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第3証【イブの断片】
【イブの断片編】ep.31『ノヴァ(新星)』(前)
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メア『お姉ちゃん、大丈夫?…』
ビスマルク『えぇ…私は…、それより…』
メア『うん、こっち 』
ビスマルクはメアと共に家の中へと入っていく
その家の奥 ジャンヌが担ぎ込まれた部屋の前で、ビスマルクは鳥の羽の一片のような白い羽をひとつ拾う
ビスマルク『…』
メア『ん?…何だろ?それ?…』
ビスマルク『鳥?…』
メア『うち、鳥なんて飼ってないよ?…』
『お姉ちゃん、ちょっと見せて!…』
『奇麗…天使の羽みたい!…でも、ここまで奇麗な白い羽を持つ鳥なんて、この森にいたっけな?…』
『ねぇ、お姉ちゃん?…』
ビスマルク『ん?…どうしたの?』
メア『これ、貰っといてもいい?』
ビスマルク『え?…いいけど…』
カチャ!…
メアが、扉のノブに手を伸ばしそのノブを回そうとした時
リリー『メ、メアか?!』
『ま、待て! 入ってはならん!!』
リリーは凄い剣幕で、メアの入室を止める
ビスマルク『!リリーさん!?姉さんは?…姉さんに何か?』
ローズ『…ビスマルク!もう止めなさい!…私達は、貴女がビスマルクで、こちらがジャンヌだと、もうわかっている!それより…大事な話が貴女にある 』
ビスマルク『?!…』
ローズ『メア、私達はビスマルクと大事な話があるから、貴女は自分の部屋で待つように!話が終わるまでこの部屋に近づいては行けません!わかりましたね?…』
メア『う、うん…お姉ちゃん大丈夫なの?お姉ちゃん…私の為に…』
ローズ『それは大丈夫、みんな貴女を責めてはいないわ!…ジャンヌも、貴女が無事で安心しているって』
メア『う、うん…ならわかった…自分の部屋に行く前に一言いい?…』
ローズ『何ですか?…』
メア『お姉ちゃん…いやジャンヌ姉さん!…ありがとう!』
カタカタカタ…
メアが自室に向かったのを確認して、ビスマルクはその部屋へ入室する
ビスマルク『では、失礼します…』
ビスマルクが入室したと同時にビスマルクの前にリリーが立ち塞がる
ビスマルク『え?…リリー…さ…ん?』
リリー『ビスマルク!…とりあえず、一度 深呼吸をしなさい!…』
ビスマルク『は、はい…スゥ~ フゥ~』『そんなに容態が悪いのですか?!』
リリー『い、いや 健康状態も傷の方も大した問題は無いんだが…』
『ビスマルク!…お前、どこまでジャンヌの事を知っている?』
ビスマルク『え?…す、すいません…言っている意味が少しも解りません…』
リリーがビスマルクに何かを差し出し
『これに、見覚えは?』
差し出されたそれは、さっきビスマルクとメアが部屋の前で拾った白い羽と同じ羽の一片であった
ビスマルク『そ、それなら…先程、この部屋の前で…大変奇麗な羽で、この森でも珍しいと言って、メアが…』
リリー『これを目にしたのは、それがはじめてなんだな?』
ビスマルク『は、はい…そうですが…』
『その…鳥の羽が…何か?…』
リリー『いや、ビスマルク!…これは鳥の羽ではなく…ジャンヌの羽なんだよ…』
ビスマルク『え?ジャンヌ?…こんなもの身に付けていたかしら?…』
リリー『これは、装飾品ではなく、ジャンヌの体の一部から抜け落ちたものだ!…』
ビスマルク『え?ジャンヌの…体?…』
『い、いったい何を言っているのですか?…おかしいですよ、リリーさん!』
『兎に角、ジャンヌに会わせてください!…』
