
葵 「町田さんが?町田さん、今日もここに来てるんですか?」
響子 「ええ、来てるわよ。」
葵 「へえ。(顔が明るくなる。)」
響子 「昨日、あの後、部長と私と町田くんで話し合ってたんだけど、彼、大勝負に出たわ。」
葵 「え?大勝負?」
響子 「後で詳しく話すわ。ねえ、それより、咲良は?」
葵 「屋上でスポンジ洗ってます。」
響子 「そう、少し様子みてくるわ。昨日、少し興奮してたみたいだし。」
葵 「響子さんが?放っておいていいですよ、あとで私が見てきますから。」
響子 「良いの。葵、あなたは現場にいて。お客様増えてくるだろうし、仕切って頂戴。」
葵 「・・・はい。」
*アムールの売り場、慌ただしく開店準備をしている。
響子 「ほら、みんな笑顔笑顔!!こんな時こそ、いつも以上に!暗くならないで!ほら、口角あげて!」
一同 「はい!」
(響子)もうすぐ10時のベル 綺麗に磨いて
(葵) 新商品並べて 急いで「早く」
(優) 気持ち引き締めて
(好子)髪を整えて
(葵) ブラシを揃えて 準備は「OK?」
(優・好子・咲良)「はい!」
(好子)ウィンドウの前には
(優) すでにオープンを待つ
(葵) お客様の列
(咲良)今日という日も一日
(全員)あなたの笑顔が見たい
(全員)デパート コスモス! そう!ここは あなたの 心が喜ぶ場所
コスモス! いつも あなたの夢が舞い踊る場所
デパート コスモス!!
響子 「さぁ、始まるわよ!」
他全員 「いらっしゃいませ!」
*アムール店舗内、次々と客が入ってくる。その中には、挙動不審なケイトもいる。葵と目が合う。
ケイト 「あ、こんにちは。」
葵 「何かお探しですか?」
ケイト 「いや、えっと…。」
葵 「プレゼント用ですか?もし、彼女さんへのプレゼントでしたら、こちらの新色はいかがですか?
必ずお喜びになると思います。」
ケイト 「いや、その。」
葵 「はい。」
ケイト 「その、なんて言うか、あの。」
葵 「あの、お客様?」
ケイト 「はい、えーっと、その…。」
葵 「少々お待ちください。今、担当の者を呼んで参ります。」
ケイト 「あ、はい。」
*葵、周りを見渡し、雑用をしている咲良を見つける。
葵 「さくら、それはいいから、ちょっとあの人相手して。」
咲良 「え?でも、葵さんは・・」
葵 「私はあんたと違って、お相手しないといけないお客さんが多いのよ!!」
*葵、他のお客様のところにいく。
葵 「あ、お客様いらっしゃいませ~。お客様にはこちらの新色がお似合いかとー。」
*咲良はケイトの元へ
咲良 「あの・・・何か、お探しですか?」
ケイト 「あ、あの。」
咲良 「あ、すみません、あの、お邪魔でしたか?また、御用がございましたら、お声がけを。」
ケイト 「いえ!そうじゃなくて。あの…、あの自分用なんですけど・・・。」
咲良 「ええ。」
ケイト 「あれ?・・・えーと・・何かお勧めありますか?」
咲良 「えっと、まずは口紅ですが、こちらが新色になります。
うちのお店でも人気はナンバーワンでして、」
ケイト 「ああ、はい。じゃあ、それを、おつりは結構なんで、有難うございました!」
咲良 「いや、ちょっと待ってください!」
ケイト 「え?」
*咲良、ケイトの顔をじっと見ている。
ケイト 「あの、」
咲良 「すみません、今の忘れてください。」
ケイト 「え・・・」
咲良 「目鼻立ちもしっかりされてますし、この口紅だと色味が強すぎて、
お顔本来の綺麗さが損なわれますよね。」
ケイト 「そ、そうですか。」
咲良 「ええ。」
BGM2 【 Go for it! ―instrumental― 】 CUT IN
*さくら、自分の手に口紅を出して、何色か色を選んでみる
咲良 「あ、待てよ。お肌も透明感がありますし、もっとナチュラルな方が。」
ケイト 「あの、」
咲良 「はい?」
ケイト 「おかしくありませんか?私。」
咲良 「はい?」
ケイト 「いや、その、ほら、男ですし・・。」
咲良 「あ・・ああ!!・・もしかして、初めてですか!!」
ケイト 「え?あ、そっち!?」
BGM2 【 Go for it! ―instrumental― 】 CUT OUT
咲良 「いや、わかります、わかりますよ、何か緊張するんですよね、
こういうところに初めて来たときって。」
ケイト 「え、あ、はい。」
咲良 「何か、こんな感じにしたいってイメージはおありですか?」
ケイト 「え?いや、あの、特には。」
咲良 「でしたら、中性的なメイクなんて、如何ですか?」
SONG8 【 メイクしましょう 】*イントロスタート
ケイト 「え?あ、もう、お任せします。」
咲良 「あ、メイク初めてなんですよね。ちょっと待っててください。」
ケイト 「はい。」
咲良 「これでよし。(携帯をセットして動画ボタンを押す。)では、始めさせていただきますね。」
ケイト 「お願いします。」
化粧水で整えたら ベースメイク ベースメイク
皮脂が多い 小鼻 Tゾーン 下地はこれでいけます
肌になじませ 滑らかに ファンデーション ファンデーション
スポンジで薄く延ばして 外部の刺激からお肌を守ってくれます
フェイスパウダーをのせて ベースメイクは完成!
