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シーン16 屋上
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SE3 屋上に聞こえる街の音
SE2 屋上扉の開閉音
*照明変化
*秋野が出てくる。缶コーヒーを強く握りしめ何か落ち着かない様子でいる。
SE2 屋上扉の開閉音
*ヤマさんが出てくる。
ヤマさん 「お、なんだ、兄ちゃんか。珍しいな、その恰好。あ、そうか、今日は休みだからか。」
秋野 「どうも。」
ヤマさん 「しかし、お前も変わってるねえ。正体を明かせばいいのに。」
秋野 「・・・絶対黙っててください!!・・すみません、お願いします。」
ヤマさん 「まあ、そりゃお前がいいって言うならいいけどさ。何か考えがあってやってんだろうし。」
秋野 「まあ。」
ヤマさん 「健気だね。」
秋野 「そんな綺麗なもんじゃないですよ、僕は。」
ヤマさん 「馬鹿。お前じゃないよ、コスモスだよ。」
秋野 「ああ、コスモス。」
ヤマさん 「こんな寒い季節に屋上で咲くんだからさ。」
秋野 「でも、そんなところで咲いても、誰も見てないんじゃないですか?」
ヤマさん 「乙女の純真。」
SONG19 【 どこにでも咲く花 】 *イントロスタート
秋野 「え?」
ヤマさん 「花言葉だよ、乙女の純真。そういうのって誰かに見せるんじゃなくて、
誰かが見てあげるもんじゃないのかい? お前のようにね。」
ヤマさん どこにでも咲く花 珍しくもない花
秋野 誰もが気付かない 気が付かない、誰も
ヤマさん でも、みてごらん、綺麗だろ。
秋野 一つ一つ 一生懸命 こんなに必死に咲いてる
ヤマさん 必死な花は美しい 必死な君は美しい
二人 誰かに気付かれなくてもいいじゃないか
他の誰かがきっと気付いてるよ
ほら、見てごらん コンクリートの上
背筋を伸ばし 咲き続ける花を コスモスを
*後奏中に
秋野 「もう暫くの期間、警備員室で休憩させてください。」
ヤマさん 「ああ、いいよ。まあ、休憩って言っても、お前はずっと館内のモニター見てるけどな。」
秋野 「ええ、決めた事なんで。すみません、迷惑かけて。」
ヤマさん 「本当だよ。警備員室に人入れてるなんてバレたら、俺はクビだよ。」
秋野 「すみません。」
SE2 屋上扉の開閉音
SONG19 【 どこにでも咲く花 】 *おわり
*町田が入ってくる。
ヤマさん 「おお、町田君。こっちに来てたのか。」
秋野 「それじゃ、俺、行きます。」
*秋野、屋上から去る。それをじっと見ている町田。
SE2 屋上扉の開閉音
ヤマさん 「大変そうだな。」
町田 「ええ。ご心配をかけてすみません。」
ヤマさん 「それで、どうなんだ、アムールは。なんか手はあるのか?」
町田 「ええ、まあ。」
ヤマさん 「なんだよ、もったいぶらずに言えよ。」
町田 「すみません。例えヤマさんでも、それだけは教えられないんです。」
ヤマさん 「そうか。」
町田 「それより、さっきの男の子の事教えてもらえませんか?」
ヤマさん 「え?」
町田 「いえ、仲良さそうでしたから。」
ヤマさん 「盗み聞きはよくないな。それに俺の質問には答えないのに、俺には教えろってか。」
町田 「はい、アムールは分の悪い一発勝負をしている時期ですから、念には念を入れておかないと。」
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*照明変化
*秋野が出てくる。缶コーヒーを強く握りしめ何か落ち着かない様子でいる。
SE2 屋上扉の開閉音
*ヤマさんが出てくる。
ヤマさん 「お、なんだ、兄ちゃんか。珍しいな、その恰好。あ、そうか、今日は休みだからか。」
秋野 「どうも。」
ヤマさん 「しかし、お前も変わってるねえ。正体を明かせばいいのに。」
秋野 「・・・絶対黙っててください!!・・すみません、お願いします。」
ヤマさん 「まあ、そりゃお前がいいって言うならいいけどさ。何か考えがあってやってんだろうし。」
秋野 「まあ。」
ヤマさん 「健気だね。」
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ヤマさん 「馬鹿。お前じゃないよ、コスモスだよ。」
秋野 「ああ、コスモス。」
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秋野 「でも、そんなところで咲いても、誰も見てないんじゃないですか?」
ヤマさん 「乙女の純真。」
SONG19 【 どこにでも咲く花 】 *イントロスタート
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誰かが見てあげるもんじゃないのかい? お前のようにね。」
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秋野 誰もが気付かない 気が付かない、誰も
ヤマさん でも、みてごらん、綺麗だろ。
秋野 一つ一つ 一生懸命 こんなに必死に咲いてる
ヤマさん 必死な花は美しい 必死な君は美しい
二人 誰かに気付かれなくてもいいじゃないか
他の誰かがきっと気付いてるよ
ほら、見てごらん コンクリートの上
背筋を伸ばし 咲き続ける花を コスモスを
*後奏中に
秋野 「もう暫くの期間、警備員室で休憩させてください。」
ヤマさん 「ああ、いいよ。まあ、休憩って言っても、お前はずっと館内のモニター見てるけどな。」
秋野 「ええ、決めた事なんで。すみません、迷惑かけて。」
ヤマさん 「本当だよ。警備員室に人入れてるなんてバレたら、俺はクビだよ。」
秋野 「すみません。」
SE2 屋上扉の開閉音
SONG19 【 どこにでも咲く花 】 *おわり
*町田が入ってくる。
ヤマさん 「おお、町田君。こっちに来てたのか。」
秋野 「それじゃ、俺、行きます。」
*秋野、屋上から去る。それをじっと見ている町田。
SE2 屋上扉の開閉音
ヤマさん 「大変そうだな。」
町田 「ええ。ご心配をかけてすみません。」
ヤマさん 「それで、どうなんだ、アムールは。なんか手はあるのか?」
町田 「ええ、まあ。」
ヤマさん 「なんだよ、もったいぶらずに言えよ。」
町田 「すみません。例えヤマさんでも、それだけは教えられないんです。」
ヤマさん 「そうか。」
町田 「それより、さっきの男の子の事教えてもらえませんか?」
ヤマさん 「え?」
町田 「いえ、仲良さそうでしたから。」
ヤマさん 「盗み聞きはよくないな。それに俺の質問には答えないのに、俺には教えろってか。」
町田 「はい、アムールは分の悪い一発勝負をしている時期ですから、念には念を入れておかないと。」
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