リリー『なら…自分の目で事実を確かめなさい…』
『ローズ!』
ローズ『はい…』
『ビスマルク…ジャンヌはこちらよ…』
ビスマルク『えぇ…私は…、それより…』
メア『うん、こっち 』
ビスマルクはメアと共に家の中へと入っていく
その家の奥 ジャンヌが担ぎ込まれた部屋の前で、ビスマルクは鳥の羽の一片のような白い羽をひとつ拾う
ビスマルク『…』
メア『ん?…何だろ?それ?…』
ビスマルク『鳥?…』
メア『うち、鳥なんて飼ってないよ?…』
『お姉ちゃん、ちょっと見せて!…』
『奇麗…天使の羽みたい!…でも、ここまで奇麗な白い羽を持つ鳥なんて、この森にいたっけな?…』
『ねぇ、お姉ちゃん?…』
ビスマルク『ん?…どうしたの?』
メア『これ、貰っといてもいい?』
ビスマルク『え?…いいけど…』
カチャ!…
メアが、扉のノブに手を伸ばしそのノブを回そうとした時
リリー『メ、メアか?!』
『ま、待て! 入ってはならん!!』
リリーは凄い剣幕で、メアの入室を止める
ビスマルク『!リリーさん!?姉さんは?…姉さんに何か?』
ローズ『…ビスマルク!もう止めなさい!…私達は、貴女がビスマルクで、こちらがジャンヌだと、もうわかっている!それより…大事な話が貴女にある 』
ビスマルク『?!…』
ローズ『メア、私達はビスマルクと大事な話があるから、貴女は自分の部屋で待つように!話が終わるまでこの部屋に近づいては行けません!わかりましたね?…』
メア『う、うん…お姉ちゃん大丈夫なの?お姉ちゃん…私の為に…』
ローズ『それは大丈夫、みんな貴女を責めてはいないわ!…ジャンヌも、貴女が無事で安心しているって』
メア『う、うん…ならわかった…自分の部屋に行く前に一言いい?…』
ローズ『何ですか?…』
メア『お姉ちゃん…いやジャンヌ姉さん!…ありがとう!』
カタカタカタ…
メアが自室に向かったのを確認して、ビスマルクはその部屋へ入室する
ビスマルク『では、失礼します…』
ビスマルクが入室したと同時にビスマルクの前にリリーが立ち塞がる
ビスマルク『え?…リリー…さ…ん?』
リリー『ビスマルク!…とりあえず、一度 深呼吸をしなさい!…』
ビスマルク『は、はい…スゥ~ フゥ~』『そんなに容態が悪いのですか?!』
リリー『い、いや 健康状態も傷の方も大した問題は無いんだが…』
『ビスマルク!…お前、どこまでジャンヌの事を知っている?』
ビスマルク『え?…す、すいません…言っている意味が少しも解りません…』
リリーがビスマルクに何かを差し出し
『これに、見覚えは?』
差し出されたそれは、さっきビスマルクとメアが部屋の前で拾った白い羽と同じ羽の一片であった
ビスマルク『そ、それなら…先程、この部屋の前で…大変奇麗な羽で、この森でも珍しいと言って、メアが…』
リリー『これを目にしたのは、それがはじめてなんだな?』
ビスマルク『は、はい…そうですが…』
『その…鳥の羽が…何か?…』
リリー『いや、ビスマルク!…これは鳥の羽ではなく…ジャンヌの羽なんだよ…』
ビスマルク『え?ジャンヌ?…こんなもの身に付けていたかしら?…』
リリー『これは、装飾品ではなく、ジャンヌの体の一部から抜け落ちたものだ!…』
ビスマルク『え?ジャンヌの…体?…』
『い、いったい何を言っているのですか?…おかしいですよ、リリーさん!』
『兎に角、ジャンヌに会わせてください!…』
リリー『なら…自分の目で事実を確かめなさい…』
『ローズ!』
ローズ『はい…』
『ビスマルク…ジャンヌはこちらよ…』
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