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
ポイントメイク アイブロウ
「眉毛は顔の印象を左右するのでしっかり決めていきましょう。」
アイシャドウ
「目元を立体的にするのはこれ!使いやすいブラウン系を使っていきます。ラメが綺麗でしょう。」
アイライナー
「魅力的な目にしていきましょう。今日はこちらのペンシルで。」
マスカラ
「派手になりすぎないロングタイプはお勧めです。ふんわりチークものせましょう。」
最後に口紅 カラーは重要! 魅力を引き出してくれる運命の一本になるといいな!
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
「これで完成! とっても綺麗です! 如何ですか?」
Fu Fu Fu・・・Fu Fu Fu・・・
*鏡を見る、ケイト。変貌した自分の顔に驚きを隠せない。
咲良 「いかがですか?」
SONG8 【 メイクしましょう 】*おわり
ケイト 「凄い…あの、これ、全部、いただきます。」
咲良 「ありがとうございます。では、新しいものをご用意いたしますね。」
ケイト 「ありがとう…」
*照明変化
葵 「ありがとうございましたー!」
*葵は接客を終え、咲良を見ている。
*咲良が新しい商品を袋に入れて渡す。ケイト、商品を受け取る。
咲良 「お待たせいたしました。」
ケイト 「どうも、ありがとう。」
咲良 「あと、あの、メイク初めてとのことでしたので、失礼かと思いましたが、
メイク中に動画を撮らせていただきました。
すみません。勿論、不必要ならば、この場で消去させて頂きます。」
ケイト 「あ、え、頂きます!!欲しいです!!ここに書いてあるアドレスまでお願いしても宜しいですか?」
咲良 「はい」
ケイト 「じゃ、写真・・・」
*ケイトに促され、咲良は携帯カメラで連絡先を収める。
ケイト 「じゃぁお願いしますね」
咲良 「かしこまりました!!」
*ケイト、店を出ようとするが、もう一度、咲良に向き直る。
ケイト 「あの、ありがとう。」
咲良 「またのご来店をお待ちいたしております!」
ケイト 「(名札を見て)木ノ下咲良さん。」
咲良 「え?」
ケイト 「また指名させてもらうね。」
咲良 「・・ありがとうございました!!!」
*ケイトは帰り際、もう一度会釈して帰る。
*そのやり取りを遠くから見ていた、葵。
*嬉しそうにバックヤードに入る咲良。
葵 「ふん。」
SONG9 【 調子に乗らないで! 】 *イントロスタート
*葵、咲良に続いてバックヤードに入る。
葵 「何を満足気な顔してんのよ。わかってんの?無断でお客様の動画撮るってどういう神経してんのよ!!」
咲良 「すみません、メイク、初めてとの事でしたので。」
葵 「は?」
葵 「言い訳はいいわ!始末書書いておいて。それにね、なんで新色も売らないわけ。
キャンペーンやってんのよ!」
咲良 「お顔立ちもはっきりされていましたし、透明感のあるお肌でしたので、あの色だと、」
葵 「な!?・・何をわかった口を私に聞いてんのよ!!」
咲良 「はい、すみません!!」
葵 「調子に乗ってんじゃないわよ!」
咲良 「はい、すみません!!」
葵 「もういいわ!!スポンジ洗っといて!!あんた本当に何も出来ないわね。」
咲良 「あの、でも、この後は、橘ユウキさんの、」
葵 「は? 何言ってんのよ?あんたさ、この業界向いてないわ。辞めたら?
教育係の私も被害こうむっちゃうしさ。
髪の毛だって乱れてるし。そんな姿じゃ接客どころか、ここにすらいて欲しくないの!
わかる?スポンジ洗って、髪を直すまで、表に出てこないで!」
咲良 「はい…。」
葵 「いい加減にして。ただでさえアムールがこういう状況になってんだから、もっと考えなさいよ!どうせ、まだ 若いから
「すぐに他で就職出来ると思ってるんでしょ?」
咲良 「思ってません!」
*葵、バックヤードから出ていく
SONG9 【 調子に乗らないで! 】 *おわり
咲良 「思ってません・・・。」
*さくら、店の外へ
*葵にニマニマしながら近づく優と好子。実はずっと扉の向こうで聞き耳を立てていた。
優 「またなんかやらかしたんですか?あの子。」
葵 「まあね。」
好子 「わたしだったら、あそこまでトロかったら辞めるけどね。」
*そういって2人ゲラゲラと笑う。
*そこに、響子がやってくる。
響子 「みんな、そろそろ時間よ。」
優・好子 「あ、11時!!」
響子 「さあ、みんな、準備はいい?」
優・好子 「はーい!」
SONG10 【 美のカリスマ 】 *イントロスタート
響子 「11時、橘ユウキさん到着。11時半からショー開始!」
*二人、待ってました!とか、キャー的な
*カリスマ美容部員の、橘ユウキ入ってくる
優・好子 「おはようございます!」
ユウキ 「はい、おはよう。たしか、優ちゃんと好子ちゃんだよね!」
優・好子 「えーー!!覚えてくれてたんですか!!」
ユウキ 「もちろん。頑張ってて可愛い子はちゃんと覚えているよ。」
優・好子 「嬉しいです!!」
ユウキ 「話しは響子さんから聞いてるよ。微々たるもんだけど、力にならせてもらうよ。」
優 「微々たるなんて、そんな!!ユウキさん」
優・好子 「勉強させて頂きます!」
*ユウキはすぐに女性客たちに取り囲まれる
橘:美のカリスマと呼ばれてる俺さ
客:この男、流石だわ!
橘:あらゆる色を使いわけ 魅せる
客:その技にメロメロよ
橘:素敵なレディに今すぐなれる
客:あなたも?(お互い指指し)あなたも? 本当になれる??(橘を見つめる)
橘:俺に任せなよ お姫様たち
客:もぅ貴方に夢中!
橘:この手にかかれば どんな望みも そうさ 叶えてあげる ほら あっと言う間に
客:あっと言う間に
橘:そう Beauty Face!
客:Beauty Face!
*颯爽とハケル、橘ユウキ。キャーと叫びながら追いかける女性客や優と好子たち。
SONG10 【 美のカリスマ 】 *FADE OUT
葵 「さすが、カリスマ美容部員。橘ユウキですね…!」
響子 「葵、今日も頼むわよ。」
葵 「はい。でも、よく、このタイミングで橘ユウキのショーを入れられましたね。
予算だっているのに。」
響子 「町田君がね、社長に掛け合ってくれたのよ。」
葵 「町田さんが?町田さん、今日もここに来てるんですか?」
響子 「ええ、来てるわよ。」
葵 「へえ。(顔が明るくなる。)」
響子 「昨日、あの後、部長と私と町田くんで話し合ってたんだけど、彼、大勝負に出たわ。」
葵 「え?大勝負?」
響子 「後で詳しく話すわ。ねえ、それより、咲良は?」
葵 「屋上でスポンジ洗ってます。」
響子 「そう、少し様子みてくるわ。昨日、少し興奮してたみたいだし。」
葵 「響子さんが?放っておいていいですよ、あとで私が見てきますから。」
響子 「良いの。葵、あなたは現場にいて。お客様増えてくるだろうし、仕切って頂戴。」
葵 「・・・はい。」
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる